weekly Food104 Magazine 2023年6月28日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しています。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えていました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、会津大学・短期大学等でも非常勤講師の経験があります。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策は「月刊厨房」で1年間記事を連載しました。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【やっぱ資やねん】

資さんと書いて「すけさん」と呼びます。もうご存知ですね、北九州市に本社をおく株式会社資さんは、ここ数年で店舗数を一気に増やし、北部九州から南九州、鹿児島、宮崎と店舗を増やしていました。九州に限らず、海を渡り山口県にも4店舗目が開業します。

さらにさらに、関西進出へと新聞の見出しに登場しています。

北九州にルーツを持つ人に、「うどんと云えば?」と聞けば、必ず「資さん」と答えるというくらい刷り込みが出来ているので、公式ツイッターでつぶやくと一気にざわつき、ネットニュースに登場しました。

同社は創業者から事業継承した現経営陣の若さと活気で、メディアの使い方も上手いなと思います。

Twitterには公式アカウントに加えて、関西進出専用のアカウント「やっぱ資やねん」まで公開するという乗りの良さです。

美味しい、楽しいという要素を抑えた上でファン作りを着実にやっていますね。

関西に進む前に、山口県に4店舗目、さらに岡山市と進めています。岡山ではアンテナショップを開き、情報発信をやっています。

岡山に出るなら、広島にもと動きが出てくると、関西圏での展開にも勢いが付くでしょう。

西日本の皆さんに「肉ごぼう天うどん」食べて、「ぼた餅」で仕上げて欲しいなあ。

リンク先は「まいどなニュース」です、関西の新聞社が集まって運営しているサイトなので、一応信頼性はあると思います。

資さんうどん、関西進出へ 要望を受け、23年末開業予定

九州、山口でうどんチェーンを展開する「資すけさん」(北九州市)は23日、関西圏で初となる店舗を年末に開業すると発表した。佐藤崇史社長は「地元の皆さんと大事に育てた味で、食へのこだわりが強い関西の皆さんに満足してもらいたい」と意気込む。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1100887/

「広島飛び越えてる!」北九州発祥「資さんうどん」 が岡山進出 九州・山口以外は初出店「なぜ岡山に?」社長に直撃した

https://maidonanews.jp/article/14927299

資さんうどん、ついに関西初出店! Twitterで発表 場所は?いつごろ? 資さんうどんに聞いた

まいどなニュース

https://maidonanews.jp/article/14940084

山口県内4店舗目!山口市内初出店!北九州のソウルフード「資さんうどん」は「資さんうどん山口湯田店」を、7/14(金)午前10時からグランドオープン!美味しいお食事と笑顔で、お客さまに幸せをお届けします!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000037031.html

資さんうどん 公式サイト

https://www.sukesanudon.com/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 270回目

東京お米サロン 田んぼの観察会&夏野菜収穫体験 – 2023.6.24

立教大学4年のインターン生 森谷さんが、東京お米サロンのスタッフ業務にチャレンジをして、素敵なレポートを書いてくれました。

将来を担う子供たちには、学校の勉強だけではなく、自然の厳しさや、おいしさ、驚きを感じて欲しいなと思っています。

東京都国立市で田植えをしてから3週間。

今回もギフテの親子体験イベントで、「田んぼの観察会&夏野菜収穫体験」を行いました!

全4回に渡るギフテの体験プログラムは、「お米と野菜のいいとこどり!」ということで、田んぼだけでなく、西野農園の畑での体験も取り入れています。

梅雨の中休み、休みすぎているほどの晴れ模様で、まずは田んぼの観察会。3週間前、自分たちで植えた苗の育ち具合を一緒に観察しました。ところどころ、植えが浅く苗が浮いてしまった箇所もあったのですが、手植えとは思えないくらいキレイに苗が並んでいて、ビックリでした。

田んぼには生きものがたくさんいます。シオカラトンボやアメンボ、カモなど、子どもたちは生きもの探しも楽しんでいました。

田んぼの観察を終えたら、いよいよ畑で収穫体験です!今回は、夏の定番・枝豆とトウモロコシを、親子で一本ずつ収穫しました。西野さんの説明を聞いて、「どれがいいかな?」と親子で話しながら収穫です。

取ってしまえば一瞬ですが、やはり普段は味わうことのできない達成感を、子どもたちの表情から感じることができました。

今回は時間に余裕があったので、体験終了後も子どもたちは他の野菜を見たり虫とりをしたり、しばらく畑で思い思いに過ごしていました。地方出身の私が子どもの頃は当たり前だったものの、確かに最近では見なくなっていた、子どもたちが思い切り自然の中で体を動かす光景は、この体験が持つ大きな価値だと思いました。

次回、日は空いてしまいますが、10月にいよいよ稲刈りです!

