フードビジネス最新情報 weekly Food104 Magazine 2016年12月7日号

メルマガバックナンバー

● 臨時休刊のお知らせ
● 東京OFF会+旬の味を食らう会
● 莫莫居鶯のお知らせ
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック

△▼△▼△▼△▼△▼△
************************************************************
**
△▼△▼△▼△▼△▼△

● 臨時休刊のお知らせ
来週12月14日~2017年1月11日号まで5週間臨時休刊させていただ
きます。さらばマックというマックの問題を描く本を執筆するため
です。よろしくお願いいたします。

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 莫莫居鶯のお知らせ
東京off会+旬の味を喰らう会12月

皆さん今晩は

忘年会兼旬の味を食らう会は26日月曜日で、鮟鱇の土手鍋です。
鮟鱇のお供の魚は選定中です。

1. 開催日時
平成28年12月26日(月)午後7時~

2. 場  所
莫莫居鶯(ばくばくきょ うぐいす)
〒171-0021 豊島区西池袋1-18-1五光ビル地下1階
TEL:03-3987-0085
http://www.bakubakukyo.com/
店舗責任者 侯(こう)

3. 会 費
5,000円予定

4.  出席については、
“王利彰” Toshiaki Oh [oh@sayko.co.jp]宛て、以下の
フォームにて
**************************************************
平成28年12月26日(月)午後7時~

旬の味を喰らう会に参加します。(Food 104マガジン読者)

ご芳名
人数
メールアドレス
連絡先の電話番号
**************************************************

連絡していただきますようお願いします。

それでは、今回も皆様のご参加をお待ちしています。

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 世界・日本各地の食情報

1)1年中青空のLAより 須賀田 三之介 (Stanley Sugata)先生
に米国外食情報を届けていただきました。

Food 104 Fresh Infos from USA

“Caffe Acri” Tiburon, California

サンフランシスコ対岸のテイブロンに来たらやはり外せないのは
カフエ・アクリですね。高速フェリーを降りたすぐドック前にあり
ます。時間がお昼前でしたので軽くオニオングラタン、グリルド
チーズ・トースト、お菓子とカフェオレを楽しみました。対岸サン
フランシスコが霞んで見える風光明媚な絶景を見ながらの至福のひ
とときです。サンフランシスコのピアー41からフェリーにのんびり
乗ってくるのがいいですね。ゴールデンゲート・ベイブリッジ両橋
を見ながらの短い船旅です。25分で着いてしまいますが風景は十
分楽しめます。ティブロンとはスペイン語で鮫のことですが、1700
年代に初めてサンフランシスコ湾に入ってきたスペイン人の航海士
がこの岬を見つけて、鮫が横たわっている様に見えたとのことでそ
れ以来ティブロンと呼ばれています。現在では全米の高級住宅地で
も価格のもっとも高い場所の20位に入っています。この立地からみ
れば、さもありなんと頷けます。地元の人々もたくさんフェリーラ
ンディングに出て来て買い物や食事を楽しんでいますが、ここは有
名ですから観光客も多く外国人が多くいろいろな国の人々が訪ねて
素晴らしい思い出を持って帰ります。筆者の何回でも行きたい場所
の一つです。

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1171971336215442&set=ms.c.eJw9kNsNxEAIAzs6rXnTf2MHmzi~%3BI48tABKdUA2Bm8kPD4gHgEAAqZKjINDexIgEXhcgCXKVLSNo24QUgeKuSHBFTa5yDkFqu5WrE7SvgmLC5HZMC0HkKmZcsZZNnNIXTHgT2h~_YipnNw1u8z02gXhC4pdIsjXnGKO72ggRmxSo~_YFgFwX9k9ioWnM2~_DzJnaaFWOc3jZuMmwNKq~%3BbpFxR8NpVmc.bps.a.1171967776215798.1073741893.100002077607604&type=3&theater

