プーリア料理「OSTERIA SELVAGGINA」

レストランチェック

イタリア料理を食べに行く、と言うのが普通の日本人の感覚ですが、ここはあえて『プーリア料理を食べてきた。』と言いたくなるお店に出会いました。

最近、外食をする回数が減っていて

せっかく外食をするなら、こんな条件のお店を吟味したいと考えています。

・季節の香り、春食材の苦味が楽しめる

・丁寧な料理、食材の組み合わせのマッチングに感動できる

・空間の居心地の良さ。美しいお皿、盛り付けの芸術性

・未知の味との出会い

今回、この条件を完璧にクリアした「オステリアセルヴァジーナ」(駒込)は

プーリア在住、大橋美奈子さんご夫妻から教えていただいたお店です。

さすが美奈子さん、感謝です!

2年前の2月、プーリアへ行った時、ジョバンニ・美奈子さんに食べさせていただいた早春の料理はバラエティーに富んでいて、新しい発見がありました。

そんなプーリア料理を日本で本場と同じように食べられるお店で、

旅した季節と同じ「春」だったので食事をしながら、楽しかった旅の思い出に浸ることができました。

私のイメージですが、プーリア料理とは、

1.前菜が次々と出てきて、旬野菜をふんだんに味わうことができる。

2.香り豊かなオリーブオイルで味付け。

3.フレッシュチーズは「ブッラータ」

4.耳たぶパスタの「オレキエッテ」

5.肉料理は「羊」

6.ワインは果実味があって美味しい。

今回はワインを楽しみたかったので、食事は軽めのアラカルトを選びました。可愛らしい野草や、タンポポ、ふきのとう、つくしなどが華やかにお皿を彩り美味しく、お見事!そら豆のオレキエッテや、新玉ねぎのズッパ(スープ)、野鴨の生ハムは絶品。とても美しい料理にお腹いっぱいになってしまいました。

次回はデザートまで堪能したいと思います!

予約するときは、 お土産にブッラータチーズを予約することをお勧めします。月から新たにチーズ工房をオープンされたばかりで、まだ知る人ぞ知るのチーズ工房、東京八王子の磯沼牧場から届いた新鮮な牛乳で作られています。翌日も余韻に浸りながら、トマトとオリーブオイルでチーズを食べる幸せは格別でした。

店名:オステリアセルヴァジーナ OSTERIA SELVAGGINA

住所:〒170-0003 東京都豊島区駒込3丁目2−7 リトル駒込 1階

電話番号:03-6903-7020

公式サイト:https://www.selvaggina.net/

ディナー 水〜土曜日 17時30分〜19時LO21時Closed 現在、状況により営業日が不定期です。詳しくはTELにてお問い合わせ頂くか、FBをご覧下さい。

石川 史子

石川 史子

東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。炊飯器やピピッとコンロの技術評価や最適厨房研究会の運営等に携わり、2015年秋に東京ガスを退職。現在はフリーランスのコンサルタントとして活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。

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