● FSPRO旬の味を喰らう会のご案内
● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● チャーリー・下城のニューヨーク・ニュース
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 王利彰の米国外食情報
**************************************************************
莫莫居 鶯(ばくばくきょうぐいす)
店長藤代の今週のおすすめは、『なめ味噌3種盛り』
味噌
主な原料は大豆。その大豆を麹や塩と一緒に醗酵させ、たんぱく質を体内に
消化しやすくし、旨味成分の元になるアミノ酸が多量 に遊離されています。
この3種盛りのように様々な味噌を少量つまみながら、酒を飲むとお酒の味が
引き立ちます。また、健康にも最適なつまみになりますね。
莫莫居 鶯 店長藤代のおすすめの一品です。
鉄火味噌
古来より伝わる家庭の常備薬として重宝されてきた知恵です。根菜を米粒ほど
に細かくし、根気よく炒り上げてつくり上げる味噌です。
鯛味噌
鯛の身と味噌を合わせ、上品な味に仕上げた味噌です。
にんにく胡麻味噌
にんにくを生で食べると辛いし胃を刺激します。でも不思議、味噌とあえると
その辛みが消えて、にんにくの香りだけが楽しめます。ちょっと強いお酒にあ
いますね。
味噌をつまみに楽しく飲んで、この暑さを吹き飛ばしましょう!
スタッフ一同、お待ちしております。
担当 :店長 藤代(ふじしろ)6月より新任の店長になりました。
よろしくお願いいたします。
ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話 :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
地図 :http://www.bakubakukyo.com/shop.html
営業時間:年中無休(年末年始以外)
ランチ 月~日 11:30~15:00
ディナー 月~土 17:30~24:00
日・祝 17:30~23:30
**************************************************************
△▼△▼△▼△▼△▼△
● FSPRO旬の味を喰らう会のご案内——————————-■□
■ FSPRO版旬の味を喰らう会
「徳島市漁港三昧-長いもので元気を付けよう-」のご案内
お盆も過ぎましたが、まだ、暑さが厳しいですね。皆さんは夏休みを楽しみま
したか?さて、暑さを吹き飛ばすべく、FSPRO版旬の味を喰らう会を開催しま
しょう。今回のテーマは徳島のお魚です。
私はサラリーマン時代、中四国地方の地区担当でした。住まいは大阪の豊中市
でしたが、そこから、新幹線、車、飛行機を使い各地を巡回しておりました。
私の好きなコースは車で大阪から徳島にフェリーで渡り、徳島市を経由して高
松に行き、深夜、高松からフェリーで神戸青木港行きにのって早朝帰る、です。
もちろん、日帰りではなく、2泊ほどしてからです。楽しみは、四国の美味し
いお魚です。徳島も高松も美味しいお魚を食べられるのが楽しみでした。
恥ずかしい話ですが、カリフォルニアから大阪に転勤するまで美味しいお魚を
食べたことがなかったのです。高松の鮮魚料理店で新鮮な鯛やカンパチを食べ
て、こりこりしているので「何んで固いの?」と文句を言ったら、部下に「王
さん、今、生きている魚を絞めたので、固いのですよ。それが鮮度の証拠です
よ」と笑われたことがあります。それ以来、肉よりもお魚大好き人間になりま
した。四国でも徳島のお魚は汐の流れが速い海で泳いでいるので、こりこりと
身が締まって美味しいのです。ハモ(鱧)も徳島と淡路島周辺が有名ですね。
今回は、その思い出のある四国は徳島のお魚を今回は楽しみたいと思います。
以下は、佃さんのご案内です。
今年の夏の「異変」は、ペルー沖のエルニーニョにあると云われています。た
だ、地球の歴史からすれば、こうした異変は虫に刺されたほどの影響もありは
しない変化、ともすればこの程度は変化に値しないものなのかもしれません。
しかし、現に、食糧の生産に大きな影響を与え、我々にとっては野菜の高騰と
なって身近に現われています。もちろん、今年は海でも例年と異なった変化が
あるといわれており、例年だととっくに旬の過ぎたキツネメバルが獲れ続けて
いたりしているようです。海でも、海流の影響か、水温が低い状態にあるよう
です。
これまでは、「冷たい」お話でしたが、この状態でもとても「暑い」ところが
あります。そうです!!8月30日は、衆議院選挙があり、その候補者はとても
「冷夏」とは言っていられないほど汗をかかれていることでしょう。今回は、
政権交代か、政権死守かによっては、日本の国も大きな変化が訪れる可能性が
あります。既にアメリカでは「CHANGE」しましたし。
こうした熱い戦いをしている方々には、精がつくものが必要です。また、冷夏
とはいえ、かなり体調を崩された方々も多いかと思います。そこで、今回は
「長いもので元気をつけよう!!」ということで、徳島市は吉野川の流れる海底
で育った「ハモ」をご賞味いただこうと思っています。
ご存じのように、「ハモ」と言えば京都の祇園祭や大阪の天神祭の必須の食材
ですが、本当においしい時期は、産卵前の脂の乗ったこれからになります。ハ
モ料理は、小骨の多い魚を骨切りしなければならず、板さんの腕の見せ所にな
ります。今回は、浅見調理長のハモ料理を喰らいつくしてみたいと思います。
そのうえで、みんなで精を付けようではありませんか。
なお、紀伊水道の旬の魚も、ハモを盛りたてるわき役として登場します。ご期
待下さい。漁模様によっては、当日の魚が変更される場合がありますので、そ
の際はご容赦ください。
○開催日時:平成21年8月25日(火)午後7時~
場所:莫莫居鶯(ばくばくきょ うぐいす)
〒171-0021 豊島区西池袋1-18-1五光ビル地下1階
TEL:03-3987-0085 *藤代(ふじしろ)
URL: http://www.bakubakukyo.com/
○会費:5,000円
○申し込みは以下のフォームで王まで( oh@sayko.co.jp )お願いします。
***********************************
FSPRO旬の味を喰らう会「徳島港三昧」に参加します。
(Food104マガジン読者)
ご芳名
御社会社名
人数
メールアドレス(連絡先)
**********************************
追伸
なお、今後の FSPRO版旬の味を喰らう会と莫莫居版旬の味を喰らう会の予定
をお知らせします。
FSPRO版旬の味を喰らう会は王が主宰するFSPROというメーリングリストの会員
を中心として集まる、東京off会と連動したもので、食関係の方が参加されます。
メーリングリストのoff会の性格上、メーリングリスト上で氏名や会社名を公
開しております。
しかし、中には、食べるのは好きだけど、食関連の仕事についているわけでは
ないし、氏名や職業の公表はしたくないという方もいらっしゃいます。また、
家族や友人を連れて行きたいけど、常連ばかりでは遠慮しなければいけないと
い思う方もいらっしゃるようです。また、莫莫居鶯の常連の方で、会を見て、
参加したいという方もいらっしゃいます。
そこで、誰でも気楽に参加できる会をと思いまして、莫莫居鶯版旬の味を喰ら
う会を月に1回開催することにしました。(来年は月に2回にする予定です)
Food104マガジンの読者の皆さんはどちらの会もご参加いただけます。もちろ
ん2回とも参加は大歓迎です。これを機会にぜひ、皆さんのご友人、ご家族の
方とご一緒においでになりませんか?