東京お米サロン facebookグループ(写真はこちら)
https://www.facebook.com/groups/271300545146442?locale=ja_JP

援農ボランティアにご興味のある方は、

東京お米サロンのWEBサイトをご確認いただき、メールをお送りください!

先日、素敵な女性が応募してきてくれました。

農業に関わってみたい方大歓迎です。まずは近くの東京都の生産者を応援してみませんか?
https://www.tokyo-okome.com/

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

株式会社FOOD FIELD CREATIVE

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」開業を担当、王先生と最適厨房研究会などでご一緒させていただきました。

お客様へのプレゼンや、HCJなどの展示会では、有名なシェフの方にご出演いただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを早期退職制度で円満退職し、現在はフリーランスのフードビジネスプロデューサーとして8年目、おかげさまで活動の幅を広げています。リケジョとしての能力を活かし、厨房機器メーカー、フランス料理界、東京都や北海道、福島県などの生産者支援や、オーガニック農業の推進、観光、料理、厨房業界のPRに幅広く取り組んでいます。

2大学、1専門学校でインターン生の指導や、産学連携プロジェクト、講義をしています。

LINKED CITY (産業DX・観光DX・人材DX)

東京都農林水産振興財団 チャレンジ農業支援センター販路開拓ナビゲータ

農林水産省 国産有機農産物等バリューチェーン構築推進事業 構成員

観光庁 インバウンドの地方誘客のための専門家(食と農)

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミティエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会 幹事

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ理事、校友会企画委員

調理技術教育学会 会員

一般社団法人 日本商環境デザイン協会 正会員

深沢アート研究所 マネージャー

東京お米サロン

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

6月22日-6月28日

■ラーメン・カレー・定食/5月既存店売上高丸亀製麺10.8%増、王将フード4.4%増

流通ニュース

■マクドナルド/東名阪エリアで「都心型価格の適用店舗」拡大

流通ニュース

■丸亀製麺/新業態「ドライブスルー店舗」を群馬県にオープン

流通ニュース

■ファミリーレストラン/5月既存店すかいらーく14.6%増、サイゼリヤ12.8%増

流通ニュース

■サントリー/ヴィノスやまざきを買収

流通ニュース

■壱番屋/愛知県「μPLAT一宮」にココイチベーカリー2店舗目

流通ニュース

■5月のアルバイト・パート時給1150円、「販売・サービス系」・「フード系」が過去最高額を更新

ザオーナー

https://the-owner.jp/archives/14894

■23年度に値上げを計画する外食企業は52.6%と、さらに値上げの波が……!

文化放送

https://www.joqr.co.jp/qr/article/93437/

■喫煙者が「外食頻度」「客単価」「グループ比率」のすべてで非喫煙者上回る!エルゴジャパン調べ

FOOD FUN

https://foodfun.jp/archives/23852

■日本チェーンストア協会/5月既存店1.3%増、食品買い控えも衣料・住関堅調

流通ニュース

■スーパーマーケット/5月の既存店売上2.5%増

流通ニュース

■「10人中7人がおいしい味」“創業50周年”日高屋会長が語る、生い立ちと創業の苦労

日刊SPA!

■大戸屋/東京都西東京市に新業態「蕎麦処」オープン

流通ニュース

■日本百貨店協会/5月売上高は15カ月連続プラスで6.3%増

流通ニュース

■日本チェーンストア協会/5月既存店1.3%増、食品買い控えも衣料・住関堅調

流通ニュース

■日本フードサービス協会/5月の外食売上11.8%増、居酒屋店舗は19年比31.5%減

■牛丼3社/5月既存店、すき家15.2%増、吉野家7.9%増、松屋5.8%増

流通ニュース

■毎日「外食派」毎日「自炊派」。月間の食費はどれくらい変わる?

ファイナンシャルフィールド

https://financial-field.com/living/entry-215973

■”空き時間に働く”スポットワーカー急増1000万人超に 飲食などサービス業で拡大  雇用側の業務標準化が重要に

FNNプライムオンライン

https://www.fnn.jp/articles/FNN/546654

■大博打に成功した「焼肉きんぐ」の勢いが止まらない…人気の秘密、社長の意外な戦略とは?

