weekly Food104 Magazine 2022年9月28日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しております。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えておりました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、

会津大学・短期大学等でも非常勤講師をしておりました。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【巨峰の白ワイン蒸し】

田主丸町は、久留米市と合併する前から果樹栽培で全国に知られている町です。

特に大玉のぶどうの品種である「巨峰」を産んだ町として有名です。

最近でこそ、シャインマスカットやピオーネにトップを譲っていますが、甘さや大きさでは、まだまだ人気がある品種です。

耳納山の斜面に広がるブドウ畑では、柿や梨と共に広大な面積で栽培されています。メインは贈答用であるために、形を整えた実や、台風などで落ちた房などが大量に出てくるそうです。ジュースなどの加工に回るとはいうものも、精魂込めて作った作物が買い叩かれている状況が続いているのです。

そういった栽培農家の話を聞いて立ち上がったのが町でレストランスプーンを営む井上シェフです。

試行錯誤を繰り返し、フランス産有機白ワインを加えて低温加熱、アルコールを飛ばした後に急速凍結させる方法に辿り着きます。

「巨峰白ワイン蒸し」として店舗と通信販売で販売をしています。

ブドウと白ワインだけというシンプルな製品ですが、凍ったままでシャリシャリ食べても、溶かしてブドウのプルプル感を楽しんでも良し。皮のまま食べることができます。種はありますが、それほど気になりません。

それ以上にフレッシュな食感が残っているので、軽いデザートとして重宝しそうです。

レストランスプーンでは、近郊の農家から仕入れた野菜をふんだんに使ったコース料理を楽しむことができます。地元の農家と共に歩いていこうというシェフの想いが伝わってくる一品だと思います。

レストランスプーン

https://www.restaurant-spoon.com/

ショップ内 巨峰白ワイン蒸し冷凍パックのページ

https://spoon1127.thebase.in/items/33225784

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 233回目

本日は武蔵野美術大学インターン生、高さんのレポートです。

「豊な空間と癒し」水戸屋で過ごす休日

仙台の秋保温泉は、兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉とならぶ日本三大御湯(皇室の御料温泉)のひとつです。仙台駅からバスで約30分、名取川の上流にある温泉地で、開湯1400年の古い歴史があり、奥座敷として賑わいのある大きな温泉街です。

先週、秋保温泉のホテルニュー水戸屋で贅沢な一日を過ごしました。今でもその余韻が残っています。

「お部屋」

お部屋に入ってすぐ、思わず “広い!”と声を出してしまいました。スタンダードの一般客室なのに、自宅のような広々とした居心地のいい空間でした。とても大きなホテルで、他の部屋タイプは広々とした和洋室、特別室、半露天風呂付き客室も選択できます。

若いカップルの記念日旅行から、お子様連れの家族旅行まで、幅広い年齢層に対応したお部屋がありました。

「温泉」

水戸屋には3つの大浴場と16趣の湯巡りが楽しめます。夕食前、夕食後、翌朝などの時間帯で、入浴できる大浴場が変わるので、さまざまな温泉をたっぷりと体験できました。自然を感じられる岩風呂、充実した内風呂、外気を感じられる満月風呂、そして1人ずつ楽しめる陶器風呂など、楽しくて癒される湯巡りでした。

個人的には、朝の露天風呂が一番お気に入りでした。新鮮な空気を吸いながら、朝から良い気分に浸ることができました。

「お料理」

夕食は郷土の素材を盛り込んだ会席料理です。

秋保温泉は海、山が近くにあります。地域の食材を使って丁寧に作られた旬の海の幸、山の幸の料理を存分に味わうことができました。特に、黒毛和牛しゃぶしゃぶや、鯛うー麺とティシエ特製のマンゴープリンがとても美味しかったです。朝食はバイキングの形式で、和洋約30種類以上のメニューがありました。

日本庭園を眺めながら、お刺身、ずんだ餅、釜飯など様々な宮城の美食をいただきました。

「施設」

秋保温泉への旅がより思い出深くなるように、水戸屋では豊富な施設がありました。庭園、カフェ、美術館、売店、朝市、プール、カラオケ、卓球台などです。

私が一番気に入ったのは、四季折々の表情を眺めることが出来る日本庭園です。美しく涼しげな緑と池で泳ぐ魚を眺めながら、ゆったりと自然と親しむ特別な時間を過ごしました。インターン生3人で温泉後に卓球をしたのも楽しい思い出になりました。

