weekly Food104 Magazine 2009年7月22日号

メルマガバックナンバー

● 「莫莫居鶯」旬の味を喰らう会「宮城県石巻三昧」のご案内
● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報
● 王利彰のレストランチェック

*マガジン8月12日号はお盆休みとさせていただきます。

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● 「莫莫居鶯」旬の味を喰らう会「宮城県石巻三昧」のご案内

さて、長らく「東京off会+Fspro版旬の味を喰らう会」を開催して、Fsproメー
リングリストメンバーの方、Food104マガジン読者の方にご参加をいただいて
おります。しかし、メンバーや読者の方の中には「参加したいけれど、食の専
門家の中での会話にはちょっと緊張する。氏名や会社の名前を出すのは嫌だ。」
などと参加を遠慮される方も多いようです。また、先日「東京off会+Fspro版
旬の味を喰らう会」を開催していたら、そばに座ったお客様が「我々も参加し
たいけれど、どうすればよいのか?」と強い要望をいただきました。

そこで、佃さんと相談し「莫莫居鶯版 旬の味を喰らう会」を従来の「Fspro
版 旬の味を喰らう会」とは別に毎月開催することにいたしました。「莫莫居
鶯版 旬の味を喰らう会」は気楽に美味しいものを食べる会で、どなたも気楽
にご参加いただけるように考えております。読者の方もご友人やご家族をお誘
い合わせの上、気軽にご参加ください。なお、申し込みされた方の、氏名や会
社名はメーリングリストには掲載しませんのでご安心ください。

以下は、全国の漁場を駆け回っていらっしゃる(有)フーズシステムクリエイタ
ー佃さんのご案内です。皆様のご参加をお待ちしております。

衆議院が「ようやく」というか、「とうとう」というか解散し、今年の夏は政
権交代も絡み暑い夏になりそうですね。日本の将来を委ねるに足る政党がどこ
なのか、しっかり見極めたいですね。さて、日本という国は色々政治的には課
題?を抱えていますが、食に関しては日本という国は、日本人の胃袋を満足さ
せる状況にあるように思います。ただ、最近は、小売店、外食店がチェーン化
されたことによって、当たり前の魚しか店頭に並ばないようになってしまいま
した。しかも、安い魚で、冷凍の魚です。旬の魚というのが、消費者の目に入
らなくなり、忘れ去られ始めています。情けないことに、こんな状態で日本の
漁業も衰退しつつあり、後継者も不在で、漁業も再生産不可能なものとなりつ
つあります。

そこで、今ひとつ、浜の魚をそれぞれの時期に、旬の魚として味わっていただ
き、日本の浜を考えていただこうというか、皆さんの食欲で日本の漁業を救っ
ていただこうと考えて企画しました。

さて、今回、その浜に選んだのは、宮城県は石巻です。ここは、金華山は島全
体が黄金山神社の神域で、奥州三霊場の一つとなっているところです。まさに
ふさわしい場所ではないでしょうか。そこの漁場は、黒潮と親潮の潮目が形成
され、北上川の豊かな栄養で育った魚がとれる場所です。その漁場に張られた
定置網という漁法とアナゴ漁で漁獲された魚を今回は皆さんにご賞味いただこ
うと考えています。

まずは、滅多には食べられないものから行きましょう。そうです、マンボウを
食材の一つに選びました。愛嬌のある魚なのですが、実はフグの仲間になりま
す。このマンボウが、黒潮に流され、金華山に張られた定置網に入網します。
一部地域では、珍味として食されています。今回は、マンボウの部位でも腸
(通称コノワタ)を選びました。貝のような食感で、一言で言って、美味です。

次に選んだのが、アナゴです。アナゴは、北上川などが運んできた泥の中に住
んでいます。ちょうどそれが、石巻を入れた仙台湾で漁獲されます。江戸前の
アナゴが、男性の親指のような太さですが、ここのアナゴはキュウリや人参の
太さに成長します。25kmほどの縄に、胴という細長い筒状のものを付け、その
胴に入るのをひたすら待つ漁法で漁獲されます。アナゴは、固有の脂があり、
夏の暑さに対抗できる元気が得られる魚です。

3つ目の魚は、カナガシラという魚です。地方名はキトと呼ばれているようで
す。この魚は、底に棲んでいる魚ですが、色が赤いことから、祝い事に使われ
ます。特に、宮中のお食い初めの儀式には、このカナガシラが並びます。とい
うのは、このカナガシラは名前の通り、カシラが固いことから、知恵を意味す
るものとして出されるのだそうです。これを食すと、もしかすると知恵が沸き
出てくるかもしれません。