公式HP
http://servino.com/caffe-acri/

公式facebook
https://www.facebook.com/CaffeAcri/

情報HP
https://www.yelp.com/biz/caffe-acri-tiburon
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g33175-d2243794-Reviews-Caffe_Acri-Tiburon_Marin_County_California.html
https://www.zomato.com/tiburon-ca/caffe-acri-tiburon

須賀田先生略歴:

京都市 出身
昭和33年
アメリカン エキスプレス 東京支社 入社草創期であった主に
米国人ほか外人旅行者導入に貢献。当時まだあまり普及率のなかっ
た アメックストラベラースチェック、クレジット カード受注開
発をニューヨーク本社より導入し日本国内のレストラン、ホテル、
旅館、小売業界などに普及・使用を増進した。

昭和47年
同社退社 渡米
昭和48年
ロサンゼルスにて フェアーレーン コンサルティング(株)設
立、代表取締役社長として、日本国内レストランチエーン、ホテ
ル、小売業界を対象に、経営コンサルティング、セミナー開催、米
国内流通及び外食産業関連の研修を活発につとめている。又、研修
旅行の同行講師、米国内トレードショウ参加も精力的に実施中。ホ
テル・レストラン新入社員、中級クラス対象のセミナーと幹部対象
の企業訪問設定などをてがけている。

●UCLA大学生涯教育非常勤講師
●ロサンゼルス市観光局 アドバイザー
●日本国内に於ける関連レクチュアー講師・パネリストとして参加

2)上田さんの食の宝庫九州からの報告です。

【A&Wハンバーガー】

沖縄で、ハンバーガーといえばA&Wでしょう。国内初のハンバー
ガーチェーンといっても良いはずですが、開業が、まだ米軍統治下
の頃だったので、ドムドムが先と主張する方もいらっしゃる様で
す。でも、未だにドライブスルーのスタイルとか、ルートビアが飲
み放題とか、アメリカンな感じを残したまま継続しているところが
素晴らしいなと思います。

今回の旅が、少し古い沖縄を訪ねる旅にしていましたので、戦後
まもなく本来のモーターホテルとして造られ、最近、若い女性オー
ナーがリノベーションしてホテルとしてオープンさせた「スパイス
モーテル」に宿泊しました。なかなかキッチュでポップな感じに仕
上がっていて楽しい宿でした。こういう素材が残っている沖縄は、
まだまだ観光地としてポテンシャルがあると思いま
す。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207769776700734&set=pcb.10207769778100769&type=3&theater

さて、そのホテルから一番近いハンバーガーショップがA&Wの中で
も一番古い1963年開業の屋宜原(やぎばる)店です。4車線の道路
に立つポール看板から曲がると、コンクリート造りの平屋の建物、
長く伸ばした庇の下には、駐車スペースとメニュボードにインター
ホン。まるで先に行ったJEFそっくり、いやいや、JEFがA&Wのコピー
ですね。

でもJEFと比べて、こちらはオーソドックスなメニュー構成。ハン
バーガーとルートビアを注文するのが一番似合います。サイドメ
ニューのポテトはクルクル曲がったカーリーフライを注文しまし
た。ルートビアは、飲んでしばらくして追っかけて来るフレーバー
がやはり独特ですね。缶入りの物があったとコンビニやスーパーで
探しましたがありませんでした。FC契約でルートビアだけは米国本
社からの物なのでしょうね。ハンバーガーに関しては原材料の大半
が国内産となっていました。バンズも沖縄で焼いていますし、ミー
トパティも沖縄で加工しています。

メニューを見ると、バンズの黒いデリシャスブラックシリーズと
かピタポケットサンド、ベントーミールというロコモコなどがあり
ます。それぞれが結構なボリューム感があって、全種類食べ尽くす
頃には体重の大幅アップが図れそうです。店の雰囲気を確認して安
心したので旅を続けます。

最終日に、那覇空港でルートビアの飲み納めと、モッツアバー
ガーを食べました。空港のバーガーメニューは限定的でスタンダー
ドなハンバーガーがありませんでした。

エイアンドダブリュー沖縄
http://www.awok.co.jp/

エイアンドダブリュアーカイブス VOL.1
http://www.awok.co.jp/history/awarchives01/

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207783893093635&set=pcb.10207783893933656&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10207777093883659&set=pcb.10207777095323695&type=3&theater

