weekly Food104 Magazine 2024年4月3日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しています。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えていました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、会津大学・短期大学等でも非常勤講師の経験があります。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策は「月刊厨房」で1年間記事を連載しました。

フードコンサルタント王利彰は長年「メーリングリストfspro」で業界関係者と双方向のコミュニケーションをしてきました。現在は、Facebookのオンラインサロンへ移行。

FSPROメーリングリスト(外食産業情報“無料”オンラインサロン)

(https://www.facebook.com/groups/280530300281763)

外食産業でご活躍の皆さまはもちろん、卒業された方々の経験や知識も共有していただける場になるよう、皆様からの投稿をお待ちしています。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【雪ん子寿司】

このマガジンのコラムニストでもある大橋美奈子さんが、大分県佐伯市に移住されているので、九州担当としては会いにいくしかないでしょう。

ということで、大分県南東部の佐伯市に出かけました。

佐伯市のことは大橋さんがレポートを書いてくれているのでお任せしないといけないところですが、大橋さんが移住される以前から食べてみたかった、「雪ん子寿司」だけは紹介したいなと思います。

佐伯市は2005年に1市5町3村が合併した九州で一番面積の大きな市です。

雪ん子寿司を作っている、愛の里工房も本匠村という少し山手にある村にありました。

大分県といえば「一村一品運動」、「雪ん子寿司」を作った高橋さんが村の名物を作りたいと発想してからやがて30年になります。第14回きのこ料理コンクール全国大会で最優秀賞に輝いているそうです。

椎茸にうっすらと雪が積もったイメージから、「雪ん子寿司」と名付けられたお寿司は、味付けた干し椎茸に薄切りした酢漬けの大根が乗ったお寿司です。

ヘルシーで、見た目も爽やかで、今でも人気なのです。

「雪ん子寿し」誕生から28年 変わらぬ人気ぶり…考案した女性の思い

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/482480?display=1

愛の里工房

https://yukinkosushi.stores.jp

大橋さんの案内で、港の駅で活きのいい魚を使ったお寿司と一緒にいただきました。魚の寿司も抜群に美味しいのですが、雪ん子寿司もさっぱりとして美味しくいただきました。

この市場は2021年5月に「ごまだし」として紹介しています。今回も、ごまだしの乗ったうどんを食べました。エソなどの魚を炙って胡麻と一緒にすり潰し、お醤油などで味付けただしは、それだけでうどんが出来てしまいます。

佐伯には、海山とも美味しい素材に溢れています。

大橋美奈子さんには、これから沢山紹介して頂くことを期待したいと思います。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第365回

大分県佐伯市の地域おこし協力隊として着任して6ヶ月が経ちました。4月の新年度からは観光ブランド推進部 観光・国際交流課が私の所轄部署で、インバウンド誘客担当(特に欧米豪から)というのが私のポジションです。プーリアと佐伯行ったり来たりしながらの活動、あと2年半の任期中どこまで、何ができるか、とにかく楽しみながら進んで行きます。

先週の土日に佐伯市のメインイベント、「桜まつり」が行われました。初代藩主毛利高政が築城した佐伯城の城下町の武家屋敷通りを市民が扮装して菊姫行列、大名行列が行われるほか、メインストリートである国道を地元のブラスバンドや和太鼓チームがパレードしたり、街の中心部全台が舞台になります。お天気にも恵まれ桜の花もちょうど良い具合に開花し、大変盛り上がったイベントでした。

普段は「人混み」には縁遠い佐伯ですが、多分一年で一番人口密度の高い2日間でした。

「桜まつり」と同時開催で年に1度の地域おこし協力隊の活動報告会も行われました。

私は、「簡単おもてなし英会話講座」を開きました。未来の担い手である小さい子供達と体験旅行や農泊などに即戦力として働いてもらいたい時間と好奇心ある元気な高齢者の方々をターゲットとして想定していたのですが、バッチリな感じで老若男女予想したより多くの方々がお集まりいただきました。

また、地元プーリアの農業高校と佐伯の高校との交換留学のプロジェクトを進めている私にとって、「まさに!」思うようなお子さんに英語を習わせたいとか、海外留学もさせたいというお母さんもお訪ねくださり大変嬉しく思いました。

