weekly Food104 Magazine 2022年10月12日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しております。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えておりました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、

会津大学・短期大学等でも非常勤講師をしておりました。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【テロワール九州】

今月初め、宮崎県へ出かけてきました。目的は「ふらんす食堂Bistroマルハチ」の9周年だけど8周年記念パーティーへの参加でした。

マルハチの八田淳シェフは、フレンチシェフ歴32年で、都内のレストランから宮崎に帰って来て9年になります。

宮崎県庁に近いビルの1階で気軽なビストロとして、それでもきちんとしたフランス料理を提供、人気を集めてきました。

それでもコロナ禍は厳しい状況をもたらしました。その間、「メヒカリのアンチョビ」などを開発し、通販事業を立ち上げて売り上げの確保に努めてきました。メヒカリのアンチョビは、日向灘で大量に収穫されるのですが、いかんせん日持ちしない魚だったメヒカリを、岩塩に漬け込むことで保存性を高め、全国に発売できるようになりました。八田シェフは宮崎県には、このように隠れた美味しい食材がたくさんあることを再発見します。

『テロワール九州』

10月10日に鹿児島県で行われた、第12回全国和牛能力共進会でも、種牛では鹿児島県。肉牛では宮崎県とグランプリを分け合う形になりましたが。この生産量日本一の「宮崎牛」と「マンゴー」については、宮崎県産が認知されています。

それ以外の食材についても、まだまだ知られていないポテンシャルの高いものがたくさん生産されています。

ところが生産者さんは、規模も小さく、販売促進策や流通経路を持っていません。農協経由では、宮崎県産にまとめられてしまい、生産者の顔が消費者のところに届くこともありません。

そこで、八田シェフのフレンチレストラン業界の人脈を活用して、都内のホテル・レストランへ直接販売していこうという活動が始まりました。生産者と、企画している八田シェフたちが協議会を作り、フレンチに合う食材をシェフが吟味し、調理法を含めて提案しようという仕組みです。宮崎を本拠とするソラシドエアの協力を得て、朝獲れの野菜をランチタイムに届けるというチャレンジや、少量で高品質のものをセレクトして届けようという取り組みがスタートするのです。

まずは来年1月に、都内・首都圏のシェフを集めてガラ・ディナーを開催。宮崎県の食材の提案をするということです。

着々と準備が進んでいるようです。

楽しみですし、健闘をお祈りしたいと思います。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 235回目

「東京お米サロン」稲刈り

インターンシップ生、粟村さんのレポートです。

リアルとオンラインを融合しながら、東京都の「お米」「農業」について学んでいく「東京お米サロン」。6月に行った「田植え」から約4か月、ついに「稲刈り」を10月9日に、国立市谷保の西野農園で行いました!

雨予報となっていましたが、当日は時々晴れ間ものぞく過ごしやすい天候の中、実施することができました。

数日前から水を引いておいた田んぼには、穂が黄金色になった稲が並んでいました。

まず、西野農園の西野耕太さんから、片手サイズの小型の鎌を利き手に持ち、手前に引きながら稲を刈っていくことや、稲はお茶碗1杯分の3束を紐でまとめることなど、稲刈り方法について詳しく教えていただきました。

山田屋本店6代目 秋沢毬衣さんからは、育っている稲の種類(東京産キヌヒカリ)についてや、昔は全て自然乾燥で乾燥具合が一定ではなかったため、新米を炊く時は水の量を少なくするよう言われていたことなど、お米についての豆知識を教えていただき、いよいよ稲刈り本番です!

利き手とは反対側の手で稲を掴み、その下を鎌でザクザクと刈っていきます。そして、3束分を紐で括り、敷地内の塀やガードパイプに引っ掛けていきました。子どもたちも含め約40名で1時間弱行い、田んぼの5分の1ほどを刈り終えました。

「手刈り」自体は思っていたよりも簡単に行うことができましたが、広い田んぼ一面の稲を手で刈っていたことを考えると、昔の「稲刈り」の大変さを実感することができました。

そして、自分の手、体を動かした後は、おいしいお昼ごはんです!

