とんかつきのや本店

食の宝庫九州から

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ期間中は、バルーンチームで一緒に行動します。空気の冷たい時間に飛ばすため、早朝5時集合、日の出とともにフライトします。10時までには競技を終え、午後3時からの午後のフライトまではランチと休憩の時間になります。

大会は練習日を入れて6日間、毎日のランチをどこにするかチームで悩みます。人数は5人から10人、平日はサラリーマンのメンバーは来れませんからね。大勢で入れる店、体育会系の食事がとれる店を探します。

これまで紹介してきた「ヒデシマライス」「与羅ん館」などはピッタリの店なのです。もしくは会場内の物産館で各々食べるという日もあります。

ある日のランチは、パイロットBたっての希望で「とんかつきのや」でした。

宮崎産の霧島黒豚、沖縄産スーパーポークというプレミアメニューが売りです。もちろん国産豚というリーズナブルなものもありましたが、その日はスポンサーが付いたのでリッチな霧島豚をセレクト。

メニューは他に、カツ丼やしゃぶしゃぶ、カレー、手打ちうどんもあります。

厚みもボリュームもあり、衣もカリっと美味しい豚カツでした。佐賀県の豚カツ屋の定番は、御飯、味噌汁、キャベツのお替り自由なのですが、そこまでたどりつきません。

毎年、1回は利用する「きのや」ですが、50席はある大箱が満席になるほどの人気店。同じ名前の店が佐賀市内にあり、ややこしいですが、こちらは本店を名乗っています。

どうやら店のルーツは、鳥栖市にある「とすのとんかつ きむら」にある様だなというのが判りました。ここも古くからある名店です。機会があればご紹介したいと思います。

とんかつきのや本店

https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41002154/

沢山のメニューで幅広い年齢層、客層に対応し、プレミアムな商品は、納得満足させるものを揃える。長い期間営業を続ける店には筋が通っているなあと感じました。

上田 和久

上田 和久

スタジオワーク合同会社 代表。熊本県生まれ。厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年1月コンサルタントとして独立。安全安心な食品を提供することに日々、注力する企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。 JHTCリードインストラクター

関連記事

メールマガジン会員募集

食のオンラインサロン

ランキング

  1. 1

    「ダンキンドーナツ撤退が意味するもの–何が原因だったのか、そこから何を学ぶべきか」(オフィス2020 AIM)

  2. 2

    マックのマニュアル 07

  3. 3

    マクドナルド 調理機器技術50年史<前編>

アーカイブ

食のオンラインサロン

TOP