ニューヨークから2週間の予定で訪日中で友人を訪ねて佐伯にいらした御夫妻にも御目にかかりました。その方がおっしゃっていた事でさらに、「まさに!」と思ったことがあります。

彼女曰く、東京、京都、金沢を巡ってきたが、どこも大変な混雑で充分に楽しめなかった。佐伯に来て初めて自分が思い描いていた「日本」を感じることができた、とのこと。

観光客にとって、佐伯の海辺にも山にも街にも川沿いにも溢れる桜は、日本の原風景そのもの。

おりしも大名行列や和太鼓、御神楽や軒並み並んだ屋台など日本情緒満載のまつりをちょうど良い人混みの賑わいの中、パーソナルに楽しめる機会はむしろ貴重なものに違いないと思いました。有名ではない地方の魅力を効果的にアピールする方法として「桜まつり」は最強です。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をし、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

3)FBプロデューサー日記 305回目

「オージー・ミートフェスティバル」 4/6(土)@中野

オージーラムのPR大使「ラムバサダー」の石川です。

オージーラム、そしてオージービーフも食べられるイベントで

最高のお花見を、都会のオアシス「中野セントラルパーク」で楽しみましょう!

ラムバサダー&オージー・ビーフ・マイトに会い来てくださいね!

皆さん良く食べていただいている「オージー・ビーフ」とは

日本の約20倍の広さのあるオーストラリアでは、なんと約2,611万頭(2021年推計)もの牛が飼育されています。そしてオージービーフは生産量の約75%を輸出しています。

日本で食べられている牛肉の約1/3は、オーストラリア産なのも納得です。

優れたトレーサビリティ・システム、厳格な品質保証制度や格付制度といった世界トップクラスの管理体制のもとで生産されていて、日本では、マクドナルドのパティで使われているのが有名です。

オーストラリアでは、広々とした豊かな自然の中でのびのびと牛を育てています。そして、すべての牛に、個体識別番号と農場識別番号がデータ化された電子タグが装着され、牛が生まれてから牛肉へと食肉加工されるまでのトレーサビリティシステムで管理されています。出荷される牛の安全性と品質については、全国出荷者証明書(署名入り)があり、申告に万一虚偽があった際には厳しい処罰が課せられるなど、厳しい品質管理が行われています。

さて、このオージービーフ、そしてオージーラムをたっぷり楽しめるイベント「オージー・ミートフェスティバル」が、今週末4/6(土)に行われます。

豪華なメニュー、店舗はこちらです!

1.厚切りステーキ食べ比べ

2.野菜たっぷりヘルシーローストビーフデリ

3.ラムバサダー特性ラムチョップ

4.味坊 by Lambassador 梁宝璋

5.カレーだしっ!by Lambassador Curryman

6.TEAM outside「ステーキの焼き方講座」

7.ビーフとラムのコロッケバーガー by Ironbark

8.味付ジンギスカン by ジンギスカン応援隊

9.ロングフェロウズ・トウキョウ(ミートパイ)

10.ロングフェロウズ・トウキョウ(ワインブース)

11.zenta coffee代官山

12.ジンギスカンのジンくんオリジナルグッズ

13.東京山九フェニックス(女子ラグビーチーム)

↓詳しくはこちらをご覧ください

https://www.aussiebeef.jp/event/aussiemeatfes

【開催概要】

日時:2024年4月6日(土)11:00-16:00

※売り切れ次第終了

場所:中野セントラルパークウッドデッキエリア(中野駅北口徒歩5分)

毎年、大人気なので、早めに来ないと売り切れてしまいます!

会場でラムバサダーを見かけたら、声をかけてくださいね。

お待ちしています!

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

株式会社FOOD FIELD CREATIVE

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」開業を担当、王先生と最適厨房研究会などでご一緒させていただきました。

お客様へのプレゼンや、HCJなどの展示会では、有名なシェフの方にご出演いただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 フードビジネスプロデューサーとして独立して8年、おかげさまで活動の幅を広げています。リケジョとしての能力を活かし、厨房機器メーカー、フランス料理界、東京都や北海道、福島県などの生産者支援や、オーガニック農業の推進、観光、料理、厨房業界のPRに幅広く取り組んでいます。

さらに、農林水産省 令和5年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イ令和ノベーション対策)受託事業、北海道びえい農泊 DX推進協議会の事務局長になりました。丘のまちびえいから、美味しいものの情報をお届けします。

王先生のFSPROでニュースクリップを担当するインターン生、募集中です!