今回は、

・5つ星お米マイスター秋沢さんがセレクトした新米で作った「おにぎり」と「炊きたて羽釜ごはん」「三五八漬け」

・東京お米サロンの運営メンバーであり、出汁ソムリエでもある山根さんが東京の味噌蔵 麹屋三郎衛門のお味噌で作った「豚汁」

・東京お米サロンの協賛企業 FSXの社員の方が炭火焼きで作ってくださった「焼き芋」

をいただきました!

終わった後、LINE参加者グループには、実際に体験したからこその、嬉しいメッセージが次々と届きました。

<30代ご夫妻とお子様2名で参加>

「稲刈り、お米作りの大変さを体験した後の食事。

普段はあまり白米を食べない長女が、パクパク食べました!」

<30代女性とお子様2名で参加>

「米好きの長男は、お昼にいただいたおにぎりの米の味を噛み締めていました。スープがおいしい!と豚汁を飲み干していました。子連れのなか、皆様にも色々サポートいただきありがとうございました。」

<20代男性5人で参加>

「貴重な体験だけでなく美味しいご飯まで頂き感動いたしました。そして私の働く介護施設で利用者さん達に稲刈りの様子を見せるとみなさん田植えの時期から楽しみにしていたようで大喜びでした(笑)この体験は墨田区のお年寄り達にもエネルギーを与えています。」

<60代女性一人で参加>

「運営スタッフの皆様、参加された皆様、沢山の収穫体験と美味しいお握り、漬物、豚汁、焼き芋、どれも愛情たっぷりで皆さんの笑顔と共に味わい深いものとなりました。全ての稲を刈り終わった後、雨が降ってきて、晴れ男&女さんは誰でしょう!」

苗を育てて、水田を耕し、田植え、日々の水量管理、除草など、黄金色の稲穂が実り、収穫するまでには、数えきれないほどの手間と苦労がありました。東京お米サロンに参加したことでfacebook・LINEで届く今の畑の状況を見ることができ、現地で田起こし、田植え、稲刈りを体験する事でしっかりと学ぶことができました。

「お米」に限らず、普段何気なく食べている食材は、当たり前にあるものではないのだと、改めて学ぶことができたと同時に、それを伝えていく必要があると実感しました。

今回の稲刈りで収穫したお米は、10月17日(月) 水天宮前駅の遠忠食品にて行われる「新米試食会」にて、最速最短で味わうことができます!

そして、12月11日には、収穫した「稲」を使った「しめ縄作り」も予定されているので、今後の活動にもぜひご参加くださいね!

【今後のイベントスケジュール】

・「幻の東京産 新米試食会」

10月17日 (月) 16:00-20:00 @遠忠商店3階スペース(日本橋蛎殻町)

参加費:500円

予約不要

https://www.facebook.com/groups/271300545146442/permalink/416406507302511/

・「西野農園の稲穂を使った しめ縄作り」

12月11日 (日) 調布駅前の市民センターにて

後日、ご案内をしますので、東京お米サロンW E Bサイト(下記U R L)をご確認ください。

https://www.tokyo-okome.com/

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

food field creative

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。

 社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。

その他

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ、校友会企画委員

深沢アート研究所 マネージャー

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第304回

旨く脂ののった鯵の干物と大根おろしに日本酒をちびりちびり、というのはプーリアではできない贅沢です。

日本に帰ってきたからこそ味わえる美味しさ。手軽に味わえるのも嬉しさが増します。

海産物の干物の食文化は世界各地にあるのに、イタリアでは一般的ではありません。

ちょっと調べたところによると北部のブレーシアという町周辺では淡水魚を天日干しにする習慣が昔からあるとのこと。

またサルデーニャやシチリアの郷土料理にはボラやマグロの卵を塩干しにしたボッタルガ(カラスミ)が使われます。

唯一広く使われるのはバッカラと呼ばれる塩干ししたタラです。ポルトガルやスペインバスク地方などではバカラウと呼ばれています。スカンジナビアで多く取れるタラを寒い北風に晒し塩蔵するストックフィッシュが中世の時代にバイキングたちと一緒に南ヨーロッパにやってきました。

