フードビジネス最新情報 weekly Food104 Magazine 2018年5月30日号

メルマガバックナンバー

● 東京OFF会+旬の味を食らう会報告
● 莫莫居鶯のお知らせ
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 東京off会+FSPRO平成30年第5回旬の味を喰らう会の報告

food104で執筆いただいている石川さんにラム肉を楽しむ会をコーディ
ネートしていただきました。ラムバサダー福田浩二シェフによるラム肉
コース料理でした。参加者は以下の50と大盛況でした。

戸沢さん@水工房、元ドムドム
江野澤 清卓さん@イー・アシスト株式会社
花田さん@厨房工業会
石川史子さん@food field creative、元東京ガス
MLA 三橋さん@石川さん御友人
NHジャパンフード株式会社さん@石川さん御友人  3名
奥秋和美さん@石川さん御友人
米村守雄さん@日本ハム株式会社 加工事業本部 デリ商品事業部
宇佐美 潤さん@日本ハム株式会社 輸入商品第2課
坂田 亮輔さん@日本ハム株式会社食肉マーケティング課
清水卓磨さん@米村さん御友人
竹中洋介さん@クリタック株式会社 アクア営業部
池田隆之さん@コメットカトウ東京支社長
福川さん@JMA
橋本@さんJMA
虻川さん@竹内さん御友人
金澤さん@竹内さん友人
島崎さん@福川さん御友人
渡辺さん@島崎さん御友人さん
濱口さん@島崎さん御友人
松本さん@島崎さん御友人
天野さん@島崎さん御友人
寺村さん@島崎さん御友人
鈴木さん@島崎さん御友人
三瀬さん@島崎さん御友人
保科さん@島崎さん御友人
朝比奈さん@島崎さん御友人
池田薫さん@島崎さん御友人
小林けいさん@島崎さん御友人
鈴木りなさん@島崎さん御友人
柴田さん@島崎さん御友人
田口さん@井上さん御友人
濱野さん@井上さん御友人
平田さん@井上さん御友人
森野さん@井上さん御友人
井上さん@fsc
斉田育秀さん@元キユーピー
藤井雅弘さん@しゃぶ禅
矢部さん@コーヒーチェーン企画 奥様 お子様参加
草なぎ薫(くさなぎかおる)さん@日本本舗
竹居田 幸雄さん@草なぎさん御友人、元高島屋広報
合志綱恭さん@オフィス54、元マクドナルド
城所修さん@元吉野家
森田泰彦さん@元カールスジュニア、元ファーストキッチン
山本さん@アースリンク
松山さん@ホシザキ、元マクドナルド

今回はZEALANDER(ラムバサダー福田浩二)さん調理でラム満喫でした。
https://zealander.tokyo/

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1704141189662709&set=pcb.1704141599662668&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1971670956240541&set=p.1971670956240541&type=3&theater

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● 莫莫居鶯のお知らせ

皆さん今晩は!5月も終わり梅雨の時期が近づいてきましたね。この時
期は運動会や修学旅行などお子様の行事も多い方も多数いらっしゃるかと
思います。お客様で同級会のご予約をされる方もいらっしゃいますがこの
時期は何かと集まる機会が多いようですが当店の落ち着いた雰囲気の場所
で美味しい料理とお酒で昔話しで盛り上がって頂けたらと思いながらおす
すめの料理やお酒をご紹介したいと思います。

●ハタハタの一夜干し
先週に引き続きとなりますが秋田産のハタハタをおすすめいたします。
頭から丸ごと召し上がれる大きさでハタハタの旨味を存分に味わえる一番
おすすめの食べ方だと思います。日本酒や焼酎などの肴におすすめの1品
です。ぜひご賞味ください!!

●ラム肉の炙り
オーストラリア産のラム肉です。今回はモモの部分を骨付きのままロー
ストしました。数種類のスパイスと香草に一晩漬け低温でじっくりと焼き
上げました。ナイフで程よくカットして提供いたします。オーストラリア
産のラムは臭みが少なく今までに食べたことがない お客様でも抵抗なく
召し上がっていただける自慢の一品です。

今週、弊店のお薦めしたい日本酒は純米吟醸酒の水芭蕉です。水芭蕉は
永井酒造株式会社により、製造された日本酒です。群馬県最北部に位置す
る川場村は、総面積85.29平方キロのうち83%が山林で占められていま
す。一級河川の薄根川、桜川、溝又川、田沢川、田代川の5つの清流が流
れる地に集落が開けたのが始まりとされ、川の多いところから地名にも
なったと言われております。この地方の気候は、冷涼で年平均気温は
11℃、冬の平均気温は6.6℃まで下がり、降雪地帯で、山岳地帯の積雪
量は多い時で2~3メートルに達します。 そんな冬の厳しい環境に耐
え、雪解けとともに人々の息吹も樹木と呼吸を合わせたかのように弾み始
めます。山々は、自然からの食の幸に恵まれます。まさに山の懐で生かさ
れているかのように感じるほどに自然は大きな存在を意味します。

この特有の自然条件は群馬県ならではの様々な食材、食文化を生み出し
てきました。 その代表的なものが、うどん、こんにゃく、高原野菜、漬
物、そして日本酒です。

水芭蕉はブームになっている獺祭と同じ山田錦のお米を使い、米の持つ
独特の味わいを追求した味と香りです。36度~40度、または冷やすの
はお薦めです。 是非一度ご来店頂き、ご賞味くださいませ!

●莫莫居 鶯の昼飲みのご案内
莫莫居 鶯では只今昼飲みを推進しています!キリンのハートランド生
ビールは勿論、おつまみなどもご注文頂けます。平日はランチ等で込み
合っていますが、土日はゆっくりお酒を楽しめる空間になっていると思い
ます。ご利用に際してはなんなりと従業員にお声をおかけください。

美味しい丹精込めた手造り作りの料理で御予約をお待ちしております。

料理長 川島

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
HP   :http://www.bakubakukyo.com/
facebook:https://www.facebook.com/bakubakukyouguisu?fref=ts
担当  :侯(こう)
営業時間:ランチ  月~日   11:30~15:00
ディナー 月~日・祝 17:30~24:00

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州より上田さんです。

【麹豚】

肉好きの友人が鹿児島に来たので、ぐるっと回って肉三昧してきまし
た。1泊目は昨年も、この時期に出掛けた「沖田黒豚牧場の民宿 和(な
ごみ)」で黒豚のしゃぶしゃぶでした。観光名所の「曾木の滝」近くの山
林に黒豚を放牧して太らせるという農場です。

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この記事は、バックナンバーを探して読んでくださいね。

さて、鹿児島の旅、スタートは鹿児島空港です。九州新幹線が開通し
て、便利さでは勝てず、国内近距離便は相当減っています。その代わりに
韓国や台湾、中国上海、香港から1日8便くらい到着します。いずれも鹿
児島から2時間くらい、東京と変わらない位置にあります。温泉や火山な
ど魅力のある観光地への入り口として活用されています。

その鹿児島空港の直近にある、「バレルバレープラハ&GEN」で最初の
食事です。
http://praha-gen.com/

ここの自慢はチェコの技術を使った、霧島高原ビール。こだわった製法
のピルスナーからスタートします。

料理は、麹を餌に混ぜた、麹豚のトンカツ、スペアリブ、麹鶏の親子
丼。チェコの交流以上に、この施設のポイントは麹なのです。

鹿児島の名産といえば、焼酎ですが、その焼酎の発酵原料になるのが麹
菌。その中でも有名なのが、河内源一郎さんが明治43年に発見した「河
内菌:泡盛黒麹菌=アスペルギルス・アワモリヴァル・カワチ」で一気に
焼酎の生産が安定、現在の薩摩焼酎を支えています。正確には今の麹菌は
違うようです。近年ブームの黒麹焼酎に使う黒麹菌は更に違っています。
河内菌を扱う河内源一郎商店は、現在3代目。チェコ村や麹の研究所や、
テーマパークなどで、麹を活用した製品、飼料などの開発を続けていま
す。

今回のランチで食べた肉は、麹菌を使って調整した餌で育った豚や鶏
だったようです。

河内源一郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%86%85%E6%BA%90%E4%B8%80%E9%83%8E

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に
戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラ
クター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、
食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントと
して独立。

主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提
供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り
組みを支援している。

具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経
験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、
クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提
案を行っている。

食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、そ
れらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)メルマガ 石川31回目です。

東北3県へ、中小企業さまの支援に行ってきました。優しくて真面目な
人柄が表れている美味しい食品、美しい景色がありました。お仕事は「み
ちのく応援マート」アドバイザーで、事業者さまのお悩みをお聞きして、
都内の消費者さまにご購入いただけるように事業者様と共に商品の改善を
しています。
http://umaimon.smrj.go.jp/

震災からもう7年も経つのに、原発事故の風評被害は消えません。一度
途絶えた客先へ、工場再建後にアプローチしても、他で決まってしまった
からと、採用してもらえずに、売上が減少していると話している事業者さ
んもありました。しかし、黙ってその状況に耐えているだけではなく、東
北の生産者さんたちは懸命に努力しています。生鮮食料品はGAP基準を遵
守し、工場はHACCPの衛生管理、もちろん放射能検査はしっかり行われて
いて、日本で最も厳しい基準で管理されているのが東北の食品事業者様で
す。

そして、驚くほど美味しいのです。2018年の新商品は、とてもユニーク
で美味しいものがたくさんあります。夏以降、都内スーパー、デパートで
催事をしますので、改めてご案内します。彼らの作っている食品を購入し
て頂けたら嬉しいです。今日は旅で出会った美味しいお弁当と、レストラ
ンをご紹介します。

◇海苔のり弁(郡山駅)950円
http://www.fukumameya.co.jp/menu/index-2-10-0-page1.html
東日本各地の駅弁が並ぶ東京駅で第1位になったお弁当です。海苔とご
飯、おかか、梅干しだけでも、じわ~と旨味が口の中に広がり、箸が止ま
らない美味しさ。おかずは卵焼き、焼き鮭、煮物、かまぼこなど、品の良
いお味の定番「おかず」が詰まっていて、幸せな気分になりました。あま
りの美味しさで、次の日は「パンダ海苔のり弁」を購入。期間限定、可愛
いキャラ弁のこちらもお勧めです。