びえい農泊 DX推進協議会 事務局長

東京都農林水産振興財団 チャレンジ農業支援センター販路開拓ナビゲータ

福島県楢葉町6次産業化アドバイザー

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミティエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会 監事

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ理事、校友会企画委員

調理技術教育学会 会員

一般社団法人 日本商環境デザイン協会 正会員

深沢アート研究所 マネージャー

東京お米サロン

4)飯田真弓さんより26回目の記事です

【ニューヨークのグルメ1】

パリ同様、この路線のアサインがあると、どんな美味しいものを食べようかと、胸が躍ったものです。生まれて初めて初のニューヨークステイは何とクリスマス。世界一華やかな街が、一年で一番煌めくホリデーシーズンです。ニューヨークは東京より少しだけ高い緯度にありますので、街には雪も舞い散り、美しいホワイトクリスマスとなります。さあ、初めてのニューヨーク、クリスマスのディナーをどこで食べようかと、同乗する先輩たちと楽しい相談が始まります。ニューヨークはあらゆるグルメが集結しますので、選択肢はあまたあります。

その日ニューヨークに定刻どおり降り立った私達は、市内のホテルに荷物を置くと、休みも取らず街に繰り出しました。貴重なホリデーシーズンのニューヨークステイの時間を一瞬たりとも無駄にしたくないからです。まるで映画に出てくるような街の雰囲気と世界中からの観光客に圧倒されながら、5番街のショーウインドウ、ロックフェラーセンターで世界一のクリスマスツリーを眺めたり、ホリデーマーケットでホットワインやつまみを買い食いしたりと、クリスマス気分を堪能します。街を歩いているだけで長いフライトの疲れを忘れることができました。

先輩達はディナーまでの時間、ブロードウェイの有名なショーを見に行くという事で、少しの自由時間ができた私は、グルメの冒険に出かけます。話題のお店があると同期から聞いていたのです。5番街の中心地から上へ上へと歩き、目指すはセントラルパークです。方向音痴な私ですが、幸いにもニューヨークは碁盤の目のように東西南北に道が走っていますので、道路の番号さえ間違わなければ、迷子にはなりません。目指すはセントラルパークにあるキッチンカーです。

だんだん雪が強くなり、公園に着いた頃にはくるぶしまでの積雪となりました。公園にはもう誰もいません。吹き付ける雪の中、全身雪だらけです。公園のどこを歩いているのかももはやわからなくなってきました。まるで雪山の遭難です。やっと公園のまん中に、キッチンカーの明かりを見つけた時は、ああ、これが希望の光というものだなと感じ、美味しい期待に思わず走りだしていました。実際には雪に足を取られ、走ってはいませんでしたが。

さて、このキッチンカーですが、今ではグローバルなブランドとして成長を遂げています。どのブランドでしょうか?小さなキッチンカーで営業していた店舗が、いまや米国の主要都市、日本、韓国などグローバルなブランドに成長しています。その日キッチンカーに辿りつき、オーダーしたメニューは、シンプルなホットドッグとバナナシェークです。雪の積もる中、冷たいバナナシェークは甘く、濃厚で、不思議と寒さは感じませんでした。むしろ雪に向かって歩いてきた体温を沈めてくれる美味しさでした。ホットドッグのソーセージはアメリカで定番の牛肉を使用しており、こくがあり、ホットドッグはソーセージが主役なんだなということを実感しました。

雪だらけになって歩いてきた小さな日本人の姿は、キッチンカーのスタッフにどう映ったのかはわかりません。しかし、店じまいをしていたにも関わらず、もう一度機器類にスイッチを入れ、できたてのホットドッグを満面の笑顔で提供してくれました。