公式HP
http://www.awok.co.jp/

情報HP
https://matome.naver.jp/odai/2140051185376323101
http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000312.aspx
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470103/47000177/
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2014042452311.html

沖縄限定、日本初のファストフード店!「A&W」の驚きメニューランキング

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え
福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインス
トラクター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担
当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コン
サルタントとして独立。

主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品
を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管
理の取り組みを支援している。

具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営
まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現
場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防
止の仕組み作りの提案を行っている。

食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対
応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動し
ている。

3)全国に54,000店を超える店舗展開を誇るコンビニエンスストア
その日々進化する商品を日々ウォッチする筆者の、専門家ならでは
の視点と、コンビニ食を活用したレコーディングダイエット記。

『vol.18 核心に迫る・その1 何故コンビニ問題を執筆?』

前回はコンビニドーナツの導入時ブームから最近の不調に至るま
での紆余曲折を解説いたしました。みなさまもその後、コンビニド
ーナツを口にする機会はありましたでしょうか、と問いかけたい所
ですが、先週紹介した友人のコンビニドーナツに対するコメントに
もあったように、メインユーザーがドーナツ専門店と違い、男性中
心の客層に限られているとみられ、当メルマガ読者の中でもコンビ
ニドーナツを食べた事がある方は、そんなに多くはないと想像され
ますが・・・。くしくも今週初めに、筆者宅の最寄り駅の目の前の
繁盛店のセブンイレブン店舗からドーナツ什器が撤去されていまし
た。常温パンコーナーでドーナツは発見できませんでしたが、今後
しばらくウォッチしてみたいと思います。

さて、2016年6月のコンビニレコーディングダイエット記の
連載開始からまもなく半年が過ぎようとしています。フードメニュ
ーについて毎回特定の商品やカテゴリーにテーマを絞り、コンビニ
の表も裏も解説してきましたが、フードの話は今回一旦はお休みし
て、近年コンビニが抱える問題について赤裸々に語ってみたいと思
います。

当初はコンビニフードの優れている点や、上手な活用方法をメイ
ンテーマに進めてきた当コーナーも回を追うにつれ、コンビニFC
(フランチャイズ)制度の抱える問題点についても触れるようにな
ってきました。きっかけは、自分の身近で起こった、とある一コン
ビニオーナーの廃業でした。筆者がコンビニ本部に勤続時に、自宅
から最も近いコンビニが、自チェーン店舗で、頻繁に買物していま
した。オーナーさんと、その奥様、娘さんの一家3人が中心となり
みなさんニコニコと元気に毎日働いていました。ただ、その店舗の
開店時には、周囲500m半径内には2件しかなかった競合コンビ
ニも、年を経るにつれ各チェーンの出店が増え、廃業時点で競合は
2店から5店になり競争激化。売上が急減していたようです。とて
も残念だったのが、突然の廃業で挨拶を交わすチャンスもなく、ま
たコンビニ本部社員として、筆者も全く力になれないままに、オー
ナーご一家が郷里の東北へと帰ってしまった事です。そのオーナー
が中途解約で違約金や借金が発生していないか、契約更新のタイミ
ングでの財布の傷まない廃業だったかは、筆者も今となっては知る
由もありませんが、このような事象が全国津々浦々で起こっている
はずです。

さらに問題なのが、流通業界の恥部をさらすようで恐縮ですが、
筆者がその店舗を頻繁に利用していた主な理由は、日本の流通には
びこる悪しき慣習によるものでした。2月の恵方巻きに始まり、土
用の丑の日、お中元、ボジョレー、お歳暮、クリスマス、年賀状印
刷、おせちなど、営業協力の為に自社商品の(半)強制買取要請が
やんわりと課せられます。昨今コンプライアンス問題が叫ばれ、露
骨にメールや文書で強制買取は通達はされませんが、人によっては
「協力しないと降格かもね」などと「口頭で」指示が出る場合もあ
ります(録音されたらアウトかもしれませんけどね)。愛社精神あ
ふれる筆者の場合は、自社製品の親戚や知り合いへのアピールもか
ねてノルマ以上に、上記のような催事商品をそのオーナー店舗で購
入していました。年間10万円前後は購入していたので、そのオー
ナーからもえらく感謝されたものです。