タラと言えばこれからの季節、日本ではたらちりが美味しいですが、バッカラが大好きな南ヨーロッパ人たちは生のタラを食べる習慣がありません。水温が高い地中海ではタラはあまり捕れないので新鮮なものが手に入らないからでしょう。

アドリア海とイオニア海に挟まれたプーリアでも鰯、鯵、鯖などの青背の魚は新鮮なものがありますが、プーリア人は刺身で食べることはしませんし一夜干しなどにする習慣は全くありません。

生で食べるのもよし、一夜干しなどは旨味も増してさらに美味しいのに、と思いますが、私の推察では干している時の魚臭さに耐えられないのではと思います。海辺の街や海岸で「磯の香りがしませんね」と日本からの旅行者の方がおっしゃっていたことも思い出しました。

磯の香りと干物の放つ臭いは別のものかとも思いますが、確かにイタリアの海岸では海の匂いというのはあまり感じません。

チーズやサラミ、生ハムなどの肉加工品が熟成する時に放つ臭いも独特ですが、ヨーロッパではそれらの歴史の方が長く慣れ親しんでいるのでしょう。海に囲まれているとは言え、日本と比べると広さや海流の規模が違うし、海の恵みをあてにする度合いも違うのかなと思います。

こちらでは食べる習慣がないのだから当然とも言えますが、魚を手際良く捌く技やよく切れる包丁なども一般家庭にはありません。そう考えると逆に海藻なども食べ尽くす日本の食文化の海産物への依存度の高さを再認識します。

伝統的な地中海式食生活は肉類、魚介類よりも野菜や豆類を多く用います。一昔前は貧者の食生活と考えられていたものですが、サステイナビリティや健康の観点からは今の時代の理にかなった食習慣です。日本の食文化の得意とする海産物の干物も和食の枠を超えてその価値が評価されるようになるのではと思います。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

10月6日-10月12日

■マクドナルド、全国の店舗で紙製ストロー・木製スプーン/フォーク/ナイフ/マドラーを提供

グルメWatch

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1444596.html

■元気寿司、社員不正で社長降格。親会社 神明HD社長が兼務。

フードリンクニュース

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/10/0583825.php

■東京の「静けさ」に出合える。森と水辺に囲まれた癒しカフェ40店

BOOKウォッチ

https://books.j-cast.com/topics/2022/10/09019418.html

■喫茶店好き集まれ! 行きつけにしたい店が見つかる『東京の喫茶店』

BOOKウォッチ

https://books.j-cast.com/topics/2022/03/02017372.html

■Googleマップで、いよいよ環境に優しいルート案内がスタート。

環境に配慮した宿泊施設などの観光施設の案内も順次始まる予定です。

グーグル、旅先探しに役立つ新機能を追加、地図上に「地域の雰囲気」わかる情報、検索で「思いがけない出会い」を生む結果表示など

トラベルボイス 観光産業ニュース

https://www.travelvoice.jp/20221003-152135

■5日夜、京都・大阪のミシュランが発表になりました。

瓢亭は安定の3つ星、プレスキル(大阪淀屋橋)は初の1つ星獲得。

「ミシュランガイド京都・大阪2023」13軒の新たな星付きレストランを発表

初掲載で二つ星の凌霄、一つ星から二つ星へ評価を上げたベルロオジエを始めとする星付きレストランは192軒。ビブグルマンやミシュラングリーンスター、ミシュランスペシャルアワードなど、全389軒。

ミシュランガイド

https://guide.michelin.com/jp/ja/article/michelin-star-revelation/michelinguide-kyoto-osaka2023-stars

■雲ノ茶KUMONOCHA CAFEがリニューアルオープンしました!