◇ろっこ(仙台、ピザ・イタリアン・ワインバー)2,000円くらい
国産アンチョビとナポリピッツア「カタクチ商店」のお店です
https://www.facebook.com/catakuchi/

仙台駅から徒歩10分。いろは横丁の中にある赤いイタリアンな看板が目
立ちます。こちらのお店は「国産。しかも石巻。アンチョビフィレ」を
作っていて、都内のスーパーなどでも販売され人気の商品です。ワイン1
杯百円、ナポリ価格で水より安い!ピッツアメニューも豊富ですが、ここ
に来たらアンチョビピッツア1,000円でしょう。仙台の地産地消食材で、
ナポリ気分が楽しめます。
ピザ窯はツジキカイさんをお使いでした。お店の看板と赤いピザ窯がベ
ストマッチ。地元の方々が次々と仕事帰りに入って来て、小さなお店は満
席です。予約して行ってくださいね。
「Pizzeria Rocco ろっこ」
r.gnavi.co.jp/45hwvaev0000
仙台市青葉区一番町2-3-30
TEL.022-224-5733

◇シェ・ムラ・ブル・リス(盛岡・フレンチ)10,000円くらい

極上のIwateフレンチ
元ニューオータニ総料理長、伊佐シェフの右腕として活躍されていた村
上シェフが、地元盛岡に帰られて6年。パーフェクトな火入れ、都会的で
洗練されたお料理とサーヴィスです。盛岡の迎賓館として、大切なお客さ
まをお連れしたいと思うお店でした。フランス料理は地方料理がとても豊
かです。フレンチの技法を使い、岩手で生まれ、地域の生産者を良く知る
シェフしかできないお料理ばかり。特に、岩手の魚介類を惜しげも無く煮
込んでスープにしている「オマール海老のスープ」は、都内では味わえな
い濃厚で上品な香りでした。
「Chez mura bleu lis」 (シェムラブルリス)
http://www.murahachi.co.jp/french/
岩手県盛岡市神明町10-10
TEL.019-601-520

盛岡は、新幹線で東京駅から2時間13分。岩手山の雄大な景色を見なが
ら、循環型エコ酪農を実践している小岩井農場の見学や、煉瓦造りの素敵
な建物がある街を散策。フレンチやお寿司、お酒も美味しいものが揃って
いるので、大人の社会科見学と、短時間のリフレッシュにオススメの観光
地でした。

Facebookに写真を掲載しています。
https://www.facebook.com/ffcnippon/

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)
food field creative
facebook https://www.facebook.com/ffcnippon/
HPとblog http://ffcnippon.com/

東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒
業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技
術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評
価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の市場導入(商品化)に向け
たプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦
略、プロモーション、営業と様々な部署を経験。2010年、業務用厨房
ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研
究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理
機器があるのでお客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名
なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料
理界のシェフにかわいがられるようになりました。
食の世界とのかかわりでは、立教女学院中学時代からの同級生が柴田書
店カフェ・スイーツなどの編集長・浅井裕子さんです。

2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタント
として、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理
機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在
の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。これからそ
の幅広い視点でいろいろな食の光景をご紹介させていただきます。

社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と
暮らしています。趣味はヨーロッパ野菜作り。車で15分、見沼田んぼと言
われる、田園エリアで畑を耕し、ご指導いただいている同世代の農家さん
との交流を楽しんでいます。

その他
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」
全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長
全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員
フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員
ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属
立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長
立教大学観光クラブ、校友会企画委員
立教学院評議員
深沢アート研究所 マネージャー

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food field creative フードビジネスコンサルタント
石川 史子(Ishikawa Fumiko)
e-mail info@food-creative.com
web http://ffcnippon.com/

3)食の本場イタリアの大橋美奈子さんから

南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第130回

桑の実がそろそろ食べ頃を迎えます。どちらかと言うと地味な果物では
ありますが、食べ出したら止まらない美味しい季節の味です。懐かしいと
思われる方も多いかも知れません。私はプーリアに来るまで桑の実は食べ
た事がありませんでした。生での流通は難しいと思われるので都心ではな
かなか手に入らないかも知れませんが、日本の里山では今でもよく食べら
れている果物なのでしょうか?

養蚕が盛んだった頃の日本では身近な果物だったようです。ネットで調
べてみると、生のものは見当たらず国産の冷凍品が九州のオーガニック志
向農家のサイトで1件ありました。ジャムなどは日本各地で作っている様
です。輸入品だとジャムなどの他ドライフルーツとしては主にトルコやイ
ランから、冷凍品ではフランスやチリ産。通販会社の商品説明ではポリ
フェノールがブルーベリーの4倍、その他ミネラル分も豊富とあります。
漢方では根皮は生薬として、葉、花、実も薬効が認められているため健康
志向の方々にはお馴染みなのかも知れません。苗の販売は多く見かけたの
で家庭で栽培している方は結構多いのかと思います。

我が家では熟しても白いタイプと紫色のタイプがあります。一年おきに
バッサリ剪定していますが毎年食べきれないほどの実をつけてくれます。
白い方は酸っぱさは無く、ほのかな甘さとバニラに似た香り何とも言えな
い優しい味。紫の方は酸味も甘みもしっかりとしたはっきりとした味。沢
山採れるのでジャムにすることもありますが、やはり完熟したものを生で
食べるのが一番美味しいです。旬の時期にしか食べられないからこその美
味しさです。

毎日の食事の際必ずと言って良いほど最後に生の果物を食べるのもプー
リアの食文化の特徴です。野草やキノコ採取が得意でチーズやサラミ類な
ど何でも手作りがモットーの高桑シェフが営む駒込のプーリア料理店、オ
ステリア・セルヴァジーナでもきっとこの時期採りたての桑の実が供され
ることもあるでしょう。

我が家の食卓から
Tutti a tavola in Contrada San Salvatore
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.751298541583565.1073741832.100001102784712&type=1&l=82ee8281bf

オステリア・セルヴァジーナ
https://www.facebook.com/オステリア-セルヴァジーナ-駒込-プーリア料理-225020017638154/

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、
レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストラン
のビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した
超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業した
ビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、
主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。
母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園
で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しん
でいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信
をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報を
お届けします。

ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りが
プーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリア
という会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも
随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人の
ヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家
的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫
といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウを
はじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。
プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で
生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係に
あります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、
飲み物たちをご紹介させていただきます

我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア
料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きな
アメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご
意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌
憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食
材情報もお知らせください。
このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門
家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられる
ようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。
ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース
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■一般社団法人日本スーパーフード協会(所在地:東京都港区、代表理事
勝山亜唯美)

主催する「ウェルビーイングフード&ライフスタイルアカデミー」で
は、当協会のスーパーバイザーに就任されているタレントのRIKACO
さんが監修・講師をつとめる新講座『RIKACO’S ウェルビーイング
フードマイスター資格取得講座』を、6月2日より開講します。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201805103785-P5-BGn8Y1iM

「ウェルビーイングフード Well-being food」とは、幸せになれる 自然
で美味しいecoな食のことで、自分と家族が心身共に健康になると同時
に、地球にも優しいecoな生活を実現します。

『RIKACO’S ウェルビーイングフードマイスター』の資格がとれ
る全4日間の講座では、オーガニックアドバイザーとスーパーフードマイ
スターの資格を有するRIKACOさんが日常的にとりいれている、
「オーガニック」・「薬膳」・「スーパーフード」・「ヴィーガンスイー
ツ」の4つの自然食の理論と料理のテクニック&オリジナルレシピをご紹
介し、すべてのメニューを試食していただきます。

この資格を取得された方は、ecoな生活を心がけながら、自分と家族の
健康のために、さまざまな自然食のメソッドを目的や体調・体質に応じて
使い分けたり、それぞれの良いとこどりをして組み合わせて、1番自分に
あうものを選択することができるようになります。

当日は、RIKACOさんが講義から調理デモンストレーションまでを
行いますので、RIKACOさんと一緒に、新しいウェルビーイングなラ
イフスタイルをはじめてみませんか?

講座の詳細・お申し込み

ウェルビーイングフード&ライフスタイルアカデミー

『RIKACO’S ウェルビーイングフードマイスター資格取得講座の概
要』・開催日程:【通学制1期】 6月2日(土)・3日(日)・30日(土)・7月
1日(日)
【通学制2期】 9月8日(土)・9日(日)・10月6日(土)・7日
(日)
★定員:各期25名 ※定員になり次第締切
り。
・開催時間:13時30分~17時
・開催場所: 都内(港区または新宿区)の会場

【主な内容】
・日々進化する世界のナチュラルフードや伝統自然食の理論と料理の基礎
を学 ぶ講座です。
・受講資格や専門知識は必要ありませんので、どなたでも受講していただ
くこ とができます。
・「オーガニック」・「薬膳」・「スーパーフード」・「ヴィーガンス
イーツ 」を各1日ずつ、合計4日間で学習します。当日のカリキュラム
は、前半が 講義、後半が調理デモと試食になります。
・最終日の4日目に、修了試験を行います。合格者には認定証が授与され
ます 。

★全ての講座は、RIKACOさんが監修しています。
★「オーガニック」・「スーパーフード」・「ヴィーガンスイーツ」は、
RI KACOさんが講師を務めます。「薬膳」は、RIKACOさんの
立ち合い のもと、薬膳コンシェルジュ協会代表理事の杏仁美友先生が講
師を務めます。

RIKICO(りかこ)プロフィール
・タレント。オーガニックアドバイザー、ビューティースーパーフード
マイ スター
・一般社団法人日本スーパーフード協会主催「ウェルビーイングフード&
ライ フスタイルアカデミー」スーパーバイザー
・1966年3月30日生
★Instagram https://www.instagram.com/rikaco_official/?hl=ja

13歳でスカウトされモデルデビュー。数々の人気雑誌のモデルとしての
キャリアをスタートさせ、その後ファッションのみにとど まらず、発信
する飾らない言葉も、バラエティ・情報番組などで幅広く活躍していま
す。また、料理の上手さには定評があり、オーガニックやスーパーフード
に関する資格も日本スーパーフード協会にて取得するなど、美と健康につ
いてメッセージを発信しています。
★「情報ライブミヤネ屋」「ヒルナンデス!」など多数出演。