一口にコンビニFC問題といっても、1回の紙面ではとても書き
きれない側面を持ちますが、その根幹は大手チェーン本部が毎年の
ように過去最高の営業利益を更新する一方で、各FCオーナーは増
え続ける店舗数の影響と、上昇し続ける人件費の影響などで収入が
減少し続けている点にあります。前回も紹介したNHKクローズア
ップ現代でも放映されましたが、FC加盟店の年間収入400万円
以下が4割近くで、600万円以下は7割以上というデータがあり
ます。(よくファミリーマート本部もこのデータを出したなと感想
を漏らす人が多数います)。中には400~600万ならまずまず
なのではと思う人もいるかもしれません。原則コンビニオーナーに
なる為にはオーナーに加えて専従者と呼ばれる共同経営パートナー
のよう存在を最低でももう一人用意しないとビジネスは始められま
せん。筆者の手元に正確な数値はありませんが、恐らく夫婦2人で
オーナー+専従者というパターンがかなり多いと思います。人手不
足の店舗では昼は奥様、深夜はご主人が交互にレジに立つという大
変な所も多くあると思われます。例えば日販50万円の店舗は年商
1.8億円です。その売上規模の小売店を経営しながら、夫婦それ
ぞれ年収200~300万円以下という現実は何とかしなければな
りません。

年商2億前後の店舗が全国に5万店以上もあるのは凄い事です。
だからこそ10兆円という巨大市場を形成している訳ですが、出店
力、商品力、多様なサービス提供、営業時間の長さがあるからこそ
のおかげです。その資金を主に捻出しているのが、コンビニFC店
舗からの高率のロイヤリティーです。利潤を追求する企業活動です
から、常に前年を上回る売上利益目標を立てるのは当然という考え
方もありますが、ここまで問題が噴出している今、ロイヤリティー
を下げるとか、24時間営業を見直すなどの、コンビニ本部の加盟
店への歩み寄り意外にこの問題を解決する方法はないように思いま
す。

最近食べた美味しいコンビニスイーツのよもぎ団子の画像です
http://yahoo.jp/box/7KmySU

税込で100円の豆から挽きたてのアツアツのコーヒーと、チル
ド温度帯の為、甘さ控えめであっさり餡子使用の和菓子が、150円
で楽しめるのも、コンビニの素晴らしさです。これと同等の
カフェタイムを外食で楽しもうと思ったら倍以上は確実にかかるで

ょう。ただその反面、手軽な値段で高品質商品を全国一律提供可能
にしているのは、店舗からの高率のロイヤリティー収入に支えられ
ている事実を忘れてはなりません。

毎度の事ですが、紙幅が尽きてきました。次回は何故このような
大きな問題をはらむコンビニFC問題が、なかなか世間の白日の下
にさらされないかのワケを、大人の事情の解説を満載で紹介したい
と思います。

12月5日時点筆者体重 67.6kg、前回比-1.0kg
運動以外の手法をわずか一日行うだけで減少。22時ごろ摂っていた
夕食を19時に早め、なおかつ昼にたっぷり食べて夕食少なめが効果
抜群。

【筆者プロフィール】

矢部 忠継

昭和47年(1972年)横浜生まれ。京都大学文学部卒業後、リゾー
トホテルチェーン、ファミリーレストランチェーン、外資系会員制
食品卸、コンビニチェーン本部を渡り歩く。原料調達、商品開発、
マーケティング、市場分析等を担当。
現職はマーケティングリサーチカンパニーにおいて小売・卸・
外食のデータ分析、セミナー講師、レポート執筆を行う。
趣味は43歳にして免許を取ったバイク、バドミントン、ゴルフと
料理。東京都江東区在住。愛車はボルボV70、ホンダホーネット、
ヤマハシグナスX SR。

