今年もゴールデンウィークに日本橋三越のイタリア展が開催されます。
パート1は4月27日-5月1日、パート2は5月3日-5月9日。今年の客足はどうなるでしょうか。
イタリア展は数ある百貨店の催事の中でも最も集客、売上の大きい一大イベントです。私たちもプーリアへ移住する前には毎年出店させていただいておりました。
今よりプーリアの知名度がもっと低い頃、その希少性がチャンスとなってプーリアへバイヤーさんをご案内し、百貨店直輸入というリスクを背負って買い付けもしてくださいました。流通の舞台裏に初めて触れる機会でもあり驚くことが多く、大変勉強になりました。
今年のプログラムではプーリア仲間のシェフ達が多数参加しています。
イートインコーナーでは渋谷「ピノサリーチェ」のピスタチオのカサレッチェパスタとパフェ、裏神楽坂「ラ・タルタルギーナ」のウニのトロッコリなどを召し上がることができます。
また、駒込「セルヴァジーナ」の高桑シェフによるリコッタやモッツァレッラなどフレッシュチーズ作りのデモンストレーションもあります。
実店舗のイタリア展と連動して三越オンラインショップでもこの期間限定の商品が数多く並んでいます。
ワインのヴァラエティセットでは、「イタリア土着品種」「ロゼワインでイタリア周遊」「イタリアの濃厚赤ワイン飲み比べ」などのタイトルでそれぞれプーリアワインが含まれています。
プーリアのワインが飲みやすく家飲みに適していることが他のワインと比べることによってよくわかっていただけると思います。
他にもプーリアのお隣のカラブリア州名産の柑橘類ベルガモットソーダ、バイオダイナミック農法で作られたプーリアのトマトのパッサータ(トマトソース)、アーモンドシロップなどに目をひかれました。
南イタリア料理というカテゴリーの中ではプーリアの存在感が増してきた実感があります。
コロナ禍の状況を反映してか、イートインの他に予約制テイクアウト、パスタ、前菜類など通販商品などで都内有名イタリア料理店が多く参加しています。
海外旅行もできないし、外食もまだ乗り気に慣れないという年齢層高めの方々の「せめてお家で本場の味を」という気持ちに応えているのでしょう。