weekly Food104 Magazine 2005年5月18日号

メルマガバックナンバー

● 新店オープン情報
● 米国レストランNEWS
● 食ビジネスニュースリリース
● 須賀田三之介のFresh Infos from USA
● 王利彰のレストランチェック

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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■ 韓国料理と中華をフュージョンさせた麺ダイニング「韓韓房」オープン

ラーメン激戦区の池袋に韓国料理と中華をフュージョンさせた新しい形の麺ダ
イニング「韓韓房」を5月16日にオープンしました。

清潔感あるゆったりした店内は、女性1人でも楽しめるダイニング空間となっ
ています。大型ディスプレイから映し出される韓国ミュージックDVD、さりげ
ない韓国の装飾品は、店内に韓国テイストを創り上げています。

焼肉だけではない伝統的な韓国フードカルチャーに、創作的なエッセンスと中
華料理の深い味わいをミックスさせた新しいフードカルチャーを発信していき
ます。

麺は太麺と細麺の2種類、数々の有名店を手掛けた(有)丸富製麺の協力により
、約3ヶ月間の試行錯誤の末に作り上げた自信作です。とんこつだしで食べる
太麺は、国産小麦をブレンドし、つるつる感ともっちり感と腰のある食感を同
時に実現しました。牛テールだしの柚子香味で食べる細麺は、こだわりの卵を
用い、適度なちぢれをかけることによってスープと絡みやすく仕上げています。
好みで加える唐辛子は、ただ辛いだけではなく、甘みとのバランスが良いマイ
ルドなものを数種類ブレンドしています。

また、飲茶・韓国一品料理・ご飯もの・サラダなどサイドメニューも充実。
ポテトチップス、キムチ、角煮をトッピングして食べる中華バーンズ、韓国珍
味を具にして食べるキムパ(韓国のりまき)は、他にはあまり見かけない新し
い試みです。

ランチは、明るい店内で、麺類と丼物のセットが充実した食中心の活気ある空
間を創り出します。ダイニングは、お洒落で落ち着いた雰囲気の中、韓国伝統
酒や韓韓房オリジナルカクテルなど充実したドリンク類と共に麺や一品料理を
ゆったり楽しむことができる大人の空間を提供していきます。

○メニュー一例
・麺
韓辛麺(太麺とんこつ) 750円
韓辛麺(細麺牛テールだし) 780円
韓国珍味とキムチ
3種盛合わせ(チャンジャ・ジャコ辛炒め・岩のり)  380円
キムチ(カクテキ・白菜キムチ・オイキムチ・京みぶな・干し大根)
各300円
・おつまみ
おつまみ3点盛(煮玉子・チャーシュー・メンマ)  300円
豚の耳の酢味噌かけ  300円 ※コラーゲンが豊富で美肌効果抜群
・サラダ&ナムル
採れたて野菜のナムル(もやし・ぜんまい・ほうれん草・生酢) 480円
ムッサラダ 480円 ※韓国そば豆腐を使ったサラダです
・韓国一品料理
青唐辛子のチヂミ        580円
ダッカルビ           600円
トッポギ            380円
サンギョプサル1人前(2個)   580円
青野菜と酢味噌で味わう蒸し豚  480円
・飲茶
餃子        300円
ショウロンポウ 550円
中華バーンズ 200円
・ご飯もの
ネギチャーシュー丼     280円
キムパ(韓国のり巻き) 480円
・デザート
豆乳プリン 200円 ※韓国産豆乳を使用しています
・ドリンク
百歳酒(韓国で人気の薬酒) 800円
韓国酒きき酒セット    600円
※百歳酒・マッコリ・韓国清酒など3品同時に楽しめるセットです。
※その他、焼酎・日本酒・韓韓房オリジナルカクテルなど多数有。

○店舗データ
住所:東京都豊島区池袋2-68-12サン池袋ビル1F
TEL:03-3988-6033
席数:全38席
営業時間:ランチ 11:00-15:00 ダイニング 17:00-24:00
定休日:日曜

■ 『庵治庵(あじあん)』、9日グランドオープン

5月9日(月)、蒲田駅西口徒歩1分のところに、昼と夜で二つの顔を持つ新店
『庵治庵(あじあん)』がオープンしました。ランチタイムは、名物「鴨汁う
どん」、ディナータイムは、アジアン・エスニックが楽しめるというユニーク
な一店となっています。

ランチタイムは、同店3階で作る自家製そば・うどんが味わえるお店となります。
特にうどんは「ポスト讃岐うどん」として話題の武蔵野うどんが楽しめます。
関東平野南東部の武蔵野で生産される小麦粉を使ったコシの強さが特徴の武蔵
野うどんは、豚肉などが入ったつけ汁で食べるのが一般的ですが、同店では国
産合鴨を用いた「鴨汁うどん」を完成させました。醤油の産地、千葉県野田市
産の自家開発醤油を使ったつゆで長ネギと合鴨と煮込んだ鴨汁は合鴨独特の深
い旨みが凝縮され、歯ごたえのある武蔵野うどんとともに強烈なインパクトを
与えてくれます。ランチタイムには国産そば粉を使ったそばともに約10種類の
メニューを取り揃えています。