※当コンビニレポートコーナー内で述べられているコメントについ
ては、各種データ、筆者の知見に基づき作成されていますが、その
全てが正確性、確実性を保証するものではありませんのでご了承
下さい。

4)食の本場イタリアの大橋美奈子さんから

南イタリア プーリア便り イトリアの谷の食卓から 第79回

明日12月8日はImmacolata Concezione(インマコラータ コン
チェツィオーネ無原罪懐胎)というカトリック教の祝日でこの日か
ら本格的なクリスマスシーズンの始まりという実感があります。

カトリック伝統のクリスマスのプリセピオ(キリスト誕生の馬小
屋のシーンを再現した飾り)にも登場するロバは昔から人々の生活
には欠かせない動物で、オリーヴの実を挽く大きな石臼を廻す動力
としても活躍していました。我が家から10km程の距離にあるマル
ティナフランカという町周辺には当地原産と言われる大型のロバ
(身長150cmほどでロバとしてはイタリア原産種としては1番大
きい)がいます。昔はもっぱら動力として使われていたようです
が、現在は母乳と似た脂質を持つミルクが牛乳アレルギーを持つ乳
児用として需要があったり、肉も食用として珍重されています。馬
肉と同様に薄切りを中にチーズなどを入れて巻きトマトソースで煮
た料理やモルタデッラハムに加工して食べられています。臭みもな
くあっさりとした味でヘルシーな肉という印象です。

また、ロバの穏やかで”気は優しくて力持ち”という気性が、学
習障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの治療に効果がある
と言われるアニマルセラピーでも注目を集めています。実際私も近
くで触れる機会がありましたが、大きな瞳と美しい毛並みや優しげ
な物腰に、あまり動物好きではない私も吸い寄せられるように近づ
いてしばらく抱きしめていました。人の心を読む力があるかのよう
にじっとしていてくれて自分でも驚くほど癒されました。

プレセペ(カトリックの伝統的なクリスマスの飾り=キリスト誕生
の馬小屋のシーン)
https://it.wikipedia.org/wiki/Presepe

マルティナフランカのロバ Asino di Martina Franca
http://www.asinomartinafranca.com/ita/alli.html

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi
Tutti a tavola in contrada San Salvatore (ロバ肉のモルタ
デッラ、トマトソース煮)
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.751298541583565.1073741832.100001102784712&type=1&l=82ee8281bf

大橋美奈子さん経歴

演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバン
ニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストラン
ビジネス
に入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨー
ロッパの
店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシー
ズンの
高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務
経験があ
る外食のプロです。
そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育
てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の
故郷であ
るイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を
主催して
いる関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製の
オリーブ
オイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活
をしなが
ら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジ
ネスを行
っております。
また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込ん
だイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けしま
す。

ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺り
がプーリ
ア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリア
という会
社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度
が高まっ
たプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変
注目を浴
びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふ
さわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生
活も板に
着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程
の一大農
産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果
物がイタ
リア1番の生産量を誇ります。

また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山ありま
す。プーリ
ア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産され
るチーズ
やワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんな
プーリアの
我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていた
だきます

我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料
理(プー
リアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカ
ン及びア
ジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆
様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただ
きますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞
き体験した外食・食材情報もお知らせください。
このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界
の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に
答えられるようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお
寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきま
す。

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース
————————————■□
■株式会社日本能率協会コンサルティング
この度、JMACが事業実施主体となり、国内農業における農業機械
シェアリングの普及・導入促進に向けた効果性の検証と課題の抽出
を行う実証実験を開始することとなりました。
推進の外部協力機関として、全国農業協同組合連合会(以下、JA
全農)とJA三井リース株式会社が参画します。
本事業に際しては、農林水産省より「平成28年度 農産物輸出コ
スト低減対策特別支援事業(輸出を目指す産地間での農業機械シェ
アリングの導入促進)」に関する補助金交付決定を受けておりま
す。