そして最後は、お楽しみということで、金華山の定置網で漁獲された雑魚にな
ります。雑魚といっても、その時に漁獲された魚を、皆さんには召し上がって
いただくことになります。それは、当日までの秘密です。

ということで、皆さぁ~ん!! 夏バテに負けないように、金華山の魚で、身も
心も元気になりませんか。
なお、天候により魚が変わる可能性もありますので、その時はご容赦下さい。

○開催日時:平成21年7月29日(水)午後7時~
場  所:莫莫居鶯(ばくばくきょ うぐいす)
〒171-0021 豊島区西池袋1-18-1五光ビル地下1階
TEL:03-3987-0085
http://www.bakubakukyo.com/
店長:藤代(ふじしろ) *6月から岡添に代わり新任の店長になりました。
会 費:5,000円

○申し込みは以下のフォームで王まで( oh@sayko.co.jp )お願いします。

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莫莫居鶯版 旬の味を喰らう会「宮城県石巻三昧」に参加します。
(Food104マガジン読者)
ご芳名
人数
メールアドレス
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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■炭火焼鳥 海鮮酒場「決戦前夜 四谷荒木町店」オープン

「格安な超高級居酒屋」をコンセプトとする決戦前夜が市ヶ谷につづいて、
四谷荒木町にも6/17、オープンしました。

決戦前夜の名前の由来は、サラリーマン、OLの方は日々、満員電車、会議、
プレゼンなどで常に企業戦士として戦っている。戦いの中、明日への活力とし
て、決戦前夜で癒され、元気になってほしいということが決戦前夜の名前の由
来です。

コンセプトは「格安な超高級居酒屋」です。厳選素材を一流レストラン並みの
開発と技術で調理した商品を、格安な値段で提供し、サービスも一流レストラ
ンのサービスを居酒屋で限りなく実現する事をコンセプトとしています。
焼鳥は鳥取の大山地鶏を使い、海鮮は全国から取り寄せた新鮮な魚介類をお刺
身から一品料理を究極の技術で調理しています。

元気の良い従業員がお客様を元気にし、癒し、感動させます。 一番のウリは
料理でも無く、サービスでも無く、従業員一人一人です。

○店舗データ
住所:東京都新宿区荒木町7-3
アクセス:地下鉄丸ノ内線「四谷三丁目」駅より 徒歩5分
TEL:03-6380-5596
営業日・営業時間:昼11:30~14:00(月~金)
夜17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜日
坪数・席数:30席
平均予算:3,000円~4,000円

○URL: http://www.kessenzenya.com/

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● 日本外食ニュース ———————————————-■□
7月14日から7月20日 日経MJ フードビジネス より

■ すかいらーく、「バーミヤン」「夢庵」のメニュー、社長直轄で商品改良
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.skylark.co.jp/gusto/menu/index.html
http://skylark-recruiting.com/work8.html

すかいらーくは中華の「バーミヤン」と和食の「夢庵」テコ入れを狙い、個別
料理の品質改良に着手した。社内横断で編成したメニュー開発部隊が食材の品
質や調達コスト、味などを一から見直し。まずバーミヤンで7月中旬、改良版
のギョーザとラーメンを価格据え置きで提供し始める。メニュー開発の特別チ
ームは社長直轄とした。

■ ダイナック、産直ギフト拡充、中元などの需要見込む
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2675&NewsItemID=
20090715NRS0084&type=2

サントリー子会社のダイナックは物販事業の強化を狙い、季節性のある産地直
送品などギフト商品の品ぞろえを拡充する。まず今夏、主にお中元の需要を見
込んでソーセージ詰め合わせなどの販売を開始。10月にはおせち料理を発売す
る。店頭だけでなくインターネットでも申し込めるようにした。来春までに、
ネット通販対応のギフト商品を20種類まで増やす。

■ サーティワン、茨城にカフェ1号店
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.f00-180.230.fs-user.net/fcb_topics/2009/07/b-r.html
http://news.ameba.jp/economy/2009/07/41506.html

B-Rサーティワンアイスクリームは新業態店「カフェ・サーティワン」を開発
このほど1号店を開業した。1号店は9日、「あみプレミアム・アウトレット」
内に開店した。

■ 物語コーポ、今期、新規に30店、総店舗数、前期末の2割増
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=3097&NewsItemID=
20090710NKL0268&type=2

物語コーポレーションは2010年6月期に新規出店を加速する。3つの業態を軸に
30店強を出し、総店舗数を190程度と前期末より2割増やす。新しいメニューや
業態を打ち出すことで不況下でも競争力を維持できると判断、強気の出店戦略
で高成長を狙う。

■ 松屋、小盛りの「牛めし」「豚めし」
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.matsuyafoods.co.jp/ir/press.pl5