京都の四条河原町にある「雲ノ茶KUMONOCHA CAFE」が「京都レトロ喫茶」として10月4日にリニューアルオープンしました。

今までは木の温もりがある内装になっていたのが、一転して全体的に落ち着いた雰囲気のあるレトロな内装になりました。この店舗ではベリー系の「ルビー」と抹茶系の「ジェード」の2種類のアフタヌーンティーセットを楽しむことができます。

京都に観光として来る方にはジェードのアフタヌーンティーセットを注文すれば、抹茶スイーツを堪能できるのではないでしょうか。レトロな空間で美味しいコーヒーとお洒落なアフタヌーンティーセット、そんな非日常空間を味わいに行きたいです。【N】

京都高島屋前にて「雲ノ茶KUMONOCHA CAFE」 が「京都レトロ喫茶」としてリニューアルオープン

株式会社金平堂

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000097805.html

■「マリークヮント」がホテルのレストランをジャックします。

スイスホテル南海大阪の36階レストラン「テーブル36」にて、マリー・クワント展の日本上陸を記念したイベント「フェスティブレトロ with マリークヮント」が11月3日から12月31日の期間限定で開催されます。

創造性や革新的なデザインで魅了するマリークヮントからインスピレーションを受け開催されるこのイベントでは、ブランドアイコンを模したロリポップや、ブランドをイメージしたカクテルの提供、さらに大晦日には、60年代のロンドンをオマージュしたレトロなカウントダウンパーティーも開催されるそうです。

ファッションブランドとのコラボレーションカフェなどを目にする機会が多いように感じます。ファッションとのコラボだからこそ、デザインも魅力的で目に留まるのかもしれません! 【K】

「マリークヮント」がホテル最上階をレトロでカラフルにジャック!スイーツブランチ、バーナイト、カウントダウンパーティーが楽しめる「フェスティブレトロ with マリークヮント」開催!

ホテル35階での「マリークヮント アーカイブポスター展」もお見逃しなく

スイスホテル大阪南海株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000021966.html

■カカオの新たな魅力を体験できる専門店「LOTTE DO Cacao STORE」がオープンします。

株式会社ロッテは、サステナブルでウェルビーイングなチョコレート文化の創造を目指す「DO Cacao PROJECT」を通して得たノウハウを、体験として届ける店舗「LOTTE DO Cacao STORE」を渋谷にオープンします。

カカオの外皮であるカカオハスクが内装やユニフォームに活用された店内で、産地による風味の違いが味わえるドリンクやスイーツが楽しめるそうです。

チョコレートを使用した商品を製造・販売する企業だからこそ、原料の持続可能性に注目し、発信まで行っている点が、企業自身の持続可能性にも繋がっているように感じます。 【K】

カカオの新たな魅力に触れられる”体験型”のカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」をオープンいたします。

ロッテ初のカカオ専門店が10月29日(土)渋谷にオープン!

株式会社ロッテ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001883.000002360.html

■北野エースが提案する新業態の次世代グロサリーショップがオープンします。

北野エースが誇る目キキ、味キキが次世代に「つなぎたい」「つたえたい」商品を「6つのキーワード」に沿ってセレクトし、図書館のように展開する「FOOD LIBRARY」の1号店が、名古屋PARCOに11月19日にオープンします。

流行の発信地「SHIBUYA」の食、日本各地の「LOCAL」な食、新技術を使った「FOODTECH」の食、心と体に優しい「HEALTHY」な食、ちょっと特別な「LUXURY」な食、サステナブルで「ETHICAL」な食の6つのキーワードを切り口に揃えた商品が、曲線が特徴的な店内に、図書館の本棚のように並ぶそうです。

「LOCAL」「FOODTECH」「ETHICAL」などの6つの切り口が、どれも今注目のキーワードばかりだったため目に留まりました。常設のPOP UPスペースや、図書館のような空間デザインなどは、わざわざ店舗に足を運びたくなるようなワクワク感に繋がりそうですね! 【K】