本検証を通じた農業機械と労働力のシェアリング普及促進によ
り、農業生産法人および農業生産者が、農機保有コスト低減と安定
的な農業生産能力が確保できることに併せ、生産性と収益性の追求
および収穫量の増大を促し、国内販売および輸出拡大促進に寄与す
ることを狙います。
本事業は、2016年11月より開始し、実証実験結果を取りまとめ、
今後の農業界での普及・導入促進と農業収益の増大の支援サービス
に役立てていきます。
1. 補助事業の概要
(1)事業名
「平成28年度 農産物輸出コスト低減対策特別支援事業(輸
出を目指す   産地間での農業機械シェアリングの導入促進)」

(2)実施体制
・中核機関(事業実施主体) / JMAC
・外部協力機関 / JA全農、JA三井リース
・実証協力 / 地域JA、農業法人 等

(3)課題認識、背景
・高齢化や生産性向上の要請によって、農業機械の先進化、
高機能化の    ニーズは強まっている。
・しかしながら、短期間しか利用しない農業機械への高額投
資は、収益    性を圧迫するため、積極的な導入が行われず、
生産性向上につながっ    ていない。
・また、後継者の不足や高齢化の離農等により、担い手人材
が減少し、    生産地の縮小や耕作放棄が加速し、生産量の減
少が危惧されている。   ・大規模生産者でも、既に保有する経
営資産(労働力や農業機械設備)    が生産力のキャパシティ
を決めるが、生産拡大をしたくても自己保有    の経営資産で
は、生産量が制限されてしまう。
・外部調達の可能性も、近隣地域では作業期間が重なってし
まい、余剰    の農機設備や人材調達が難しく、圏域を超えて
農業機械や労働力をシ    ェアリングする仕組みも確立されて
いない。

(4)実証事業の狙い
a. シェアリングおよび農作業委託の運用時の課題と、事業モデ
ルの成功    要件を明確にするとともに、取り組みの有益性、
有効性を啓蒙し、将    来に向けた普及・促進を図る。
b. 高年式、高機能の農業機械のシェアリングと農作業委託の導
入によっ    て、農作業の生産性向上、収益向上を狙う。
c. 生産力のキャパシティを決める農業機械の所有形態と人材の
調達(雇   用形態)に変革により、更なる生産量の拡大を図
る。

この取り組みにより、農業機械と人材のシェアリングによる保有
コストの低減と安定的な農業生産能力が確保できるとともに、生産
性と収益性、収穫量を向上させ、国内販売および輸出拡大促進に寄
与することが期待できる。

(5)推進する2つの実証実験
a. 高年式コンバインによるシェアリング形態の有用性と課題確

地域ごとに利用期間の集中する農業機械を、農業生産者自ら
が所有する   のではなく、シェアリング(共同利用)という形
態で利用することによ   って、従来よりも機械負担額を抑制し
つつ、農作業効率を高める農業機   械の所有・利用の多様性と
課題を明らかにする。

b. オペレーター付き作業受委託モデルによる生産性向上余地と
課題確認
人手の不足する繁忙期に、農業機械の操縦・操作に習熟し
た機械技術    者(農業機械オペレーター)と、シェアリング
機械を同時に供給する    ことにより、既存のできる労働力と
農業機械のキャパシティを超えた    作業生産性の向上余地と
課題を明らかにする。

なお、今回の実証実験では、穀物の収穫作業を対象とし、刈取り
期間が重ならない国内の広域地区での農業機械稼動の最大化を図る
とともに、地域ごとにシェアリングサービスが成立するための取引
要件、保守・メンテナンス基準、必要とされるオペレーションスキ
ルや求められる作業品質レベルなども、併せて検証する。