「ウェルビーイングフード&ライフスタイルアカデミー」について
一般社団法人日本スーパーフード協会が認定する「スーパーフードマイ
スターR」の資格を発行する日本唯一の教育機関であり、日本で1番初め
にスーパーフードの専門家の資格認定を実施したスクールです。現在は、
オーガニックアドバイザー、オーガニックコスメマイスターなど、スー
パーフードにとどまらず、新しい時代の<食・美容・運動>をテーマに、
体の内と外から健康でキレイになるライフスタイルをサポートできる人材
の育成と普及活動を行っています。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名] 一般社団法人 日本スーパーフード協会
[部署名] ウェルビーイングフード&ライフスタイルアカデミー事務局
[TEL]  03-5414-2831
[Email] info@superfoods.or.jp

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805103785
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2018 by Kyodo News PR Wire All Right Reserved

■株式会社アイサポートプランISPフーズ
公益財団法人食の安全・安心財団の調査によると、外食産業の市場規模
は1997年の29兆円をピークに減少傾向にあり、近年は横ばいです。一方飲
食業の新規参入は多くなっていますが、「飲食店をオープンして1年以内
に閉店する確率は35%」と言われるほど 競争が厳しい現実です。より魅力
的なメニューを打ち出し、かつ適正利益を確保することが飲食業界の生き
残りには絶対条件といえます。そのために「品質の高い食材を普段の仕入
れよりも安く購入できる」ことが極めて重要といえ、このたびスタートし
たISPフーズの「アウトレット食材」コーナーは、まさに飲食業界のニー
ズに合致したサービスと言えるのではないでしょうか。

ISPフーズ「アウトレット食材」一部紹介
松阪牛は日本三大和牛の1つであり、「肉の芸術品」の異名を持つ牛肉
の王様と言われています。そのため高価であり流通ルートも限られるた
め、メニューとして提供できる店も限られています。ISPフーズでは松阪
牛の中でも最高等級A5ランクの商材を「アウトレット食材」コーナーで販
売しています。その価格はプロの肉卸業者も驚くほど安価であり、当然他
のインターネットで販売されている同様商品と比べ最安価格となっていま
す。また、価格だけではなく、味、風味、品質どれを取っても自信を持っ
てお薦めできる一品です。その他に数量限定の超目玉商品など、毎日新鮮
で魅力的な業界最安値の食材が登場いたします。また、「送料込み価格」
も特長で仕入れやすさにもこだわっています。

株式会社アイサポートプラン(本社:京都府京都市)は、B2B(業者間取引)
に特化したマーケットプレイスとして「ISPフーズ」を2018年2月に開設い
たしました。 インターネット上のマーケットプレイスの特性を生かし、
売り手と買い手の直接取引を実現、売り手の利用料金も業界最安に設定し
ています。その強みを生かし、買い手となる外食店、ホテル等の宿泊施設
等、全ての飲食店が仕入れやすい、「通常の卸値より確実に安い価格」で
食材を提供いたします。

1.売り手事業者のメリット
ISPフーズでは、売り手として参画する条件として、業界最安の利用料
金を 設定、尚且つ利用期間の制約をなくしています。これにより、農家
や漁業と いった商品の販売期間が限られる事業者や新商品をテストマー
ケティングし たい事業者でも参画しやすいサービスとなっています。

2.買い手事業者のメリット
ISPフーズは、サイト上で価格、重さ、原材料、産地等全て明確に明示
して います。それにより買い手は普段仕入れている食材と容易に比較で
き、納得 した商品を購入することが可能です。
また食材を仕入れる上で「原産地」は重要なファクターですが、ISP
フーズ では簡単に原産地から食材を検索でき、「畜産品」×「原産地」
といったク ロス検索、更に「単価順」「新着順」といった買い手が選び
やすいサイトユ ーザビリティを実現しています。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]株式会社アイサポートプラン
[部署名]ISPフーズ事業部
[担当者名]倉田 智樹
[TEL]075-323-6000
[Email]info@ispfoods.jp

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805093752
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■早稲田大学
スポーツ科学学術院 宮下 政司 准教授と株式会社ロッテ(代表取締役
社長:牛膓栄一)の共同研究グループは、「歩行時にガムを咀嚼すること
でウォーキングの効果(※1)が高まり、エネルギー消費量も高める可能
性があること」を確認しました。本研究では、日本において最も広く行わ
れている運動である “歩行”(※2)に着目し、21歳から69歳までの男女
を対象に、ガム咀嚼あるいは無咀嚼での歩行が生理機能、身体機能に与え
る効果について調査を行いました。 その結果、ウォーキングをしながら
ガムを咀嚼することで、通常のウォーキング時に比べると生理機能・身体
機能を向上させ、さらにエネルギー消費量も増加する可能性を確認しまし
た。

※1 「ウォーキングの効果」とはウォーキングによって身体機能及び生
理機    能が受ける影響
※2 体力・スポーツに関する世論調査、2013年文部科学省

【認められた効果・考察】
①ガム咀嚼条件において、対象者全体、男女別でも歩行中の心拍数が無咀
嚼条 件より健全な範囲で増加していました。
②男性、特に中高年者において、無咀嚼条件と比較した結果、ガム咀嚼条
件で 歩行距離および歩行速度を増加させ、それにより歩行中のエネル
ギー消費量が高まることが示唆されました。歩行中のガムの咀嚼により、
対象者全体で健全な範囲での心拍の増加が認められました。これまでの研
究において、安静時にガム咀嚼を行うことで、交感神経活動を増大させ、
心拍数およびエネルギー消費量を増大させることが報告されています。本
研究では、男性、特に中高年者において、歩行速度の増加により、エネル
ギー消費量が増加することが直接的に示唆されました。これらの結果か
ら、ガム咀嚼は運動の主目的の一つである、「健康・体力つくり」の為の
歩行の効果を高める可能性が推察されました。今後は、呼気ガス測定等に
よるエネルギー消費量のより詳細な検討等を行っていく予定です。この研
究成果は、理学療法科学学会誌「Journal of Physical Therapy
Science」に1月25日付で受理され、4月号(4月20日発行)に掲載されまし
た。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]早稲田大学
[部署名]広報室広報課
[担当者名]笹川
[TEL]0332025454
[Email]koho@list.waseda.jp

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805224185
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■ル・コルドン・ブルー・ジャパン株式会社
フランス・パリ発祥のライフスタイルブランド『MORGAN HOMME(モルガ
ンオム)』とのコラボレーションを記念し、ル・コルドン・ブルーの
ニュースレター(メルマガ)新規登録者を対象に抽選でコラボレーション
アイテムをプレゼントするキャンペーンを開催します。

キャンペーン 概要
本キャンペーン期間にニュースレター(メルマガ)を新規登録された方
から抽選で、MORGAN HOMMEとのコラボレーションアイテムの中から「3Way
バッグ」3名、「サコッシュ(斜めがけのコットンバッグ)」5名、
「ウォールマグ」10名の方にプレゼントします。

応募方法
メールに下記必要事項を記入の上、le@cordonbleu.edu?宛にお申し込みく
ださい。
件名:メルマガ新規登録プレゼントキャンペーン
1. お名前
2. ご住所
3. 連絡先(電話) 自宅:  携帯:
4. 性別&年齢
5. メルマガ登録用メールアドレス
6. ご希望の賞品 A:3 Wayバッグ  B:サコッシュ(斜めがけコットン
バッ グ)C:マグ
7. どのようにしてこのキャンペーンを知りましたか?オンラインニュー
ス?/? 雑誌 /ル・コルドン・ブルーのFB/Twitter/Instagram /友人・知
人から( 在校生含む)

応募期間 : 2018年5月25日(金) 18:30 ~ 8月15日(水) 23:59

賞品 A:3Way Bag 3名
sizeフリー 幅28cm 高さ42cm マチ12cm
素材:本体 ポリエステル 部分使い 合成皮革
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201805234227-P2-CIUV2VQ8

賞品 B :サコッシュ(斜めがけコットンバッグ) 5名
size フリー 幅34cm 高さ33cm マチ4.5cm
素材:綿100%
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201805234227-P3-wx77Dn78

賞品 C :ウォールマグ スリーク 10名
Size:高さ 13cm 直径9cm
素材:ポリプロピレン(カップ、フタ) シリコンゴム(フタ)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201805234227-P4-4yf28iK5

・当選発表 :厳正なる抽選を行い、当選者には商品発送にてお知らせし
ます。(2018年9月中旬予定)

・キャンペーンサイト :http://lcbl.eu/72v

MORGAN HOMME http://www.morgan-jp.com/

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]ル・コルドン・ブルー・ジャパン株式会社
[部署名]マーケティング部 広報
[担当者名]橋本有子
[TEL]03-5489-0143
[Email]yhashimoto@cordonbleu.edu

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805234227
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■アメリカン・エキスプレス
昨年好評をいただいた「THE GREEN Cafe American Express×数寄屋橋
茶房」を、今年も6月1日(金)から7月1日(日)までの期間限定で、東急
プラザ銀座6階「KIRIKO LOUNGE」内の「数寄屋橋茶房」にオープンしま
す。

このカフェのテーマはグリーンです。“都会の中にある森”というイ
メージとアメリカン・エキスプレスR・カードのカラーをもとにしたもの
で、店内装飾やオリジナルドリンクメニューなどで、さまざまな“グリー
ン”をお楽しみいただけます。今年は、その世界観をより多くの方に体験
いただくべく、テイクアウト専用オリジナルドリンクメニュー「抹茶ラ
テ」を提供いたします。また、昨年に引き続き、アメリカン・エキスプレ
スの対象カード会員限定の特典も多数用意しております。さらに、期間中
は音楽ライター 島田奈央子氏のプロデュースによるジャズのサロンコン
サートを毎日開催予定です。日替わり
のテーマに沿い、世界各地のさまざまなジャンルの音楽とジャズの融合
を、一流ミュージシャンによる生演奏でお届けします。

「THE GREEN Cafe American Express×数寄屋橋茶房」概要
期間: 2018年6月1日(金)?7月1日(日)
店舗: 東急プラザ銀座6階「KIRIKO LOUNGE」内の「数寄屋橋茶房」 (中
央区  銀座5-2-1)営業時間:
月~土   11:00~23:00(お食事L.O.21:00、肴 ・甘味22:00、お飲物
L.O.2     2:30)
日・祝日  11:00~21:00(お食事L.O.20:00、お飲物L.O.20:30)
サロンコンサート: 「Trip to Music ?JAZZで世界を旅する夕べ
・ 期間中毎日実施(18:30?19:00)
・ 6月15日(金)のみ1時間スペシャルコンサートを開催(18:30~
19:30)