今後の予定
9月1日火曜日 莫莫居鶯の旬の味を喰らう会
9月15日火曜日 FSPRO版旬の味を喰らう会
9月29日火曜日 莫莫居鶯の旬の味を喰らう会
10月7日水曜日 FSPRO版旬の味を喰らう会
10月21日水曜日 莫莫居鶯の旬の味を喰らう会
11月11日水曜日 FSPRO版旬の味を喰らう会
11月24日火曜日 莫莫居鶯の旬の味を喰らう会
12月2日水曜日 FSPRO版旬の味を喰らう会
12月9日水曜日 莫莫居鶯の旬の味を喰らう会
です。
△▼△▼△▼△▼△▼△
● 新店オープン情報 ———————————————-■□
■ 麻布十番にフローズンヨーグルトと生コンフィチュールのカフェ誕生
フローズンヨーグルトカフェの店「ユヌフロール十番通り」が7/15にオープン
しました。低カロリーで栄養豊富な フローズンヨーグルトに店内で作り上げ
るフレッシュなコンフィチュールを添えて提供。シャンパンやカクテルも楽し
める新しいコンセプトのフローズンヨーグルトカフェです。
○メニュー例
ジュレ・チュール(フローズンヨーグルト&コンフィチュール)
スムージー・チュール(ヨーグルトスムージー&コンフィチュール)
Pサイズ 380円
Mサイズ 430円
Gサイズ 530円
サプリ(追加材料)
抹茶パウダー・チョコレートソース・シリアル等 50円~
○店舗データ
住所:東京都港区麻布十番1-6-5-ラミュウーズ十番ビル1階
アクセス:メトロ南北線・都営大江戸線 「麻布十番駅」4番出口から
麻布十番通りを六本木ヒルズへ向かって徒歩5分右側
TEL:03-6459-2359
営業日・営業時間:10:00~22:00
定休日:当面無休
坪数・席数:22席
○URL: http://www.unefleur.jp/
△▼△▼△▼△▼△▼△
● 日本外食ニュース ———————————————-■□
8月4日から8月15日
■ チムニー立ち飲み小型店 初期投資抑制 のれん分けに活用 食券式、少人数
で運営 2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=3362&NewsItemID=
20090805NRS0088&type=2
居酒屋チェーンのチムニーは小型の立ち飲み業態を開発した。首都圏の駅前立
地を中心に、年内に5店を開業する計画。名称は「一間酒場 1丁目1番地」。
このほど東京・千代田のJR神田駅高架下に1号店を開業した。
■ 100%秋田産地ビール、わらび座、生産4倍に、モルトも自社で加工
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://nipposo.net/article/106114671.html#more
http://www.warabi.gr.jp/topic.php?1219468853
地ビールを製造・販売する劇団のわらび座(秋田県仙北市、小島克昭社長)は
大麦を加工するモルト工場を完成、稼働させた。県産ビール「あきた麦酒 恵
(めぐみ)」は昨年、秋田県立大と共同で開発した。
■ 銀座木村家、バール風1号店、東京駅地下、ワインなど130種
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/shop/shopinfo.php?shopcode=S0163&ku
bun=1
銀座木村家はバール風レストランを開発した。JR東京駅八重洲地下の「東京駅
一番街」に1号店を開いた。パンの販売以外に、カクテルやワインなど約130種
類の酒類も提供する。20~40代の女性を中心に、通勤途中の客の取り込みを狙
う。名称は「KIMURAYA 銀座木村家本店」。
■ ロイヤルホスト、閉鎖、今期26店に縮小
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8179&NewsItemID=
20090805NRS0093&type=2
ロイヤルホールディングスは2009年12月期の閉店計画を見直す。主力の「ロイ
ヤルホスト」の閉鎖店は期初計画より14店少ない26店とする。撤退予定店舗で
賃料を下げる交渉などが進み、黒字転換が可能と判断した。ただし、その他の
飲食店で期初に想定した以上に損益が悪化した店が出たため、約60店とした合
計の閉鎖店舗数は変更しない。
■ 酪農の農業法人、タカナシも出資、北海道のJA、設立発表
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090623c3c2300p23.html
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=18915
北海道の浜中町農業協同組合は大規模酪農を営む農業法人「株式会社酪農王国」
を地元企業などと設立した。基幹産業の酪農の担い手不足に対応。酪農家の経
営支援のほか、企業の農業参入の呼び水とする狙いもある。
■ ペットボトル入り「液みそ」、4種混ぜ濃厚な味、マルコメ、来月新商品
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.jgnn.com/re/archives/2009/07/post_238.html
みそ製造大手のマルコメは9月、湯に溶かす手間を省ける「液みそ」の新商品
を発売する。信州みそや豆みそなど4種類を混ぜ合わせ、既存の商品よりも濃
厚な味わいを引き出した。料理の手間を省きたい主婦らに売り込み、年間2億
円の販売を目指す。
■ 金沢のヤマト醤油味噌、あまざけBAR、本社にオープン
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/amazake_bar.html
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090731c6b3102w31.html
しょうゆメーカーのヤマト醤油味噌(金沢市、山本晴一社長)は、本社内に自
社製品の甘酒やしょうゆなどを使ったスイーツを提供するカフェ「あまざけBAR」
をオープンした。
■ サントリー ウイスキーの社内資格 高い嗜好性 「伝道」は狭き門
(食を支える) 2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://yamazaki-d.blog.suntory.co.jp/000744.html
国産ウイスキーは昨年の出荷量が10年ぶりに前年実績を上回った。原動力は炭
酸水で割ったハイボールの人気だが、景気悪化にもかかわらず高級品も堅調。
ウイスキーは味わいに加えて、蒸留所の歴史など「うんちく」を覚えると楽し
みが倍増する。サントリーホールディングスは2007年からウイスキーの魅力を
語る社内資格「ウイスキーアンバサダー」を設けて、新たな顧客獲得につなげ
ている。
■ ウルフギャング・パックアメリカンキッチン料理長後藤英司氏(フーズWho)
2009/08/05 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7616&NewsItemID=
20090805NRS0092&type=2
http://www.wp-japan.jp/2009/08/post_14.html
コロワイドの子会社、ダブリューピィージャパン(横浜市)が運営するカリフ
ォルニア料理店「ウルフギャング・パック アメリカンキッチン」は7月に開
催された「湘南バーガー祭2009」で「ハワイアンテリヤキバーガー」(1,380
円)グランプリを獲得し、バーガーファンの注目を集めている。
■ ギネス販売権失ったサッポロ 後継の「黒」出足順調 「日本風」の味わい
が奏功 2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
https://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/ad2d70bcb14e9a
3b697ade157a18d27d/
http://www.sapporobeer.jp/CGI/newsrelease/detail/00000158/
サッポロビールの業務用黒ビール「エビス スタウト クリーミートップ」が
全国の料飲店向けに販売を開始して約1カ月。同社が40年以上、保持してきた
黒ビール「ギネス」の国内販売権をキリンビールに奪われた直後、急きょ後継
商品として開発した新商品は、すでに取扱店舗1,000店という販売目標の6割を
達成、順調な出足を見せている。ギネスとは異なる「日本風」な味わいなど、
失地回復に向けた工夫も功を奏しているようだ。
■ ロイヤルHD 配送・食材 グループ共通化 利益改善目指す まずテンコーポと
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8179&NewsItemID=
20090807NRS0108&type=2
ロイヤルホールディングスはグループの物流や食材・調達の一元化を進める。
まず子会社の天丼店、テンコーポレーションと物流を共通化するほか、自社の
セントラルキッチン(集中調理施設)で生産したソース・スープ類を主力の
「ロイヤルホスト」以外の業態でも使用する。M&A(合併・買収)で傘下に収
めた企業とのシナジー効果を生み出すのが狙い。2010年12月期に4億円の利益
改善を目指す。
■ UCC 「モカ」商品 販売再開 残留農薬で輸入激減、独自基準で安定調達
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://www.ucc.co.jp/company/news/2009/rel090805a.html