キーワードは、ニューヨークのセントラルパーク、キッチンカー発祥。そしてホットドッグ、バナナシェーク、満面の笑顔のホスピタリティ。この3つの商品に現在ではビーフハンバーガ-という武器を加え、リアル店舗でのビジネスを展開し、大きく成長しているブランド。もうお気づきと思いますが、そのブランドは、「シェイク・シャック」です。セントラルパークでの普段の行列は100人を超えていましたが、その支持の理由は彼らのルーツと理念です。当時、セントラルパーク始めマディソン地区は荒廃した地域で、人が寄り付きませんでした。その地区に人を呼び戻したいという想いで始まったキッチンカー活動が共感を呼んだのです。

また、ホルモン剤や抗生物質を投与せずに育てた牛や豚などの原料を使うなど、安全安心の支持も集めています。美味しいだけはない、社会的な貢献や存在価値、いまや企業やブランドの成長エンジンとされています。私は、ただただ食いしん坊の嗅覚で、美味しい噂だけに惹きつけられ、雪の中たどり着いたこのブランドですが、真の価値にも引き寄せられていたのかもしれません。

このブランド戦略やブランドを含む、企業におけるバリューチェーンの作り方に関しての講座を、4月から「月刊厨房」にて連載いたしますので、そちらもぜひご覧ください。

https://www.jfea.or.jp/books/chubo_archives.html

次回はいよいよニューヨークのクリスマスディナーのお話をいたします。

【経歴】

「世界中の美味しいものを食べ歩きたい!」

幼い頃から、よく言えば食への探求心が強く、本当のところただの喰意地のはった究極の食いしん坊で、さまざまな専門料理を「食べる、作る」経験を積んでまいりました。10歳の頃には近所のお母さんたちに公民館で料理を教えるほどの特異な子供でした。そしてそんな喰意地の夢を叶えるために最初に選んだ職業はなんと航空会社の客室乗務員、CA。JALに入社し、目的の食はもちろん、最高峰のホスピタリティとチームワーク、徹底したマニュアルオペレーションと教育システム、ブランドエンゲージメントを習得することができました。国内および国際線パーサーまでを経験できたのはありがたいことです。

思いのほか真面目にフライトする一方で、ついたあだ名は「空飛ぶ胃袋」。お給料のほとんどとフライト以外の余暇はすべて食べることに費やしていました。当時はバブルのさ中でしたので、高価な食事をご馳走になる機会もありましたが、とにかく自腹でピンからキリまで胃袋と時間の許すかぎり食べ歩きました。国内のみならず、CAの特権を活かし、「飛んで行ける全ての地」においてさまざまなジャンル、規模のレストラン、ストリートフード、市場や小売店などを訪れることに多くの時間を費やし、食体験を深めていきました。帰国するスーツケースの中はいつもスーパーで買った食材でいっぱい、検疫で時間がかかるので先輩たちにはとても気を遣いました。同期が蝶よ花よと扱われ、いわゆる玉の輿に乗っていく中、「エンゲル係子」のあだ名もつき、とても対照的な20代を過ごしました。

その後、当時経験する機会の少なかったインド料理と文化をどうしても学びたいと、一念発起、なんとインドの財閥系商社に転職し、2年間を30年前のニューデリーで過ごしました。30年前のインドは想像を絶する世界、生活の近代化のレベルで言えば、若い女性が住むにはかなり厳しい環境でした。そのような中、インドだけでなく、周辺国チベットなどまで足を運び、食を経験しました。追ってこのお話もお伝えしたいと思います。

帰国後、創業者との縁あって日本発祥、海外にもモスバーガーを展開するモスフードサービスに入社しました。「世の中にないものを作る」をモットーに、当時圧倒的なプロダクトアウト力を備えると有名でしたこの会社の商品開発部門の黄金期に加わることができたのです。世界中での食体験を発揮するに最高の環境をいただきました。また、多様な新規事業のメニュー開発、商品企画、海外事業など幅広い経験を積むことができました。このお話も興味深いかと思います。

一方でプロダクトアウトとは真逆の世界、ブランディングとマーケティング戦略を軸に経営戦略を策定、実践を学ぶ環境に身を置き、スキルを身に着けました。その結果、一度は自身のブランドを立ち上げ、経営を行うことが必要と考えて独立。オーナーシェフとして東京都中央区に、無名のところから飲食店を開業しました。