カード会員限定特典
<特典1> カード会員用の席確保:優先的に窓際のお席などへご案内
<特典2> 1ドリンク無料のサービス:カード会員と同伴者1名様は、対
象メ      ニューから1ドリンク無料でサービス
<特典3> カード会員限定オリジナルメニューの提供:カクテルおよび
ソフ      トドリンク、かき氷、パフェなど
https://www.americanexpress.com/jp/content/event/cafe/the-green-cafe.html?PR

<本件に関するお問い合わせ先>
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
広報事務局(電通PR内)担当:北田、野田
Tel: 03-6263-9092 / Email: mariko.kitada@dentsu-pr.co.jp

広報部 担当:佐藤
Tel: 03-3220-6240 / Fax: 03-3220-6717
Email: Katuya.Sato@aexp.com

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805244235
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■一般社団法人那須町観光協会
来たる6月4日(月)に「食と体験の『那須いろフェスタ』」を開催しま
す。現在開催中の栃木デスティネーションキャンペーン(栃木DC)特別企
画イベントとして、地元食材を使った自慢の味、動物とのふれあい、手づ
くり体験など、那須にある22の施設・団体が一堂に会して実施するイベン
トです。那須の「おいしいもの」「楽しいこと」「わくわく体験」を提供
します。
新緑輝くこの時期、ご宿泊のお客様、日帰り観光の方、地元の人まで、
多くの人に訪れていただきたいイベントです。尚、本イベントは6月3日?4
日(1泊2日)で実施されるJR東日本の特別列車の旅「とちぎ満喫列車旅
『那須いろ春旅GO!』」の行程に組まれており、その参加者120名も来場
します(10:00?12:30)。事前の周知、また、当日のご取材のご協力をい
ただきますようご案内申し上げます。

食と体験の『那須いろフェスタ』
【日 時】2018年6月4日(月)10:00?15:00
【場 所】ホテルサンバレー那須(オランジェリー・太陽の教会・広場)
【主 催】一般社団法人那須町観光協会
【内 容】10:00イベント開始
10:15オープニング 場所/オランジェリー内ステージ
主催者あいさつ 那須町観光協会 会長 廣川琢哉
11:00白面金毛九尾狐太鼓の演奏 場所/オランジェリー内ス
テー       ジ
11:30おサルのショー 場所/太陽の教会
12:00那須のむかし語り 場所/オランジェリー内ステージ
15:00終了  ※販売品等は無くなり次第終了
◎別紙チラシおよび会場案内をご覧ください。

出展者一覧
・イタリアレストラン ジョイアミーア(切り立て生ハム、パンの販売)
・サッポロビール那須森のビール園(那須オリジナル 空模様ビールの販
売)
・那須の食レストランなすとらん(那須和牛の牛丼の販売)
・レストラン バジルの葉(トマトすいとんの販売
・那須ハイランドパーク(那須豚の蒲焼きの販売)
・那須湯菜の宿 芽瑠鼓(曽我之家豚のカツサンド、自家製プリンの販
売)
・アジアンオールドバザール(グリーンカレー、タピオカドリンクの販
売)
・ホテルサンバレー那須(メロンパン、肉まん、巻狩鍋、シュークリー
ム、ク ッキーの販売)
・那須ブラーゼン(オフィシャルグッズの販売)
・ホテルエピナール那須(きなこラスク、バウムクーヘン、佃煮、味噌
ディッ プの販売)
・南ヶ丘牧場(ペロシキ、ミルクコーヒー、ミルクパン、黒パンの販売)
・那須ラスクテラス(ラスクの販売)
・那須高原HERB’s(ハーブティー、カモミールブーケの販売)
・那須高原なすこぐまアイス(那須高原ミルクのソフトクリームの販売)
・お菓子の城那須ハートランド(御用邸の月、マフィンの販売)
・那須ワールドモンキーパーク(おサルのショー)
・那須どうぶつ王国(アルパカとのふれあい)
・那須平成の森フィールドセンター(葉っぱのスタンプで手ぬぐいづくり
体験  )
・那須ステンドグラス美術館(ステンドグラスづくり体験)
・白面金毛九尾狐太鼓保存会(白面金毛九尾狐太鼓の演奏)
・那須かたりべの会(那須のむかし語り)
・那須町観光協会(那須町観光大使きゅーびーと遊ぼう)

【この件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人那須町観光協会
担当/渡辺、永山
[TEL]0287-76-2619
[Email]info@nasukogen.org

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805244269
式会社共同通信PRワイヤー
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■株式会社西武ホールディングス
当社の連結子会社であるプリンスリゾーツハワイインクが運営するプリ
ンス ワイキキは、世界最大級の旅行クチコミサイトで、世界中のトラベ
ラーに高い支持を受けている「トリップアドバイザー」において、優れた
サービスを提供する施設に与えられる「2018年エクセレンス認証」を初受
賞いたしました。
プリンス ワイキキでは、2017年4月に全面的にリニューアルをおこな
い、「トリップアドバイザー」のサイト上に表示される、ハワイ州オアフ
島のホノルルエリアにある84ホテルのランキング において、2017年7月
から10ヵ月連続 して1位に選出されてまいりました(日本時間2018年4
月30日現在)。
エクセレンス認証とは、トリップアドバイザーに掲載されている施設の中
で、一貫して優れたホスピタリティーを提供していると、旅行者から高く
支持された施設に対して授与される、世界指標の認証です。旅行者がト
リップアドバイザーに投稿した口コミの評価点と件数に基づき選定してお
り、具体的には、5段階中4以上の総合評価を維持していること、一定数
の口コミ数を獲得していることのほか、トリップアドバイザーへの掲載期
間が1年間以上といった条件により認定されます。プリンス ワイキキ
は、対象期間である2017年4月1日から2018年3月31日までの1年間にお
いて、多くのお客さまにご満足いただけたことにより、この度、「2018年
エクセレンス認証」を初受賞することができました。
今後も、ハワイでの滞在がお客さまにとって有意義かつ思い出深くなる
よう、さまざまな魅力的なサービスをご提供してまいります。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]株式会社西武ホールディングス
[部署名]広報部
[担当者名]藤村
[TEL]04-2926-2645
[Email]shd-kouhou@seibu-group.co.jp

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805254311
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■株式会社プレナス
定食レストラン「やよい軒」を2018年4月末現在、356店舗を展開し
ております。
このたび「やよい軒」では、夏の行事食『夏越ごはんと彩野菜の豚しゃぶ
定食』790円(税込)を6月19日(火)から7月3日(火)までの期間限定で
発売いたします。また、『夏越ごはんと彩野菜の豚しゃぶ定食』をご注文
のお客様にお渡しする絵馬シートに願いごとを書いていただくと、神社に
奉納させていただく「夏越の願いごと」キャンペーンを実施いたします。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社プレナス 広報室  担当:古賀、浦  TEL:03-6892-0546、
092-686-1025
URL: http://www.hottomotto.com/ https://www.plenus.co.jp

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805284349
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■明星食品株式会社
カップ焼そば「明星 銀座デリー監修 大人のカシミールカレー焼そ
ば」を、2018年6月25日(月)に全国で新発売します。
東京・銀座にあるインド・パキスタン料理の店「銀座デリー」は、イン
ドの手法をそのままに、日本の風土に合うように改良した味で人気のお店
です。
「銀座デリー」の代表的メニュー「カシミールカレー」は、やみつきに
なる辛さが人気で、10種類以上のスパイスの辛さの中にオニオンを長時
間炒めた旨みがあり、何度でも食べたくなる味わいです。
今回の新商品「明星 銀座デリー監修 大人のカシミールカレー焼そ
ば」は、その「カシミールカレー」のおいしさを焼そばにアレンジしまし
た。明星独自技術のノンフライ麺と、スパイスを駆使したカレーソースを
組み合わせた、本格大人仕様の極辛スパイスカレー焼そばです。

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
【報道関係の方】
明星食品株式会社 経営企画部
常友(つねとも)・手嶋(てしま)
TEL 03-3470-1679

本リリースの詳細は
https://kyodonewsprwire.jp/press/release/201805224145
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△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–
■□

たまには、まじめに書いてみました。

マクドナルド不振の理由と現状 第一回目

日本マクドナルドは、3代目社長の原田泳幸社長が退任し、現社長のサ
ラ・カサノバ氏に引き継いだ後の、2014年7月にチキンマックナゲットの
中国製造業者の不衛生な管理で評判が落ちた後、2014年月末から、2015年
正月にかけての異物混入で、大打撃を受け巨大な赤字計上店舗数1000
店舗あまりの閉店と改装という荒療治後、劇的な回復を示しています。た
だマクドナルド関係者はたいへん口が堅く、真相がよくわかりません。私
は以下にあるようにマクドナルドに20年弱在籍し、その後ファストフー
ド企業のコンサルタントとして独立しました。私の経験から問題の真相を
ご説明しましょう。過去数回に分けて書いていますが、新たに加筆しまし
た。

1)日本マクドナルドの開業時昔話

日本マクドナルドは藤田田(藤田商店含む)と米国マクドナルドコーポ
レーションの50%づつ出資と思われていますが、実は当初は、米国マクド
ナルドコーポレーションが50%、日本側は第一製パン(創業者の故細貝社
長が当時経営トップ)と故・藤田田氏の個人企業の藤田商店と25%づつの
出資による合弁会社としてスタートしました。

1号店というと銀座と思われていますね。でも実は、幻の1号店がある
のです。米国マクドナルド社は郊外型が基本でした。海外はまずカナダ、
次が日本でした。米国は東京郊外を主張し、神奈川県茅ヶ崎市の海岸沿い
に米国デザインのドライブインのお店を開業しようとしました。

合弁日本サイドの第一製パン製パン会社出身の店舗開発担当の方が担当
でした。店舗開発に慣れていないため、出店規制を知らなかったようで
す。茅ヶ崎や江ノ島を中心とする海岸沿いは景観と砂浜保護が厳しく、営
業しては行けない地域と知らなかったのです。