UCC上島珈琲(神戸市)はエチオピア産コーヒー豆「モカ」を使った商品の販
売を再開する。まず9月14日から、家庭用レギュラーコーヒー2種類を全国の量
販店で販売する。エチオピア産コーヒー豆は昨年4月に残留農薬が検出されて
以降、輸入量が激減していたが、国内外での検査を徹底させることで調達の安
全性を確保した。
■ マクドナルド、朝食コーヒー無料拡大、客数拡大へ積極攻勢
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2702&NewsItemID=
20090807NRS0111&type=2
日本マクドナルドホールディングスはコーヒーを無料で提供する販促キャンペ
ーンを拡大する。8月14~20日の期間に近畿地区で、21~27日の期間に関東と
近畿を除く全国で朝食時間帯に実施する。同社は2009年1~6月期の既存店の客
数が前年同期比1.6%減と落ち込んでおり、客数拡大に向けて積極的な販促に乗
り出す。
■ マルサンアイ、上海コンビニに豆乳、海外販売強化、中東などへ輸出も
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2551&NewsItemID=
20090730NKL0269&type=2
豆乳・みそ大手のマルサンアイは海外事業を強化する。豆乳は年内に中国・上
海のコンビニエンスストアで売り出し、9月にも中東・アフリカ地域への輸出
に踏み切る。みそは中国や香港で拡販する。日本食への関心が海外で高まり、
需要拡大が見込めると判断した。2010年9月期に海外売上高を現在より2割強増
やす。
■ ロッテリア「おいしくなければ返金」バーガー 13日で100万食 販促で成果
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://ameblo.jp/jnakamura611/entry-10317277892.html
http://mindia.jp/book/egao/entry/2441
ロッテリアは「おいしくなかったら返金します」とうたい7月中旬に発売した
「絶妙ハンバーガー」の返金率が、計画値より低い0.2%だったと発表した。返
金サービスは7月31日で終了し、16日間の売り上げを集計した。販売数は13日
間で100万食を突破し、同社では過去最速の記録を達成。キャンペーンは売り
上げ、顧客満足の両面で成果を上げたといえそうだ。
■ 倉敷青果荷受組合、カット野菜配送、事務作業自動化
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://kuraka-g.com/seika/page_02a.html
倉敷青果荷受組合は9月、カット野菜の配送時に必要な事務作業を自動化する
独自システムを導入する。投資額は3,500万円。送り先や野菜の種類、数量な
どを示した作業指示書や、カット野菜の袋に張るシール、請求書などをすべて
自動作成し、誤配送などのミスをなくせる。
■ ケンタッキーが390円安いパック、創業39年を記念
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=9873&NewsItemID=
20090807NRS0110&type=2
日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は創業39年を記念し、通常
価格より390円安い「39周年サンキューパック」を8月27日に期間限定で発売す
る。オリジナルチキンなどをつけて、値ごろ感を打ち出す。
■ リンガーハット、梅しそヒレカツ、限定再発売
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://www.hamakatsu.jp/
リンガーハットは、とんかつ専門店「とんかつ浜勝」で南高梅と青しそを使っ
たとんかつ「梅しそ巻とヒレ膳」を期間限定で再発売した。復活を求める客の
声が多かったため。梅しそ巻とヒレかつにエビフライやごはん、みそ汁をセッ
トにした。価格は1,554円で、31日まで販売する。
■ ひらまつ社長平松宏之氏 優良顧客囲い込み、好調(味かげん)
2009/08/07 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2764&NewsItemID=
20090807NRS0117&type=2
東京などの都市部やパリにフランス料理店20店舗を展開するひらまつ。平松宏
之社長は「景気悪化局面では誰しもが安心するブランドを求める。だからこそ
ブランド力を磨いてきた我が社にはチャンス」と自信をみせる。昨秋のリーマ
ン・ショック以降、高級業態が軒並み苦戦を強いられるなか、2009年3月中間
期の連結純利益は前の期と比べ16.3%増の3億400万円で、その後も予想を上回
る利益水準で推移している。
■ 国産パプリカ急増、茨城2倍、宮城は6倍強へ――輸入が9割、参入容易
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://ibrk.jp/vipsv2/search_catalog.aspx?no=00115676
http://www.ja-ibarakiasahi.or.jp/
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8015&NewsItemID=
20090715NKL0125&type=2
http://www.toyota-tsusho.com/press/20090714_1.cfm
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid
=8067
http://mito.keizai.biz/headline/22/
パプリカの国内生産が急拡大している。野菜の需要が全般に低迷するなか、生
産量は茨城で倍増となり、宮城でも6倍強に達する見通し。糖度の高さやきれ
いな見た目で外食向けを中心に人気があるためだ。供給の9割以上が輸入品で
市場に国産品が少ないので生産に参入しやすく、連作障害を避けるための代替
生産にも向いている。色鮮やかなパプリカが今後、食卓を彩る機会が増えそう
だ。
JA茨城旭村(茨城県鉾田市)では、今年のパプリカ生産量が前年比約2倍の500
トンに拡大する見込み。
豊田通商の子会社が出資する農業生産法人「ベジ・ドリーム栗原」は、宮城県
栗原市にパプリカ生産のハウス施設を建設する。
水戸市の農業生産法人「Tedy(テディ)」は、スーパーやカット野菜業者向け
の出荷を強化している。
■ 園芸初心者向け苗、ベルグアース、来月10種発売、家庭向けを強化
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto//20090729c6b2902829.html
育苗大手のベルグアースは家庭菜園市場のテコ入れを狙い、9月に初心者対象
の新商品「おうちの畑シリーズ」を投入する。同社は農家や企業向けの苗の生
産を主に手がけるが、家庭菜園の人気を受け、一般家庭や市民農園向けの苗を
強化する。一般向けの需要掘り起こしに努め、同社の売上高に占める家庭菜園
部門のシェアを3割に引き上げる。
■ 小豆殻 長芋つるで燃料 北海道芽室町が実証実験 消費 循環の仕組み作りも
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/shingijutsu/25/pdf/all.pdf
全国でも有数の小豆や長芋の産地である北海道芽室町は、栽培後に残る殻やつ
るなどを粒状に固めて燃料として活用する実証実験に乗り出す。8月上旬に農
業関係者などと委員会を立ち上げ、町内で燃料として消費・循環させる仕組み
作りを検討する。二酸化炭素(CO2)削減や省エネ対策に役立てる計画だ。同
町農業協同組合、道立十勝農業試験場、北海道農業研究センター、帯広畜産大
学が参加。
■ 兵庫の漁協、合併相次ぐ、加古川1日付で、姫路は来年1月
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://web.pref.hyogo.lg.jp/contents/000127690.pdf
http://www.city.himeji.lg.jp/koho/press/_18144/_19347/_20315.html
兵庫県で漁業協同組合の合併が進んでいる。加古川市内の2漁協が1日付で合併
したほか、姫路市内で8漁協が来年1月1日付で合併する。同県には2015年に県
内漁協を1つに集約する構想があり、今後も漁協の合併を推進する。
■ カツオの卸値が前年比77%上昇
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
カツオの卸値が上昇している。東京・築地市場の7月第5週の卸値(中値)は
761円。前年同期比で77%高い。近海の記録的な不漁が原因だ。
■ この人あの組織 山梨県、果実輸出促進協議会(食材最前鮮)
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.pref.yamanashi.jp/chiji/kaiken/2107/documents/siryou.pdf
http://www.pref.yamanashi.jp/kaju/documents/yusyutu-plan.pdf
桃とブドウ、スモモの生産量で全国1位を誇る山梨県。海外で日本産果実に対
する関心が高まっている点に着目し、県と農業協同組合などが輸出推進のため
