このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社
有限会社清晃(せいこう)が提供しております。
その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、
新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。
2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、
F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えておりました。
立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、
韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、
会津大学・短期大学等でも非常勤講師をしておりました。
2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース
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● 世界・日本各地の食情報
1)食の宝庫九州から上田さんです
【冷や汁万歳】
宮崎県の名物料理である「冷や汁」紹介するには季節が遅い気もしますが宮崎市の鉱脈社という出版社からローカル色満点の本が出版されたので書いておきます。
作者は、宮崎日日新聞の元記者で日本各地の冷や汁文化を取材して冷や汁アンバサダーを名乗る外前田孝さん、もう一人は元宮崎県庁職員で文筆家の日高大介さん、この方は冷や汁伝道師らしいですが、オリジナルの冷や汁レシピを作って広めている方です。
どちらも冷や汁に賭ける思いが熱い熱い。
取材は宮崎県内に留まらず、熊本、愛媛、広島、埼玉、山形まで訪ねています。歴史的な成り立ちや、新しい冷や汁の提案。素材を工夫すれば、ヴィーガンにも対応できる柔軟性などで、冷や汁を世界に広めていきたいという意気込みも感じます。
冷や汁は決して冷たい味噌汁ではないのです。
丁寧にこしらえたひと椀をサラサラと掻き込んでみたくなる、情報満載の一冊です。
鉱脈社
【プロフィール】
上田和久
kazz@studiowork.jp
スタジオワーク合同会社 代表
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。
2)FBプロデューサー日記 237回目
東京の旬食材を楽しめる年1回のリアルイベント、4年ぶりの開催
「東京味わいフェスタ2022」10/28(金)29(土)30(日)
東京駅周辺の4カ所を会場として「東京味わいフェスタ」が開催されます。
今回、東京味わいフェスタ2022では
生産者支援と特別メニュー開発プロジェクトで事務局メンバーとして活動しています。
東京都の農業や美食の街を国内外へアピールするイベントで、2030年に向けて「未来の東京戦略」を推進する事業です。
コロナ前とは位置付けが変わり、2030年に向けて、世界的なイベントになるように進化できればと準備を進めています。
1.農家の直販マルシェ
東京駅前「行幸通り」新丸ビル横のテントで、都内の生産者が数多く出店します。
東京農村の中村さん、オリーブ生産者の須藤さん、東京お米サロンの西野さん、東京西洋野菜研究会の嶋崎さん他、江戸東京野菜や、果樹、銀杏、烏骨鶏や原木椎茸もあります。
2.「東京味わいフェスタ」特別メニュー開発プロジェクト
トップシェフによる「東京都農産品を使った特別メニュー」は動画でも紹介しています。この機会に、東京農産品の美味しさをご堪能ください!
三國清三シェフ「mikuni MARUNOUCHI」
山下春幸氏「NADABAN by HAL YAMASHITA」
笹岡隆次氏「恵比寿 笹岡 新丸ビル店」
高橋義弘氏「南禅寺 瓢亭 日比谷店」
秋元さくらシェフ「morceau(モルソー)」
Stefano Dal Moroシェフ「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ 東京店」
陳建太郎氏「赤坂四川飯店」
今週末はお天気も良さそうですね。
3日間限定のイベント、たくさんの方にお楽しみいただけたら嬉しいです。
【プロフィール】
石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)
food field creative
facebook https://www.facebook.com/ffcnippon/
HPとblog http://ffcnippon.com/
東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。
2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。
社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。
その他
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」
全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長
