フードビジネス最新情報 weekly Food104 Magazine 2017年11月22日号

メルマガバックナンバー

● 東京OFF会+旬の味を食らう会
● 莫莫居鶯のお知らせ
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 東京OFF会+FSPRO平成29年第11回旬の味を喰らう会のご案内

ただ今の参加者は以下の23名です。お申し込みはお早めに。

合志さん@office54、元マクドナルド
福川さん@JMA
橋本さん@JMA
石脇さん@島崎さん御友人
及川さん@島崎さん御友人
渡辺さん@島崎さん御友人
小山さん@島崎さん御友人
天野さん@島崎さん御友人
鈴木さん@島崎さん御友人
本田さん@島崎さん御友人
寺村さん@島崎さん御友人
城所修さん@元吉野家
斉田育秀さん@元キユーピー
石川史子さん@food field creative、元東京ガス
室岡さん@井上さん御友人
濱野さん@井上さん御友人
平田さん@井上さん御友人
遠藤さん@井上さん御友人
小松さん@井上さん御友人
飯村さん@井上さん御友人
佃さん@fsc
井上さん@fsc

寒くなり乾燥した気候になり、肌がカサカサになりますね。私のような
老人はもとより、女性の方にも困る季節ですね。と困っていたら援軍で
す。肌を潤わせるコラーゲンの補給です。何回か食べているのですが、九
州は平戸のウツボです。見た目には下手物ですが、ウツボの薄造りの美味
しさにはびっくりです。まるで、トラフグのてっさのようなこりこりとし
た食感と味が忘れられません。薄造り以外のお料理では、煮付けが絶品で
す。特に分厚い皮と一緒に煮込んだウツボはコラーゲンが多くぷりぷりの
食感で、空気が乾燥するこの時期には、お肌にも優しい食材です。決して
市場には出ませんので旬の味を食らう会独占の楽しみです。

産地は長崎県平島です。この島のウツボの美味しさの秘密はエサです。
何と贅沢にも天然の鮑や伊勢海老をたらふく食べて育っているからです。
その他に島の魚として漁獲されている美味しいお魚たちをお願いしていま
す。

過去の画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=923378777738958&set=pcb.923379274405575&type=3&theater

長崎県平島漁港
http://www.pref.nagasaki.jp/sima/island/seihi/profile/
http://www.fscjp.com/custom1.html
http://imagic.qee.jp/sima4/nagasaki/hirashima.html

以下は佃さんのご案内です。

ホシザキさんのショールームで先日開催された「食のバリアフリーセミ
ナー」に参加させて頂き、東京医科歯科大学の戸原准教授からは「食べる
機能と老化」、東京医科歯科大学歯学部付属病院栄養科の豊島先生からは
「食べやすい食事の作り方のポイント」というテーマのお話しと、アルメ
イダの歌川康彦シェフによるメニュー提案がありました。

食というビジネスの中に「食のバリアフリー」が新たなマーケットして
位置づけられてきていることを再認識させられました。同時に、将来の自
分の姿を考えた時、どこまで維持できるかわからないものの、食欲だけは
何歳になっても保ち持ち続けたいと思い、ともかく嚥下障害を予防するた
めに毎日、口を大きく開ける運動することにしました。

こうしている間に時間だけは容赦なく過ぎてしまい、もう今年も残すと
ころわずか1か月半になりました。そろそろ巷ではジングルベルが鳴り始
め、寒さも厳しくなってきましたが、魚は美味い季節になってきました。
この時期、旬の味を喰らう会の定番と化しましたが、毎回お世話になって
いる漁師さんにお願いし、ウツボをメインにして長崎県五島列島の近くの
平島という離島のお魚を食べることとしました。イセエビなどの五島列島
近海の魚をたらふく食べたウツボが届くはずです。

1年に1回だけの、しかもコラーゲンたっぷりの料理を一緒に堪能しま
せんか。もちろん、他にも島で漁獲されているタカノハダイ、コショウダ
イ、コロダイ、イラ等もお願いしています。

なお、天候や水揚げ次第で魚が変わる可能性があります。その際はご容
赦下さい。


1. 開催日時
平成29年11月27日(月)午後7時~
2. 場  所
莫莫居鶯(ばくばくきょ うぐいす)
〒171-0021 豊島区西池袋1-18-1五光ビル地下1階
TEL:03-3987-0085
http://www.bakubakukyo.com/
店舗責任者 侯(こう)
3. 会 費
5,000円
4.出席については、”王利彰” Toshiaki Oh [oh@sayko.co.jp]宛てに以
下の
フォームに記入してお送りください。

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平成29年11月27日(月)
旬の味を喰らう会に参加します。(Food 104マガジン読者)

ご芳名
人数
メールアドレス
連絡先の電話番号
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それでは、今回も皆様のご参加をお待ちしています。

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● 莫莫居鶯のお知らせ

皆さん今晩は!