に設立したのが「山梨県果実輸出促進協議会」だ。台湾や香港などアジアを中
心に販路開拓に取り組んでいる。
■ ファーストキッチン 都心店 北欧風に一新 ワイン提供、20~30代狙う
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.shopbiz.jp/ac/news/39599.html
ハンバーガーチェーンのファーストキッチンは3年後をめどに都心部で展開す
る約60店の内装やメニューを一新する。店内を北欧風のたたずまいに変え、20
~30代の男女を取り込む狙いで酒類などをメニューに加える。すでに首都圏で
先行開業した新コンセプトの3店は売れ行きが好調という。ハンバーガーチェ
ーンで下位の同社は、高級感を演出する路線で他社と一線を画し、生き残りを
目指す。
■ マキシム・ド・パリ、パリ発、人気ベーカリー、2号店、工房併設
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.maxim-s.co.jp/akasaka/event/ds/shinjyuku/
高級フランス料理店を運営するマキシム・ド・パリ(東京・中央、小島秀雄社
長)はパリの高級ベーカリー「ドミニク・サブロン」の国内2号店となる工房
併設店「ラトリエ・ドミニク・サブロン 新宿店」を、東京・新宿三丁目に出
店した。27日には同・渋谷にも出店する。昨年開業した1号店は若い女性を中
心に人気を集め、好調な売れ行きを見せている。増産体制を整えたことで、都
内での多店舗化に弾みがつきそうだ。
■ 山梨銘醸、地場産米の日本酒、農地広げ4割増産
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.japan1000.com/sake/kura_detail_2.php?company_key=170101
http://www.ginjyoshu.jp/brewery/detail/?d=27
老舗酒造会社の山梨銘醸は、地場産米を原料にした日本酒を増産する。委託栽
培している北杜市内の耕作田の面積を拡大し、2010年の醸造量を09年比4割増
やす計画。原料の生産地や生産農家を明らかにして安心・安全を訴える。
■ 養命酒、ドリンク剤発売、大正製薬と共同開発――まず九州・山口
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050712ik09.htm
http://www.yomeishu.co.jp/
薬用酒「養命酒」を製造する養命酒製造は9月1日から、九州北部と山口県で医
薬部外品のドリンク剤「リオン」を販売する。大正製薬と2005年に資本・業務
提携して以来、初めての共同開発商品となる。全国に先駆けて発売する同地域
で、10万本の売り上げを目指す。
■ ワタシ好みのパン、ある?、ドンク、女性職人が商品考案
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.donq.co.jp/products/index.html
焼きたてパンのドンクは9月1日から10日までの期間限定で、自社の女性職人が
考案した特製パンを販売する。顧客の8~9割を占める女性の視点に合わせた商
品の販促を通じて、新規の客を開拓する狙い。商品は「ローズマリーとオリー
ブオイルのフランスパン」など夕食のおかずに合うパン4種類等。
■ Gダイニング、米国で4店目、和食店を開業
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.global-dining.com/news/archive.cfm?year=2009
グローバルダイニングは米国で4店目を出店する。業態は和食料理店「権八」
で、カリフォルニア州トーランスのホテルに11月上旬、開業する。現在、同国
内に展開している3店中2店は営業赤字となっているが、強気の姿勢で局面の打
開を図る。
■ マクドナルド、日本独自の商品、期間限定で復活
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.mcdonalds.co.jp/menu/index.html
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2009/promotion/promo0803.html
日本マクドナルドは10日から3カ月間、過去に発売した季節限定商品などを順
次、発売する。日本オリジナルで人気のあった商品を投入するほか、総額1億
円が当たるキャンペーンも実施する。
■ <訂正>7月29日付「低カロリーの水ようかん開発」の見出しと記事で
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
7月29日付「低カロリーの水ようかん開発」の見出しと記事で「東京製餡」と
あるのは「田中製餡」の誤りでした。
■ TOKUCHI(根室食堂)(フード新潮流競争力を磨く)
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.food-stadium.com/headline/1212/index.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13008401/
http://www.food-stadium.com/headline/889/index.html
不景気で財布のひもが固くなるなか、安く一杯楽しめる立ち飲み店が見直され
ている。東京・新橋や渋谷に店を構える「根室食堂」もその一つ。店名の通り
根室産の食材を使ったメニューが売り物だ。立ち飲み店で開拓した取引先ルー
トを生かし、10月には同一建物内に鮮魚や弁当を扱う店舗を開く予定で、内食
・中食需要の開拓にも乗り出す。
■ 太陽は生まれ変わるか――サントリー新生へ、生みの苦しみ(ふーど記)
2009/08/10 日経MJ(流通新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0713/TKY200907130064.html
http://www.news24.jp/articles/2009/08/07/06141243.html
サントリーがキリンホールディングス(HD)との経営統合に向け、今、交渉の
まっただ中だ。
■ 飲食各社、携帯会員サービス拡充、登録数急増、リピーター開拓
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8153&NewsItemID=
20090812NRS0077&type=2
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8153&NewsItemID=
20090810NKE0297&type=2
飲食各社が携帯電話サイトの会員サービスを拡充している。主流である店頭割
引クーポンの配信以外に、ポイントの付加や、オフラインのイベントへの招待
などメニューも多彩になってきた。節約志向を反映して各社の会員登録数は急
増しており、リピート需要を一段と増やすための知恵比べが過熱しそうだ。
タリーズコーヒージャパン
モスフードサービス
「ほっともっと」を展開するプレナス
■ すかいらーく谷社長に聞く 店舗効率向上に手応え「カンバン方式」が浸透
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://www.skylark.co.jp/
谷社長は、店舗の生産性向上についての手応えを強調。今後の課題として食材
調達の一段の合理化や労働環境の整備を挙げた。「食材加工工場に取り入れた
トヨタ自動車の『カンバン方式』の対象を店舗にも広げた。調理作業をできる
だけ工場に移管し、店舗の作業時間を短縮することで、収益改善とサービス向
上を両立させるのが基本的な考え方だ。生産性は間違いなく上がり、1店あた
りの損益分岐点が下がった。店舗作業が楽になった分、パート・アルバイトが
戦力に育つまでの時間も従来の半年から2カ月に短縮できた」
■ はなまる、店舗の無駄削減へ本腰、人員を最適配置、作業手引き導入
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://www.hanamaruudon.com/
セルフうどん店首位のはなまるは店舗の生産性改善を狙い、作業の一律見直し
と人件費管理手法の変更に踏み切る。マニュアル導入で店内の不要な作業を減
らすとともに、各店の実情に合わせた要員数を明示して余分なパート・アルバ
イトの採用を抑制する。店舗網の急拡大に伴って生じた数々の無駄をそぎ落と
すのが目的で、2009年12月期の売上高営業利益率を前期比3.2ポイント増の4.9
%まで引き上げる計画だ。
■ 国産食材でイタリアン、きちり、大阪に居酒屋新業態
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://r.gnavi.co.jp/k207339/
http://www.kichiri.com/
和風居酒屋チェーンのきちりは11日、和風食材を使ったイタリア風居酒屋「ス
マイル・KICHIRI」を大阪市内に初出店した。国産素材を調理したメニューが
主体で、想定客単価は2,700円。主力業態の「KICHIRI」が手薄としていた20代
後半から30代を取り込む狙い。
■ 大根おろし入り喜多方ラーメン、麺食、期間限定で
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