全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員
フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員
ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属
立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長
立教大学観光クラブ、校友会企画委員
深沢アート研究所 マネージャー
3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第305回
ガンベロロッソというのはイタリアのグルメ本を出している出版社のこと。毎年秋に発表されるレストランガイド、ワインガイドの格付けにはイタリア国内外で評価に注目が集まります。イタリア国内でイタリアンに関してはミシュランよりも詳しく信頼も厚いと言えます。
ちなみに「ガンベロロッソ」とは「赤いエビ」という意味。
国民的童話「ピノッキオ」の中でネコとキツネが食事をする料理店の名前からとったとのこと。レストランの場合は星ならぬフォーク(イタリア語でフォルケッタ)、ワインの場合はグラス(ビッキエリ)の数で評価が付きます。
昨日は、六本木のミッドタウンにあるリッツカールトンホテルで、2023年度版でトレ・ビッキエリ(グラス3つ=最高評価)を獲得したワインの試飲会がありました。
今年は3年ぶりの開催、海外からの来日も可能になり多くのワイナリー関係者が来日し日本のレストラン関係者からの期待も高まり大盛況と言える結果になりました。参加したワイナリーは84社、そのほとんどが既に日本にも輸入されておりますが、日本未輸入のワイナリーも7社ほどありました。プーリアのワイナリーでは今回参加7社のうち1社が現在未輸入でした。
全体的にはトスカーナ州のワイナリーが21社と州別では一番多く、ピエモンテ、ヴェネト、ロンバルディアなど北部合計40社、ラツィオ、ウンブリア、マルケなど中部が5社、
シチリア、サルデーニャを含む南部は合計で19社です。プーリアのワイナリーは南部では一番多く参加しています。
この数が何を表すかと考えると色々なことが思い浮かびます。一つはやはりトスカーナはマーケティング力は突出してるということ。次に南のワインが伸びる余地はまだまだあるなということ。そして良いワインがたくさんあるのに日本では一般的には認知度の低いモリーゼやウンブリアなど中部のワインの今後の可能性です。
試飲会と同時にワイン上級者向けのセミナーも開かれましたが、北部のワインについてのものがほとんどで南部のワイナリーはまだまだこういった啓蒙運動に積極的ではないことが個人的にはもどかしい気持ちになりました。
大橋美奈子 Facebook
メール・アドレス
minako@da-puglia.com
大橋美奈子さん経歴
演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。
また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。
ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。
また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。
我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。
有限会社ダプーリア
http://www.da-puglia.com/
大橋美奈子プロフィール
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html
プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E
ダプーリア
大橋美奈子
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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。
このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。
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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□
10月20日-10月26日
■「私が一番輝くBBQ」 GYROの新業態は”日本初?”を導入。『スパイスBBQ Nicole(ニコル)』が新規オープン。
フードリンクニュース
■鶏皮串1本50円、生ビール1杯190円“コンビニより安い”居酒屋「新時代」グループ500店舗めざす
ザ オーナー
■サイゼリヤの新業態「スパゲッティマリアーノ」 すべての店舗が閉店していた…
Sirabeeグルメ
■「外食」産業に他業界から熱い視線 コロナ後を見越した戦略か
M&A Online
■富士電機が外食向け12年ぶり再参入、コーヒーマシン市場開拓の勝算
ニュースイッチ