松屋フーズは牛丼店「松屋」で、主力商品の「牛めし」と「豚めし」の小盛り
を投入する。16日から国内724店で販売する。並盛りよりも小さいサイズを用
意することで女性客の取り込みを狙う。

■ 王将フード、売上高25.9%増、6月、5ヵ月連続伸び率最高
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090710-00000254-reu-bus_all

「餃子の王将」を運営する王将フードサービスの6月の既存店売上高は前年同
月比で25.9%増と、5カ月連続で過去最高の伸び率を更新した。

■ 柏崎青果など、青森産品使ったアイスクリーム
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.oirasebrand.com/modules/report/index.php?cid=2

青森県内の食品関連3社は、にんにくを熟成させた黒にんにく、アピオス(イ
モの一種)など主に青森産品を味付けに使ったアイスクリーム10種類を売り出
した。アイス10種類を発売したのは柏崎青果(おいらせ町)、アグリの里 お
いらせ(同)、倉石地域振興公社(五戸町)。

■ ライオンハイジーン、すすぎ不要の床用洗剤 放置するだけで汚れ除去
(食を支える) 2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.tt-techno.co.jp/gyoumu_seihin/69-07.html

閉店後、床にこびりついた油汚れに洗剤をかけてブラシでゴシゴシ。そんな外
食店の日常的な光景が一変するのでは、と注目される商品がある。ライオンの
全額出資子会社、ライオンハイジーン(東京・墨田)が昨年7月に発売した
「プロバイオ イージークリーン フロア用」。ブラッシングと水のすすぎが
不要なうえ、弱アルカリ性で安全性も高い。現場の声をたんねんに拾い上げる
地道な努力が結実した業務用の床用洗剤だ。

■ モスフードサービスマーケティング部宮本めぐみさん(フーズWho)
2009/07/15 日経MJ(流通新聞)
http://www.mos.co.jp/menu/waiwai/
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/23/027/index.html

モスフードサービスの「モスバーガー」が7日に発売した子供向けメニュー
「モスワイワイセット」が順調な出足を見せている。これまでも同様の商品は
一部の店で扱っていたが、今回は全店での販売が前提。開発担当の宮本めぐみ
マーケティング部販売促進グループリーダーは商品を一から設計し直し、おま
けにもこだわった。

■ 遅咲きデビューのモッさん―ファストフード、「成長の壁」超えるか
(ふーど記) 2009/07/20 日経MJ(流通新聞)

モスバーガーがこのほど導入したキャラクター「モッさん」。本名は秘密だが
1972年東京都板橋区生まれ、遅咲きのアラフォー世代期待の星という。設定は
モスバーガーがこの年、同区成増に1号店を開業したのに由来する。遅咲きデ
ビューには「これからが再成長の時期」(モスフードサービスの桜田厚社長)
との意気込みも感じられる。

■ カルビー 新体制スタート 商品開発にスピード感 伊藤新社長インタビュー
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20090625-OYT8T00331
.htm
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090625ddm008020096000c.html
http://www.calbee.co.jp/company/message.php

国内菓子市場の成熟に直面し、海外事業拡大も視野に入れての新たな成長戦略
へカジを切ったカルビー。取締役7人のうち5人を社外の人材が占める米国型の
企業統治を導入し、米ペプシコの出資を受け入れて同子会社のジャパンフリト
レー(茨城県古河市)も買収する。

■ 梅の花、総菜外販を強化、ホテル向けにOEM、2013年めど売上高3倍
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090713c6c1302813.html

和食レストランを展開する梅の花は、店舗外での食品販売を強化する。ホテル
や結婚式場を対象に、主力商品の豆腐や湯葉を使った総菜のOEM(相手先ブラ
ンドによる生産)供給を始め、通信販売でも販路を開拓。

■ ワタミ アジア出店加速 シンガポール 5年で10店 タイ・マレーシアも検討
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7522&NewsItemID=
20090717NRS0119&type=2

居酒屋チェーンのワタミはアジア地域での出店を加速させる。5年間でシンガ
ポールに和食レストラン「和民」を10店出店し、年商20億円を目指す。2010年
以降はタイやマレーシア、オーストラリアへの進出を検討する。これまでは繁
華街への出店が中心だったが、今後は郊外立地など小商圏の開拓も進める。日
本食の人気が高く成長が見込めるアジア地域での事業を収益の柱に育て上げる。

■ 森永製菓と森永乳業 カルシウムおやつ 共同販促、ビスケット・ココア・
牛乳一体で 2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.morinaga.co.jp/food_education/calcium/index.html