11月も残すところあと1週間で終わりですね。12月に入ると年末ま
で毎年あっという間に 過ぎてしまう印象があります。お店もこの1週間
でしっかりと準備をして12月に備えていきたいと思います。

今、子供の間で風邪が流行っていますので皆さんも体調を崩されないよ
うにお気をつけてください

お薦め料理
●湯引き牡蠣のポン酢かけ
良質の国産の牡蠣をさっと湯をして、ポン酢を掛けて召し上がって頂
く、シンプルですが牡蠣本来の味を堪能して頂く最良の商品になっており
ます。ポン酢も橙酢という柑橘系の酢をベースにかぼすや柚子と一緒に
4ヶ月熟成させたまろやかな自家製ポン酢です。日本酒や焼酎、ワインに
も合う1品です

●梅水晶(サメ軟骨の梅肉和え)530円
鮫の軟骨と南高梅の梅肉で和えた、日本酒や焼酎にとても合う肴です。
あっさりとしていますが軟骨の歯ごたえが癖になるこの時期ならではのお
薦めの1品です。

では、今週のおすすめのお酒(焼酎)をご紹介させて頂きます。「薩摩
茶屋」です。

「村尾」でお馴染みの、焼酎造りの天才「村尾 寿彦」氏が醸す、村尾
酒造のレギュラー芋焼酎です。「村尾」と「薩摩茶屋」違いは米麹の違い
です。黒麹仕込・カメ壷貯蔵の柔らかな芋の甘味が感じられる、キレの良
いバランスの取れた芋焼酎です。(25度)

一升瓶のラベルには長閑な山村の佇まいが描かれていてなんだかほっと
する風情です。萌え始めた春の緑。峠の茶屋の暖簾が白い。どこか郷愁を
感じさせます。

生で飲んでみると、芋の甘みとコクが引き立ちきめ細かい爽やかな味わ
いで、全く嫌味がありません。生でもグングン飲めそうです。ロックで飲
んでみても爽やかな甘味が残るのです。もちろん飲み易さは増すし、十分
楽しめるのです。お湯割りにすると、適度の甘さ、ふくよかさ、コク、キ
レ及び後味等々
非常にバランスの取れた旨さで、飲めば飲むほどその味わい深さが増して
きます。旨い! これはかなり秀逸と言わざるを得ません。

実は村尾はすでに「幻の酒」化してしまい、この薩摩茶屋までなかなか
手に入らぬ時期がありました。弊店では手頃なお値段(税込み590円)で
提供しておりますので、是非、ご来店お飲みくださいませ!

●莫莫居 鶯の昼飲みのご案内
莫莫居 鶯では只今昼飲みを推進しています!キリンのハートランド生
ビールは勿論、おつまみなどもご注文頂けます。平日はランチ等で込み
合っていますが、土日はゆっくりお酒を楽しめる空間になっていると思い
ます。ご利用に際してはなんなりと従業員にお声をおかけください。

美味しい丹精込めた手造り作りの料理でお待ちしております。

料理長 川島

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
HP   :http://www.bakubakukyo.com/
facebook:https://www.facebook.com/bakubakukyouguisu?fref=ts
担当  :侯(こう)
営業時間:ランチ  月~日   11:30~15:00
ディナー 月~日・祝 17:30~24:00

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の本場イタリアの大橋美奈子さんから

南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第110回

そろそろ冬到来、柑橘類の季節です。メルカートにはミヤガワという名
前の早生みかんが並び始めました。みかん類でいうとイタリアではマンダ
リーノ(マンダリンオレンジ)、タンジェリーノ(タンジェリンオレン
ジ)、クレメンティーノ(クレメンタイン)、が一般的ですが、ミヤガワ
は一番早く旬を迎えるのでハシリとして珍重されています。

イタリアの柑橘類でまず思いつくのはレモンでしょうか。レモンの皮を
96度のアルコールに漬けシロップで割った食後酒リモンチェッロは日本で
も知られてきているかと思います。リモンチェッロはアマルフィ海岸地方
やカプリ島が有名ですが、ここプーリアでも各家庭で自家製を作ります。

