ららぽーと福岡が4月25日に開業、ひと月経ってやっと訪問できました。
三井不動産が手掛けるショッピングセンターの17店舗目、九州初上陸です。なにより実物大(らしい)動くガンダムが人気を集めています。
テナント数222店、うち九州初上陸57店舗と、なかなかの黒船襲来感があります。
立地は博多駅から鹿児島本線で一駅南、竹下駅近く、以前の福岡市中央卸青果市場の跡地です。180万都市の中心近くに8万6千平米の更地が出来たのも驚きですが、ららぽーとが出店し、物販だけでない体験や、時間消費のコンテンツを揃えているところが、周辺のショッピングセンターや商店街には脅威になるだろうと思います。
2018年にPayPayドーム横に、三菱地所が開発したMARK IS 福岡ももちが出来たときにも感じたところですが、ますます福岡市の中心部、天神、博多駅周辺にある百貨店やモール(キャナルシティ博多など)は大変だろうなと思います。
「ららぽーと」も「MARKIS」も、ハレの買い物だけでなく、日常の買い回りに便利なスーパーマーケットも出店しています。この辺りの出店技術の向上は日進月歩ですね。
ららぽーと福岡の1階にある八百屋は「MARKET351」という青果市場の仲卸が運営しています。351は市場のあった住所にちなむらしいです。
グローサラント(グロッサリー+レストラン)という業態。最近人気ですね。
市場で活躍していたターレーが店頭で眼を引き、野菜や肉のショーケースと、それらをオープンキッチンで調理した弁当、丼のショーケースが並びます。弁当類は、イートインコーナーで食べることもできます。
好きなものを各自で選んで食べることが出来る、調理時間を待たずに済むので回転も早く、大型のモールでは利点が多いと思います。
海鮮丼などの単価は、なかなかなので日常使いというのは厳しい感はありますが、ハレとケの両方を備えたモールの特長ともいえます。
ららぽーと福岡 マーケット351
開業のプレスリリース
MARKET351