1)あみやき亭傘下のスエヒロ館杉並の改装
以前、池袋ロマンス通りのブラックホールをご紹介しました。運営会社はアクトグループ、親会社は名古屋の上場会社あみやき亭です。名古屋は牛肉系の企業が多いですね。木曽路、あさくま、ブロンコビリー、あみやき亭ですね。あみやき亭グループは、静かに東京圏をM&A戦略で攻めています。
買収したスエヒロ館は大型店舗で老朽化のためか、続々と改装中です。今回はこの改装後の店舗訪問です。
このコロナ禍でも元気な企業は料理などに力を入れているお店です。今元気なのは焼肉です。
私が評価するのは良いと思う順に
1.大阪のカルビワン
2.あみやき亭グループ
3.ワタミ提携の上村牧場
4.焼肉キング
5.ワタミの焼き肉
です。
この中で多ブランド化の価格帯の広いあみやき亭が要注目です。一番低価格のあみやき亭は三多摩などの郊外、スエヒロ館が23区内の郊外、アクトグループのブラックホールが、池袋、新橋、新宿、渋谷などの都心繁華街とうまく分けて展開中です。
最近は池袋東口でブラックホールが食べ放題の店を実験中です。あみやき亭ブランドは安いのですがサイドメニューが貧弱、ブラックホールの肉が一番おいしいのですがちょっと高めです。私の一押しはスエヒロ館で、改装を待っていました。
今回の改装は躯体を残してほぼ全面改装です。この店は、杉並の高井戸駅近くの五日市街道沿いで、近所には、ポルシェ、アウディ、ベンツ、レクサス認定中古販売、などの高級車ディーラーが軒を連ねています。この店は、環八から吉祥寺方面に五日市街道沿いにあります。古い店舗ですが駐車場が広く便利です。
今回の改装では広い宴会用の座敷席を取り払い、テーブル席を増やし、個室を3つほど作ったことです。また親会社のあみやき亭の本拠地名古屋のブロンコリーを意識した味付けをしました。
1.以前あった入り口の肉の陳列をやめ、入口に羽釜の窯を設置し、炊き立てのご飯を訴求です。食べましたが、米粒が立っていておいしかったですよ
2.入口にデザートビュッフェを設置し、子連れのファミリー客にアッピール。
一人680円で食べ放題ですが、小学生以下(小学生含む)は半額、一品で150円、
3品で450円、5品で650円と選択が豊富です。キッズデザートとして、2品で150円です。
3.人件費削減で、テーブルにタブレットを設置しセルフオーダー
4.最近流行りの回転すし風の特急レーンは置かず(多分コストが高いし、客席が狭くなるので)その代わりに配膳ロボットを配置
料理の肉は和牛を全面的に訴求しています。食べ放題ではないですがリーズナブルな価格です
スエヒロ館杉並の改装後 画像
ブラックホール(都心型高級焼肉店 アクトグループ)
親会社 あみやき亭グループブランド
http://www.amiyakitei.co.jp/amiyaki-tenpo/index.html
あみやき亭 名古屋店舗
http://www.amiyakitei.co.jp/
あみやき亭 東京店舗
http://www.suehiro-net.com/amiyaki-kantou/stores.html
あみやき亭 M&A 情報
ホルモン焼き店「ホルモン青木」を展開する杉江商事(東京都江東区)を買収した。
2019年3月末のあみやき亭グループの店舗数は258店で、このうち東京23区内の店舗は10数%しかない。一方の杉江商事は都心部で6店舗を展開しており、この買収によって同エリアの店舗数は10数%増えることになる。これまでに2度M&Aを実施。
あみやき亭は1995年に愛知県で設立。愛知県春日井市に1号店を出店し、事業を拡大してきた。現在は焼肉「あみやき亭」や焼き鳥「元祖やきとり家美濃路」などの事業を展開しており、愛知県と神奈川県にあるセントラルキッチンから食材を店舗に供給する体制を敷いている。
M&Aに関してはこれまで2度実施し、同社事業のそれぞれ柱となっている。初めての案件は2009年。ステーキを手がけていたスエヒロレストランシステム(神奈川県大和市)を日本ハムの子会社であるジャパンフードから買い取った。
当時スエヒロはステーキの「スエヒロ館」のほか、焼肉の「かるび家」や、居酒屋業態の「楽市」など合計32店を展開しており、2018年2月末には64店に倍増した。