夕方以降の訪問者にはカッフェの代わりに「まあ一杯いかが?」とビス
コッティなどと一緒に薦められます。またシチリア名産真っ赤な斑入り
の”血のオレンジ”はジュースとして有名です。

我が家の柑橘類コレクションは、ミヤガワ、オレンジ、ブロッドオレン
ジ、グレープフルーツ、レモンはもちろんのこと主に甘い皮を食すレモン
の3倍ほどの大きさのチェドロ、アールグレイ紅茶の使われるベルガモッ
ト、イタリアならではのコーラに似たソフトドリンクで知られるキノッ
ト、金柑、さらにプーリアでは至極珍しいと思われる柚子まであります。

柚子の香りは何と言っても郷愁を誘いますが、特に私の好みは香りのベ
ルガモットと皮が爽やかなチェードロです。この二種類は日本には中々無
いかも知れません。ベルガモットは通常皮のみを蒸留してオイルを採り香
料として使うのですが、酸っぱい果汁も蜂蜜を加えてお湯わりにすると美
味しくいただけます。

チェードロは皮をキャンディード(砂糖漬け)にしてイタリアのクリス
マスケーキ、パネトーネなどに使われますが、生食のほのかな甘さも食後
の口直しにピッタリです。

キノット
https://ja.wikipedia.org/wiki/キノット

ベルガモット
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベルガモット

チェードロについて
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000154158

我が家の柑橘類
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1612272062152871.1073741848.100001102784712&type=1&l=d1796defdc

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、
レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストラン
のビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した
超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業した
ビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、
主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。
母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園
で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しん
でいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信
をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報を
お届けします。

ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りが
プーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリア
という会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも
随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人の
ヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家
的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫
といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウを
はじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。
プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で
生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係に
あります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、
飲み物たちをご紹介させていただきます

我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア
料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きな
アメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

2)食の宝庫九州より上田さんです。

【シェ・サガラ】

久留米市東部に広がる田主丸町は2005年に久留米市に合併、耳納山地と
筑後川にはさまれた自然豊かな地域です。エリアの人口は2万人ほどです
から本当に小さな町。でも、お客さんがひっきりなしに訪れるパン屋さん
があります。
「シェ・サガラ」最近でこそ、周辺に家が建ち始めていますが、田んぼの
真ん中にポツンという感じのところ。バケットが美味しいことについて
は、同じ田主丸にある「スプーン」や香椎の「颯香亭」、「リバーワイル
ド」など、
この連載で登場したレストランで使われていて折り紙付きで、安心して食
べられるのです。

そこに加えて、田主丸特産のフルーツをたっぷり使ったパンや、手作り
のクリームやあんこを挟んだパンが並び、ついつい手にしてしまいます。
各種コンテストに入賞したり、学校などでも教えたりしていますので技術
的にも信頼がおける方です。

大きく商売を広げることもなく、地元で愛され続ける美味しいパン屋さ
ん。その評判を聞きつけて観光客がお土産に買って帰る。さらに評判が広
まる。品質上の問題で地方発送をやっていないので、わざわざ買いに行く
店になる。こんな感じです。僕も田主丸町に出掛けたら必ず立ち寄りま
す。遅い時間だと品数が少なくなるのが欠点といえば欠点かな。

シェ・サガラ
http://www.chez-sagara.com/

食べログ
https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400803/40003061/

画像

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に
戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラ
クター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、
食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントと
して独立。

主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提
供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り
組みを支援している。

具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経
験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、
クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提
案を行っている。

食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、そ
れらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

3)「美食をつくる仕事を支援 フードビジネスコンサルタント 石川史
子」

私が石川さんと知り合ったのは、石川さんの前職・東京ガス時代に厨房
機器のPRや、フランス料理文化センターの運営支援を仕事としていた際
に、私が会長をしていた最適厨房研究会のお手伝いをしていただいて以来
です。立教卒業の女性というと、文学部が有名ですが、石川さんは理学部
化学科という理科系(リケジョ)です。立教大学の理学部というと一般的
な知名度は低いのですが、かなり以前から原子力研究所と原子炉を持って
いたので教育界では有名です(現在は廃炉)。ちなみに付属の高校から進
学する場合でも、高校の成績は進学できる学部を左右し、理学部はハード
ルが高いのです。また、立教女学院中学時代からの同級生が柴田書店カ
フェ・スイーツなどの編集長・浅井裕子さんです。

