熊本天草の尖った酒造会社を紹介しました。こだわりの焼酎「池の露」は、どっしりとした飲み応えが人気です。
そして今週20日に、新しい「池の露・土着」が発表になります。天草市は熊本県南西部に複数の島で構成されています。2006年に2市9町が合併して生まれた離島にある市町村では最も人口の多い市になりました。中心になる天草下島の東部に位置する旧新和町にある天草酒造は、対岸にある、鹿児島県獅子島などから焼酎造りを学び芋焼酎を造っていました。その後、日本酒や米焼酎に製造をシフトしていましたが、4代目に当る、平下豊社長が就任以来、原点回帰として焼酎生産を再開、産み出したのが「池の露」です。
平下さんは、さらに原材料を天草産のものに拘った焼酎で造り始めます。そしてついに自社で耕作放棄地などで芋作りまで始めたのです。
そして完成したのが、全ての原料を天草産にした「池の露・土着」です。
ラベルデザインを武蔵野美術大学の学生・卒業生が手掛けています。
その発表イベントが、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで開催されます。以下プレスリリースです。
学生と卒業生が開発・デザインに関わった 純潔土着芋焼酎「池の露・土着」が天草酒造より発売、市ヶ谷キャンパス共創スタジオにて展示・関連イベントを開催
デザインは5種類、毎年ラベルのデザインを変えて5年間製造する計画だそうです。
池の露HP