天草の旅が続きます。天草市下浦町で「下浦土玩具」を作っている工房を訪ねました。昔からある土人形を現代風にデザインした、アマビエや弁天様を製作しています。
ウェルカムドリンクですと出していただいたのが「晩柑」のジュースです。市販品と違って、果実を絞って凍結させただけのものだそうで、爽やかな酸味と程よい甘味が、ついおかわりをお願いしてしまいました。
しかも、有作くん100という熊本県の認証を受けているのだとか。安心していただけます。
晩柑は、正式名称は河内晩柑。熊本市の西部にある河内町で発見、品種固定されたもので、一番遅く収穫されるので晩柑と名付けられたそう。グレープフルーツくらいの大きさがあります。中々大きなサイズです。
熊本県と愛媛県で栽培されています。
愛媛県産の缶ジュースを飲んだことがありますが、無加工のものにはかないませんね。量が取れないから流通は難しい。天草まで来てください。
有作くん100 農協職員から東京大学教授、さらに熊本県知事と、すごいキャリアの蒲島熊本県知事の肝入りで制定された『有作くん』さらに厳しい規定の『有作くん100』の認証を受けている晩柑農家は2軒だけだそうです。
「有作くん」(熊本型特別栽培農産物)は、土づくり・減化学肥料・減化学合成農薬等に関する県独自の「生産基準」に基づいて生産されたことを県が認証した農産物で、「くまもとグリーン農業」表示マークをつけて販売されています。
このうち「有作くん100」は、化学肥料、化学合成農薬とも栽培期間中不使用のものです。