「周辺散策」

ホテルニュー水戸屋の周辺には、観光地がたくさんあります。「秋保工芸の里」で、伝統工芸の職人たちが、9つの工房で丹精こめた作品を展示しています。コマやお箸、こけしの絵付けを体験することもできます。「秋保大滝」では、川沿いに遊歩道があり、豪快な滝を間近で楽しむことができます。

ホテルニュー水戸屋は、私にたくさんの初めての体験を与えてくれました。こちらの旅館の楽しみ方はまだまだあるので、私はぜひ再訪して、様々な体験をしてみたいです。そして、コロナが終わり、家族を連れて日本の温泉旅館の文化に触れられる日を楽しみにしています。

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

food field creative

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。

 社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。

その他

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ、校友会企画委員

深沢アート研究所 マネージャー

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第302回

柿の熟れ具合が気になる今日この頃です。

我が家には筆柿のような先の尖った縦長のタイプ、丸い平たいタイプのものなど4種類あります。全て渋柿なので、ゼリー状に完熟させてスプーンで食べます。

油断すると鳥に先を越されてしまうので良い塩梅で収穫します。渋柿のヘタ部分に焼酎などをつけると甘くなると日本の方に教わりました。イタリアでは焼酎の代わりにグラッパを使えば良いのかとも思いますが、未だ試したことはありません。

イタリア語でも柿はCachi(カキ)と呼ばれています。1880年にナポリの近くのサレルノ地方に持ち込まれたのが初めとのこと。今でもカキと呼ばれているところを見ると日本経由だったに違いありません。

その後20世紀になるとシチリアや北部のエミリア・ロマーニャ州でも生産されるようになり、今では一般的な秋の果物になりました。お店には日本から輸入された品種(FUYU、KAWABATAなど)やイタリアで改良された品種(Loto di Romagna, Vaniglia della Campaniaなど)が色々と並んでいます。もっぱら生食用です。干し柿にする習慣はありません。地中海性気候の冬は湿気が多いので、作りにくいかも知れないと思います。

イタリアでは一般的に日本ほど果物の加工品やお菓子などのヴァラエティは豊かではありません。輸入された歴史が比較的短い外国原産の果物ですから、柿渋や柿の葉など実を食べる以外の「柿の文化」というのは伝わっていません。そこまで深く生活に根付いている植物ではないのです。

北部ピエモンテで豚熱が発生したことによって今年からイタリア産の豚肉、豚肉加工品は日本への輸入禁止となっています。生ハムもイタリア産のものは輸入業者さんの在庫も底をとっくについているでしょう。

生ハムといえばイタリアではパルマやサン・ダニエーレ産が有名ですが、もちろんプーリアでもどこでもそれぞれの地元に生肉を塩漬けにした豚肉加工品があります。

日本では食肉加工品はヨーロッパから学び歴史はまだ浅いですが、日本人持ち前の技術革新、品質向上努力で美味しいものが出来る様になってきています。チーズ然り、ワイン然りです。今までコスパでは負けていましたが、昨今の円安も追い風になり国産品をアピールするチャンスですね。

元々地産地消が原則のイタリアの食文化を学べば国産の食材を大切にすることに目を向けるのは至極自然なことに思われます。文化を学ぶという意味では技術的な事だけではなく、自然環境や歴史に基づく食物との関わり方の相違点も重要なポイントだと思います。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

9月22日-9月28日

■コロナ禍で都内飲食店の「訴訟事件」が急増。訴訟理由のトップは「家賃滞納」

Foodist Media

https://www.inshokuten.com/foodist/article/6627/

■ゆで太郎システムの第二の主力業態「もつ次郎」が1年で85店鋪開店で2022年末には109店鋪に じっくり煮込んだ「もつ煮定食」は税込680円でご飯大盛り(320g)無料