2年近くほとんど休みも取らず毎日オープンキッチンに立ち、生のお客様と対峙することで多くの事を学びました。努力が実り、短期間で複数店に展開しました。何より嬉しかったのが、後輩シェフ達を育てることができたことです。同時に専門誌への執筆や企業様へのブランド立ち上げ、業態、メニュー開発などコンサルタントとしての事業も開始いたしました。

このコンサルティング事業をきっかけに、米国大手ハンバーガーチェーンのWendy‘s、世界最大店舗数のサンドイッチチェーンSubwayの国内展開のみならず、アジア地域においてのR&Dイノベーション、調達サプライチェーン、品質管理と食の安全を統括する機会をいただきました。世界に展開する米国2大チェーンの本社と働くことで世界の最先端を知ることができました。また、のべ2000以上の工場を視察、監査した実績がありますので世界中のあらゆる工場や生産現場を熟知しています。

さらに、Subwayにおいては店舗、現場を主役とするための営業、オペレーションの統括も任され、約10年にわたる負のスパイラルからの脱出、V字回復を2年間で成し遂げました。グローバルレベルのチェーンビジネス、FCビジネス、その手法とさまざまなパターンを横断的に熟知するに至りました。

現在は飯田真弓事務所を開設し、バリューチェーンの専門家として、サプライチェーンの上位概念であるバリューチェーンおよび各機能の評価、課題解決、戦略策定や実行など、外食のみならず、さまざまな企業様の成長を目指して寄り添い、お役立ちをさせていただいております。

趣味は筋トレとゴルフ。どちらも変態レベルでストイックに攻め、体脂肪率10%未満を常にキープ。ゴルフは2年で90切り。「健やかにしなやかに歳を重ねるコツ」や、「食べても太らない身体作りのヒント」もお伝えできると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

飯田真弓

飯田真弓事務所 代表/ フードサイエンティスト/バリューチェーン構築プロフェッショナル

miida@craft-wine.com

https://www.facebook.com/iida.mayumi

(一般社団法人)全日本食学会会員

http://aj-fa.com/

(公益社団法人)日本ヘルスケア協会会員

https://jahi.jp

ライザップBODY MAKEアンバサダー

【特記】

・品質管理、食の安全分野における専門性/GFSIの主要認証、BRCG(旧BRC)ASIAアドバイザリーボード(HACCP,ISOなど食の安全、管理領域含む)

