GohGan

食の宝庫九州から

先週に引き続き、ゼロテンビルの人気店「GohGan」です。

アジアベスト50レストランのNo1だった「ガガン」のオーナーシェフが頻繁に福岡を訪ねてきているというのは聞いていました。

「三原豆腐店」をバンコクにオープンさせたり、「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」の店舗の近くに民家を借りて、テストキッチンを作っているとか、今回の店の情報も聞いていたのですが、コロナ禍で足踏みすることになり、その間イベントなどにキッチンカーで登場したりと。十分すぎる話題を振りまいていましたが、2022年末にオープンしていました。

コラボしているのは福山剛シェフ。福山剛とガガン・アナンドで「GohGan」です。

那珂川に面したゼロテンビルの1階、ガラス越しに対岸の風景が眺められ、テラスにも席があります。店内が20数名、カウンター、外までいれると80名ほどは使えそうです。予約は毎日30名ほど、それ以上のキャパがあるので、当日電話確認で空いていれば入れます。

2階のエンタメレストラン、3階のGohのウェイティングバーとしても機能しそうです。

ワイン、ウィスキー、カクテルなど飲み物と軽くつまむアラカルトでもよし、コース料理でも良しという感じ。予算もGohの半分くらいです。

この日のコースは

ジャガイモのスープを入れたシュー(どうみてもスープカレーでした)

シマアジのセビーチェ、小エビのフリット

博多Gohりもん

桃のスープ

オマール海老のビスク

鴨のロースト

鴨のコロッケ、紫キャベツ

カニのカレー

デザートという構成で、ガガンらしさが感じられるスパイスの使い方でした。

ペアリングするお酒には苦労しているソムリエがいました。

「博多Gohりえもん」というのは、博多限定で一番人気のお土産もの「博多とおりもん」というお饅頭をリスペクトして、饅頭を半分にスライスし、フォアグラやタマリンドなどのソースを挟み込んだ楽しい一皿でした。

福岡は、アジアに面して街を開いていて、東京まで1時間45分、香港まで3時間45分。美味しい店があれば飛んで来れる店なのです。

「GohGan」

「010ビル」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000014467.html
上田 和久

上田 和久

スタジオワーク合同会社 代表。熊本県生まれ。厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年1月コンサルタントとして独立。安全安心な食品を提供することに日々、注力する企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。 JHTCリードインストラクター

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