デイリー新潮

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/06270601/

■そうめんとクーリッシュがコラボレーションします。

手延べそうめん専門店「そうめん そそそ」は7月7日のそうめんの日に合わせて、株式会社ロッテの飲むアイス「クーリッシュ」とコラボレーションした限定メニュー2品を日比谷店、渋谷店で販売します。

日比谷店では「冷やし坦々Soyそうめん withクーリッシュGreen」、渋谷店では「和風とうもろこしSoyそうめん withクーリッシュGreen」がラインナップされており、どちらも植物性ミルクで仕上げたクーリッシュGreenを加えることでマイルドな味わいに変化するそうです。

麺類×アイスクリーム、インパクトがありますね。半分トッピング、半分デザートという楽しみ方ができるのもおもしろいです! 【K】

7月7日はそうめんの日 そうめん専門店「そうめん そそそ」が飲むアイス「クーリッシュ」と夢のコラボレーション!夏にこそオススメしたい「Soyそうめん」が誕生!

日比谷店限定『冷やし坦々Soyそうめん withクーリッシュGreen』と渋谷店限定『和風とうもろこしSoyそうめん withクーリッシュGreen』を6月30日(金)より期間限定販売!

株式会社 Ts&8

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000049389.html

■札幌にあるクリーニング店が “洗濯エンタメ複合施設” としてリニューアルオープン。

コインランドリーの他、非接触型無人受付のクリーニングや、カフェスタンド、日用品販売も。ワークショップが開催できるスペースもあるようです。

私の今までのイメージだと、コインランドリーで洗濯中に、他の場所で買い物をするという流れでしたが、それが同じ場所の中ででき、お店の雰囲気も良いので思わず滞在したくなりそうです。【M】

洗濯エンタメ複合施設「洗う・食べる・買う」が一度に楽しめるクリーニング店が6/23グランドOPEN!

好きな時に、好きな方法でご利用いただける非接触型衣類無人受付機導入。ライフスタイルショップに、コインランドリー・クリーニング・皮革製品メンテナンス・カフェスタンドを併設。札幌市中央区桑園地区。

株式会社ハッピーツリー

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000113265.html

■2023年夏に注目の「アイスコーヒー」トレンドが発表されました。

「いつものいただきますを楽しく。」がコンセプトの食トレンドや食卓アイデアを発信するWEBメディア「おうちごはん」から、2023年夏に注目の「アイスコーヒー」のトレンドが発表されました。

夏になると飲用頻度が増えるアイスコーヒー。そのままだけでなく、コーヒーと牛乳がきれいな2層になった「オレグラッセ」、酸味がアクセントになる「レモンコーヒー」、コーヒー豆の風味をしっかり味わえる「ミルクブリュー」、炭酸と割った「スパークリングコーヒー」など簡単なアレンジでより楽しめるアイデアが紹介されています。

ユーザーのアンケート回答によると、他にも「塩コーヒー」や「スパイスコーヒー」など意外性のあるアレンジもあったそうです。いつものアイスコーヒーにひと工夫するだけで、お家で非日常感が味わえそうですね! 【K】

食卓メディア「おうちごはん」 2023年夏注目の“アイスコーヒー”トレンドを発表

「ミルクブリュー」や「レモンコーヒー」など、進化系アレンジや意外な組み合わせがトレンド

トレンダーズ株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000056551.html

■ミツカンの「ぽん酢」を焼酎と炭酸で割った「ぽん酢サワー」というものがあり、大衆酒場などで飲まれているそうです。

このプレスリリースは、ぽん酢サワーのグッズをハンズ新宿店で販売するとのことですが、グッズ販売やその販売イベント、Twitterでのキャンペーンや、”「味ぽん」じゃない方の ぽん酢 です。”というところから、ぽん酢を推していることが伺えます。【M】

応募倍率300倍以上!巷で話題の「ぽん酢サワー」グッズがハンズ新宿店で6/29から期間限定販売!

販売期間中、ミツカン・クラフトソーメン束の会合同での販売記念イベントを実施

株式会社Mizkan Holdings

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000065533.html

■廃棄されるトマトで染めたTシャツが数量限定で販売されます。

カゴメ株式会社は「カゴメトマトジュース」90周年を記念して、通常利用できなくなり、やむを得ず廃棄されるトマト原料で染めた「トマトデザインTシャツ」を、野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」にて6月26日より数量限定販売します。

自然の恵みを活かした事業展開の一環として、少しでも廃棄原料を有効活用できないかという考えから、食品廃棄物を再活用するプロジェクトに取り組む「FOOD TEXTILE」と連携し、着心地も良く、地球にも優しい商品を開発したそうです。