喜多方ラーメンチェーン「坂内」「小法師」を56店展開している麺食は、みぞ
れ(大根おろし)が入った「みぞれラーメン」を10月1日から期間限定で販売
する。スープは大根おろしとゆずこしょうを使い、さっぱりした味付けにした。
■ 日本KFC、韓国風サンド
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://japan.kfc.co.jp/news/news090805kfc.html
日本ケンタッキー・フライド・チキンは27日、「炭火焼きチキンサンド 韓国
風ピリ辛ソース味」を発売する。
■ アサヒ飲料マーケティング部チームリーダー有本直史氏(フーズWho)
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://www.asahiinryo.co.jp/newsrelease/topics/pick_0849.html
発売から126年目を迎えたアサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」が大きな挑戦に打
って出た。同ブランドの長い歴史の中で、初めて大型の新商品「オールゼロ」
を5月に投入。カロリーゼロを武器に、炭酸飲料から離れた大人の男性市場を
改めて開拓する試みだ。新商品の出だしは好調。開発に参画したマーケティン
グ部の有本直史チームリーダー(40)はホッと胸をなで下ろす。
■ ハイデイ日高社長高橋均氏――当面は首都圏展開(味かげん)
2009/08/12 日経MJ(流通新聞)
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=695697
ハイデイ日高は首都圏の駅前を中心にラーメンチェーン「日高屋」を約220店
展開する。5月下旬に就任した高橋均社長は「今後も1都3県を中心に出店して
いきたい」とし、当面は首都圏以外の地域には店舗網を広げない方針だ。
■ リンガーハット 起死回生狙い 夜専用メニュー 既存店売上高 前年割れ続く
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.ringerhut.co.jp/
http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/question/detail/1029062185/
主力業態である長崎ちゃんぽんの既存店売上高が16カ月連続で前年割れのリン
ガーハット。同業の中華・ラーメンチェーンに勝ち組企業が並ぶなか、その苦
戦ぶりが際立つ。特に売り上げの落ち込みが激しいのが夕食時間帯だ。起死回
生を狙い、同社が投入したのは夜専用の「鍋ちゃんぽん」。品ぞろえの幅を広
げる戦略は、果たして有効打となるのか。
■ 低価格居酒屋の出店加速 三光マーケ 年内メド50店に 3種の均一店 集客見
極め 2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2762&NewsItemID=
20090814NRS0106&type=2
居酒屋チェーンの三光マーケティングフーズは低価格居酒屋「全品300円居酒
屋 金の蔵ジュニア」の出店を加速させる。現在、全品の価格が270円、299
円、300円の3種類の均一価格業態を22店展開しており、これを年内にも50店ま
で増やす。それぞれの集客効果を見極めたうえで、いずれ1種類の価格の店に
集約する方針だ。家族客の来店が見込める住宅立地にも出店し、客層の拡大を
図る。
■ セブン&アイ・フード ハンバーグ専門店、都内で実験 幅広い客層に期待
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.gaisyoku.biz/pages/data/data_news.cfm/2/2363
http://www.7andi-fs.co.jp/7fs/index.html
セブン&アイ・フードシステムズは新業態のハンバーグ専門店「ぐーばーぐ」
を開業した。幅広い客層が期待できる商品に特化した実験店で、集客の可能性
を見極める。消費者の反応が良ければ、主力のデニーズや、そば・うどんの
「七福」などに次ぐ主力業態として、多店舗展開も検討する。
■ ペッパーフード、持ち帰り専用の商品、まず直営店で、昼食需要狙う
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=3053&NewsItemID=
20090814NRS0108&type=2
ステーキ店「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービスは今秋、持
ち帰り専用商品の販売を始める。主に都市部の店で夕食時間帯の集客が鈍って
いることから、昼食需要の取り込みを強化し、売上高の底上げを狙う。直営店
で店舗運営に支障がないか見極めたうえで、フランチャイズチェーン(FC)店
にも広げる方針だ。
■ オペレーションファクトリー、飲食店の開業支援、成功報酬型を追加
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://namba.keizai.biz/headline/905/
飲食店支援のオペレーションファクトリーは今夏から、店内デザインや人材教
育などソフト面の開店支援事業に、成功報酬型のサービスを追加する。従来は
契約時と開店時に受け取っていた料金を、支援した店舗が一定の経営指標を達
成した後に受け取る方式とする。顧客企業の出店までの初期費用を軽減するこ
とで、潜在需要を掘り起こす。
■ 上州生わさび本舗、洋菓子のアンテナ店――山梨、果実使い商品開発
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090803c3b0304203.html
ワサビ製造卸の上州生わさび本舗は9月、桃やブドウなど果物の有力産地であ
る山梨県に洋菓子のアンテナショップ「アンジュプリュム」を開く。流行を取
り入れやすい洋菓子を経営の第二の柱に育てるため、山梨県産果実を使った新
商品の開発を強化する狙い。現在手掛けている牧場向けの洋菓子生産受託の拡
大につなげたい考えだ。
■ 五苑マルシン、首都圏・福岡など、2年で250店出店
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.goen.co.jp/
http://employment.en-japan.com/search/desc_job.cfm?WorkID=149356
ホルモン料理店「情熱ホルモン」を運営する五苑マルシン(大阪市、川辺清社
長)は、2年間で直営とフランチャイズチェーン(FC)を合わせて250店出店す
る。情熱ホルモンは低価格戦略が受け、関西中心に約180店まで店舗網を拡大
している。今後は首都圏や福岡など、関西圏外の大都市で出店攻勢を強める。
■ 歴代ペコちゃん、銀座で公開、不二家、期間限定ミュージアム
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.fujiya-peko.co.jp/museum/index.html
不二家は24日、不二家銀座ビル(東京・中央)に期間限定で「銀座ペコちゃん
ミュージアム」を開設する。歴代の「ペコちゃん人形」のコレクションを初め
て一般公開するほか、博物館限定のペコちゃんグッズや生ミルキー(10粒入り
で660円)を発売する。着ぐるみのペコちゃんと記念撮影できるスペースも設
ける。
■ コールド・ストーン、ティラミス風の大人向けアイス
2009/08/14 日経MJ(流通新聞)
http://www.coldstonecreamery.co.jp/news/detail.php?newsID=1249557266
コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンは9月11日、秋の限定アイスク
リームを発売する。ケーキのティラミスをイメージした商品で、大人向けにほ
ろ苦さを加えた。11月19日まで国内の全店で販売する予定だ。
△▼△▼△▼△▼△▼△
● チャーリー・下城のニューヨーク・ニュース———————–■□
1ドルショップの全米チェーンはほとんどニューヨーク市内に無くあまり意識
をしませんが、全米的にみて非常に好調です。以前は余った季節商品や換金の
為のバッタ売り商品を扱っていたものですが、近年ではダラーショップで売る
為のサイズや商品を大手メーカーが製造・納品し、時にはPB商品として製造し
ている状況です。
商品は何としてでも売らなければいけないわけで、インターネットが発達した
現在でもテレビ通販は非常に多くあります。都市部から離れて、特に年配の方
などでインターネットに馴染まない人達も多いはずです。そういう人向きの商
品というのも作られています。長い柄の付いた窓拭きや、腰掛けてテレビを見
る時に使う、両手が入るタイプの毛布、一つ買えばもう一つはタダで付いてき
ます。
それらも都市部では買う人はいないでしょう。でもアメリカは広い国で、モー
ルはおろか商店がほとんど無いという地域もあるわけですから、こういうビジ
ネスが未だに成り立つのだと思います。こういう場合のトリックは、日本でも
似た様なものと思いますが、商品は$10ドルであっても、送料+取り扱い料
(Shipping & Handling Charge)は別料金になっていて、それで充分に儲かる代
金設定に出来ているのです。
近年になかった不況時ですから、自動車産業や不動産関連だけでなく、金融関
連も小売業・製造業も大変な状況です。ディープ・ディスカウンターやダラー