https://www.brcgs.com

・フードサイエンスおよび官能評価技術/英国グローバルリソースであるLEATHERHEAD FRにて取得

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

3月28日-4月3日

■モスフードサービス/早朝無人納品を開始、セコマと海上輸送で協業

流通ニュース

■人事異動/日本マクドナルドのサラ・カサノバ会長が辞任

流通ニュース

■モスバーガー/国産牛100%バーガーを定番化、発売2カ月で350万食目標

流通ニュース

■ホットランド/米国ドジャー・スタジアム内に「築地銀だこ」オープン

流通ニュース

■丸亀製麺/カナダ1号店をバンクーバーにオープン

流通ニュース

■日本百貨店協会/2月の売上高は24カ月連続プラス14.0%増

流通ニュース

■池袋駅西口/国家戦略特別区域における都市再生分科会を開催

流通ニュース

■ロイヤルホスト/海外直営1号店をシンガポールにオープン

流通ニュース

■スターバックス/樹脂製グラス導入で廃棄物482トン削減

流通ニュース

■日本フードサービス協会/2月の外食売上11.4%増、インバウンド好調

流通ニュース

■ひらまつ社、ホテル6軒の資産を譲渡、運営は継続、運営特化で「食」基盤の滞在価値の強化へ

トラベルボイス

https://www.travelvoice.jp/20240328-155375

■マクドナルドが「ハッピーセット」の「ドラえもんとチューバのふえ」を自主回収 全国で3月15日-18日に販売

FNNプライムオンライン

https://www.fnn.jp/articles/FujiTV/678541

■ビッグマックが2700円! アメリカで年収680万円以下はマクドナルドにもう行けない

SmartNews+

https://www.smartnews.com/sp/4664428265677521463

■すき家、牛丼並盛430円に値上げ 深夜は7%加算

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC294W40Z20C24A3000000

■ファミレス/2月既存店すかいらーく14.5%増、サイゼリヤ24.0%増

流通ニュース

■米国マクドナルド/クリスピー・クリーム・ドーナツの商品を販売開始

流通ニュース

■物語コーポレーション/ソフトバンクロボティクスと包括的業務提携

流通ニュース

■ラーメン・カレー・定食/2月既存店丸亀製麺13.6%増、王将フード7.6%増

流通ニュース

■ゼンショー、ENEOS/すき家・はま寿司などの廃食油をリサイクル

流通ニュース

■大量閉店「サンマルクカフェ」が陥った“想定外の事態”。地方と都市部で異なる課題に苦しむハメに

日刊SPA!

■日本マクドナルドが揺れ続けた「日本か、アメリカか」の経営軸。藤田田・原田泳幸・カサノバ、歴代経営者で振り返る52年

集英社オンライン

https://shueisha.online/articles/-/250138

■今時の若者は知らない…営業終了「新宿アルタ」ビルの正式名称と、つくった男の「転落人生」

現代ビジネス

https://gendai.media/articles/-/126752

■宮崎大学としては初の大学生発ベンチャー1号が、東京ステーションホテルのメニューになりました!

大学の研究を活用して、地域の水産業を豊かに、そして日本の魚食文化をいつまでも残していくためにサステナブルな水産資源の活用を目指しているそうです。

サクラマス、とっても美味しそうです。食べてみたいな。【I】

Smolt、東京ステーションホテルでサクラマスとつきみいくらを提供開始

食材の最良を引き出す贅沢なフレンチスタイルで提供

株式会社Smolt

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000052431.html

■今年の春、身近な人が何人か引越しをしまして、ずいぶん時代と共に引越しの方法が変わっているなぁと思いました。フリマアプリを使って荷物を移動させるとか、レンタル家電を使ったり、色々ありますね!若い旅する料理人さんは、こんな方法を使っているのかと驚きました。旅するように暮らす、暮らしながら旅をする、そんな時代になりました。【I】

【Z世代は引越しも効率重視】約7割がタイパ・スペパを意識し、約4割は引越し業者を利用せず自力で引越し完了!

売り買い・収納サービスや、Instagram・YouTubeなどのSNSを活用するのが、Z世代流の引越し術

株式会社サマリー

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000004344.html

■動物モチーフの愛くるしいアフタヌーンティーが登場します。

銀座 並木通りに位置するライフスタイル ホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」から、パンダやうさぎ、ライオンなどをモチーフにしたスイーツが楽しめるアフタヌーンティー「NAMIKI アニマル アフタヌーンティー」が、4月25日から6月30日の期間限定で提供されます。

マダガスカル産のオーガニックチョコレートとバニラを合わせた濃厚なカスタードクリームが詰まった「くまシュー」やジャスミンが華やかに香る「パンダムース」、ベリーの甘酸っぱさと濃厚なクリームチーズのハーモーニーが味わえる「うさぎタルト」などがラインナップされるそうです。

温かい色合いと可愛らしい見た目のスイーツに目が留まりました。ランチ後でも楽しめる「Mini Afternoon Tea」も魅力的ですね!【K】

うさぎタルトやパンダムース、くまシューなど動物をモチーフにした愛くるしいアフタヌーンティーが登場!「NAMIKI アニマル アフタヌーンティー」4月25日(木)-6月30日(日)

オーガニックチョコレートやサステナブルサーモンなど地球にやさしい食材を使用

ハイアット セントリック 銀座 東京

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000035058.html

■レトルトカレー商品「大涌谷名物 特製 大涌谷カレー」が 第73回ジャパン・フード・セレクションでグランプリ賞を受賞しました。

「特製 大涌谷カレー」は大涌谷駅食堂開業以来、変わらぬ味で人気を博した噴煙地をイメージしたソースとスパイスが効いたポークカレーをレトルト商品として開発しました。ごろごろとしたひき肉の食感とスパイスが効いた味がフードアナリストから評価が多く寄せられているそうです。