建物は完成したのですが営業許可が下りず、1号店を銀座にしたので
す。それが日本マクドナルド社の大躍進につながったのは、幻の1号店失
敗の怪我の功名なのです。

この幻の1号店は30年ほど建物が放置されていました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1303L_U1A710C1000000/
http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/26208/
商品の歴史
http://news.mynavi.jp/articles/2010/02/16/macchronicle/

ちなみにマクドナルド社が日本進出する数年前に、茅ヶ崎に当時米国マ
クドナルド社より大きなチェーンだった、バーガーシェフ社が不二家と提
携し派手に開店しましたが、日本の車社会は米国ほど成熟していなくすぐ
に閉店でした。日本マクドナルド社も茅ヶ崎に開店していたら、今はな
かったかもしれません。
http://careerconnection.jp/biz/studycom/content_756.html
http://spysee.jp/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0/1946188/profile

同じくハンバーガーチェーン大手のバーガーキング社にレストラン西武
(現・西洋フードコンパスグループ)が提携交渉していたのですが、日本
の牛肉価格などの高さから、米国サイドが断り、レストラン西武はその代
わり自社のハンバーガーチェーン・コルネットを展開し、チェーンオペ
レーションを学ぶため米国ダンキンドーナツと提携したのです。(西友の
優秀な課長が担当し、そのノウハウは後のファミリーマートに生かされて
います。
http://www.seiyofood.co.jp/company/history
http://ss-foodlabo.com/knowledge/nenshi.php?nen=2

ちなみに関東で最初のハンバーガーは六本木の ザ・ハンバーガー・イ
ンです。
http://blogs.yahoo.co.jp/julywind727/10133901.html
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13040305/
http://r.gnavi.co.jp/j4vka8am0000/
http://roppongi.keizai.biz/headline/985/
http://e-food.jp/roppongi_blog/archives/2004/12/post_8.html
http://alao.cocolog-nifty.com/the_eye_forget/2005/12/3_71d9.html

深夜まで営業しており、夜は洋パン(現在は死語で外人専用の娼婦の意
味)のたまり場のいかがわしい店でした。

六本木はピザの発祥のニコラスもありました。両店ともにいかがわしい
人であふれていました。ちなみに日本でピザにタバスコをかけるように
なったのはニコラスの影響でしょう。米国では真っ赤な鷹の爪が一般的で
す。
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13015114/
http://www.nicolas-pizzahouse.com/

ニコラスの当時の雰囲気は本「東京アンダーワールド」を読むとわかり
ます。

http://e-food.jp/roppongi_blog/archives/2004/11/post_3.html
http://www.ne.jp/asahi/rover/sfx/books/0205/b020522.htm
http://www.slownet.ne.jp/sns/area/culture/reading/issatsu/200510051807-3000000
http://allabout.co.jp/gm/gc/214830/

横浜のハンバーガーは 関内の舶来屋がありました。
http://hamburger-jp.seesaa.net/article/392275777.html

2)日本マクドナルド不振の経緯

<1>異物混入関連

2014年夏に中国でチキンナゲット製造企業が消費期限問題発生でマックと
KFCは大打撃を受けました。マックは日本でも使っていて、ファミリー
マートもとばっちりを受けました。

このメーカーは『上海の食肉加工会社「上海福喜食品」で、使用期限を
半月過ぎた鶏肉やカビが生えた牛肉を使っていたことが発覚し政府の摘発
を受けそれがテレビで大々的に流れました。
日本マクドナルドは販売するナゲットの約2割を上海福喜から調達し、
取扱店舗は全店の約4割に当たる約1340店で、約500店では全面的にナ
ゲットの販売を停止しました。ファミリーマートも約1万店で販売してい
た「ガーリックナゲット」と、21日に東京都内など10店で試験販売を始め
た「ポップコーンチキン」の取り扱いを中止です。上海の放送局が20日夜
に使用期限を過ぎた鶏肉や牛肉を使っていたことを暴露。中国ではマクド
ナルドやケンタッキーフライドチキン(KFC)の現地運営会社が上海福
喜から仕入れていたそうです。』

上海福喜は米国食肉大手のOSIの子会社です。OSIはマックの最大手の食
肉サプライヤーで、日本にも四国に工場を合弁で持っているので、日本
マックは大変でしょう。日本マックは「弱り目に祟り目』でした。

報道
http://www.asahi.com/articles/ASG7Q571RG7QULFA01K.html
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/07/post-3338.php
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2200H_S4A720C1MM8000/
http://www.mynewsjapan.com/reports/1760
http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/22/husi-food-scandal_n_5611481.html?utm_hp_ref=japan
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FR0D520140722
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303828304580044251362242816

OSI情報
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FR0D520140722

Home

日本のOSI
http://www.obfoods.co.jp/


http://sonicch.com/archives/39267128.html
http://blog.esuteru.com/archives/7781331.html
http://www.akb48matomemory.com/archives/1006392577.html
http://annex2ahouse.blogspot.jp/2014/07/blog-post_23.html
http://www.kimasoku.com/archives/7781021.html
http://blog.livedoor.jp/futuer_thinking/archives/mac-niku.html
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1406022630/

O.S.I.は元 Otto & Sonsという名前で、シカゴに本社を構えるマック
創業時からの、優秀なサプライヤーで、イリノイ州 Auroraに本社と巨大
な工場を持っています。
http://www.forbes.com/companies/osi-group/

OSI Groupとして事故当時年商$5.9 ビリオンドル(1ドル100円として
5900億円の)巨大な売上を誇る、マクドナルド最大級のサプライヤーで
す。1909創業で現在のCEOは Sheldon Lavin さんで、非上場企業です。
従業員数は19,500人でForbes によると全米の個人企業として規模は62番
目だそうです。加工商品は、元々は牛肉100%のハンバーガーだったので
すが現在はベーコン、ホットドッグ、ピザ、魚、鳥、野菜等幅広く扱って
います。

マックや大手ファストフードの海外進出に対応して現在は工場が海外も
含めて(日本は四国)17ヶ国にあり、その国と輸出を含めて85ヶ国に供給
しています。最近は急成長する中国外食産業(中心はKFC親会社のYUMが
400店、マックが1000店)に対応し工場を10カ所ほど運営し、750ミリオン
ドル(約750億円)かけて、世界最大最新の工場を建設中です。

私はずいぶん以前にOSIと仕事をした際のCEOの Sheldon Lavin さんに
お会いしたことがあります。シカゴの昔の伝説マフィア、アル・カポネを
彷彿とさせる格好の良い方で、葉巻をこよなく愛しています。仕事の後
ダウンタウンの高級ステーキハウスMortonsに連れって行ってくれた思い
出があります。米国のレストランは禁煙ですが、バーはOKです。Mortons
にはシガーバーを備えており、それが気に入っていたようです。
http://www.mortons.com/

取引先の幹部は勿論、自社の社員従業員も大切にします。投資にお金を
惜しまず、成果を上げた従業員は大事にする方で、今回の事件は信じられ
ません。2年ほど前のKFCで使用する鳥の抗生物質過剰投与事件に引き続い
た、今回の事件。マスコミの中には、政治的な意図的な外資攻撃でないか
とみる見方も出ています。

写真は
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=682230488520456&set=pcb.682232391853599&type=1&theater

2015年1月6日にチキンナゲットに異物問題発生しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150106-00000500-san-soci
https://imode.net/imail/oexaf/ahtm/index_f.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-05092439-webtoo-l02
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6144912
http://papipu2ch.blomaga.jp/articles/63172.html

青森県の1店でチキンマックナゲットにビニール片のような異物の混入
が確認されたことと、12月31日、東京都江東区の「東陽町駅前店」で
ビニール片のような異物が混入していたと店員に申し出ていた件です。

マクドナルドでは製造現場では、色のついたビニールを使用していると
発表し、同一ロットのナゲット販売中止しました。でも、東京の場合は白
か透明なので、同一工場で同一日に製造されたナゲットの使用中止の措置
などは取らないとしていました。

問題は店舗がその現物を保管もしなかったし本社に報告もしていなかっ
たことです。店舗でのオペレーションは大分荒れているようです。
マクドナルドは、リストラをやり過ぎ、過去の経験を話せる語り部がい
ないようだ。日本人役員も店舗経験の無い人が多く、実情をわかりやすく
説明できないかもしれない。また外部委託が多いので(今回の品質管理も
外部委託にしてしまったようだ)社内で対策を把握できず、今回のような
正月の時期には説明できないのかもしれません。

売上動向

2016年12月期上半期決算発表
https://www.youtube.com/watch?v=O3_rXN3enOU

異物混入
https://www.youtube.com/watch?v=hmCN–NzRKU

CEOサラ・カサノバ氏出張時の取締役による記者発表(マスコミは批判
的)
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/354152/
http://www.j-cast.com/tv/2015/01/08224805.html

青木岳彦取締役と菱沼秀仁取締役のキャリア
http://www.mcdonalds.co.jp/company/outline/gaiyo.html

日本マクドナルドホールディングス役員
http://www.ullet.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9/%E5%BD%B9%E5%93%A1

日本マクドナルド役員
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2014/release-140219b.html

日本マクドナルド 日本人役員
https://swot.jp/company/officer-detail/5035/

マクドナルドのOBとして、過去どんな対策を真剣にしてきたか、代弁し
たいと思います。私はマクドナルド時代、店舗からのたたき上げで、店舗
管理が中心であったのですが、平行して品質管理に深く関与していた経験
があります。
その経験を元に岩波書店から「失敗に学ぶクレーム対処術」という本を
執筆しているのでご参考いただきたいと思います。

岩波アクティブ新書  http://www.iwanami.co.jp/
電子出版  http://www.papy.co.jp/act/books/1-24680/

その本に詳しく書いているのですが、当時のグリドルの清掃の方法が悪
く研磨剤の金属片がハンバーガーに混入しお客様の消化器内で発見された
経験があります。対策にはその数年が必要で、研磨剤なしで安全な薬品で
清掃するようにしたのです。