森永製菓は森永乳業と共同でビスケットとココア、牛乳の販促を始める。「カ
ルシウムおやつ」というコンセプトで3品を合わせて訴求。共通のテーマで同
一の販促物を使うのは両社として初めてという。7月20日から約1カ月間、全国
の約3,000店のスーパーが対象。森永製菓は7月単体のココアの売り上げを前年
同月比5割増、通年ではココア、ビスケットで10%増を狙う。

■ 山梨産食品の統一商標 県内7社が協力 「甲州信玄」、高級スーパー照準
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090706c3b0604q06.html

山梨県内食品関連7社は9月、県産食品の統一ブランド「甲州信玄」を始める。
豆腐や鶏肉、ほうとうなどを、農薬や化学肥料の使用を最小限に抑えて育成し
た県産の農畜産物で製造する。精肉卸・小売りのオオタ総合食品(山梨県昭和
町)を事務局とし、8月に「甲州信玄の会」を設立する。

■ カリフォルニア・アーモンド協会 PR狙いカフェ展開 都内2ヵ所今月末まで
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.californiaalmond.jp/special/almond_summer/cafe/index.html

米国のアーモンド生産者や加工団体で構成するカリフォルニア・アーモンド協
会は、都内に「カリフォルニア・アーモンドカフェ」を展開する。31日までの
期間限定。料理研究家と考案したアーモンドを使うメニューを提供し、健康へ
の効果や栄養について発信する。

■ サンヨー食品、即席パスタ、「エプロン隊」で販促、売り場で試食攻勢
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.durum-obasan.jp/

サンヨー食品は8月3日に全国発売する即席パスタ「デュラムおばさんのカップ
パスタ」で、大規模な販促活動を実施する。同商品は20~40代の女性の購入を
見込んでおり、スーパーなどの店頭で約30万人を対象にした試食キャンペーン
を実施し、認知度の向上を目指す。

■ デニーズ、素材に桃使った夏限定デザート
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.dennys.jp/dny/menu/dennys/dessert/dessert-090716-004.html

セブン&アイ・フードシステムズは「デニーズ」で、桃をテーマとした夏季限
定のデザートを発売した。使用する桃は産地を限定し、甘さや熟度、色にこだ
わり、各店への配送でも傷まないように工夫した。

■ スターバックス、緑茶ベースの夏季限定飲料
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2009_0527_1.php

スターバックスコーヒージャパンは緑茶をベースにしたアイス飲料の販売を始
めた。新規に販売するドリンクは「レモングリーンティー フラペチーノ」。

■ 東洋水産、「しびれる辛さ」、カップめん発売
2009/07/17 日経MJ(流通新聞)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=225311&lindID=4

東洋水産はカップめん「マルちゃん 旨辛屋 しびれる辛さの汁なし担々麺」
を27日に発売する。

■ テンポスバスターズ社長森下和光氏 つぶれない店作り指南(トップの戦略)
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://mjwatch.jugem.jp/?eid=981

外食不況が吹き荒れるが、中古厨房(ちゅうぼう)機器などを扱うテンポスバ
スターズには出物が多くなり品ぞろえが充実する。しかも参入障壁の低い飲食
業には絶えず新参者が現れ、出物がさばけ、好循環が続く。追い風の中、森下
和光社長は「飲食店を始めた人がつぶれないで発展してほしいと祈るばかり」
だという。その秘策を聞いた。

■ この人あの組織 山口県下関市 山口ハモ加工有限責任事業組合(食材最前鮮)
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/200901/012023.html
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kikaku/pdf/080207-02.pdf

夏の味覚として珍重されるハモ。山口県は全国でもトップクラスの生産を誇る
が、水揚げの2割程度は市場での評価の低い規格外の大型品だ。骨が硬く多い
ため扱いにくく、これまで値がつかないことも多かった。下関市の山口ハモ加
工有限責任事業組合はこうした流通に乗らない規格外の大型のハモに着目し、
高付加価値品へと変えるブランド戦略や加工商品の開発に取り組んでいる。

■ 岩手の雑穀をブランドに、県やJA、生販強化へ、スクラム
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://ww5.et.tiki.ne.jp/~pronomu/
http://www.pronoumu.co.jp/other.html
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/05/19/new0905192102.htm
http://www.jasi.or.jp/kakouhin/index.html

日本有数の雑穀産地である岩手県で、販売業者や行政が生産体制の強化に乗り
出した。
JAいわて花巻「めんこいシリアル」。
岩手県は「いわて雑穀生産・販売戦略」を策定した。
軽米町では9月12~13日に「全国雑穀サミットinかるまい」を開く。
JA新いわて(滝沢村)などは無農薬で栽培した雑穀を「雑穀生活」の名称で
製品化。