ネタとぴ

https://netatopi.jp/article/1441975.html

■パン業界の再編が加速!外食企業がベーカリーショップに熱視線

M&A Online

https://maonline.jp/articles/bakery-20220923

■夢が膨らむ鳥貴族HD 「やきとり大吉」買収で1100店舗規模に 北米進出の検討も復活 居酒屋業界でトップクラスに

zakzak byフジ

https://www.zakzak.co.jp/article/20220921-K6ZNM2T7HZPNBP4N5IZVJC4YLQ/

■外食業界回復へ宅食・給食注目 ワタミ、独居高齢者向け弁当 居酒屋より業績堅調

日本農業新聞

https://www.agrinews.co.jp/economy/index/104238

■串カツ田中の焼肉店「タレ焼肉と包み野菜の専門店 焼肉くるとん」代官山店オープンで東京進出、10種の野菜で肉を包む「サムギョプサル」、オルチャンプルコギ鍋も

食品産業新聞社

■「チーズ IN ハンバーグ」がチーズを12種に増やし、美味しさ大刷新で超都心店では110円値上げの税込879円に! すかいらーくが7月に続いて、10月に再値上げ ガストは「地方都市」「都市部」「超都心」の3区分に

ネタとぴ

https://netatopi.jp/article/1442182.html

■Suicaペンギンのクリスマスケーキが登場します。

ホテルメトロポリタンから、「Suicaのペンギン」をモチーフにしたケーキなど、5種類のクリスマススイーツの予約が10月1日から開始されます。

ピスタチオクリームをツリーに見立てた「Suicaのペンギン クリスマスツリーケーキ」や縦39cmのSuicaペンギンの周りにアイシングクッキーが散りばめられた「Suicaのペンギン パーティーケーキ」など、かわいらしい見た目のスイーツがラインナップされるそうです。

先日Suicaペンギンのケーキを食べに行きましたが、目の前に運ばれるととてもワクワクしました!このケーキも、クリスマスのワクワク感をより高めてくれそうですね! 【K】

『ホテルメトロポリタン クリスマスケーキ2022』人気のSuicaのペンギン クリスマスケーキも販売

10月1日(土)より予約開始

JR東日本ホテルズ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000699.000030117.html

■神奈川大学の学生が「地産地消」イベントを実施します。

横浜市は、神奈川大学経営学部の学生と横浜で生産された野菜をPRする取り組みとして、高島中央公園にて学生企画の地産地消PRイベントを9月-11月の第4日曜日に開催します。

スタンプを2つ集めるとエコバッグがもらえる「お買い物スタンプラリー」や、野菜を切り落とした部分を使ったスタンプでポストカードを作る「野菜スタンプポストカードづくり」のワークショップなどが企画されているそうです。

学生がイベントを企画し、PRすることで、地域産の食材の魅力が若者にもより伝わりやすくなりそうですね! 【K】

神奈川大学の学生たちと一緒に横浜でSDGs!未来を担う学生自ら企画した、地産地消イベント等を実施します!

横浜市

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000978.000013670.html

■岡山の魅力を発信する複合施設がオープンします。

両備ホールディングス株式会社は、「URBAN OASIS & WONDERFUL SETOUCHI」をコンセプトに掲げた、「衣」「食」「住」の複合施設「杜の街グレース」を岡山市にオープンしました。

中四国初出店のDEAN&DELUCAでは、地域の食材を使用した岡山限定メニューの提供、老舗きびだんごメーカー山脇山月堂プロデュースの「豆と餅」の出店、岡山デニムを使用したチェアのあるフードホールなど、岡山・瀬戸内の魅力の詰まった施設になっているそうです。

この施設は、「岡山」の魅力を日本、世界に発信するだけでなく、地域の方が再認識するきっかけにもなりそうですね! 【K】

日本や世界へ岡山の魅力を発信する新たなランドマークが誕生!複合型施設「杜の街グレース」グランドオープン

両備ホールディングス株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000052428.html

■イノベーティブ京都フレンチのレストランとしてリニューアルオープンします。

HOTEL THE MITSUI KYOTO内のシグネチャーレストラン「都季(TOKI)」は、「フォン=だし」を新たなコンセプトとしたイノベーティブ京都フレンチのレストランに生まれ変わります。

水の都と呼ばれる京都の「水」によって発展した「出汁」文化と、伝統的なフランス料理文化を融合させたコース料理が楽しめるそうです。

リニューアル後は、京都産の食材を調達することや、廃棄されてしまう酒粕の採用なども行うそうなので、「サステナブル」という観点からも魅力的なレストランだなと感じます。 【K】