北野エース全国初新業態『FOOD LIBRARY (フードライブラリー) 』 が11月19日(土) 名古屋PARCOにOPEN!「こだわった本物の食」を体験できる3つの新店舗もOPEN

株式会社パルコ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002174.000003639.html

■「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」にコラボカフェが登場します。

地域を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」と、Nicolai BergmannK.K.のタイアップイベントとして、コラボカフェが17日、18日の2日間限定でオープンします。

太宰府天満宮および宝満宮竈門神社にて行われる展覧会「THE FLOWER BOX EXHIBITION IN DAZAIFU」に先駆けて開催されるこのコラボカフェは、太宰府駅に留め置いた車両内で、北欧を感じられる、見た目も美しいスイーツやドリンクが楽しめるそうです。

ニコライバーグマンデザインの装飾だけでなく、電車内で楽しめるカフェという非日常感がとても魅力的です! 【K】

THE RAIL KITCHEN CHIKUGO × Nicolai bergmannコラボカフェが期間限定オープン

フラワーアーティスト ニコライ バーグマンが手掛ける展覧会「THE FLOWER BOX EXHIBITION IN DAZAIFU」 開催企画

にしてつグループ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000370.000017692.html

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

Apple Watch Series 8 ULTRA

 毎年、9月から10月は貧乏になります。かじりかけのリンゴ(アップル)から、iPhoneなどが販売されるからです。好奇心が強い私は、思わず買ってしまいます。

80年代に米国に2年ほど駐在時に、アップル本社が見えるクパティーノ市に住んでいて馴染みのあるブランドです。でも私は帰国後ウインドウズ・パソコンで馴染み。アップル製品にはなじみが少なかったのです。

それが変わったのが10年前に病に倒れ、言語障害になり、スマホやタブレットが必需品になったのです。

 最初はiPhone5からスタートし、iPad、アップルウオッチと増えていきました。

今回はApple Watch Series 8 ULTRAとiPhone 14 pro max、にしました。Apple WatchはiPhoneと同じく5から買い始めました。Apple Watchは5から時計になったからです。時計とは常時表示しなくてはいけないからです。

 アップルは新製品を未成熟の時から平気で出して、5年ほどかけて熟成させるのです。

Apple Watchは今では必需品です。理由はiPhoneが重くなり常時携帯できずカバンに入れ、音や振動に気が付かず、大事な電話に出れなくなったからです。

14 pro maxはなんと249gもあるのです。常時持って歩くには180gまでですね。また、face idとなったのですが、コロナ禍のマスクで認証ができなくなったのですが、Apple Watchをしていれば認証できるようになったからでもあります。

 Apple Watchは便利ですが一つ欠点があります。小型のため、電池が持たないのです。

一応18時間持つといいますが、1日使うにはちょっと心細いのです。そのため、Apple Watch Series 7まで2台を使っていました。古いウォッチを夜用に使い、新しいのを昼用とちょっと贅沢な使い方です。それを解決したのが、Apple Watch Series 8 ULTRAで30時間持ちます。夕方食事と風呂の間に充電すれば1日持ちます。7シリーズまで毎年バッテリー持ちを改善しています。

バッテリーの消耗は何もしていなければ、昼で1時間3%、夜で1時間2%消耗ですが、ULTRAは昼2%、夜1.2%の消費と格段に向上です。

ただ音楽聞いたり、スポーツ計測時にはもっと消費します。

 Apple Watchは2015年に発売されたのですが、当初アップルは迷いがありました。スイスの高級機械式時計を意識したのです。

そこで発売前にバーバリーの幹部をスカウトし、ファッショナブルなデザイン、機能、包装、などを研究・模索しました。そのため当初のモデルには、ゴールドやセラミックという素材を使った100万円台の製品を作りました。

しかしやがて、健康管理、運動管理(アスリート向けさまざまなワークアウト機能を備え)の分野にスイッチしていきます。今では脈拍、血中酸素濃度、心拍機能、体温をチェックできるようになりました。