その部分を紹介しましょう。『 私のクレーム処理最大の失敗は、異物
混入のクレーム処理で、サラリーマンが絶対にやってはいけないこと、
「社長を謝りに行かせる」でした。クレーム処理はあっという間に終了し
ましたが、問題が二度と発生しないような対策を二年間徹夜でとるという
過酷な仕事が待っていました。私がスーパーバーザー(数店舗の監督、以
下SV)時代のことでした。お客さんがハンバーガーを食べたところ、喉
に針が刺さって入院しているというクレームが入りました。私はすっ飛ん
でいきました。レントゲン写真を見ると、確かに喉に針状の金属が刺さっ
ています。現物はステンレスの細い針で、よく見てみると、ハンバーガー
を焼き上げるグリドル(フライパンの代わりに使用する厚さ三センチ、幅
一・五メートル、奥行き〇・九メートルの鉄板)の研磨に使用するステン
レス製の金たわしの破片でした。清掃した後に綺麗に拭き上げ、さらに翌
朝また丁寧に拭き上げてから使用するのですが、どこかにミスがあったの
でしょう。

当方のミスなので誤りましたが、病院に入院中の客は納得しません。
「俺の商売は屑鉄商だ。鉄屑が喉に刺さって死ぬなら本望だ」と絡み出し
ます。どうすれば解決するのかと聞くと、「偉いやつが謝りにこい」と言
うではありませんか。しょうがないので上司でなるべく年齢の高い部長を
連れていったのです。
当時の会社はまだ日本進出4年目、店舗数60店くらいで、そんなに年齢
の高い部長はおりませんでした。年輩の部長を連れていっても、客は納得
しません。「どうしたらよろしいのでしょうか?」と聞くと、「もっと偉
いやつを連れてこい」「でも、この上は社長しかいませんよ」と言った
ら、「その社長、藤田田を連れてこい」ということになってしまいまし
た。

まるでやくざのような言いぐさに困り果てた私は、故藤田田社長(当
時、2004年4月没)に行ってくれとお願いしました。まだ店舗数の少ない時
代、藤田社長は「よっしゃ」と身軽に謝りにいってくれました。病院で揉
めるかと心配していたのですが、なんということはありません。握手をし
て「がはは」という笑い声でクレーム処理は終了です。これで良かったと
ホットしたのが間違いのもと、故藤田社長はそんな生やさしい社長ではあ
りません。きっちりと「王君、ワシ、社長や、暇やないんやで」ときまし
た。私はサラリーマンとしてやってはいけないクレーム処理をしてしまっ
たわけです。そこで、責任をとって、金たわしを使わない清掃方法を開発
させられることになってしまいました。マクドナルドに入社したての新人
教育の際,グリドルの磨き方、シェイクマシンの洗浄殺菌(マックシェイ
クを作るアイスクリーム製造器)、フライヤーの洗浄、シンクでの器具洗
浄などをやらされました。マクドナルドを外から見たときにはすべて全自
動の機械を使用しているように見えましたが、実際の作業は相変わらず前
近代的な手作業だったのにはがっかりさせられていました。グリドルをピ
カピカに磨いたり、器具洗浄を真夏にやらされたら、パンツまで汗びっ
しょりになります。新人アルバイトにやらせたら次の日には来ないという
重労働でした。

その新人のときのつらさと、客のハンバーガーに鉄屑が混入したクレー
ム事故が、私を清掃方法の改善に追い立てたのでした。幸いなことに、事
故の直前、アメリカへの研修旅行の際に、マクドナルド店舗で使用してい
る合理的な洗剤を目の当たりにして、それをヒントに洗剤で清掃する方法
を開発することにしました。

洗剤はアメリカのサンプルがあるから、それを洗剤会社の専門家に見せ
れば最適の配合をして、洗浄能力も優れた物を作ってくれると思ったら大
間違いだったのです。アメリカと日本は水質が異なる。そのため、アメリ
カの配合成分をもとに日本の水にあった洗剤の開発をしなくてはなりませ
んでした。

また、アメリカ人と異なり日本人は品質にうるさく、アメリカ製の洗剤
の洗浄能力ではOKが出ないという問題にもぶつかりました。アメリカの
洗剤はグリドルの上についたカーボンを落とすだけで良かったのですが、
日本の品質基準はたいへん高く、手作業で研磨剤を使い、鏡のようにピカ
ピカになったのと同様の仕上がりでないと店舗はOKを出してくれませ
ん。また、アメリカと日本の安全に対する考え方が異なっており、洗剤は
少量でも残留する可能性がある以上、配合成分にすべて食品添加剤として
認定されているものを使用しないと安全でないという厳しい要求が出てき
ました。

私は洗浄能力などは何か汚れのサンプルを使用して、機械で自動的に計
算できると思っていたのですが、どうもそうではないということがわかっ
てきました。店舗の調理機器で一定量の調理をして作った汚れを研究所で
再現することが不可能なのです。つまり、店舗で実際に使用した後に機械
の洗浄を行って評価しなくてはいけないのです。洗剤メーカーに「じゃ店
舗で再現して清掃テストをしてよ」とお願いすると、洗剤メーカーは、
「それは現場の作業を熟知している人がやらないといけないですよ」と言
う、つまり、私にやれということなのです。現場の作業を熟知している同
じ人が作業をして、評価をしなくてはなりません。なんと、私が毎日清掃
作業を行って洗剤の評価をするはめとなりました。

当時の担当店舗は盛り場にあり、閉店時間が9時、10時、11時と異な
り、清掃を一晩に3回もできます。そこで担当店舗を毎晩3店回り、グリド
ルの清掃作業をしました。実験と試作を繰り返すグリドルクリーナーの開
発には2年間、しかも徹夜の作業が必要だったのです。お陰で洗浄作業は
会社で一番うまくなってしまったのです。今でも目隠しをしても掃除がで
きるくらいです。

しかし、洗剤ができれば終わりというわけにはいきません。他の洗剤の
いろいろな問題も出てきて、すべての洗剤を開発する必要に迫られ、足か
け5年の歳月が必要でした。しかし、この洗剤の総合開発により、世の中
に食中毒が増えた現在でも、事故を起こさず、完璧な衛生管理を行うこと
ができているのです。
クレーム処理というのは、その場の処理よりも、同じクレームを出さな
いようにするのにたいへんな努力が必要なのだと実感したのでした。

グリドルクリーナーはあまりに良い洗剤で、特許が成立しました。特許
は開発した洗剤メーカーが取得しました。もちろんこの洗剤の開発は私が
担当しており、マクドナルド向けの専用洗剤でした。ところが、この洗剤
メーカーはグリドルクリーナーを競合のハンバーガーチェーンに販売して
いたのです。「それは契約違反ですね」と担当者に確認したら、「そんな
ことはしていません」と言いはります。私は各チェーンに友人がおりまし
たから、店舗で洗剤を使用している写真を撮影し、メーカーを訴えること
にしました。真っ青になった洗剤メーカーは他社に販売しないことを約束
し、その証として特許をマクドナルド社に譲渡することになりました。

グリドルクリーナーには、こびりついたカーボンを簡単に落とし去る能
力があるのですが、アルカリ成分が高く、目に入ると失明する危険があり
ました。そこで、使用する際には使い捨てのゴーグルを使用するようにマ
ニュアルを設定し、教育に当たっていました。15年ほど無事故でしたが、
ある店舗で、アルバイトがそのマニュアルを守らずにグリドルクリーナー
を使用し、運悪く目に洗剤が入り、失明の危機に陥りました。

これは、使用マニュアルを守らなかったアルバイトが悪いのですが、そ
のたった一件の事故で、会社は大事なアルバイトに万が一のことがあるよ
うな洗剤を使用してはいけないと使用を中止しました。それから、あわて
て、安全な中性の洗剤を開発することになったのです。このグリドルク
リーナーはよくよく問題があるのですね。クレームが発生してから、完全
に解決するまでに足かけ20年ほどの日時が必要だったのです。』

マクドナルド時代の開発・マクドナルドの洗剤
http://sayko.co.jp/article/cyubou/95-03.html
http://sayko.co.jp/article/cyubou/95-04.html

その他、異物が出ないようにシステムを改善してきた。私が在籍時代、
1980年代後半には、店舗厨房には包丁・まな板は存在せず、缶詰も使用し
ていない。包丁は歯が欠けて異物になるし、手を切るとブドウ球菌による
食中毒の原因になるからだ。缶詰の場合は缶詰の蓋を切る際に金属屑が発
生するからだ。プラスチック容器を切るはさみや、ホッチキスも厨房には
置いていない。ケチャップも切り屑でる缶詰や、ガラス破片の原因となる
瓶を使用せず、手で開けられるプラスチックなどの容器に入れていた。以
前はタルタルソースに入れるタマネギは店舗で刻み,混ぜていたり、チー
ズのスライスを電動カッターなどでカットしていたが、全て工場加工にし
た。

その結果、異物混入は古いデーターですが、1986年の2月で2件、通常は
倍とクレームの中では少ない方でした。一番多いクレームはサービスで、
異物混入の4倍ほどであったのです。

年間を通すと
接客クレーム53%
商品クレーム17%(異物混入含む)
店内清潔さ、近隣環境問題 クレーム9%
その他のクレーム21%

位でした。

ある牛丼チェーンの場合を見てみると
接客態度サービス クレーム  31%
提供時間、品間違え クレーム 23%
品質、具材の量など クレーム 19%
異物混入 クレーム      14%
環境、衛生問題 クレーム   13%

と意外にも異物混入は少ないのです。

品質管理では異物混入対策は当たり前で,一番の懸念は食中毒でした。
その中でも牛肉に固有の食中毒菌 腸管出血性O-157でした。私が米国に
駐在していた時に事故が世界で初めて発生し、CDCが記者発表し翌日から
売上が激減し、戻るまで大変大変でした。

http://sayko.co.jp/article/cyubou/95-01.html
http://sayko.co.jp/article/cyubou/95-02.html

そこで米国マクドナルド社は大手食品工場の品質管理の専門家を招聘
し、役員にし、品質管理を徹底するようになったのです。HACCPと言う厳
格な衛生管理の工場や店舗への導入から、原材料単品ごとの品質基準を明
確に定め,ブラック・ブックという膨大な規格を詳細に定め、クオリ
ティ・アシュアランスと言う品質管理専門家を育て工場のチェックを行う
ようになったのです。