ショップが好調なはずです。小売業や製造業が、在庫処分や緊急の換金をする
為には色々な手段が使われます。日本だったら、商品をバッタに流すか金融絡
みで処分する亊もあるでしょう。勿論こちらでも似た様なものもあります。
家電最大手のベストバイでは旧型のデジタルビデオ・レコーダー(定価$219.99)
が並んでいました。新型は定価が下がり容量も大きいので、この旧型が売れる
はずはありません。そこでベストバイは、その旧型商品を定価で買い、領収書
と申請書等を製造メーカーへ送ると後日(通常2~3ヶ月後)メーカーから$220.
のリベート小切手を送られる、というディスカウントを実施していました。最
終価格はFREE!(無料)と言う亊になります。
もしこの商品をバッタに流したとしたら、旧型の為に8割・9割引又はそれ以下
という安値で売るしかなく、その場合にはブランドイメージも下がります。そ
れなら定価で販売しておいて、その資金を金利無しで一定期間流用し、後日全
額返金した方が良いという仕組みです。実際に一部のリベート小切手は何らか
の理由で換金されずに終る場合も計算してあり、移民の多いこの国ではその可
能性もあります。
又、スーパーマーケットでは会員割引価格等と同時に、広告クーポン等を使っ
た割引セールが行なわれます。これはどの店へ行っても基本的に同じ割引にな
ります。他店との差別化の為には、そのクーポンの割引額を2倍にするという
セールも見られます。
昨今の様に生活環境や経済状況が変わり消費者のディマンドが変わったら、そ
れに合わせて消費者に受け入れられる提案をしてビジネスをするのがアメリカ
です。
アメリカ農務省の発表では、過去約10年間のオーガニック食品の消費傾向は毎
年20%以上の伸びと言われています。ホールフーズ等の、初期投下資金の大き
なチェーンでは、この不況の中では一時的に苦しい状況がある様に思いますが
この傾向自体が変わる亊はありません。今ではオーガニック食品は専門店だけ
でなくどのスーパーでも扱われています。
本音と建前が溢れる日本の状況では、健康や環境に良いというだけではオーガ
ニック等は予想以上に苦戦します。安くなければ、美味しくなければ、消費者
は色々な理由を付けて買わないし浸透しないという亊でしょう。
当然アメリカの消費動向でもジレンマが見えます。一部のブランド店等がそれ
です。例えばニューヨークの五番街やマディソン街の様に世界のトップブラン
ド店が集まった地域では、扱う商品の価格も高い上に企業イメージを崩さない
為にも、目に見える値引きは無いか最小です。逆に五番街と同じ高級ブランド
が入る郊外のショッピングセンター等では、プロモーションやセールなどで客
を引き付け売り上げる方法がとられています。
ニューヨークに日本食レストランが沢山ある亊はご承知の通りで、ほとんどの
スーパーマーケットで寿司のコーナーがある亊も以前にお伝えしました。近年
はニューヨーカーが普通の食事の選択肢として日本食を選ぶ様になり、一部の
アメリカ人は朝食に日本特有のサンドイッチやおにぎりを食べる状況も見られ
ます。一例ですが、市内中心部にある日本の惣菜とパン屋のザイヤは朝8時に
開き、筆者も$2~3ドルの朝食で済ませようと立ち寄ると頻繁にアメリカ人の
客を見掛けます。アメリカ人も不況の時にはこんな節約方法を使うのでしょう。
ランチの時間に、ホットドッグ等を歩きながら食べる姿を見掛けますが、今は
コロッケの立ち食いも見られます。
スーパーマーケットやグルメ店の惣菜バーの中に中華料理等に混ざって日本風
の惣菜が並び、前にも触れた全米トップのスーパーマーケットでも、売場で日
本食材を扱い寿司売場があるだけでなく、本格的に日本食を扱い始めました。
日本食がどんどん現地化している証拠と言えましょう。
従って、日本の惣菜や弁当関連企業は勿論、ほとんどの日本の食品食材関連企
業は、今後のニューヨークには大きな可能性があると言えます。健康で安全な
日本食惣菜や弁当を現地のスーパーやグルメ店へ納入する亊も出来ます。情報
が世界中に発信されるニューヨークと言う亊と共に、一番重要なのはそのタイ
ミングです。
日本では当たり前すぎて気が付かないかも知れませんが、実はアメリカにはほ
とんど缶入りコーヒードリンクがありません。一部にはスターバックスのダブ
ルエスプレッソやUCC等の缶入りコーヒーがありますが、全然売れていません。
自動販売機が普及していない現状もあるし、ニューヨークの街中などではコー
ヒーを買える店が多い亊も確かです。しかし責任転嫁はいけません、これはプ
ロモーションに問題があり、ヒットする大きな可能性を秘めています。10年ち
ょっと前までは、スターバックスの様な喫茶店も無かったのですから。
朝食の亊となれば、ニューヨークはちょっと特殊です。レストランで朝食を食
べるという習慣はあまりなく、例えば簡単なパンとコーヒーで済ませる、とい
う人が目立ちます。ですから、日本人も現地人も、前に述べたパン屋さんで日
本のパンとコーヒーかおにぎりとお茶という選択があるわけです。スタバやダ
ンキンドーナッツもあるし、ドーナッツを含む屋台等で買って仕事場で食べる
という$1~$2ドルで済ませる手もあります。
先月のニュースレターでは、カナダのドーナッツチェーン最大手であるティム
・ホートンに触れました。アメリカに対する愛国心が強いアメリカ人にとって
は、アメリカブランドであるダンキンドーナッツや、GMというブランド=母国
を守るという保守的な精神も有り、ティム・ホートンの全米展開は一気に進め
られない何かが有る、という内容でした。
ティム・ホートンは7月中旬に、ニューヨークの中心部に10店舗以上開店させ
ました。当地のダンキンドーナッツ主要フランチャイジーであるリース社が、
その一部をティムに切り替えたという状況です。リース社はメガ・フランチャ
イジーで、一つの店舗内に複数のファーストフード店を入れるショップを展開
しています。
全米展開をもくろむチェーンの場合は、ニューヨークは他都市と比べて非常に
特殊な街である亊からチェーン展開の基礎を作る目的には向かないものの、ニ
ューヨーク進出は全米のどこの街よりも大きなインパクトが有るはずです。ニ
ューヨークの情報は世界中のどこへでもすぐ飛んでいきます。それがニューヨ
ークなのです。
ニューヨークは世界中からの人が集まり、それで人種のるつぼと呼ばれます。
当然食の習慣も様々で、好きな物を好きな様に食べるのがニューヨーク流とい
うものです。寿司であれば普通は醤油とワサビで食べるものですが、天つゆや
甘辛のテリヤキのタレ、トンカツソースとマヨネーズで食べたい人もいます。
何よりニューヨークの寿司文化というものが出来始めていて、例えば巻き寿司
が大流行りでその多くは我々の想像を絶するものです。多くの場合は板前修行
をした寿司職人は不要であり、寿司本来の仕事や仕込みが出来ない調理人が多
いのも現状です。ハバネロや天ぷらを巻いた寿司を作るのに、寿司職人は不要
というのもうなずけます。
米国ではユニオン=労働組合が大変力を持っており、それがGM会社更生法申請
の原因の一つと言われています。そして、ニューヨークは、特にマンハッタン
の中は、労働組合が非常に強い地域と言えます。
最近の日本からのニュースでは、また米国産牛肉に、規制されている骨付き肉
が混ざって輸入されたとの亊でした。特定危険部位(SRM)の一部ですが、各
国でSRMの基準が違い、アメリカの通常の食卓にはリブやTボーンの形で骨付き
牛肉は頻繁に上がります。我々もオソブッコ等は骨の髄をスプーンですくって
食べているわけですから、食肉工場のワーカーレベルの一部ではSRMの認識が
薄いのが現状の筈です。勿論これらの労働者もユニオンワーカーであり、その
種の理由で責任者や実際のワーカーを首にする亊は出来ません。困った習慣で
あり状況です。
日本だったら、お笑いタレントが報道者になりすましたワイドショーや週刊誌
等が先頭になって大変な騒ぎをするかも知れませんが、アメリカでは処分も首
も考えすらしないはずです。
話題はそれますが、先のイタリアサミットでもそれ以前の何回もの機会で、日
本の報道では「日米首脳会談」と呼び、食事内容まで報道したりそれを再現す
るレストランが出る、しかしアメリカのニュースでは「食事を一緒にした」又
は「ホワイトハウスを訪問した」としか伝えない、この報道の違いを理解頂き
たいと思います。
アメリカ経済ではこのところ一部を除く大手企業の好決算発表が続き、新築と
既存住宅の販売軒数は3ヶ月連続で上昇、株(ダウ平均)もこの半年で$6千台
から$9千台に上昇していることから徐々に景気は回復するとの明るい見通しが
出ています。個人的にはこの年末には、株の上昇と共に消費も上がってくると
予想します。この部分は私達にとっても非常に大きなポイントで、いまだにア
メリカ経済が日本に対する大きな影響を持っている現実が実感されます。
ここで述べました小売業全般、スーパーマーケット、外食産業において、ニュ
ーヨークに限らずアメリカの情報収集や研修・視察などの折りには是非当社に
ご連絡下さい。 ニューヨーク周辺は勿論、ニュージャージー州パラマス周辺
等も今ホットです。ワシントン、ボストン、シカゴなどは当社の活動の中心範
囲です。情報提供、視察研修のアレンジは実際の経験が重要で、その分野にお
いてニューヨーク在住の下城は最新で生の情報を持った第一人者です。
最後に特典のお知らせ
下城カンパニーの25周年の感謝に当たり、読者の方に限り特典を用意させて頂
きました。6、7月のご依頼と契約で8月末日までに終了する調査、視察、研修
については、通常の料金から25%割引か、ランチかディナーご招待の特典をつ
けさせていただきます。(ランチかディナーのご招待は皆様の視察研修の予定
次第となります)ただし、経費の部分は割引出来ませんのでご了承下さい。
今月号をお読み頂いた読者の方だけの特典ですので、お問い合わせの際に是非