取り組みの狙い
今回の取り組みを通じ、シェアリングによる保有コストの低減を足
がかりに、生産性と収益性の向上、生産量の増大、国内販売・輸出
販売の拡大を支援します。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]株式会社日本能率協会コンサルティング
[部署名]管理本部広報
[担当者名]豊島涼子
[TEL]03-5219-8055
[Email]ryoko_toyoshima@jmac.co.jp

本リリースの詳細は http://prw.kyodonews.jp/prs/release/201612016759/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2016 by Kyodo News PR Wire All Right
Reserved

■岩手県
12月8日(木)、平成29年秋にデビューする、岩手県産米の最高
級品種として開発した「岩手118号」の名称・ロゴマーク発表会を開
催します。
同日、岩手県産のプレミアムりんご「冬恋」のPRのため、岩手
県知事と女優のんさんが出演するイベントを開催します。

【イベント概要】
1「岩手118号」名称・ロゴマーク発表会
(1) 日時:平成28年12月8日(木)13:30~14:00
(2) 場所:時事通信ホール(東京都中央区銀座5-15-8)
(3) 内容:達増拓也岩手県知事が、平成29年秋にデビューする
岩手県産       米の最高級品種「岩手118号」の名称・ロゴ
マークを発表。ス       ペシャルゲストとして岩手を応援
する女優のんさんも登場。

2 「冬恋」スペシャルステージ
(1) 日時:平成28年12月8日(木)16:00~17:00(試食開始
14:30~、1        6:30~)
(2) 場所:恵比寿ガーデンプレイス・センター広場(東京都渋
谷区恵比        寿4-20)
(3) 内容:モーニング姿の達増拓也岩手県知事とドレス姿のの
んさんが       登場し、岩手県産プレミアムりんご「冬
恋」をアピール。

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]岩手県
[部署名]農林水産部
[担当者名]1に関して県産米戦略室 藤原 2に関して流通課
坂田
[TEL]1に関して019-629-5715 2に関して019-629-5736
[Email]AF0003@pref.iwate.jp

本リリースの詳細は http://prw.kyodonews.jp/prs/release/201611306733/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2016 by Kyodo News PR Wire All Right
Reserved

■日本製粉株式会社
2016年12月10日(土)と11日(日)の2日間、日比谷公園(東京都千代
田区)で開催される「第7回 ファーマーズ&キッズフェスタ 2016」
に協賛します。
「ファーマーズ&キッズフェスタ」は、将来の需要者であり供給
者となる子供たちに、さまざまな形で農業の魅力と楽しさを紹介す
る農と食の体験参加型イベントです。「食べる・買う」「観る・ス
テージ」「遊ぶ・知る」の3つのコンテンツのもと、こだわりの新鮮
な農産物の販売、楽しいステージや食育・農育ワークショップの開
催、超大型農業機械の試乗、動物との触れ合いなど、たくさんのプ
ログラムが予定されています。
当社は、「ファーマーズ&キッズフェスタ」の特別後援をしてい
るNPO法人日本プロ農業総合支援機構の法人会員として、以前からそ
の活動を支援しています。今年も本イベントに協賛することで、農
業に触れる機会の少ない都会の子どもたちが農業への関心を高めら
れるよう、そして日本の農業が発展していくよう応援します。

【「第7回ファーマーズ&キッズフェスタ 2016」開催概要】
開催期間:2016年12月10日(土)・11日(日) 10:00~16:00 雨天決行
開催場所:日比谷公園(東京都千代田区) 大噴水広場・第2花壇・小音
楽堂・に     れの木広場
主催  :ファーマーズ&キッズフェスタ実行委員会
(構成団体:公益社団法人日本農業法人協会)
特別後援:NPO法人日本プロ農業総合支援機構
入場料金:無料
詳細は公式ホームページからご確認ください
http://farmerskids.jp/

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]日本製粉株式会社
[部署名]広報部
[担当者名]熊谷友樹
[TEL]03-3511-5307
[Email]y-kumagai@nippn.co.jp

本リリースの詳細は http://prw.kyodonews.jp/prs/release/201612076960/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2016 by Kyodo News PR Wire All Right
Reserved