また、工場の製造・品質管理レベルとモラルを上げる、プロダクトカッ
ティングと言う,他工場の同じ製品を工場の責任者と一緒に比較する仕組
みを行い、プライドから品質を向上させるようにしたのです。マクドナル
ド従業員の工場見学や、工場従業員の店舗実習を行い、交流を深めプライ
ドを持って品質管理をさせるようにしたのです。

最終的な目的は工場で加熱し店舗は再加熱することでした。メイド・
フォー・ユー(以前はステ-ジング)という、加熱調理後60℃以上で保温
するシステムは、実はサービス速度の向上だけではなく残存菌を死滅させ
ることでもあったのです。当時、将来は工場で全ての食材を加熱調理し、
殺菌し、店舗で再加熱するという構想を持ち、当初は店舗で手作りであっ
たホットケーキを工場で焼き上げ冷凍配送したり、チキンナゲット等のチ
キンン商品歯工場で上げて、店舗で再度揚げ直す。フレンチ・フライや
ポークパティ(テリヤキバーガーや朝食用のポーク・ソーセージ)も工場
で加熱調理するという事はすでに実施しています。

王の原稿

「マクドナルド 調理機器技術50年史」 <前編>
http://sayko.co.jp/food104/mac1.html

「マクドナルド 調理機器技術50年史」 <後編>
http://sayko.co.jp/food104/mac2.html

私の外食コンサルタントの経験からも、マクドナルドの異物混入対策や
衛生管理対策は,他の外食産業よりも進んでいると断言できます。唯一後
退しているかもしれないのは、厳しいリストラによる従業員と業者のモラ
ルかもしれません。

2)マックの異物混入

マクドナルドは絶不調であえいでいますね。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6146915?fr=fb_pc_tpc
http://allabout.co.jp/newsdig/c/77970?FM=fb_20150122_12&cm_mmc=FB-_-20150122-_-12-_-null

そうすると3代目社長の原田泳幸氏の功罪が話題に上り始めました。

ビジネスジャーナルで
http://biz-journal.jp/2015/01/post_8702.html

マックでは怪文書、ベネッセでは再就職斡旋パンフ…原田氏の破壊的切
り捨て経営と糾弾され出しました。

また
原島清司マクドナルドオーナー34店全て手放す
http://kenjunomure.seesaa.net/article/408476275.html
では原田氏時代の問題点を指摘しています。

この原田氏の功罪を見ていきましょう。原田氏時代に辞めた社員などは
批判しがちなので私の経歴を説明しましょう。私はOBですが、故藤田田氏
絶好調の頃に故藤田田氏に干されて退職しました。だから、故藤田田氏の
頃は良かったという考えは全くなく、マクドナルドをよく知っていなが
ら、客観的に判断できます。

私の経歴
http://www.sayko.co.jp/company/index.html#rireki
http://www.sayko.co.jp/company/work.html

原田氏はアップルコンピューター社の日本法人社長を務めた経験があ
る、日米のビジネスを熟知した優秀な経営者です。その行動力は素晴らし
く物事を徹底するようです。ただ、破壊力が半端でなかったようです。

原田さんは2004年に創業者の故藤田田氏の後継者であった2代目の八木
康介氏の後を引き継いでCEOに就任します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E6%B3%B3%E5%B9%B8

原田氏は米国サイドに再建を委託されたようです。米国マクドナルド・
サイドが期待したのは徹底的な故藤田田色の一掃だったようで、故藤田田
氏の小飼の社員を大リストラするのに成功します。故藤田田氏の小飼の幹
部社員だけでなく、フランチャイジーも対象になりました。その証拠にマ
クドナルドのHPには故藤田田氏の名前は一切出ていません。
http://www.mcdonalds.co.jp/company/outline/enkaku.html

何故米国マクドナルドが故藤田田氏を嫌ったかはこれからお話ししま
しょう。 また、取引先業者も大幅に入れ替えました。たとえば、バンズ
はフジ製パンからイナベーカリー、ミートは伊藤ハムからOSI資本のオレ
ンジ・ベイ・フーズ(バンズもミートも米国マクドナルド社創業時からの
取引先)に、その他配送業者も変更したようです。ミートに関して言うと
伊藤ハムはミートパティだけでなく、昨年問題になった、チキンナゲット
も製造していました。現在も伊藤ハムと取引があれば、今回、中国のOSI
子会社の問題の後、国産に切り替えましたと言えたのですが。残念。

OSI
http://komoro-nunobiki-tayori.hatenablog.com/entry/2014/07/25/104852http://www.obfoods.co.jp/company.html

イナベーカリー
http://www.inabakery.co.jp/company.html

その他、従来は厨房機器も多くは国産でしたが、現在はフライヤー以外
のほとんどを輸入です。洗剤も輸入しています。次に原田氏が行ったのは
直営店のフランチャイズ化です。原田氏は鋭い優秀な経営者です。直営店
舗をフランチャイジーに売却すると,莫大な売却益が出て、且つ、管理す
る中間マネージメントも不要になる事を一瞬に見透かしたのです。その中
間マネージメントの人をフランチャイジー企業に片道切符で出向さたり早
期退職させました。また、本社の監督能力を上げるため4つほどあった地
区本部を廃止しました。そして、従来は全体の30%のフランチャイズ比率
を60%にしたのです。また本社の古い役員を一掃し、経験の少ない外部の
人を入れることで、原田さんの影響力を長く維持できるようになったので
す。
http://sharescafe.net/37379568-20140228.html
http://toyokeizai.net/articles/-/12862?page=3

更に店舗のリストラを行いました。PODやサテライト、ミニマックとよ
ばれた店舗を閉鎖しドライブスルーの大型店舗にするという大胆な店舗網
再構築です。小型店舗は米国マクドナルドが反対する株式上場を行うため
の故藤田田氏の秘策でしたから、米国サイドが嫌ったのかもしれません。

小型店は初期投資も低く、家賃も言いなりで最初から収益が出やすい形
態でした。欠点は出店先がショッピングセンターや大型小売店でしたの
で、売上は出店先の客数に依存し、マクドナルドのマーケティング効果が
出にくいのでした。 また、調理機器が少なく大型ハンバーガーや新商品
が販売しにくかったのです。そういう意味では、乗降客数の少ない私鉄沿
線の小型店舗も同じ問題を抱えていました。そこで原田氏は利益のあるう
ちに、小型店を閉鎖するという荒療治に打って出ました。駅前店舗や小型
店舗が撤退するだけだったら良いのですが、撤退後に安い家賃で競合が出
店してしまいました。
http://toyokeizai.net/articles/-/3800

現在の売上が悪いのは、中国問題や異物問題だけでなく、新店舗がない
ということ、総店舗数が減少していると言うことです。

国内店舗数の推移を見てみましょう
http://www.t.daito.ac.jp/~t037785/zemi_12ki/tenposu.gif

マクドナルドの発表でも
http://www.mcdonalds.co.jp/company/csr/pdf/companydata.pdf#search=’%E3%
83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E5%9B%BD%E5%
86%85%E5%
BA%97%E8%88%97%E6%95%B0%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB’

小型店を閉鎖し、初期投資額の多いドライブスルーを開店すると、利益
率は低下します。昨年の2014年の決算は赤字でした。

店舗数の減少、特に直営店舗の減少は人材面で深刻な弊害を生んでいま
す。マクドナルドの財産は、モラルの高いアルバイトですが、それは将来
入社できるると言う希望があったからです。でも直営店舗の減少はその夢
をつぶしたのです。

マクドナルドの人材育成
http://toyokeizai.net/articles/-/12503

また社員の大リストラにより、競合の外食チェーンやコンビニに優秀な
人材を供給してしまいました。現在急成長している企業には必ずマックOB
がおります。リンガーハット、KFC、バーガーキング、ゼンショー(すき
家、ウエンディーズ)、回転寿司チェーン、コメダ珈琲等では社長や取締
役。社員ではスターバックス、トリドール、モスバーガー、鳥貴族、グ
リーンハウス、ローソン等にも。変わったところではディズニー、USJ、
ユニクロ、マルハン、もOBが。また年齢と経験の長い優秀なOBはコンサル
タントとして活躍しています。人材教育、立地調査、商品開発、品質管
理、広告宣伝等の分野です。

マクドナルドは既存店不振の原因をコンビニといっていますが、それ以
前の問題なのです。ただ悲惨な現状を招いたのは原田氏のせいだけではな
く、ベテランの米国マクドナルド出身の米国人役員が見過ごししたせいか
もしれません。

優秀な経営者の原田氏の行き過ぎた破壊について述べましたが、その後
じっくりと考えると、原田氏があそこまで徹底した破壊行為に走るのは,
米国サイドの要請とバックアップがあったのではないかと思えるようにな
りた。古い従業員の行きすぎたリストラを述べましたが、よく調べると、
バンズや食肉加工業者の大手食材メーカー、大手物流業者、大手厨房機器
メーカーまで変更している。そして故藤田田氏の開発した店舗も閉鎖しよ
うとしてい多のです。

ハンバーガービジネスをあまり知らない原田氏のサポートとして、米国
マクドナルドサイドのベテランが常駐していたので,もし原田氏のリスト
ラが行き過ぎであったら、ブレーキをかけられたはずです。原田氏の大リ
ストラを見ていると、故藤田田さんに対する嫌悪感以上の憎しみさえ感じ
ます。そこで何が米国サイドをそこまでさせたのかを知るため、故藤田田
氏の功罪を見てみたいと思います。

故藤田田さんも外食畑でなく,米国の企業と輸出入の仕事で取引があ
り、その関係で米国マクドナルド創業者の故レイ・クロック氏と知り合
い、故藤田田氏が故レイ・クロック氏に気に入られ、日本マクドナルドを
合弁で創業したのです。
http://news.infoseek.co.jp/article/keizaikai_pid_15775

当時、数多くの日本企業が米国マクドナルドに提携交渉を行い,ある企
業が契約寸前でした。それは故中内功氏率いるダイエーで、故中内功氏は
日本人として初めて,米国マクドナルドのハンバーガー大学で研修を行っ
ていたのです。(この件はダイエー系の外食事業部で良く語っていたそう
です。故中内功氏は米国マクドナルドとの契約を故藤田田氏にとられたこ
とを悔しがり、独自でドムドムというハンバーガーチェーンを作り、後に
急成長していたウエンディーズと提携することになったのです。)