東京ガス在籍時代は、営業は勿論、ガス機器の開発業務なども経験して
います。業務用ガス機器に詳しく、厨房設計を支援できるのでフランス料
理界のシェフにかわいがられています。

東京ガスというと、ガスを売るだけの会社と思われますが、実はガスを
使う家庭・業務用の機器を開発していした。ガス機器は、ガス燃焼がうま
くいかないと、危険な一酸化炭素を大量に発生して危険ですし、高温のガ
ス機器は火災を引き起こさない安全管理も重要です。そのため調理機器製
造の企業の開発したガス機器の安全性の検証や、新型ガス機器の燃焼効率
の向上試験を行っていました。筆者がマクドナルド在籍時代は、クラム
シェルグリルの遠赤外線バーナーやパルスフライヤーの爆発燃焼機器の開
発をお願いしていました。千住に立派な研究所を設けて開発しています。
また、フランス料理文化センターや東京ガス業務用厨房ショールーム「厨
BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので新製品開発の際には
ずいぶんお世話になりました。

筆者の調理機器開発の経験
http://sayko.co.jp/food104/mac1.html

石川さんはリケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、
フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農
業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。これからその幅広い視点で
いろいろな食の光景を見せていただきます。

以下石川さんの7回目です。

<日仏シェフの友情>

地方の食材で色鮮やかなフランス料理を作り、多くの美食家を魅了して
いるジル・トゥルナードルシェフと、田代和久シェフ。今日は20年間親友
として交流をされているお二人だからこそ実現できたFFCCグランシェフセ
ミナーのレポートです。

【フランス料理文化センター】 特別料理講習会
ジル・トゥルナードル シェフ『ジル』
https://www.gill.fr/en/

田代和久 シェフ『ラ・ブランシュ』
http://www.shibatashoten.co.jp/detail.php?bid=00617000

私の元職場、東京ガス業務用ショールーム「厨BO!SHIODOME」で行われ
ました。 FFCCで開催するフランス料理のプロ向けセミナーは20年以上の
実績があり、調理実演と詳細なレシピ、フランス人シェフには同時通訳付
きで、ほぼ全メニューを試食できます。

フランス料理文化センターホームページ
http://www.ffcc.jp/

年数回行われるプロ向けのグランシェフセミナーは、アミティエグルマ
ンドの会員になれば、案内が送付されます。

このお二人は20年来の友人で、最初の出会いは、ダニエル・ブシェさ
ん「トゥールダルジャン」がジルさんを田代シェフのお店「ラ・ブラン
シュ」に連れてきたことが始まりだそうです。並ぶとどこか似ている優し
い笑顔のお二人は、野菜やビネガーを使うのが好きな事が共通点。日仏の
国境を越えて、お互いに尊敬しあい、お互いの店を訪問して友情を深めて
きたそうです。

セミナーの最中でも、お二人の掛け合いから、食材の情報交換やお互い
にそれをどの様に使うのか、アイデアを交換し切磋琢磨していく様子がと
ても羨ましく、どちらも人気店になる理由がよく分かりました。

先日、田代シェフがフランスで行った賞味会の後、ジルさんから田代
シェフへネパールの香り高い胡椒「ポワブル・パンプルムース」がプレゼ
ントされたそうです。今回はその胡椒がアクセントで使われておりまし
た。

講習会のレシピ
【田代和久シェフ】
◇ナスのマリネ セップのカプチーノ◇
柔らかい茄子に合わせるコンディメントは梨のシャキッとした食感と
ディルの香り、福島県の大きな牡蠣が絶妙なコラボレーション

◇サワラのミ・キュイ ビーツのヴィネグレット◇
独特の香りが出るサワラの皮。それに合わせる福島の野菜の選び方、ビ
ネガーの利かせ方に新たな発見があったことそうです。

【ジル・トゥルナードルシェフ】
◇鳩のルーアン風◇
鳩の下準備から丁寧に作業手順を実演してくださいました。火入れは湯
煎。芯温が57℃になるまで火入れするのは、人の口に入れた時55℃で温か
いと感じるからだそうです。肉を口に含めた瞬間にとろける様な火入れを
するテクニックは最近のフレンチで多くなってきました。

