熊本県天草市新和町に100年続く酒蔵があります(明治32年創業)。4代目の蔵元 平下豊さんは1977年生まれ、東京農業大学を卒業後、実家の天草酒造へ入社、2014年に社長に就任します。メインの米焼酎「天草」だけでなく、芋焼酎「池の露」、最近は有明海に浮かぶ湯島産の芋を使った「湯島」など、原料、製法にこだわった酒造りを続けています。
原材料の点では、近傍の耕作放棄地を使って原料の芋を育てたり、新しい蔵を作り、ほぼ手作業で焼酎を造ってみたりとチャレンジを続けています。
昨年は、「KANPAI AMAKUSA」という交流施設を作り、顔の見える酒造りを始めました。
平下さんは、地元ケーブルラジオのパーソナリティもやっているのですが、その活動の中で、自社製品の販売だけでなく、酒蔵のある天草そのものの認知度を上げていかないといけないと気付いたそうです。同社の焼酎は、量販店ではなく、それこそ顔の見える、こだわった販売店にしか置いてないそうで、展示会や試飲会では、飲んでもらった方に是非とも天草に来てくれと誘うそうです。その来てくれる人をもてなす施設が「KANPAI AMAKUSA」なのです。
眼前に広がる海を眺めながら、バーベキューをしながら、一杯飲む。さらにサウナも作ったそうです。近所の旅館に泊まるもよし、天草市中心の本渡まで30分くらいです代行で4,000円くらい人数割すれば安いもの。
そこに行かないと体験できない、こと、もの、がある魅力的な場所が出来ています。
肝心の焼酎ですが、おすすめは「池の露」、すごく飲みやすいそうです。(僕は呑まないので感想が薄いですね)
池の露HP
https://ikenotsuyu.com/
https://www.youtube.com/watch?v=hjtTwjOpJNA
池の露Facebook
https://www.facebook.com/ikenotsuyu