■ 山梨県のはくばく、コメの地域ブランド新設
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090707c3b0704507.html

麦ご飯や乾めんなど穀物製品を製造するはくばく(山梨県増穂町、長沢重俊社
長)は、全国各地でコメの地域ブランドを立ち上げる。5年以内に10銘柄の新
設を目指す。産地の気候や風土にあった新商品を開発し、全国の米穀店に卸す。
コメと一緒に地域の特産品を売るほか、収益の一部を文化保存のために寄付す
るなど地域振興にもつなげる。

■ 兵庫・豊岡市、減農薬大豆の生産増、今年50トン、外食向け供給
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://pub.ne.jp/kounotori/?cat_id=80839
http://www.maff.go.jp/kinki/soumu/suishin/sensin/20jikyurutsu/0903_
hyogo5.html

兵庫県豊岡市で農薬を減らした大豆の生産が広がっている。2006年に3戸の農
家が年間4.7トンの生産を始め、09年は14戸が50トンを生産する見通し。同市
で自然放鳥されているコウノトリが生息できる環境づくりのため、有機肥料を
使い、農薬を軽減して生産していることが評価されている。昨年生産団体が結
成されたのに続き、大阪市の外食チェーンへの供給も始まっている。

■ JA全農青果センター、今期4.8%増収を計画、「市場外」卸が青果卸首位に
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://z-center.co.jp/news/
http://job.mynavi.jp/10/pc/search/corp77676/outline.html
http://www.jacom.or.jp/archive02/document/series/shir140/shir140s
06122706.html

全国農業協同組合連合会が全額出資する青果卸、JA全農青果センターは2010
年3月期に売上高を4.8%増やす計画をまとめた。

■ 05年産政府米、値下がり傾向、高値から7.5%安
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20081211d1j1100c11.html

農林水産省が販売する政府備蓄米の価格が下落傾向にある。

■ ホットランド(築地銀だこハイボール酒場)フード新潮流競争力を磨く
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.hotland.co.jp/contents/new/20090525-highball.html

ホットランド(群馬県桐生市、佐瀬守男社長)が今年5月28日に東京・新宿で
開いた「築地銀だこハイボール酒場 歌舞伎町店」。

■ ロイヤルホスト 厨房機器 オール電化に、まず町田店、自動調理機を特注
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=
1T4GGLL_jaJP315JP315&q=%e3%83%ad%e3%82%a4%e3%83%a4%e3%83%ab%e3%83%9b%e
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%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ab%e9%9b%bb%e5%8c%96
http://www.royal-holdings.co.jp/ir/backnumber/pdf/news/2009/news_
20090605.pdf

ロイヤルホールディングスは主力のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」
にオリジナルの電化厨房(ちゅうぼう)機器を導入する。最新厨房機器は町田
店(東京都町田市)の内装・外観の改装に合わせて搬入した。

■ きちり、1品300円で夜更かし、くつろぎ空間の居酒屋
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://townwork.net/h/r/Fh30010s.jsp?lac=02&jmc=00107&rid=08834193&rfn
=1&axc=03

和風居酒屋チェーンのきちりは8月、京都市に学生や夜型の社会人を対象にし
た一品300円均一の居酒屋を出店する。店内にちゃぶ台などの落ち着いた内装
を整えて、深夜から営業終了時間の朝8時まで快適に滞在できるようにしたの
が特徴。新業態名は「ちゃぶちゃぶ」。京都市中京区の飲食店街にある洋風居
酒屋「六角酒場・福力」を改装し、8月1日に開店する。

■ JR東日本フードビジネス、駅ナカでサイホン式、ゆとり重視の喫茶店展開
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.shibukei.com/headline/6244/

ジェイアール東日本フードビジネスは24日、サイホンを使ってコーヒーを提供
する喫茶店「渋谷珈琲研究所」を出店する。コーヒーは1杯500円からで、店内
で生地から作る自家製ワッフルやサンドイッチもそろえる。

■ フルーツ酢、南国風に、沖縄の紅浜、パインやグァバ
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.fmric.or.jp/foodcluster/main/seika/h20/cluster_leaflet2009.pdf
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-147137-storytopic-4.html

加工食品販売の紅浜(沖縄県浦添市、伊藤次人社長)は、パイナップルなどの
南国の果物を酢酸発酵させた果実酢飲料「飲むフルーツ酢」6種類を発売した。
地域の農業と食品産業の連携を推進する国の「食料産業クラスター展開事業」
の予算を活用して開発した。

■ 「九州の味」アピール、ダイショー、東京にもつ鍋店
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090716c6c1602216.html