2番目の案件は2014年。寿司や焼き肉を手がけていたアクトグループ(東京都港区)を子会社化した。当時のアクトグループは寿司の「すしまみれ」や、焼き肉の「ブラックホール」、「ダイニング」など12店を展開しており、2018年2月末の店舗数は15店に増えた。
店舗名 店舗数
あみやき亭 111
どんどん 22
かるび家 3
スエヒロ館 20
ほるたん屋 11
ブラックホール 4
島津 1
元祖やきとり家美濃路 55
ハンバーグ&ステーキレストランあみやき亭 3
レストラン・スエヒロ館 14
居酒屋・楽市 3
すしまみれ 7
ダイニング 3
イタリアンレストラン 1
合計 258
あみやき亭の業績も同様で、消費者の節約志向に食材の高騰、人手不足、人件費の上昇などの要因が加わり、売上高は右肩上がりであるものの、営業利益は逆に右肩下がりの状況にある。
2020年3月期については15店を新規に出店する計画で、売上高は332億6,000万円と前年度比3.5%の増収を見込む。ただやはり利益の方は厳しく、営業利益は24億2,000万円と同12.5%の減益予想。
あみやき亭の売上高推移(単位:億円)2020年3月期は予想あみやき亭の営業利益推移(単位:億円)2020年3月期は予想
杉江商事の売上高推移(単位:百万円)杉江商事の営業利益推移(単位:百万円)前のページ
2)法事後の富麗華
母の23回忌を池上本門本行寺でやり、精進落としを何時もの蒲田リップスティックの代わりに麻布十番の富麗華でこじんまりやりました。
陰膳は母の大好物のフカヒレ姿煮。母はよく言えば豪放磊落、悪く言えば我儘。晩年中華を食べにいけば、一番大きなフカヒレ持ってきてと言ってパクパク食べてお代わりしていました。
私が60年以上前の中学時代に地元の寿司を食べに行けば、私に好きなもの食べてよいというので私は、大トロ、活きアワビだけ腹いっぱい食べたので、お会計は一人1万円以上もしました。当時の母は、商売を切り回して忙しく、小金に困らなかったからでしょう。
亡くなる前に親戚が僧侶をしていた池上本門本行寺の良い場所に(日蓮聖人がご入滅された池上家の仏間跡に建てられたお堂「ご臨終の間」の裏、隣の墓は青柳流家)墓地を購入していました。
都心の高層マンション位高価だったのですが、私に現金を残しても浪費するが、都心に近い場所に墓があれば、怠け者の私でも墓参りしやすいだろうと言っていました。更に命日を忘れないようにと、秋分の日9月23日に亡くなりました。ちなみに父の命日は春分の日のちょっと前の3月22日でした。
池上本門本行寺HP
さてこのコロナ禍で外食、観光業は大変ですが、お寺、葬祭場も大変です。法事はコロナ前にはお坊さん5名くらいで盛大にお経をあげていましたが、今回は2名だけでした。宗教法人は国の援助があるのかないのかわかりませんが大変なようです。
また、斎場も人が集まらず大変です。このコロナ禍で人が集まるのをやめ、ほとんどが家族葬の少人数ですからね。
私の地元に大きな斎場があり、父母ともその斎場で葬儀を行いました。斎場ではお参りの後、お清めで軽い食事やお酒を出します。その斎場は地元のすし屋や、洋食屋の仕出しを使っています。近所の小さな洋食屋は、その仕出しを長年続け、私の家の倍くらいの立派な家を建てたくらいです。でも今は葬儀がなく困っていますね。
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富麗華HP
3)箱根のハイアットリージェンシー
夏休みは恒例の箱根ハイアットリージェンシーです。コロナにもかかわらず規制がなく大混雑でした。おかげで寿司懐石がいっぱいで、ラウンジで寿司とステーキという面白い組み合わせを楽しみました。
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4)行きは小田原のだるま
ここはいつも江戸前のてんぷらや天丼の前に地魚を楽しむのですが、今回は活けの伊勢海老がお勧めで、贅沢に2匹を楽しみました。
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お店HP
5)2日目は強羅ブルアリー
このブルアリーは伊藤グリルというステーキ屋が経営しているので肉が美味しいのです。NOBUの刺身や寿司も楽しめます。
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お店HP
以上