■ガストの異物混入騒動に見た大手飲食店の泣き所
東洋経済オンライン
■え?久しぶりに「焼肉の和民」に行ったら鳥貴族みたいになっててビビった
食べ放題を味わうつもりが…
ロケットニュース24
■「楽しみながら考える日本の食課題」がテーマの体験型フードイベントが開催されます。
埼玉県のところざわレイクタウンにて、新しい食体験や学びのきっかけをつくる、食をテーマにしたイベント「秋の収穫祭2022」が11月5日、6日に開催されます。
地元で生産された農作物やお酒、「発酵」「お米」をテーマに集めたごはんのおともなどが楽しめるマルシェや、廃材を活用したコースター作り、金継ぎ体験ワークショップなどが企画されているそうです。
商業施設の広場での開催だと、誰でも気軽に足を運びやすくなりそうです。また、体験型のイベントは、「自分ごと」として捉えるきかっけにもなりそうですね。 【K】
ところざわサクラタウンにて、体験型フードイベント「秋の収穫祭2022」を11月5日・6日に開催
「楽しみながら考える日本の食課題」をテーマに、様々な企画を展開
株式会社KADOKAWA
■「プログラミング的思考」と「食育」を組み合わせた体験型デジタルコンテンツが登場します。
デジタルコンテンツのデザインや制作を行うビービーメディア株式会社は、現代の子どもたちの栄養素摂取の偏りや、朝食の欠食、小児の肥満増加などの健康に関する課題の深刻化や、親子の食卓でのコミュニケーション不足などの問題を解決するべく、体験型デジタルコンテンツ「グーランドデジタルキッチン」を開発しました。
食材と調理工程の組み合わせから、どんな料理が完成するかを想像しながら組み合わせていくコンテンツで、自発的に日々の食事に興味を持つことで好き嫌いなくバランスのよい、栄養のある食事がとれること、親子でのコミュニケーションに繋がることを目指しているそうです。
本物の食材にも触れてみたい、実際に手を動かして作ってみたいというアクションに繋がるきっかけをつくる、素敵なコンテンツだなと感じました。子どもたちだけでなく親も、普段行っている「料理」を客観的に見ることができる面白い体験になりそうです! 【K】
『食育』×『プログラミング的思考』がテーマ!食卓が親子の学びの場になる体験型デジタルコンテンツ『グーランド デジタルキッチン』開発
ビービーメディア株式会社
■無農薬で栽培された「安納芋」スイーツをヴィーガン対応のカフェで楽しめます。
「いきるをつくる」をコンセプトに、日本の良いものや体にいいものを扱うブランド「mumokuteki」が京都で運営しているカフェ「mumokuteki cafe」にて、無農薬で育てられた安納芋を使ったスイーツ2種が期間限定で販売されます。
京都府南丹市美山町『SHIZUKU FARM』と、鹿児島県霧島市『久木田農園』で、100%有機質肥料とミネラル(岩塩)のみで育てられた安納芋の自然な甘さを活かした、「季節のパフェ 安納芋」「季節のタルト 安納芋」が提供されるそうです。
「無農薬」栽培にこだわった食材の使用は、ブランドのコンセプト「いきるをつくる」にマッチし、より活きるように感じます。 【K】
京都のヴィーガン対応カフェ「mumokuteki cafe」(ムモクテキカフェ)が、栽培期間中無農薬で育てられた安納芋のデザートを期間限定販売
株式会社ヒューマンフォーラム
■あなたの「推し」を見つけるパンの食べ比べイベントが開催されます。
ルクア大阪の放課後スクールが企画するプロジェクト「食べくらべ部」の第3弾として、雑誌「SAVVY」と神戸の老舗ベーカリー「ケルン」とがコラボレーションしたイベント「食べくらべ部 推しパン編」が、11月26日に開催されます。
違う製法や材料を使用した「バゲット」3種、「食パン」4種、「クロワッサン&進化系ベーグル」3種の合計10種を食べ比べ、それぞれの特徴をケルンの代表取締役の壷井さん、SAVVYの編集長竹村さんから聞きながら、「推しパン」を発掘してもらいたいそうです。
「ここのお店のこのパンが好き!」というような「ファン」「推し」になってもらうことが、新店、老舗関わらず必要なことのように感じます。 【K】
食べ比べてあなたの推しを見つける「食べくらべ部」の第三弾が神戸の老舗ベーカリー「ケルン」のパン食べ比べに決定!
ルクア大阪の「放課後スクール」が企画する“推し活”イベント
JR西日本SC開発株式会社
■生ゴミ由来のキウイと廃棄予定のビールでカクテル!
2022年12月6日-2023年1月31日の期間限定で、ホテルニューオータニにてサステナブルカクテルシリーズ第5弾「Re.Green」が販売されます。
「Re.Green」は生ごみから作られて有機堆肥で育てられたキウイと廃棄予定のビールから作ったコーディアルからできたカクテルです。これを手掛けたのはバーテンダー世界王者に輝いたことのある吉田宏樹さんです。
彼はレストラン&バーから1日約5トンの食品残渣が排出していること、そしてバーで1日あたり約500ml余るビールに着目し、生ごみの100%リサイクルを再現するカクテルを生み出しました。
このようなサステナブルな商品は今後の日本にとってとても大切なものではないかと思います。ぜひ立ち寄る際には試してみてはいかがでしょうか。【N】
生ごみ由来のキウイ×廃棄予定ビール!?バーテンダー世界王者が作る地球にやさしいSDGsカクテル第5弾!