故レイ・クロック氏が何故大資本のダイエーとの契約を取らず、小さな
企業の故藤田田氏と提携したのかは、両者とも具体的に語ってはいませ
ん。私の伝聞した内容と推測ですが、両者に共通していたのは、故郷を
失っていると言うことでしょう。

故レイ・クロック氏の両親は中欧出身の米国移民であり、故レイ・ク
ロック氏は自伝で遊興詩人の血が流れているとしています。そして、若い
頃はピアニストとして全米を歩いていました。米国マクドナルドの旧本社
ビル(別棟のハンバーガー大学玄関ロビー)には故レイ・クロック氏の昔
のオフィスが再現して展示していました。マクドナルドが本社を構えるシ
カゴ(正確には郊外のオークブルック)は古い商業都市で保守的な街で
す。企業のオフィスは,管理職になると個室が与えられる。しかし、米国
マクドナルドの本社には、CEOで合っても個室はない。現在の西海岸のシ
リコンバレーのIT企業のようにパーティションで区切られてだけで、誰で
も話しに行けるように40年前からなっていました。

故レイ・クロック氏はカリフォルニアを愛し、晩年はサンディエゴに住
み、球団サンディエゴ・パドレスのオーナーをしていたくらいです。シカ
ゴ出身のアメリカ人とは思えない自由人でした。

定かではありませんが、故藤田田氏は,半島系の在日ではないかという
方もが多かったです。40数年前、創業後2年目に入社した私には、半島系
在日と台湾系在日社員が多いのが印象的でした。ある技術系の半島系社員
は,好き勝手な発言をしていたが、上司も怒りません。本人に理由を聞く
とにやりと笑い、「俺の親父と藤田さんはよく知っているのだ」と言って
いました。また、私の部下にいた半島系在日の社員が重大な規律違反をし
たので、私の上司に解雇するべきだと進言したら「社長に怒られる」と受
理してくれず、故藤田田氏の管轄する部署に異動させた事がありました。
ロッテ製菓創業者の重光武雄氏(辛格浩)は、永住権を持つ韓国籍であ
り、国産ハンバーガーチェーンのロッテリアを経営する、直接のライバル
ですが、故藤田田氏は仲が良かったようです。故藤田田氏及び藤田商店経
営のご子息にかわいがられていたある優秀な社員が、ロッテリアに転職し
ようとしたところ、何故かそれが直ぐに故藤田田氏の知るところとなり,
故藤田田氏が激怒し、転職話が壊れたことがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86

また有名な話で、現ソフトバンク経営者の孫正義氏が、米国留学前の高
校生時代に故藤田田氏に面会し、コンピューターの勉強をする事を勧めら
れたという話があります。最初は門前払いしていたが何回も熱心に来るの
で、熱意にほだされて面会したという話です。当時の藤田氏は超多忙であ
り、当時部長であった私でも面談の予約は難しかったのです。幾ら熱心で
あっても、たかが高校生に面談を許すのはありえません。孫正義氏の父上
は半島系在日の有力者であり、それが面談に有効だったと考える方が適切
でしょう。また、あるジャーナリストの方が取材の際に写真を撮ろうとし
たら、故藤田田氏は、韓国・百済か任那の書体をバックにポーズをとり、
先祖が向こうだと言ったそうです。

また、故藤田田氏は東大法学部卒業でありながら、官庁や大企業に就職
せず、個人企業を設立しました。現在は差別がないかもしれませんが、終
戦直後は差別や国籍問題で官庁や大企業には就職は難しかったのかもしれ
ません。故藤田田氏は御母堂のお話は良くしていたが、亡くなった父親は
エンジニアであったとしか言いませんでした。それらを総合すると、故藤
田田氏は、半島系在日か比較的に近い祖先が半島出身であったと思う方が
自然でしよう。私も台湾系の在日であり、大学を出ても就職が難しく、学
歴不要の外食産業に入ったという経験を持ち、出自を問わず採用し、昇進
も差別しなかった故藤田田氏に大変感謝しています。
半島系在日か祖先が半島出身であるとすれば、故藤田氏が故郷を失って
いる中途半端な気持ちを持ち、日本人を冷静に観察してしていたことがわ
かります。故レイ・クロック氏は自分と同じ故郷を失っている気持ちを察
し、共感を覚えたのではないでしょうか?

この故藤田田氏の出自は日本マクドナルドの徹底した現地化に大きな影
響を与えるのです。

故藤田田氏の出自に関しては、私の憶測に過ぎず、事実を確認していな
い事をご承知置きいただきたい。私も台湾系の在日でありそれのデメリッ
トよりメリットの方が多かったので、故藤田田氏の出自を推測した。事実
と異なったりしている場合には王まで是非お知らせをいただきたい。

<マクドナルドの店舗数と売り上げ、筆者の職歴>

マクドナルドの店舗数,売り上げ、筆者の業務経験を見てみましょう。
(店舗数と売り上げは年末の数字)

1971年(昭和46年)
1月・筆者家業の飲食業を退社,レストラン西武(現、西洋フードシステ
ム)入社
2月・筆者ダンキンドーナツ事業部へ配属
5月・藤田商店と米国マクドナルド、合弁で日本マクドナルド㈱設立。
・筆者、ダンキンドーナツ実験店配属
6月・日本マクドナルド、ハンバーガー大学開校。
7月・マクドナルド1号店(東京・銀座)オープン。

マクドナルド
店舗数 5店舗
年商  205(単位百万円)

1972年(昭和47年)
1月・筆者ダンキンドーナツ3号店田無店開店時店長となる
7月・マクドナルド、関西進出1号店を藤井大丸に出店。

店舗数 19店舗
年商  1、544 (単位百万円)

1973年(昭和48年)
1月・筆者ダンキンドーナツを退社,日本マクドナルド入社
・ 日本ハンバーグ・ハンバーガー協会発足。
7月・筆者、マクドナルドファーストアシスタントマネージャーへ昇進

店舗数 39  店舗
年商  3、798(単位百万円)

1974年(昭和49年)
4月・筆者,店長に昇進

店舗数 59  店舗
年商  6、798(単位百万円)

1975年(昭和50年)
3月・筆者スーパーバイザーに昇進
12月・マクドナルド、年商100億円突破。

店舗数 79  店舗
年商  10、351(単位百万円)

1976年(昭和51年)
11月・マクドナルド100号店(大阪・針中野)達成。

店舗数 104  店舗
年商  15、119(単位百万円)

1977年(昭和52年)
4月・ マクドナルド、初の郊外型独立店(愛知・豊田)開店。
10月・マクドナルド、初のDT付帯店(東京・高井戸)開店。
11月・筆者ハンバーガー大学プロフェッサーに就任

店舗数 125  店舗
年商  22,508(単位百万円)

1978年(昭和53年)
4月・マクドナルド、新商品のクォーターパウンダー導入。
10月・ マクドナルド、全世界で5,000号店となる神奈川・江ノ島店をオー
プン。
11月・筆者統括スーパーバイザーに昇進、東京北部を担当

店舗数 158  店舗
年商  31、709(単位百万円)

1979年(昭和54年)
10月・マクドナルド、新商品エッグマフィン導入。200号店(東京・用
賀)もオープン。

店舗数 204  店舗
年商  40、392(単位百万円)

1980年(昭和55年)
2月・筆者統括スーパーバイザーのエリアを東京西部に変更

店舗数 250  店舗
年商  50,082(単位百万円)

1981年(昭和56年)
7月・ マクドナルド300号店(横浜・元町)オープン。
11月・筆者,米国店舗の統括責任者として渡米

店舗数 284  店舗
年商  60、431(単位百万円)

1982年(昭和57年)
1月・マクドナルド、チキンマックナゲットをテスト販売。

店舗数 315  店舗
年商  70、293(単位百万円)

1983年(昭和58年)
12月・ マクドナルド400号店(大阪・戎橋)オープン。

店舗数 346  店舗
年商  84、655(単位百万円)

1984年(昭和59年)
3月・筆者、帰国、関西地区統括スーパーバイザーに就任
12月・マクドナルド、年商1,000億円突破。通算15億個めのハンバーガー
を販売。

店舗数 393  店舗
年商  107、968(単位百万円)

1985年(昭和60年)
2月・マクドナルド、朝食メニューを全店に導入。
4月・筆者,関西地区運営部長に昇進
同時に業務課、営業技術課を担当
6月・ マクドナルド500号店(東京・用賀)オープン。

店舗数 451  店舗
年商  118、832(単位百万円)

1986年(昭和61年)

店舗数 489  店舗
年商  130、385(単位百万円)

1987年(昭和62年)
1月・マクドナルド、サンキューセット発売開始。
4月・ マクドナルド、東京でフレッシュサラダの実験開始。
5月・筆者、中央地区本部発足に伴い、中央地区運営部長として転任。
同時に業務課,営業技術課を担当。
6月・KFC、ビスケット発売。

店舗数 507  店舗
年商  143、597(単位百万円)

1988年(昭和63年)
2月・ マクドナルド、初の国内独自開発商品ベーコンマックバーガー限
定発売。
10月・筆者,本社、運営統轄本部運営統括部長,兼、海外運営部長就任。
11月・ マクドナルド、プリペイカードの実験に着手。

店舗数 555  店舗
年商  152、963(単位百万円)

1989年(平成元年)
4月・筆者、運営統轄本部運営統括部長、兼、海外運営部長,兼、機器
開発部長に就任
7月・ マクドナルド700号店(東京・新宿)オープン。
9月・ マクドナルド、米国玩具小売りチェーントイザラスと合弁で日本
トイザらス㈱設 立。

店舗数 600  店舗
年商  162、774(単位百万円)

1990年(平成2年)
10月・筆者、本社事業開発部長就任,新商品開発に従事。

店舗数 654  店舗
年商  175、475(単位百万円)

1991年(平成3年)
5月・マクドナルド、フライドチキンのテスト販売開始。
12月・マクドナルド、トイザらス1号店(茨城・稲敷郡)オープン。
・ マクドナルド、外食産業初の年商2,000億円を突破。

店舗数   店舗
年商   (単位百万円)

1992年(平成4年)
・ トイザらス橿原店、マクドナルドと初の複合出店。
・ マクドナルド900号店(神奈川・相模原)。
4月・筆者、日本マクドナルドを退社。

店舗数   店舗
年商   (単位百万円)

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