筑前の奥座敷、小さな城下町の秋月、春の桜並木、秋の紅葉と沢山の人出がある観光地です。
その入口近く国道沿いに、朝倉から移転して来たうどん屋さんがあります。
「大國屋」
細い手打ち麺はつるつるとのど越しも良く、出汁の効いたつゆで美味しくいただけます。そのうどんに天ぷらが7品とサラダ、選べる御飯の天ぷら定食が1,000円とコスパ最強なのです。
この大國屋さん、もともとは朝倉三連水車の近くで営業していたのですが、2016年の北部九州豪雨で、店に大量の土砂が流れ込み、廃業やむなしという状況になりました。
60代半ばである店主も、もう止めようかと考えていたときに、東京に住む長女が、おじいちゃんの作ったうどんを孫に食べさせたいと説得し、それに応えるかたちで移転オープンさせたのだそうです。
今度の店も川沿いに建っているのですが、上流に小石原川ダムが完成し、今後は大きな水害は起きにくくなって安心して営業していけるでしょう。
それより美味しいうどんでお客さんを掴んでいるので、これからも繁盛していくと思います。