この旨をお申し出下さい。
チャーリー・下城近雄 コーディネーター from New York 07/’09
http://shimojony.com/
この内容の著作権はチャーリー・下城に帰属します
Copyright 2009 C. Shimojo
△▼△▼△▼△▼△▼△
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報 ————————■□
■ 韓国「2008年 外食マーケット まとめ その20 その他外食事例」
(10)株式会社 (株)イムシルチーズピザ
創業(設立):1991年12月24日
加盟事業開始:1999年3月1日
売上高:193億8,920万ウォン(2008年度)
当期純利益:8億167万ウォン(2008年度)
ブランド:1つ
店舗数:68店(加盟68、直営0)
従業員数:60人(11役員)(2008年12月31日現在)
所在地:全羅北道イムシル郡イムシル・邑ガルマリ257
ホームページ:www.ispizza.co.kr
最初登録日:2008年7月30日/最終登録日:2009年5月20日
国内ピザチェーンの中でも、「イムシル」というブランド名のフランチャイズ
・チェーンが目立つ。この「イムシル」という意味は、韓国の西南地方にある
全羅北道イムシル郡の地名である。そもそも「イムシル」は、1960年半ば頃ベ
ルギー出身の神父(ジゾンファ)により酪農が伝授されたことで「韓国チーズの
発祥地」として知られるようになった。さらに、全国的に有名にしたのは「チ
ーズ町を意味するイムシル」の名前をブランド名に取り入れたフランチャイズ
・チェーンが一気に増えことにある。現在「イムシル」ピザの元祖だと名乗っ
ているチェーンは数多いものの、顧客にとっては区別が付かない。店舗数だけ
では見分けることが難しいだろう。
次の表は主な「イムシル」ピザチェーンのリストである。
主要なブランド名に「イムシル」を使用するピザチェーン(単位:千ウォン、店)
ブランド名
売上高 当期純利益 加盟店舗数(うち直営店) 加盟事業開始年
イムシルチーズピザ www.ispizza.co.kr
19,389,209 801,678 68 1999年3月1日
ジゾンファン・イムシルピザ www.imsilcheesepizza.com
1,693,568 121,556 88 1999年11月3日
イムシル・N・チーズピザ www.imsilpizza.com
557,568 607 171 2005年10月12日
ミサラン・イムシル・チーズピザ www.misarangpizza.co.kr
1,370,690 39,699 56(2) 2006年7月1日
今回は、上記の中でも、韓国イムシル・チーズ畜産協同組合がチェーン展開を
している「イムシルチーズピザ」の情報公開書を紹介しよう。
次の表は、「イムシルチーズピザ」の最近3年間の財務状況を表した表である。
2008年の売上高は、対比前年に比べ21.2%増加の193億8920万ウォンとなった。
しかし、当期純利益は対比前年-1.8%減少した8億167万ウォンとなった。
「イムシルチーズピザ」の最近3年間の財務状況(単位:千ウォン)
年度 総資産 総資本 総負債
売上高 増加率 営業利益 増加率 当期純利益 増加率
2008 32,590,290 4,267,303 28,322,987 19,389,209
21.2% 1,133,146 14.7% 801,678 -1.8%
2007 21,086,515 3,712,272 17,374,243 15,288,079
– 967,137 100.0% 815,813 –
2006
– – –
出所:イムシルチーズピザの情報公開書より筆者作成
(最終登録日:2009年05月20日)。
次の表は、イムシルチーズピザの最近3年間の加盟店数を時系列でまとめたも
のである。年末の加盟店数は、2006年49店、2007年68店、2008年68店で、合計
店舗数は前年と同じの68店となる(直営店無し)。
「イムシルチーズピザ」の最近3年間加盟店数推移(単位:店)
年度 年初 新規開店 契約終了 契約解約 名義変更
年末 増減 直営店 加盟店 店舗(計)
2008 68 12 12 68 0 0 68 68
2007 49 25 6 68 19 0 68 68
2006 44 5 49 5 0 49 49
出所:イムシルチーズピザの情報公開書より筆者作成
(最終登録日:2009年05月20日)。
以下では、イムシルチーズピザの情報公開書を紹介する。
2008年末の加盟店(68店)の地域別平均売上高は70,607千ウォン(正確な金額は
67,440千ウォンから73,770千ウォン)。出店地域に見ると全国出店しているも
のの、地元である全羅北道に25店(54,865千ウォン)が集中しており、他の地域
には10店舗未満ずつ分散されている。
(1)加盟店事業者の負担事項(営業開始以前): 合計40,000千ウォン。その内訳
は、最初加盟金16,500千ウォン、教育費1,500千ウォン。最初必要商品費用4,000
千ウォン、その他費用18,000ウォン。
(2)加盟金預託制度:預託制を採用しており、預託金額は、18,000千ウォン(加
盟金と教育費)。
広告・販促費用分担事項:2008年度の広告費(76,000千ウォン)・販促費総額
(80,000千ウォン)156,000千ウォン。その内訳は、広告費:本部74,000千ウ
ォン、加盟店2,000千ウォン。
(3)営業活動に関する条件と制限
営業地域保護制度有無あり(非保護)と独占的排他的営業地域設定(×)
契約期間:契約締結日より3年間、契約更新あり1年(追加費用負担無し)。
兼業禁止義務あり。
ローンの斡旋無し。
営業時間:制限無し。
加盟本部の監督管理:定期的に巡回監督監理を行っている。
1.在庫管理:1回/月
2.会計処理:1回/月
広告費・販促費負担:販促費:本部80,000千ウォン(100%)。広告全体イベント
負担(メディア):本部70%、加盟店30%。個別広告イベント(月別販促イベント)
:本社負担100%。
教育・訓練関連事項: 45日間。新規初期教育(必修) 21日(合宿)1,500千ウォ
ン、年間必須教育(補修1日、特別1~2日)無料。
(続く)
李美花
筆者略歴
韓国出身。
長安大学日本語科卒業
ソウル首都料理専門学院で和食と韓国料理の調理師資格取得。
草堂大学調理科学科にて外食経営を学び、卒業。
2004年4月に日本に留学し、立教大学ビジネスデザイン研究科(MBAコース)
入学。
2006年3月同校卒業。経営学修士。
2006年4月立教大学経営学研究科博士課程後期入学、
米日韓におけるフランチャイズ・システムをテーマに博士号取得を目指して
いる。
その他、日本では「飲食店経営」執筆した。韓国では「外食経営」等に執筆し
現在は韓国フランチャイズ雑誌Business & Franchiseに日本のフランチャイズ
企業動向を執筆中。
学業の傍ら、韓国外食企業の研究や交流もしている。韓国進出を計画なさる方
は是非ご相談ください。
筆者連絡先 mihwalee@hotmail.com
● 食ビジネスニュースリリース —————————-■□
■ ヒガシマル醤油株式会社から『揚げずに手羽焼調味料』新発売
ヒガシマル醤油株式会社は、花椒とブラックペッパーのスパイシーな風味が食
欲をそそる、手羽焼用調味料「揚げずに手羽焼調味料」(粉末)を、平成21年
(2009年)8月21日(金)新発売致します。
手羽焼は、今、流行の居酒屋メニューの中でも人気の定番料理。また、安価で
コラーゲン豊富な鶏の手羽肉は家庭でも人気食材の一つです。「揚げずに手羽
焼調味料」は、手羽肉にさっとまぶして、フライパンで焼くだけで、表面はパ
リっとから揚げのような食感に、中はジューシーな手羽焼に手早く仕上がりま
す。
ヒガシマルの「揚げずに」シリーズは、簡便性(まぶしてフライパンで焼くだ
け)、経済性(揚げ油の必要なし)、エコ(廃油処理の必要なし)という、消
費者の‘不満解消とニーズへの対応’が好評を得て、「揚げずにからあげ鶏肉
調味料」の発売以来、売上げを伸ばしているヒガシマルのヒット商品です。
鶏手羽肉に、さっとまぶして、大さじ2杯の油で焼くだけでおいしい手羽焼が
簡単に作れます。花椒やブラックペッパーなどの香辛料に、焼塩の旨みとコク
のあるヒガシマル独自の粉末再仕込醤油をプラス、香味豊かなおいしさに仕上
がります。手軽なおかずはもちろん、おつまみにもぴったりです。1袋(12g)
で鶏の手羽先6本、または手羽中20本に使えます。
○お問い合わせ先:ヒガシマル醤油株式会社 お客様相談室
TEL:0791-63-4635 FAX:0791-63-4585
○URL:http://www.higashimaru.co.jp/
本リリースの詳細は
http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200907093816
株式会社共同通信PRワイヤー
■ ヒガシマル醤油株式会社から『あっさりすき焼のつゆ』新発売
ヒガシマル醤油株式会社は、「あっさりすき焼のつゆ」を平成21年(2009年)
8月21日(金)新発売致します。
ヒガシマルの「あっさりすき焼のつゆ」は、濃口醤油と淡口醤油の特製合わせ
醤油に、野菜の甘味と牡蠣のうま味をバランスよく加え、あっさりなのにコク
のあるおいしさに仕上げたすき焼のつゆです。上品な甘さで、最後までおいし
くお召し上がりいただけます。また、「あっさりすき焼のつゆ」は、通常品に
比べ塩分を25%カット。塩分が気になる健康志向の方にもお薦めです。
あっさりとした上品な甘さで、最後までおいしく召し上がれます。濃厚な濃口