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェッ
ク———————————–■□

東武百貨店スパイスの熟成肉のオールドマンハッタンと千疋屋
ウルフギャングステーキハウス

1)オールドマンハッタン
東武百貨店のレストラン街スパイスは2016年2月にリニュアルオー
プンしました。私は台湾点心の鼎泰豊が大好きでいつも訪問します
が、今回はちょっと冒険しました。最近熟成肉ブームで、熟成肉の
肉屋が経営しているステーキ屋オールドマンハッタンを訪問しまし
た。輸入肉と国産肉の両方を熟成させて提供しています。熟成方法
は、米国スタイルのドライエイジングと氷温熟成という2種類という
特徴があります。氷温リブステーキ450g4320円とハンバーグ
1404円、ニューヨークスタイルドライエイジングD.A.B.ステーキ&
ハンバーグセット3024円を試食。美味しかったですね。気楽に熟成
肉を食べられるお店です。

公式HP
http://www.oniku-sugimoto.com/shop/old_manhattan

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1184398741636959&set=pcb.1184398891636944&type=3&theater

評価HP
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13192523/
https://retty.me/area/PRE13/ARE5/SUB501/100001265455/
http://loco.yahoo.co.jp/place/g-cIxrmZPu4xg/

2)千疋屋
熟成肉を堪能後は、デザートを食べに6階の千疋屋に行きまし
た。千疋屋は暖簾わけして経営が分かれた3つの会社・銀座・京
橋・総本店(日本橋)があり、ここは京橋です。京橋の店はマンダ
リンオリエンタルの入居している三井のビルにあります。
フルーツの高野よりお高いのですが、店舗のサービスもゆったり
しております。お客様は私以外女性ばかりです。
フルーツパフェと、フルーツサンド、ショートケーキなどを堪能
しました。甘党の方におすすめのお店ですね。

公式HP

京橋本店

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1184532394956927&set=pcb.1184533494956817&type=3&theater

評価HP
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13050204/

3)ウルフギャングステーキハウス
オールドマンハッタンで熟成肉を食べたら、ニューヨークのピー
タールーガーのステーキが恋しくなりました。マンハッタン対岸ブ
ルックリンにある創業140年の人気ステーキ屋です。
http://sayko.co.jp/article/res-news/usa5.html
日本には残念ながらお店を出していませんが、本店で働いたのち
に独立後10数年前にマンハッタンに開店し一躍人気店になった、ウ
ルフギャングステーキが日本のWDIと提携して、六本木に開店してい
ます。開店後数年たちますがなかなか訪問の機会がなく今回初訪
問。
私は嚥下障害で少量しか食べられませんが、同行者が大の肉好
き。メインのステーキTボーン3人前を注文24000円、前菜のシーフー
ドプラター4800円もぺろりと平らげ、サラダも2人前1800円平らげ、
デザートもペロリです。ワインも2本胃袋に入れていました。
ほかのテーブルの日本人見ていたら、フレンチのようにメインの
ステーキの前に、前菜、サラダ、スープを食べていましたが、ここ
は、軽い前菜でビールやワインを飲み、大きなステーキに文字通り
かぶりつくのが本当(骨を手でもって齧り付くのです)。

ニューヨークスタイルのドライエイジング・ビーフという本場の
ステーキです。結構広いお店で雰囲気もよく、肉好きには訪問しな
いといけない素晴らしいお店ですね。

公式HP
http://wolfgangssteakhouse.jp/about/

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1187821181294715&set=pcb.1187821457961354&type=3&theater

評価HP
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13164062/

△▼△▼△▼△▼△▼△

関連記事

メールマガジン会員募集

食のオンラインサロン

ランキング

  1. 1

    「ダンキンドーナツ撤退が意味するもの–何が原因だったのか、そこから何を学ぶべきか」(オフィス2020 AIM)

  2. 2

    マックのマニュアル 07

  3. 3

    マクドナルド 調理機器技術50年史<前編>

アーカイブ

食のオンラインサロン

TOP