◇りんごのアマンディーヌ◇
りんごのガルニチュールは皮ごとスライスしてシロップ液と真空パック
に入れてフランスから持参。100℃のオーブンで25分間火入れするだけ
で、白くてとても綺麗な飾りになりました。

ノルマンディ農家出身のジルさん、福島県生まれの田代さん、二人とも
自然豊かで、食材宝庫と言われる地域で育ったので共通点が多く、それぞ
れに大切な思い出が料理に溢れていました。田代シェフはサワラにビーツ
や赤豆、柿、蜜柑など、彩りよく福島の野菜やフルーツを合わせお料理。
ジルシェフは鳩(Pigeon)に、ちりめんキャベツや菊芋、フォアグラでノ
ルマンディの美味しさを表現。りんごのアマンティーヌはソルベ、ガルニ
チュールの食感の異なる2種類を可愛らしく盛り付け、りんごの産地ルー
アンをご紹介くださいました。盛り付けや、火入れ、使っている香辛料な
ど昔のレシピと今のレシピは違っていますが、同じ構成要素を使う事で、
美味しいお料理になるそうです。

喩えて言えば、建築家が建築基準法に沿って土台をきちんと作っている
ので、上のデザインを変えても大丈夫という事。伝統のフランス料理を大
切にしながら、個性豊かな表現をされているお二人のシェフに会場からは
大きな拍手が送られました。

続きと写真は下記をご覧ください。
facebook https://www.facebook.com/ffcnippon/
instagram https://www.instagram.com/ishikawa_f/

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)
food field creative
facebook https://www.facebook.com/ffcnippon/
HPとblog http://ffcnippon.com/

東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒
業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技
術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評
価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の市場導入(商品化)に向け
たプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦
略、プロモーション、営業と様々な部署を経験。2010年、業務用厨房
ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研
究会の運営等に携わりました。2015年秋に退職し、現在はフリーランスの
コンサルタントとして、活動をしています。

社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と
暮らしています。趣味はヨーロッパ野菜作り。車で15分、見沼田んぼと言
われる、田園エリアで畑を耕し、ご指導いただいている同世代の農家さん
との交流を楽しんでいます。

その他
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」
全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長
全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員
フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員
ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属
立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長
立教大学観光クラブ、校友会企画委員
深沢アート研究所 マネージャー

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food field creative フードビジネスコンサルタント
石川 史子(Ishikawa Fumiko)
e-mail info@food-creative.com
web http://ffcnippon.com/

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご
意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌
憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食
材情報もお知らせください。
このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門
家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられる
ようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。
ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース
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■株式会社くらコーポレーション
2017年11 月17 日(金)から、国産天然魚「天然カジキ(漬け)」、
「天然さわら天寿司」、「マヒマヒ 石澤ドレッシング(和風醤油)」、
「天然ボラ(ゆず漬け)」の全4種類(2貫100円税別)を全国の店舗にて
販売を開始いたします。また、国産天然魚100%の魚のすり身を使用した
「スリーミーコロ
ッケ」も同時発売します。

昨年10月に天然魚用加工センター、「貝塚センター」を稼働。年間契約
を結ぶ定置網のある福井県などから直送する天然魚を、水揚げから24時間
以内に一次処理することで徹底した鮮度管理を行い、毎日新鮮な「国産天
然魚メニュー」を西日本約200店舗で販売してまいりました。今年4月に
は、愛媛県の魚島でも年間契約を開始するなど、新たな産地を開拓。年間
契約以外にも、協力先を増やし、さらに安定した国産天然魚の仕入れが可
能となりました。貝塚センターの稼動から1年が経ち、仕入れだけでな
く、物流・加工においての改善や技術向上にも取り組み、全国およそ400
店舗での国産天然魚メニューの“全国販売”に至りました。
今後も、産地でしか食べられていないような、日本の美味しい天然の魚
を、1皿100円でご提供してまいります。

【本リリースに関するメディアの皆様からのお問い合わせ先】
株式会社 くらコーポレーション 広報宣伝部
TEL:0724-93-6153  FAX:0724-93-6154

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711168033/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2017 by Kyodo News PR Wire All Right Reserved