持続可能な地球環境や経営を目指していく上で、企業の資源を活かした取り組みが必要なのだと改めて感じました。野菜を染料として活用しているからこその柔らかく、優しい色合いも素敵ですね。 【K】

野菜のことが大好きになる 体験型の“野菜のテーマパーク”「カゴメ野菜生活ファーム富士見」トマトジュース90周年を記念し、廃棄トマト原料で染めたTシャツを6/26(月)より数量限定販売

カゴメ株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000099065.html

■タバコ風の箱に入ったお茶商品「ちゃばこ」が買える自動販売機が川崎に登場します。

株式会社ショータイムが「世の中を、茶化そう。」をコンセプトに企画・販売している、タバコ風の見た目の粉末スティック茶商品「ちゃばこ」の専用自動販売機がラゾーナ川崎プラザに7月1日から設置されます。

静岡や鹿児島など日本各地の茶葉を原料にしたスティックタイプの粉末茶で、その産地にちなんだタバコ風のデザインが施されたパッケージになっているそうです。

産地ごとに異なる、レトロな雰囲気のパッケージデザインに目が留まりました。使われなくなったレトロな風貌の自動販売機で購入できる点もおもしろい購入体験になりそうですね。【K】

2023年7月1日(土)より、タバコ風の箱に入ったお茶商品『ちゃばこ』の自動販売機が『ラゾーナ川崎プラザ』に登場!

川崎市の市制記念日に、『ちゃばこ』自動販売機が川崎市に“初上陸”!

株式会社ショータイム

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000032092.html

■小樽で元ソムリエの夫婦がつくるワインを味わえるイベントが開催されます。

ブドウ栽培から醸造、販売まで二人で行っているOSA WINERYの長さんご夫妻を招いて、日常の「幸せなひととき」につながるようにつくられたワインを気軽に身近に楽しむことができるイベントです。

開放的なホテルのテラスで開催され、ホテルのシェフによる、小樽近郊の食材を使ったピクニックボックスも提供されます。小樽の大地が生んだ食材とワインを一度に楽しめる魅力的なイベントです。【M】

夏の小樽で幸せのワインと夕涼み!小樽・余市産ブドウから造るOSA WINERYのワインと、北海道食材を堪能するピクニック料理をテラスで楽しむイベントをUNWIND HOTEL&BAR 小樽が開催

株式会社 グローバルエージェンツ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000290.000007264.html

■旬の無花果と自家製ほうじ茶を楽しむかき氷が登場します。

全国からこだわりのお茶を仕入れ販売しているきみくら株式会社が運営している本店の茶寮から、「絹氷 くきほうじ茶と無花果」が8月31日までの季節限定で販売されます。

毎年夏限定で提供している絹のように滑らかな氷「絹氷」。今年は新作として、静岡県内産の無花果と甜茶茎を浅焙煎で仕上げた「くきほうじ」の蜜をかけた、甘い香りとすっきりとした味わいが楽しめる商品が提供されるそうです。

「無花果」と「ほうじ茶」、少し珍しい組み合わせですね!本格的に暑さが厳しくなってくるこれからの季節にもぴったりですね。 【K】

自家製ほうじ茶と旬の果実を愉しむかき氷 日本茶きみくら本店で「くきほうじ茶と無花果」を6月30日から期間限定で販売開始

きみくら株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000072613.html

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

日本企業のマニュアル 加賀屋 3回目

 旅館とホテルは宿泊業で同じ業種と思われますが、かなり異なります。ホテルは宿泊がメインで食事をとらない場合が多いのです。旅館は基本的に食事と宿泊がセットになっています。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の選定基準には以下の4つがあり

プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選の選定基準 HP

https://www.livedo.net/onsen/pro.html

もてなし部門 もてなしや心配り、対応、案内、清潔さなど

料理部門 献立や配膳(出し方・下げ方)、器、味、質、量など

施設部門 設備や機能などハード面(客室、風呂、宴会場など)を重点に安全性と快適性など

企画部門 旅館の特徴づくりと総合演出、企画商品、商品開発など

の4部門で評価され、料理関連の評価が重いのです。(「企画部門」も旅館の特徴づくりと総合演出、企画商品、商品開発などの点で料理の要素が大きいのです)

 ホテルの洋食厨房と旅館の和食厨房で難易度が違います。旅館の厨房を厨房業者にさせると使いにくいのです。ホテルの食事はフランス料理がメインです。フランス料理は標準化が進んでいます。フランス料理を標準化したのが、オーギュスト・エスコフィエだと言われています。

オーギュスト・エスコフィエ(Georges Auguste Escoffier, 1846年10月28日 – 1935年2月12日)とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8
https://www.escoffier.or.jp/a.escoffier.html