【福岡】調味料メーカー大手のダイショーは27日、東京・中央にもつ鍋の専門
店を開業する。店名は「博多もつ鍋 来しゃい(きんしゃい)」。

■ 「野菜」メニューの店集合 カゴメが初のイベント 六本木 コンサートなども
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://yasai-shibori.com/ysb_pr/index0.html

カゴメは22日から26日までの5日間、東京・港の六本木ヒルズでイベント「ベ
ジタブルフェスタ’09 Presented by KAGOME やさいしぼり」を開く。野菜
にこだわった人気レストランやカフェ6店が出店する。

■ アークランド、高速道SAに初の「かつや」
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/kanto/h21/0710b/

アークランドサービスはこのほど関越自動車道上り線の高坂サービスエリア
(SA、埼玉県東松山市)に「かつや」を開業した。同SAにあるフードコート
(160席)内の立地で、同業態としては初のSA、フードコート出店となる。

■ ゼンショー「すき家」、ナスとトマト、夏野菜の牛丼
2009/07/20 日経MJ(流通新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090718k0000m020024000c.html

ゼンショーは牛丼店の「すき家」で30日、夏野菜のイメージを打ち出した「茄
子(なす)トマト牛丼」を発売する。

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報 ————————■□

■ 韓国「2008年 外食マーケット まとめ その17 その他外食事例」

(7)株式会社 パパジョーンズ
創業(設立):2002年12月8日
加盟事業開始:2004年12月15日
売上高:227億2,860万ウォン(2008年度)
当期純利益:-25億6,247万ウォン(2008年度)
ブランド:1つ
店舗数: 69店(加盟40、直営29)
従業員数:116人(3役員)(2008年12月31日現在)
所在地:ソウル市カンナム区シンサ洞616-1
ホームページ:www.pji.co.kr
最初登録日:2008年7月29日/最終登録日:2009年04月16日

パパジョーンズは、今年で韓国進出6年目を迎えた。2003年7月にソウルのアッ
プグジョンとザムシルに1店舗ずつ出店したのがその始まりである。現在、直
営29店と加盟40店の合計65店舗を展開しており、業界の中で一番店舗数が少な
い。しかし、着々と店舗数を増やしている。出店地域は、他社と変わらない住
宅街とオフィス街を軸に出店を行っている。特に半分近い店舗がソウルに集中
している。

ちなみに、アメリカではピザ業界トップピザハットより、パパジョーンズのほ
うが高い評判を得られている。http://www.papajohns.com/index.shtm
数々の業界を超えた受賞経歴を持っており、米国では8年連続に顧客満足度調
査で1位を記録している。パパジョーンズは、1984年にインディアナ州におい
て、美味しいピザにこだわったJohn Schnatterによって創業された。美味し
くボリュームたっぷりの彼のピザは、直ちに地元で評判となり、全米からその
ピザを食べるために訪れるお客さんが相次いだという。現在、米国だけでも
2,000店舗余りを展開しており、海外店舗も400店舗以上出店している。

それでは、パパジョーンズの情報公開書を紹介する。次の表は、「パパジョー
ンズ」の最近3年間の財務状況を表した表である。2007年の売上高は、対比前
年に比べ15.0%増加の227億2,860万ウォンとなっている。当期純利益はまだマ
イナスだが、前期よりも大幅な改善を見せた-25億6,247万ウォンとなった。

「パパジョーンズ」の最近3年間の財務状況(単位:千ウォン)

年度 総資産 総資本 総負債 売上高
増加率 営業利益 増加率 当期純利益 増加率
2007 7,834,540 46,129 7,788,411 22,728,606
15.0% -163,492 -1,567,815
2006 8,295,109 1,903,013 6,392,096 19,308,534
– -2,562,470 – -2,592,366 –
2005 – – – – –
– –   –

出所:パパジョーンズの情報公開書より筆者作成(最終登録日:2008年12月30日)

次の表は、パパジョーンズの最近3年間の加盟店数を時系列でまとめたもので
ある。年末の加盟店数は、2006年32店、2007年37店、2008年40店で、直営店29
店を合わせると69店となる。

「パパゾンス」の最近3年間加盟店数推移(単位:店)

年度 年初 新規開店 契約終了 契約解約 名義変更 年末 増減
直営店 加盟店 店舗(計)
2008 37 4 0 1 0 40 3
29 40 69
2007 32 7 0 2 0 37 5
27 37 64
2006 22 10 0 0 0 32 10
21 32 53

出所:パパジョーンズの情報公開書より筆者作成(最終登録日:2008年12月30日)