■カトープレジャーグループ
株式会社ダイニングイノベーション

カトープレジャーグループと国内外で焼肉、焼鳥、しゃぶしゃぶを始め
とした飲食事業を展開するダイニングイノベーショングループ(本社:東
京都渋谷区 代表取締役会長:西山知義)は、2016年8月に開業を果たし
たつるとんたんブランド海外1号店「TsuruTonTan UDON NOODLE
Brasserie Union Square/ユニオンスクエア店」に続き、2018年3月(予
定)にハワイ・カラカウア通りのロイヤルハワイアンセンター内にハワイ
1号店を、2018年4月(予定)マンハッタンにニューヨーク2号店を開業い
たします。

http://prw.kyodonews.jp/img/201711168063-P1-49mSaCvY
http://www.kpg.gr.jp/
http://dining-innovation.com/english/

【この件に関するお問い合わせ先】
カトープレジャーグループ 広報窓口
Email : press@kpg.gr.jp
TEL:03-3548-8090

ダイニングイノベーショングループ 広報窓口
Email : info@dining-innovation.com
TEL : 03-5725-1606

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711168063/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2017 by Kyodo News PR Wire All Right Reserved

■日本ビューホテル
これまで上階のレストラン&バーと客室を改装してまいりましたが、こ
の度、約2,600㎡に及ぶ1階ロビーフロアの改装工事が終了し、全面リ
ニューアルオープンいたします。コンセプトは「ASAKUSA FOUR
ROOMS」。さまざまな時代のエンターテインメントが混在する浅草の新た
なランドマークになるべく生まれ変わります。見る角度によって縦格子に
もアーチにも見える「浅草変わり格子」をまとったファーストロビー、浅
草旅情を感じさせる神輿庫を持つセカンドロビー、2つのロビーをつなぐ
花道、象徴的なファイヤープレイスを持つレストラン、この4つの空間に
より、まるで「邸宅」に招かれたような計らいを感じるロビーフロアと
なっております。生まれ変わった浅草ビューホテルにぜひご期待くださ
い。
https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711178065/
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178065-P2-jsAJoCNz
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178065-P13-nw11Oit1 】

浅草ビューホテル ホームページ
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]  日本ビューホテル株式会社
[部署名]  事業統括部 広報宣伝課
[TEL]   03-5828-2216
[Email]  PR@viewhotels.co.jp

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711178065/
株式会社共同通信PRワイヤー
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■株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
当社は、地域ごとのウェディングトレンドについて、在籍する全国の約
500名のウェディングプランナーを対象にアンケートを実施いたしまし
た。その結果、近年話題のフォトジェニック婚等、トレンドを意識する結
婚式が増加する一方で、地域ならではの文化や伝統を大切に継承し続けて
いる結婚式もまだまだ数多く存在していることが分かりました。
「地域によって結婚式の違いがあると感じますか。」という質問に対し
て、95%のプランナーが「はい」と回答。同じ結婚式でも地域によって、
大きな違いがあることが浮き彫りになりました。今回は、おふたりらしさ
を結婚式で表現する要素はトレンドだけではない、最近の地域別結婚式を
実例と共に調査しました。

地域ならではの演出について質問したところ、多くの演出が寄せられま
したが、特徴的な演出は、どれもその地域の伝統文化や儀式にならったも
のでした。結婚式という幸せな瞬間に、改めて自身の親や祖父母、その先
の先祖に対する感謝の気持ちや、ゲストと一緒に過ごした幼少期を思い出
す一つの方法として地元ならではの演出が使われているのかもしれませ
ん。また、参列したゲストとの一体感を生み出すため、伝統文化や儀式を
取り入れられる傾向もあります。

http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P1-XUR1tnu5
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P2-lUP44q5x
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http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P9-0SJIavDj
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P5-c5hPoZ0p
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P6-driIsX14
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P7-CyL8EB6O
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P11-W9kT30wX
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P8-YC0ul7H7
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P12-77kX9iFT
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178087-P10-0LYictCj

T&G YouTube公式サイト
https://www.youtube.com/user/oneheartwedding

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
社長室広報 梅渓・徳江・水橋・中野
MAIL:pr@tgn.co.jp
URL:www.tgn.co.jp
〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号シーフォートスクエアセン
タービル17F
TEL:03-3471-6824
FAX:03-3471-6819