現在の情報では、血糖値と血圧計測を計測できるように研究開発中です。また、Apple Watch Series 8から、車運転中の衝突時の緊急速報ができるようになるなど、ファッショナブルな時計から、健康や安全を守る必需品に変化をしています。

 今回のApple Watch Series 8 ULTRAはよくできていますが、素材にチタンを使ったため13万円もします。Apple Watch Series 7まではステンレス製で8万円くらいですから、ちょっと高いですね。

おすすめはApple Watch Series 8のセルラー・ステンレス製ですね。安いアルミボディは、風防ガラスが硬いサファイヤクリスタル出なくちょっと傷つきやすいし、アルミボディがちょっとざらついていて、色が良くないのです。

 画面はいろいろ選べるのですが、私はコンプリケーションが8つ選べる画面を2つ用意しています。(コンプリケーションとは日本語で「複雑」という意味だが、時計関連の用語としては、「時計の中に高度な技術が込められている時計」のことをさす)。

ULTRAの新しい機能として、側面にアクションスイッチというボタンを用意しています。私はマクドナルド時代、機器開発を趣味にしていたので、ストップウオッチ付きのクロノグラフを使っていました。

アップルウオッチにもストップウオッチ機能があるのですが、画面を選び、ストップウオッチ機能を選択し、計測開始と3ステップ室用と面倒くさいのです。側面にアクションスイッチにストップウオッチ機能を割り当てると、ワンアクションで計測開始できます。

 アップルのすごいのは、自慢げに機能を喧伝しないことです。ちょっとしたことですが、コロナ禍で便利なのは手洗い時間20秒表示です。7までは手洗い時間が20秒経過すると画面表示で教えてくれるのですが、手洗い中画面見にくいのです。

ULTRAでは20秒経過すると振動して教えてくれます。こんな些細な進化も着実にしています。

Apple Watch 歴代比較

 電池持ちが間違っていますが。

発表会の様子

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2209/10/news046.html

製品比較

電池持ち

 Apple Watch Ultraのバッテリー容量、Series 8より72%大きく、最大60時間のスタミナを実現

丈夫さ

健康

 トレッキング

https://www.techno-edge.net/article/2022/09/09/267.html

運動

 ダイビング

https://japan.cnet.com/article/35193874/
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40862

使い方

https://ascii.jp/elem/000/004/106/4106271/

製品情報

https://ascii.jp/elem/000/004/104/4104903/
https://dime.jp/genre/1461387/
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1439524.html
https://gigazine.net/news/20220922-apple-watch-ultra-media-review/

公式HP

https://www.apple.com/jp/shop/buy-watch/apple-watch-ultra?afid=p238%7Cj93YldPV-dc_mtid_2092567642642&cid=wwa-jp-kwyh-watch–WatchFamily–

以上

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● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #924 2022/10/6

https://note.com/kassie/n/n16bd362f5f10

飲食業界ニュースまとめ #925 2022/10/7

https://note.com/kassie/n/n221c9d7e1428

飲食業界ニュースまとめ #926 2022/10/8

https://note.com/kassie/n/nbf7bfb810438

飲食業界ニュースまとめ #927 2022/10/9

https://note.com/kassie/n/ne06683629f50

飲食業界ニュースまとめ #928 2022/10/10

https://note.com/kassie/n/n7fc9b7187ed1

飲食業界ニュースまとめ #929 2022/10/11

https://note.com/kassie/n/naafc9a447ed5

飲食業界ニュースまとめ #930 2022/10/12

https://note.com/kassie/n/n76bd19b17ba8

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

Goo外食ニュース

https://news.goo.ne.jp/topstories/business/559/

サンケイBIZ

https://www.sankeibiz.jp/business/lists/service-n.htm

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

https://www.qsrmagazine.com/

NRN紙

http://www.nrn.com/

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Food104マガジンスタッフ

発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子

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このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。

日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。

有限会社清晃(せいこう)業務内容

王利彰 経歴

ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を

企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、

将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、

と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

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