『レストラン経営と料理考案・レシピ集の著述を通じて、伝統的なフランス料理の大衆化・革新に貢献したことで知られる。現在に至るフランス料理発展の重要なリーダーとして、シェフと食通の間で神格化され、「近代フランス料理の父」とも呼ばれている。

料理を単純化し、調理法を体系化することによって、フランス料理現代化の先鞭をつけた。」と言われている。1903年には初の主著となる「料理の手引き」(Le Guide Culinaire)を出版した。この「料理の手引き」は近代フランス料理の知識と技術の集大成とも言える名著で、5000種類を超える料理のレシピが収録されている』

と言われ、フランス料理の標準化に貢献したのでしょう。フランスというと、芸術的な国と思われますが、ヨーロッパでも、英国やドイツと並ぶ工業国です。フランスの近代的な軍隊の兵器製造技術が米国に渡り、米国の自動車などの大量生産技術につながっているのです。

劉執筆の「ファスト・フードの技術革新 大量生産方式及びフランチャイズ・システム」

その合理的な考え方がフランス料理を近代化し、標準化が進んだと言えるでしょう。

パリにあるフランス料理学校のフェランディー校を見学したことがあります。

http://www.egf.ccip.fr/

 このフェランディー校を運営しているのはなんとパリ市の商工会議所で、80年以上の歴史を持っています。フランスに来る外国人観光客は約8000万人とフランスの人口を上回る数字で、世界の国で最も外国人観光客が多いのです。

観光客の誘致には、ユネスコの世界遺産、景観などの自然資源や、神社仏閣お城などの歴史的建造物、お洒落現代的な町、等が必要ですが、フランスの三ツ星フランス料理店が魅力を引き立てるのです。このフランス料理店を支える調理人の育成を担当するフェランディー校の運営を商工会議所が担当していたことでも裏付けられるでしょう。

 これに対し、日本料理は標準化が全くと言ってよいほどできていません。料理人によって料理方法が異なります。典型的な例ですが、鰻かば焼きです。関東では背開き、関西では原開きです。関東では白焼きにして、蒸してから焼き上げます。関西では蒸さずに焼き上げます。

醤油も地区により味が異なります。関東は濃い口、関西は薄口、九州は甘口と大きく味が異なります。味噌も地区によりずいぶん違いますね。魚の呼び方も地区により異なります。また、包丁の形も大きく異なります。

日本料理標準化

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/syokubunka/pdf/93106101_01.pdf

http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2007/02/post_49ee.html

 さらに日本料理を複雑にするのが、季節により食器を変えることです。春夏秋冬のほかに、正月、3月5月の節句、のほかに、結婚式、法事、と器を変えるのが日本料理です。厨房設計で和食厨房が難しいのがこの膨大な器の保管庫です。洋食のように重ねられない壊れやすい食器が多いので広い食器保管庫の用意が必要です。

季節による食器

https://www.bunka.go.jp/foodculture/utsuwa.html
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202101/202101_02_jp.html

このように日本料理は難しいのですがさらに難しくしているのが、料理人の教育です。

続く

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● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者として活躍され、2023年3月末で定年退職。1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながら閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #1183 2023/6/22

https://note.com/kassie/n/n6443270b4755

飲食業界ニュースまとめ #1184 2023/6/23

https://note.com/kassie/n/nc826e1ee9682

飲食業界ニュースまとめ #1185 2023/6/24

https://note.com/kassie/n/n4c4e5e62f6c9

飲食業界ニュースまとめ #1186 2023/6/25

https://note.com/kassie/n/n4c69a7daf9ce

飲食業界ニュースまとめ #1187 2023/6/26

https://note.com/kassie/n/nbdc348464413

飲食業界ニュースまとめ #1188 2023/6/27

https://note.com/kassie/n/na713a8b9490f

飲食業界ニュースまとめ #1189 2023/6/28

https://note.com/kassie/n/n66b1a4abf43a

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

日本食糧新聞社

https://info.nissyoku.co.jp/

プロの視点(日本食糧新聞社)

https://news.nissyoku.co.jp/column

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

日本能率協会展示会(FOODEX、HCJ他)

https://www.jma.or.jp/website/exhibition.html

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

NRN紙

http://www.nrn.com/

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なく、食関連のあらゆる悩みの解決をいたします。

Food104マガジンスタッフ

発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子、金子佐和美

————————————

このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。

日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。

有限会社清晃(せいこう)業務内容

王利彰 経歴

ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を

企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、

将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、

と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

————————————————– 週刊Food104 —–

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