このマガジンのコラムニストでもある大橋美奈子さんが、大分県佐伯市に移住されているので、九州担当としては会いにいくしかないでしょう。
ということで、大分県南東部の佐伯市に出かけました。
佐伯市のことは大橋さんがレポートを書いてくれているのでお任せしないといけないところですが、大橋さんが移住される以前から食べてみたかった、「雪ん子寿司」だけは紹介したいなと思います。
佐伯市は2005年に1市5町3村が合併した九州で一番面積の大きな市です。
雪ん子寿司を作っている、愛の里工房も本匠村という少し山手にある村にありました。
大分県といえば「一村一品運動」、「雪ん子寿司」を作った高橋さんが村の名物を作りたいと発想してからやがて30年になります。第14回きのこ料理コンクール全国大会で最優秀賞に輝いているそうです。
椎茸にうっすらと雪が積もったイメージから、「雪ん子寿司」と名付けられたお寿司は、味付けた干し椎茸に薄切りした酢漬けの大根が乗ったお寿司です。
ヘルシーで、見た目も爽やかで、今でも人気なのです。
「雪ん子寿し」誕生から28年 変わらぬ人気ぶり…考案した女性の思い
愛の里工房
大橋さんの案内で、港の駅で活きのいい魚を使ったお寿司と一緒にいただきました。魚の寿司も抜群に美味しいのですが、雪ん子寿司もさっぱりとして美味しくいただきました。
この市場は2021年5月に「ごまだし」として紹介しています。今回も、ごまだしの乗ったうどんを食べました。エソなどの魚を炙って胡麻と一緒にすり潰し、お醤油などで味付けただしは、それだけでうどんが出来てしまいます。
佐伯には、海山とも美味しい素材に溢れています。
大橋美奈子さんには、これから沢山紹介して頂くことを期待したいと思います。