醤油と素材を生かす淡口醤油を絶妙なバランスで使用した合わせ醤油仕立てで
す。自然な野菜の甘味と濃厚な牡蠣のうま味を合わせた、あっさりなのにコク
のある味わいです。体にやさしい、塩分25%カット(100mlあたり塩分6.3g)
○お問い合わせ先:ヒガシマル醤油株式会社 お客様相談室
TEL:0791-63-4635 FAX:0791-63-4585
○URL:http://www.higashimaru.co.jp/
本リリースの詳細は
http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200907093817
株式会社共同通信PRワイヤー
△▼△▼△▼△▼△▼△
● 王利彰のレストランチェック———————————–■□
■ イタリア プーリア料理
今年5月に訪問したイタリア南部のプーリアは良かったですね。毎日5時間以上
食事に時間を使った後遺症で、5kg近く体重が増加し、拡張した胃袋が戻らず
苦労しています。
米国ではイタリア料理は一番人気ですが、従来は北部の料理やニューヨーク移
民時代の料理が中心でした。しかし、最近はNRN誌でもプーリア料理に注目し
ているようです。そんな記事を見てプーリア料理が懐かしくなり、2つほどの
お店を訪問しました。
プーリアツアーをコーディネートしていただいた、大橋美奈子さんには
「最近ではプーリアに修行に来る日本人のコックさんが増えてきましたが、そ
のリーダー的存在が東京では東京青山骨董通りのリストランテ コルテージア
の江部シェフ、 http://www.r-cortesia.com/index.html
新宿のオステリア・イルピッチョーネ に最近シェフとして呼ばれた山本シェ
フです。http://www.il-piccione.com/index.html
ふたりともプーリアに思いっきり思い入れを持って 料理していますので、ど
うぞプーリアがなつかしくなったらお寄りになってみてください。」お勧めい
ただきました。
そこで、プーリアツアーに参加した方のOB会を開くことになったのです。常連
の大橋純子さん(美奈子さんのお母様)がリーダーです。場所は青山通りから
骨董通りに入り、右手にハンティングワールドのお店がある交差点を左折して
左側のビル地下一階にあります。入口にはイタリアプーリア料理と明記してあ
りますから、間違えません。
江部シェフにはイタリアの大橋さんとジョバンニさんからも電話を入れていた
だき、本格的なプーリア料理を出していただきました。ジョバンニさん大橋さ
んありがとうございました。
特別料理は
前菜が
ムール貝のワイン蒸し
小魚のマリネ
かぼちゃ
パンチェッタとイチジク
カジキマグロのオリーブ漬け
キッシュ
野菜のフリット
小魚のフリット
パスタが
ウニのスパゲッティ
野菜のパスタ
メイン
お肉
デザート
でした。もちろんプーリア地方のワインをたらふく飲みながら食べておりまし
たので、料理の名前はうろ覚えです。
日本にいながらプーリア料理を食べられるのは素晴らしいのですが、また行き
たくなりましたね。
店名 :リストランテ コルテージア
住所 :東京都港区南青山5-4-24 B1F
電話 :03-5468-6481
HP :http://www.r-cortesia.com/
久しぶりにプーリア料理を堪能したあと、ある情報誌を見ていたら、なんと家
の近所の中野にプーリア出身の調理人がイタリア料理店を開いているではあり
ませんか。中野のイル・フォルネッロというお店で、最近は新宿に Osteria
Il Batticuoreオステリア・イル・バティクオーレ というお店を開いており
ます。中野のイル・フォルネッロというお店は11年も営業しているではありま
せんか。表通りではないので近所なのに気が付きませんでした。
経営はプーリア生まれローマ育ち、オーナーシェフ フランコ・カンツオニエ
ーレさんです。恵比寿のイタリアンレストラン『イル・ボッカローネ』で腕を
振るっていたそうです。イル・ボッカローネは恵比寿の裏通りに1980年代後半
に大繁盛していた、お洒落なイタリア料理店です。経営はオー・バカナルなど
を経営していたオライアングループで、グループの経営するお店はお洒落なの
で大繁盛でした。
その中でもイル・ボッカローネはイタリア人シェフやウエイターを使い、もの
すごく恰好の好いお店でした。オライアングループはオ・バカナルを外食企業
のユニマットに売却してしまいましたが、イル・ボッカローネはまだ運営して
いるようです。
http://www.ilboccalone.com/jp/index-archive2003.html
http://www.food-pac.com/bunken/bunken014.html
http://www.foodrink.co.jp/backnumber/200810/081029.php
http://kodansha.cplaza.ne.jp/ryujin/diary/diary_001109_00.html
その恰好のよかったイル・ボッカローネのシェフのお店とは期待ができるでは
ありませんか。しかもプーリア出身。思わずランチに訪問しました。場所は中
野駅北側の中野サンプラザ裏の並木通り沿いです。
中野という土地柄か、平日には1,050円のランチを気楽に食べられます。訪問
したのは日曜日だったので、うっかり祭日用のメニューを注文してしまいまし
た。隣の席で食べていた料理がプーリア料理(コースで5,250円)だったので
す。当日までの限定でプーリアでしたので残念。
オーナーシェフ フランコ・カンツオニエーレさんはプーリア生まれでローマ
育ちですから、時々、プーリア料理を出すようです。皆さんもHPを注意してみ
てみましょうね。
ということで、東京もプーリア料理を出すお店が増えてきましたので、皆さん
も丹念にチェックしましょうね。
店名:イル・フォルネッロ
住所:東京都中野区中野4-7-2 SHビル1F
電話 :03-3387-5210
HP :http://www.ilfornello.net/
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000942076/
△▼△▼△▼△▼△▼△
● 王利彰の米国外食情報—————————————–■□
NRN誌 2009年8月5日~8月18日号
■ セクシーコマーシャル
最近はハーディーズ等のセクシーコマーシャルが消費者の注意をひこうと増え
ています。でも、人種差別的なコマーシャルは問題もあるようです。
バーガーキングは最近発売した7インチの長いチキンサンドイッチのちょっと
いやらしいCMを放映しています。
http://www.youtube.com/watch?v=ajQIdob2b80
ハーディーズは新しいデザートメニューのCMで物議を呼んでいます。このコマ
ーシャルに関しては同社の大手フランチャイジーで350店を展開しているBoddie
-Noell Enterprises社( North Carolina州)はCMを放映しないし、全国でも
使用しないように本社に主張しています。でも、親会社のCKEはCMを中止しな
いとしています。
http://popwatch.ew.com/2009/06/26/hardees-biscuit-holes-ad/
■ スターバックスのバリスタが投稿
韓国から米国に移民をしてスターバックスで働いているSun Min Kimesさんは
Fortune誌にスターバックスの改善案を投稿しました。
スターバックスの現状を働く側から見た面白い意見です。
http://postcards.blogs.fortune.cnn.com/2009/08/04/guest-post-advice-to
-starbucks-ceo-howard-schultz/?source=yahoo_quote
■ 料理評論家のJulie Powell氏の本と映画
氏の最初の本”Julie & Julia,”は今週発売で、2冊目の本は肉の解体がテーマ
です。
http://www.guardian.co.uk/books/2009/aug/02/julie-powell-butchery-
marriage
氏は体験型の料理評論家として有名な方のようです。この”Julie & Julia,”は
映画として今秋に公開されます。有名な料理作家のJulia Child氏が書いた
Mastering the Art of French Cookingという本の524のレシピーすべてに挑戦
した、Julie Powell氏とJulia Child氏の2つのストーリーです。なかなかおも
しろそうな映画のようです。
http://www.imdb.com/video/imdb/vi77595161/
■ New York Times紙は新しいレストランコラムニストを発表
食の都ニューヨークにはZagat等の料理本を生み出していますが、ニューヨー
クの食の世界に最も影響を与えているのはニューヨークタイムズ紙のレストラ
ン評価のコメントです。このコラムで褒められると大繁盛し、批判されると閉
店に追い込まれます。日本から進出したNinjaも批判され苦労したほどです。
過去4年間コラムニストを務めたFrank Bruniの替わりに就任したのはSam Sifton
氏です。Sifton氏は2002年に入社しました。就任と同時に氏の顔写真はブログ
や新聞社のページから消し去られました。しかし、料理関係のブログやHPは写
真を探し出し、公表しています。
ニューヨークのレストランは新聞社や雑誌会社の料理コラムニストの写真をお
店において、訪問時にすぐわかるようにしています。
今後、Sifton氏がどのようなコメントを載せるかニューヨーク中のレストラン
と顧客が注目しています。