以下では、パパジョーンズの情報公開書を紹介する。
2008年末の加盟店(40店)の地域別平均売上高は446,297千ウォン(896,637~
146,492千ウォンの間)。地域別には、ソウル26店(469,602千ウォン)、ブサン
2店、インチョン1店、デゾン2店、キョンギ9店(311,629千ウォン)、に出店し
ている。

(1)加盟店事業者の負担事項(営業開始以前): 合計416,850千ウォン。その内
訳は、加盟金30,800千ウォン、教育費13,200千ウォン、保証金70,000千ウォ
ン、その他費用302,850千ウォン。
(2)加盟金預託制度:預託制を採用しており、預託金額は、64,000千ウォン。
その内訳は、最初加盟金44,000千ウォン、商品保証金20,000千ウォン。
広告・販促費用分担事項:2008年度の広告費・販促費総額1,126,669千ウォン。
広告費(本部237,724千ウォン、加盟店424,964千ウォン)、販促費(本部463,981
千ウォン)

(3)営業活動に関する条件と制限
営業地域保護制度有無あり(非保護)と独占的排他的営業地域設定(×)
契約期間:契約締結日より5年間、加盟契約の更新権利は最初契約日より10年
間。契約更新は5年ごと、追加加盟費22,000千ウォン。
兼業禁止義務あり。
営業時間:平日午前11:00~23:00 (12時間) 、年中無休(ただし、お正月とお
盆休み)。

加盟本部の監督管理:店舗監査(債権、労務など)年2回と会計監査(マーケテ
ィング3%使用内訳)1回/期
1.営業全般事項(Structured Visit)、1回/月
2.10PPP(商品管理事項)、1回/月
3.CIE(営業全般事項)、1回/期
4.Mystery Shopper、1回/期
5.顧客不満事項、随時
広告費・販促費:広告全体と個別のイベント負担事項(本部は直営店の3%負担
加盟店は月商の3%。ただし、場合によっては、加盟店負担割合が→3%から4%、
個別の場合は3%から2%に変動する場合がある。

1.携帯会社とのタイアップ:SKメンバーシップはVip顧客30%DC、一般15%DCの
うち、加盟店15%DC分を負担する。
2.信用カードとのタイアップ:サムソンカードは最大20%DC。支払いの50%をキ
ャッシュパックポイントとして積み立てサービス提供する。すべて加盟店負担。
現代カードは20%DC→そのうち40%はカード会社が負担し、60%は加盟店側が負
担。KBカードはDC割合に対しての本部加盟店側の負担なし。OKキャッシュバッ
クは20%DC→そのうち35%は加盟店負担。
教育・訓練関連事項:100日間。新規初期教育1日9時間(56日)。補修教育1日9
時間(2~3週間)13,200千ウォン(税込)、追加教育1日(選択事項)
(続く)

李美花
筆者略歴
韓国出身。
長安大学日本語科卒業
ソウル首都料理専門学院で和食と韓国料理の調理師資格取得。
草堂大学調理科学科にて外食経営を学び、卒業。
2004年4月に日本に留学し、立教大学ビジネスデザイン研究科(MBAコース)
入学。
2006年3月同校卒業。経営学修士。
2006年4月立教大学経営学研究科博士課程後期入学、
米日韓におけるフランチャイズ・システムをテーマに博士号取得を目指して
いる。
その他、日本では「飲食店経営」執筆した。韓国では「外食経営」等に執筆し
現在は韓国フランチャイズ雑誌Business & Franchiseに日本のフランチャイズ
企業動向を執筆中。
学業の傍ら、韓国外食企業の研究や交流もしている。韓国進出を計画なさる方
は是非ご相談ください。
筆者連絡先 mihwalee@hotmail.com

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

■ 江戸川橋 鰻 石ばし

7月8日号で江戸川橋のリストランテ・ラ・バリックをご紹介しましたね。この
江戸川橋の周囲には出版会社や印刷工場が多い場所のせいか、結構おいしいお
店があるようです。

先週の日曜日は土用丑の日で街中に鰻の香りが充満していましたね。この頃に
なるとどうしても鰻が食べたくなるようにできています。何時もは野田岩に行
くのですが、今年はすでに2回ほど通っており、たまには違う店をと探してい
たら、なんと、江戸川橋に鰻の名店があると言うではありませんか。

鰻の値段ってお店によってそんなに変わりがないのです。そのお店で一番高い
鰻特重で大体3,500円前後です。これは野田岩でも、私の家の近所の鰻屋でも
変わりありません。そういう意味では野田岩の鰻特重は大変価値があるのです
が、野田岩の味に関しては色々論議があるようで、厳しいコメントを投げかけ
ているのは友里さんです。
友里コメント
http://www.tomosato.net/blog/2006/07/post_30.html
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2004/04_0903_tomosato.html