HOTEL THE MITSUI KYOTO シグネチャーレストラン「都季(TOKI)」がコンセプト新たに登場

2022年10月1日より“イノベーティブ京都フレンチ”としてリニューアル

HOTEL THE MITSUI KYOTO

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000054747.html

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

伊勢廣京橋本店

 東京駅周辺が激変しています。その中でも八重洲口駅前が大きく変わっています。駅前には八重洲ミッドタウンができ、その裏から京橋にかけて大きなビル工事中です。東京駅周辺は昔からの老舗居酒屋が多いのですが、それが変わりつつあります。

 この界隈で老舗の焼き鳥屋京橋伊勢廣本店(創業100年以上)に行きました。古い店で台風で吹っ飛びそうな小さな木造建物2つが、再開発で道路反対側に2年前に移転新築しエレベーター付きの広い店になっていました。

 今や予約の取れない名店の麻布十番・世良田店主、瀬良健太郎(私が立教中高時代の同級生)が20代の頃、大学を中退し修行をして、父親が東京日産勤務だったという縁で、六本木の日産ビル地下に店を構えました。

その瀬良が修行中に利用して以来好きなお店です。世良のお店にはマクドナルド六本木地区のSV時代に通いました。50数年前はまだ高級焼き鳥が少なく、伊勢廣はその中では特別の存在でした。当時は新鮮な闘鶏のしゃもを使って店舗で解体していました。

伊勢廣で断トツなのはとろけるようなレバ(フォアグラ以上のおいしさ)と、包丁で軟骨と一緒に叩いて作るつくねです。以前は外から見える場所で作っていたのを思い出します。

 前の店は狭くて2軒に分かれており、テーブル席もなく体の不自由な私には利用できませんでした。新しい店は3フロアーで、各階に焼き台があり、2、3階にはテーブル席もあり接待に使えます。

ここの焼き鳥は結構なお値段がするので、近所の大企業は接待に使います。でも以前の旧店では安っぽく見え、食通以外は連れていけませんでした。また以前はお酒の種類が少なく、酒は新潟の吉野川という大衆日本酒でした。

今回は日本酒、ワインともに増えました。でもあまり飲むのは推奨されませんのでご注意を。夜は結構なお値段になるのでランチがおすすめです。焼き鳥2本からの焼き鳥丼があります。ちゃんとサラリーマンの昼食要求にこたえています。

 ランチはお得で今回はちょっと贅沢に9本コース三千九百円をいただきました。ごはんと一緒に飲む鳥スープの濃さが最高です。最初に訪問するなら、お昼がおすすめです。

画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=5475171255892998&set=pcb.5475172625892

公式HP

https://www.isehiro.co.jp/honten/

食べログHP

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13251802/

王の取材記事

そのほかのレストランチェックは私のfacebookをご覧ください。

以上

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #910 2022/9/22

https://note.com/kassie/n/nf4e875b5c570

飲食業界ニュースまとめ #911 2022/9/23

https://note.com/kassie/n/nb7b8ac145810

飲食業界ニュースまとめ #912 2022/9/24

https://note.com/kassie/n/nac3acf4698cc

飲食業界ニュースまとめ #913 2022/9/25

https://note.com/kassie/n/n7d8cffffb6ad

飲食業界ニュースまとめ #914 2022/9/26

https://note.com/kassie/n/nb5d9c4521178

飲食業界ニュースまとめ #915 2022/9/27

https://note.com/kassie/n/n2923aae892b2

飲食業界ニュースまとめ #916 2022/9/28

https://note.com/kassie/n/n8c9eb9a51eea

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

Goo外食ニュース

https://news.goo.ne.jp/topstories/business/559/

サンケイBIZ

https://www.sankeibiz.jp/business/lists/service-n.htm

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

NRN紙

http://www.nrn.com/

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リース、王利彰のレストランチェック等、最新の食情報をお送りするだけで

なく、食関連のあらゆる悩みの解決をいたします。

Food104マガジンスタッフ

発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子

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このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。

日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。

有限会社清晃(せいこう)業務内容

王利彰 経歴

ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を

企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、

将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、

と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

————————————————– 週刊Food104 —–

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