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711178087/
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■一般社団法人 日本スーパーフード協会
当社によるプロデュースで、オーガニックカカオシリーズ「Mobile
Cacao
Superfoods+」より、3種類の新商品が登場しました。なかでも注目は、
2018年のスーパーフードのトレンドとして期待される【進化系カカオ
ニブ】を使った「オーガニックカカオスイーツ ラブ&ハッピー」。カカ
オニブとは、カカオ豆を砕いてフレーク状にしたもので、ポリフェノール
を高濃度に含み、独特の苦味成分があるのが特徴です。そのカカオ豆本来
のほろ苦さが食べ慣れてくるとおいしく病みつきになるのですが、まずは
カカオニブ初心者の方に、チョコレート感覚で罪悪感のないスーパーフー
ドのOYATSUとして食べてほしいと、カカオニブにヤーコンシロップ
とカカオペーストをコーティングした【甘いカカオニブ(=進化系カカオ
ニブ)】だけを袋詰めしたのが、「オーガニックカカオスイーツ ラブ&
ハッピー」です。
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178094-P11-3BVfmxS6
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178094-P13-q8gUW1uY
http://prw.kyodonews.jp/img/201711178094-P14-56Ctfsy0

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]一般社団法人 日本スーパーフード協会
[部署名]事務局
[TEL]03-5414-2831
[Email]info@superfoods.or.jp

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711178094/
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■株式会社キュラーズ
日本最大級となる全国57店舗、34,000室のトランクルームを展開する株
式会社キュラーズは、昨夏のオープン以来、近隣にお住まいの皆様を中心
に大変多くのご利用を頂いているキュラーズ白金高輪店にて、日頃の感謝
を込めたプレミアムイベントを12/2(土)開催いたします。

本イベントは、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)イタリ
ア大会にてアジア初・日本人初の優勝を果たした井崎英典氏(27歳)を招聘
し、近隣地域の皆様がどなたでも無料で世界一のコーヒーを気軽に楽しめ
る内容となっております。是非お気軽にご来店下さい。
http://prw.kyodonews.jp/img/201711168019-P1-9zL8sIW5
http://prw.kyodonews.jp/img/201711168019-P3-TQ7JO3YU

本件に関するお問い合わせ
株式会社キュラーズ マーケティング部
TEL:03-4563-1506 Mail:marketing@quraz.com

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711168019/
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■株式会社くらコーポレーション
11月23日(木)より、くら寿司中華シリーズの新商品として「胡麻香る
汁なし担々麺」を販売します。また、くら寿司初の「餃子」メニュー「胡
麻香る揚げ餃子」と「完熟マンゴープリン」も同時発売します。

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711218165/
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■株式会社 帝国ホテル
一口サイズのチョコレート「ボンボン ショコラ」を2年ぶりにフルリ
ニューアルし、11月27日(月)に本館1階のホテルショップ「ガルガン
チュワ」で発
売いたします。19種類のフレーバーを4つのテーマに沿って詰め合わせた
ラインナップです。
http://www.salon-du-chocolat.jp/ をご覧ください。

【このニュースに関するお問い合わせ先】
株式会社 帝国ホテル ホテル事業統括部 広報課
〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL.03-3539-8014(直通)
FAX.03-3504-1474
ホテル事業統括部広報課長 :池本 知恵紀
広報担当 :若月理紗、平井優希

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711218221/
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■カトープレジャーグループ
大阪屋形船株式会社

大阪屋形船としては4隻目となる「陽雅(ようが)」を2017年12月13日
に就航いたします。KPG RIVER CRUISEブランドとしては7隻目となり、大
阪における水辺のクルージング事業により一層の賑わいを提案してまいり
ます。
http://prw.kyodonews.jp/img/201711228267-P1-3hietfm7

2014年に大阪屋形船株式会社に資本参加させていただき、カトープレ
ジャーグループとしては1隻目となる「雅流」が2014年4月に就航してか
ら、2016年に2隻、2017年に1隻と、約3年半の間に4隻の屋形船を運航して
まいりました。本年12月に「陽雅/ようが」が就航することにより、大阪
府内で運航する屋形船6隻の内、4隻がカトープレジャーグループによって
運航、運営することとなります。

陽雅は、大阪で運航する屋形船としては最も大型の着座55名までの乗船
が可能な船舶です。50名を超える大規模宴会を1隻の船上で開催すること
が可能となります。外観は、屋形船らしい白の提灯が飾られている一方、
大阪の屋形船としては類を見ないスタイリッシュな黒の船体で、その目新
しいコントラストは大阪の水辺の人々の目を引きます。広々とした船内に
は、65インチの大型モニター、本格的な音響設備、LIVE映像が愉しめるカ
ラオケ設備、宴を盛り上げる演出照明など、充実の設備を取り揃えており
ます。さらに、芸者、演者、お笑いLIVEなどのオプションもご用意してお
ります。
http://prw.kyodonews.jp/img/201711228267-P2-Q7W8CU1a
http://www.osakayakatabune.com/