大涌谷といえばひとつ食べれば7年寿命が伸びると言われる「黒たまご」が有名ですがお土産として「大涌谷名物 特製 大涌谷カレー」が新たな定番になる日も遠くなのではないでしょうか。【M.M】

株式会社小田急箱根

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000098471.html

■今回はクルーズ船でお花見を楽しみながら本格芋焼酎スピリッツ「NANAIRO-七色」をいただける「NANAIROお花見クルーズ」を紹介します。

NANAIROはロゼワイン酵母を掛け合わせることでフルーティーで白ワインのような飲み口が特徴です。クルーズ船は運行する甲突川河畔のソメイヨシノの開花に合わせて3月29日から全6便、運行する予定です。紫芋の色素から桜のような鮮やかなピンクが出るのが不思議で見入ってしまいそうですね。今週は少し冬の戻りを感じましたが、クルーズ船に揺られながら桜色の芋焼酎を使ったドリンクで春を目一杯感じてみてはいかがでしょうか。【M.M】

LINK SPIRITS株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000120314.html

■杜の都の新緑からインスピレーションを受けたアフタヌーンティーが登場します。

ウェスティンホテル仙台にて、杜の都の新緑からインスピレーションを受けた、濃淡さまざまなグリーンのスイーツやセイボリーが楽しめるアフタヌーンティー「Green Afternoon Tea」が5月11日からの期間限定で開催されます。

さくらんぼの形に見立てたグリオットチェリーのムースをトッピングしたピスタチオのタルトや、口溶けの良いメロンのスフレチーズケーキ、ずんだ餡をサンドした抹茶のブールなど、バラエティに富んだグリーンの食材を様々な形で楽しめるそうです。

ティースタンドに盛ったものではなく、スイーツを整列させたものをイメージ画像にしている点に惹かれました。上から見ることで、ひとつひとつのスイーツの特徴がより引き立ちますね! 【K】

【ウェスティンホテル仙台】風薫る杜の都を、緑溢れるスイーツで楽しむ『Green Afternoon Tea(グリーン アフタヌーンティー)』香り高いマスクメロンのパフェも

期間:2024年5月11日(土)-7月5日(金) / 場所:レストラン シンフォニー(26階)

森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001305.000006521.html

■セブンイレブンから果物風味の人気アイスクリーム「まるで」のシリーズから、新たに高価価格帯の「銀座千疋屋 まるでクラウンメロン」(321円)が4月中旬に発売されます!

「まるで」シリーズのコンセプトは「冷凍した果物をそのまま食べているような食感のアイス」「旬の時期に食べたいフルーツを気軽に食べることができるアイス」であり、これまでに「まるで巨峰」(213円)、「まるで山形県産ラ・フランス」(170円)などが発売され、累計で1.3億本を突破した人気シリーズです。

消費の二極化などのトレンドを受けた価格の松竹梅戦略と好調な「まるで」シリーズをより強化する戦略の中で、これまでの同シリーズより100円以上高い新商品の投下となるという事です。

実際に、先々週セブンイレブンの展示会に訪れた際、「銀座千疋屋 まるでクラウンメロン」を試食したのですが、メロンの甘さとねっとりとした食感が相まって、果物らしさが前面に出されたアイスとなっておりとても美味しかったです!

価格としては学生の私からすると高く感じましたが、このシリーズは期間限定商品であり、食べられるのもその時期に限られるので、発売された際にはプチ贅沢的な感覚でまた食べたいと思います。【A】

セブン、人気アイス「まるで」シリーズで300円超の超高級バージョン投入 価格の松竹梅戦略

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

https://www.itmedia.co.jp/…/articles/2403/30/news037.html

■今回紹介するのは瀬戸内の魅力を発信するイベント「THE MARKET…Setouchi」です。

第1回目の今回のテーマは「ナチュラルワインとパン」ということで、注文を受けてから揚げるあつあつのカレーパンを楽しめる「トラットリア・ケナル」など、岡山市内ではなかなか食べることの出来ないパン屋さんやワインブースなどが全25店舗出店する予定です。

シンボルマークの3つのドットには「good food,good music,good life(良い食、良い音楽、良い人生)」という意味が込められており豊富な食だけではなくDJブースやフラワーブースなどもあるそうです。