株式会社ニュー・オータニ
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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□
1)先週の記事修正
先週ロイヤルの焼き肉と紹介しましたが、神戸物産経営でした。以下のように修正してお詫び申し上げます。
「Premium Karubi」の焼肉食べ放題。ロイヤルの元カウボーイ家族1号店後で分厚い肉を売り物にしているので、てっきりロイヤルの新業態と思っていたら、卸売スーパーで有名な神戸物産経営でもう16店舗ほど展開しています。
ロイヤルの菊池会長のご指摘で気がつきました。失礼しました。盛り付けにこだわり、デザートも充実しています。でも肝心の肉が米国産のようで、ちょっと硬くてパサパサしています。焼肉キングよりかなり落ちますね。ビールはサントリービールを使っていることからもロイヤルで無いですね。
2)コロナ後を見据えたすかいらーくとサイゼリヤの動向
コロナに続くウクライナ問題と、日銀の金融政策のせいか大幅な円安にダメージを受けているのが、輸入比率の高いサイゼリヤです。
価格をもっと上げたいのでしょうが、お客にわからないように、新メニューの単価を上げています。それがビーフシチュー700円とリゾット&牛肉のシチュー900円、両方ともサイゼリヤらしからぬ高額メニューです。
同じくすかいらーくグループの主力レストラン ガストは100店閉鎖。その一方、個性のある、ハワイ料理のラ・オハナや、珈琲業態のむさしの森珈琲は店を増やしています。コロナ後、単に安い店は苦戦し、ちょっと高くてもわざわざ行く価値のある店、料理や内装に個性のある店が人気です。
<A>サイゼリヤ
夕飯は早めにサイゼリヤ。ビーフシチューがありました。
25年ほど前にサイゼリヤにはタンシチューという唯一美味しい料理がありました。
それを雑誌の対談で創業者の正垣さんに言ったら、あんたみたいな業界人に褒められるのは良くないと、メニューから外されてしまいました。久し振りのビーフシチュー、ソースは美味しかったですね。タンシチュー高くても復活して欲しいな。
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5月3日訪問 舞浜イクスピアリのサイゼリヤ。やっとマックも出店
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<B>すかいらーく
ラ・オハナ
リゾート地の様な舞浜に来ています。最近スタッフの子供達のお気に入りハイアットリージェンシー東京ベイです。早めの夕食は、これも子供達お気に入りのラ・オハナです。食後はホテルのラウンジでのんびりです。
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むさしの森珈琲
本日のランチはむさしの森珈琲。女性客に人気です。ここはコーヒーとパンケーキが売り物でしたが、料理メニューや地ビールなど個性的なメニューが増えています。
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4月21日訪問
最近気に入っているむさしの森珈琲店。ちょっとメニュー多すぎだね。売り物がわかりにくいね
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以上
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● 日本外食ニュースと米国外食ニュース ——————-■□
最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。
<日本外食ニュース>
柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。
柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。
10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。
おいしいは、ニュースだ
「文春マルシェ」
2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。
食べログフォロワー数5万人。
飲食業界ニュースまとめ #938 2022/10/20
飲食業界ニュースまとめ #939 2022/10/21
飲食業界ニュースまとめ #940 2022/10/22
飲食業界ニュースまとめ #941 2022/10/23
飲食業界ニュースまとめ #942 2022/10/24
飲食業界ニュースまとめ #943 2022/10/25
飲食業界ニュースまとめ #944 2022/10/26
みんなの経済新聞
フードスタジアム
http://food-stadium.com/
フードリンク
http://www.foodrink.co.jp/news/
東洋経済オンライン 外食
http://toyokeizai.net/category/restaurant
フーズチャンネル
Goo外食ニュース
サンケイBIZ
日本経済新聞
流通ニュース
M&A NEWS 食品・外食
リテールテック
<米国外食ニュース>
QSR マガジン
NRN紙
http://www.nrn.com/
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米国外食情報、トピックス、国内外アグリ情報、食関連ビジネス企業プレスリ
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なく、食関連のあらゆる悩みの解決をいたします。
Food104マガジンスタッフ
発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰
編集:石川史子
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このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。
日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。
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実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を
企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、
将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、
と思っている方にお勧めするのは、
関西国際大学人間科学部経営学科
http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科
立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/
大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は
立教大学観光学部
杏林大学外国語学部観光交流文化学科
等で学ぶことをお勧めします。
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/
王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会
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