【この件に関するお問い合わせ先】
カトープレジャーグループ
担当:井上麻衣子
TEL:06-6772-5489
FAX:06-6771-1717
Email:press-kww@kpg.gr.jp

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△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–
■□

パンダエキスプレスとロイヤル

1)Panda Exspress

1年ほど前に日本再進出し川崎ラゾーナに出店した、パンダエキスプレ
スにやっと訪問。最初は大阪ガスと提携し神戸ハーバーランドに1992年に
1号店を開き、その後数店舗に広げましたが(子会社キンレイ担当)、1995
年の阪神淡路大震災で大阪ガスは大きな被害を受け、子会社を売却し本業
回帰をしました。大阪ガス子会社キンレイはロイヤルと提携し関西地区の
エリアフランチャイジーとして、ファミレスのロイヤルの展開をしていま
した。その他和食のかごの屋等も展開していました。

その当時、パンダエキスプレス担当者が、営業を引き継ぎ、東京橋本の
サティに店舗展開をしましたが、あまり上手く行かずに日本から撤退しま
した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9

今回は博多ラーメンで米国進出して大成功した一風堂(力の源ホール
ディンぐス)との提携です。パンダエキスプレスは米国のほとんどの
ショッピングモールのフードコートに出店しており、2000店弱の店舗網を
誇ります。パンダエキスプレスは最近他の外食に投資をしており、和食人
気に注目し、一風堂と提携をし、出資をしたようです。目的は、米国内で
の展開と日本再進出のようです。米国パンダエキスプレスは最初はファス
トフード形態でショッピングモールで展開を始めました。しかし、調理は
旧態依然とした、中華鍋を使って調理人が手作りです。それが20年ほど前
のファストカジュアルブームに目をつけ、店舗での手作りを強調し大人気
です。

米国人は中華料理が大好きで、P.F.チャンズ・チャイナビストロやファ
ストカジュアル業態のペイウエイが大人気です。

川崎ラゾーナは川崎駅隣接の元東芝工場の跡地の再開発モールで2006年
に開業です。駅直結で商圏人口が広く大盛況です。そこの1階フードコー
トに開店です。中華料理と言っても米国人向けの味付けで、上海料理のよ
うに甘口の味です。また中華と言え、うま味調理料を使わないので美味し
く感じません。味付けを変える必要があるとは思いますが、1号店は米国
の味のままです。

料理はカフェテリアのように、出来ている料理から選びます。セットメ
ニューのコンボは主食の焼きそば、チャーハン、ごはんの主食を選び、副
菜を指定します。副菜の種類により価格が違います。
私は米国にいるときには、パンダエキスプレスをよく使います。肉類だ
けでなく野菜が豊富だからです。ちょっと甘口の濃い味ですが、米国中華
料理の勉強にお勧めです。

http://www.mdl-media.jp/panda/

「パンダエクスプレス」が日本に再上陸!第1号店で看板メニューの”オレンジチキン”を食べてみた!

一風堂HP
http://www.chikaranomoto.com/

米国ファストカジュアル
http://www.jmca.jp/column/usafood/2010/06/food06.html
http://blog.goo.ne.jp/yamamotoyozo/e/841be28e4e37b4735852a5ad8993ed82
http://sayko.co.jp/article/syogyo/insyoku/2005/2005-01.htm
http://sayko.co.jp/article/leisure/2004-1.html

パンダエキスプレスHP
http://www.pandaexpress.jp/

米国パンダエキスプレスHP
https://www.pandaexpress.com/

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1513821052028058&set=pcb.1513821252028038&type=3&theater

2)ロイヤル
久しぶりに訪問。以前は国産野菜のみでしたが、豚や牛肉も国産を使い
だしました。黒毛和牛ZEN2480円は肉60gですが柔らかい黒毛和牛が美味し
かったですね。低糖質パンを置いたり、ビールもブルックリンラガーを置
くなど工夫していますね。

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1514199185323578&set=pcb.1514199735323523&type=3&theater

公式HP
https://www.royal-holdings.co.jp/

黒毛和牛ZEN
https://www.royalhost.jp/menu/grand/fuyu_gochiso/zen_5.html

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-
■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。
https://www.facebook.com/toshiaki.oh

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