論議は野田岩があたかも天然鰻を使っているかのように表現しているのが悪い
ということですね。友里さんは天然ものよりも養殖の方が美味しい場合もある
のだから、ちゃんと表示をすればよいのにという主張です。天然ものが良いの
は、育った環境の餌が良いばあいですね。その環境が悪ければ天然ものでも美
味しくないのです。

たとえば、牛でも放牧で牧草を食べている牛よりも、トウモロコシ等の美味し
い餌を食べさせた方がはるかに美味しいのは皆さんもごぞんじですよね。豚で
もそうです。最近の豚が美味しくなったのは、食べさせる餌がよくなったから
です。莫莫居鶯でも最近、ハーブ三元豚と言うハーブを食べさせた豚を食べて
臭みのないのに驚いて早速メニューに加えた経験があります。

というような、鰻に関するブログを拝見していたら東京の名店に「安斎」「石
ばし」「明神下 神田川本店」「重箱」「野田岩」「尾花」などがあるという
ではありませんか。家の近くの江戸川橋にある「石ばし」に興味を持ちました。
最近は東京の中心街まで出掛けるのが億劫になり、近場の美味しいお店を探し
ていたのです。

土用丑の日のちょっと前ですが、出かけてきました。リストランテ・ラ・バリ
ックのちょっと先にある一軒家で、近くに神田川が流れています。落ち着いた
お店で、店構えから美味しそうです。まず、ブログで色々調べていたのですが
異口同音に時間がかかるとのこと。予約の段階で注文を入れますが、それでも
ついてから調理を始めるので1時間ほど待たせるとのことです。

お店には座敷が3部屋ほど、入口を入った場所にテーブル席が数席あります。
当日は混んでいてテーブル席に着席しました。メニューには創業明治43年とあ
ります。オリジナルの建物は戦災で焼け、戦後に移転して立て直したわけで、
築65年ほどになるわけです。創業時は神田川でとれた天然の鰻を使っていたの
でしょうか。今の、コンクリート造りの神田川からは想像もつきませんね。

さて、使用している鰻は静岡県産吉田町で、捌いてから白焼きにして、じっく
りと蒸してから焼き上げるので1時間以上かかると明記してあります。
メニューは
うな重(香物、肝吸い付き)
特上  3,800円
上   3,000円
並   2,500円
蒲焼重 3,800円
蒲焼大 2,800円
蒲焼小 2,300円
白焼大 2,800円
白焼小 2,300円
ご飯   300円
肝吸い  300円
お漬物  800円
デザート 800円
コース料理 6,000円と8,000円、1万円です。

コース料理を頼むとお座敷に通されるようです。土用丑の日が近いので、お座
敷は満席でした。

特上 3,800円を注文しましたが、出るまで1時間以上もありそうなので、白焼
と肝焼、お漬物を注文してビールを飲みながら待つことにしました。面白いお
店で、白焼と肝焼を注文したら、あればお出ししますねと頼りない返事。

この白焼と肝焼、お漬物の注文が結果的に鰻重が出てくるのを遅くしてしまい
ました。お客様の食べるペースに合わせて焼き上げるため遅くなるのです。
しかも、特上には突き出しとして、豆腐(これが美味しいのです)、蒲鉾2切
れ、サーモン一切れ、枝豆、がついてくるのです。これで一杯やりながら鰻重
を待つのが一番早そうです。

結局鰻重が出るまで1時間15分ほどで、その間、ビールを2本、白焼、肝焼でお
腹がいっぱいになりつつありました。ところで、肝焼は色々な部分に分けて焼
き上げてあり、その食感はなかなかのものでした。

さて、鰻重が出てきましたが、使っている輪島塗の重箱が素晴らしいのです。
さすが老舗と感心させられます。

特重は鰻1匹半です。焼き方とタレの味ですが、薄味でわたし好みです。野田
岩よりも美味しいのではないでしょうか。普段はご飯を一粒も食べないのです
が、鰻はご飯と食べないといけませんね。思わず、ご飯を全部食べてしまい、
お腹がパンパンです。

後で、厨房をのぞいてみたらわずか数人の人が調理をしています。野田岩の半
分以下の調理人の数です。これでは時間がかかりますね。

小さなお店ですが、なかなか風情もあるし、手間暇をかけた質を考えると価格
的にもリーズナブルなお店です。鰻好きな方にはお勧めのお店です。料理は特
重に+肝焼きですね。

店名  石ばし
住所  東京都文京区水道2-4-29
電話  03-3813-8038

HP
ブログ
http://www.01ch.com/gourmet/ishibashi.html
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13003531/

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