年を通じて4回行われる予定の本イベント、瀬戸内芸術祭も近いので瀬戸内の魅力をもっともっと感じることができる良いものになりそうですね。【M.M】

【岡山 杜の街グレース】パンとワインと音楽と「THE MARKET Setouchi」初開催!有名店の数々に行列 明日31日も11:00-16:00開催

両備ホールディングス株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000052428.html

■今回紹介するのは都会のウェルネスホテルをコンセプトにリニューアルオープンした、多様な価値観を提供するウェスティンホテル東京のロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」で堪能できる『抹茶アフタヌーンティー』です。

本アフタヌーンティーは高さ13m程の吹き抜け空間の「ザ・ラウンジ」で土日祝日限定で提供されるもので夏の新緑を感じながら抹茶デザートを楽しむことができます。ティースタンドでは香り高い抹茶と爽やかなレモンやオレンジ、柚子などの柑橘系フルーツを組み合わせたものになっています。

また、ドリンクも本アフタヌーンティーに合わせたハニーカモミールやレモンスカッシュなどのドリンクを用意しているそうです。

春を飛び越えて、夏の足音が近づいてきている5月にサッパリした柑橘系と抹茶のアフタヌーンティーをぜひご賞味ください。【M.M】

マリオット・インターナショナル ジャパン

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001719.000011305.html

■ケンタッキーフライドチキンの「カーネルクリスピー」。実は天ぷら由来の日本独自の商品であるそうです!

ケンタッキーの代名詞といえば「オリジナルチキン」。創業者であるカーネル・サンダースが1940年に完成させたもので、11種類のハーブ&スパイスを使って若鶏を揚げる調理法は現在まで受け継がれています。

そんな同店のメニュー全体のうち国内の1割程度のシェアを占めているのが今回のニュースで取りあげられている「カーネルクリスピー」で、現在は夕方やディナータイムの「単品買い」や「ついで買い」が多いそう。

商品の特徴ともなっている衣には並々ならぬこだわりがあり、店舗では、天ぷらさながらにカーネルクリスピー専用の粉に水を混ぜた「バッター液」を肉に付け、1本ずつフライヤーに入れて調理。1998年の登場以来7回もの改良を重ね、直近では2022年に、より軽い食感を目指してリニューアルされたそうです。また、一部店舗ではカーネルクリスピーを使った「天丼」も2011年頃から販売しているとの事でした。

カーネルクリスピーは、オリジナルチキンに比較して手を汚さずにスナック感覚で食べることが出来るため、個人的にはケンタッキーの中で1番好きな商品です。この商品を使用した「天丼」を扱うレアな店舗を見つけて食べることで、新たな美味しさに出会える機会になりそうですね! 【A】

実は日本独自、KFC「カーネルクリスピー」の秘話

日本KFCホールディングス株式会社

https://toyokeizai.net/articles/-/742636

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者として活躍され、2023年3月末で定年退職。1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara

飲食業界ニュースまとめ #1463 2024/3/28

https://note.com/kassie/n/nead5890d3946

飲食業界ニュースまとめ #1464 2024/3/29

https://note.com/kassie/n/nb3da8a4ff428

飲食業界ニュースまとめ #1465 2024/3/30

https://note.com/kassie/n/nc77f0b778e8d

飲食業界ニュースまとめ #1466 2024/3/31

https://note.com/kassie/n/n18e06902b007

飲食業界ニュースまとめ #1467 2024/4/1

https://note.com/kassie/n/n440dead903a8

飲食業界ニュースまとめ #1468 2024/4/2

https://note.com/kassie/n/nd9d876a6de62

飲食業界ニュースまとめ #1469 2024/4/3

https://note.com/kassie/n/ne52bfa009058

みんなの経済新聞

https://minkei.net

日本食糧新聞社

https://info.nissyoku.co.jp

プロの視点(日本食糧新聞社)

https://news.nissyoku.co.jp/column

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku

日本経済新聞

https://www.nikkei.com

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

日本能率協会展示会(FOODEX、HCJ他)

https://www.jma.or.jp/website/exhibition.html

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

NRN紙

http://www.nrn.com/

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