夜は、エスニック料理が楽しめるアジアンダイニングに姿を変えます。料理長
はタイのキックボクシング、ムエタイの修行でタイに滞在した経験を持つ矢口
俊彦氏。当時の経験を活かして作る「日本風にアレンジしない本場の味」にこ
だわったタイ料理、ベトナム料理は、エキゾチックな香辛料を惜しみなく使っ
たまさに現地のあの味。

深夜営業の飲食店が比較的少ない蒲田で翌日5時まで営業のため、駅からすぐ
の使い勝手のよいダイニングとしてご利用いただける一店となっています。

○メニュー一例
<昼>
鴨汁うどん・そば・・・・・・・850円
釜上げ鴨汁うどん・・・・・・・950円
鴨汁合盛〈ごま汁付き〉・・・1,100円
うどんとおそばが一緒に楽しめます。

<夜>
ガイヤーン・・・・・・・・900円
バインセオ・・・・・・・・850円
ソムタム・・・・・・・・・850円
トムヤムクン・・・・・・1,000円
プーバッポンカリー・・・1,200円
フォーガー・・・・・・・・580円
ガパオラッカオ・・・・・・800円

○店舗データ
住所:東京都大田区西蒲田7-67-4
TEL: 03-3730-0910
営業時間:(昼)11:30~14:30 (夜)17:30~翌5:00
定休日:火曜定休

○HP: http://www.pi-xy.jp/ajian

■ 『KOREAN DINNER 韓風<kan-fu>西麻布』オープン

4月21日、港区西麻布に『KOREAN DINNER韓風<kan-fu>』がオープンしまし
た。渋谷店に続く2号店。渋谷店料理長、韓国家庭料理のプロ、李料理長を西
麻布に迎え、本物の味をご提供して参ります。

なによりもこだわっているのは、韓国料理の基本となる「唐辛子」。数え切
れない程の種類で料理の試作を繰り返し、ようやく見つけ出した逸品。市販
で手に入れることができないため、韓国の農家と契約して空輸しています。
寒暖の差が激しい韓国で育ったその唐辛子は、日本のものに比べ、鮮やかな
赤みとマイルドな味わいが際立ちます。その価格は通常の3倍という最高級品
です。

野菜の仕入れも本場韓国から。多種かつ大量の野菜を使う韓国料理ではとて
も大切なことなのです。オモニの腕と「唐辛子」と「野菜」。ここに「ごま
かしのない味」の原点があるのです。
伝統的な料理からオリジナルまで、メニュー数は100を上回る幅広さ。

また、韓国料理の醍醐味である、大人数でわいわい楽しく食べるスタイルは
崩さないようにするため、店内は基本的には小上がりのお座敷中心。しかし、
西麻布という立地を考え、清潔感あふれる、落ち着いた雰囲気を作るため、ベ
ースはモノトーンで統一しました。入り口から見て左側面には大きな窓が配さ
れ、都会の夜景を楽しみながら食事を召し上がっていただけます。

○メニュー一例(税込)
・前菜
5種キムチの盛り合わせ……950円
6種類のナムル………………950円
・特選料理
特製プルコギ……………1,700円
サムギョプサル…………1,600円
・魚料理
銀ダラの韓風煮……1,450円
・鍋物・チゲ
コプチャンチョンゴル……1,600円
スンドゥブチゲ………………950円
・コース
3,800円(全16品)
4,800円(全17品)
5,800円(全21品)

○店舗データ
住所:東京都港区西麻布3-1-20 Dear西麻布8F
TEL:03-3403-5444
営業時間:月~木 17:30~3:00(LO 2:00)
金・土 17:30~4:30(LO3:30)
日・祝 17:00~24:00(LO23:00)

○HP: http://www.kanfu.ne.jp

■ D-LIFE、「京王ストア聖蹟桜ヶ丘店」の惣菜コーナーにショップをOPEN

株式会社エス・ジェイ・フーズが展開する、新ブランド【D-LIFE(ディーライ
フ)】が、来る5月25日(水)に、「京王ストア聖蹟桜ヶ丘店(京王線聖蹟桜ヶ丘
駅)」の惣菜コーナーにショップをOPENします。

【D-LIFE(ディーライフ)】は、欧米スタイルのデリカテッセン(お惣菜)がメイ
ンのカフェレストラン「news DELI」がプロデュースするブランドです。

60種類余のナチュラルでヘルシーな旬の素材を、ふんだんに使ったデリカテッ
センを常時取り揃えています。

○メニュー一例
・サラダ
カレー風味のポテトサラダ
北海道ポテトサラダ(きたあかり使用)
明太子とホクホクポテトのサラダ
蒸し鶏の春雨サラダ
紫キャベツのコールスロー
小海老とブロッコリーのエッグサラダ
イカと茄子のおろし和え
小鯵のエスカベッシュ
ゴボウの白和え(味噌風味)
アボカドとトマトの豆腐サラダ
・温惣菜
じゃがいもとミートソースのラザニア
やわらか豆腐ハンバーグ
ハンバーグ特製デミグラスソース
ターキーの唐揚げ
たっぷりキャベツの一口コロッケ
ロールハクサイのトマト煮込み

その他お弁当、サンドイッチ、リーフサラダなど約50種類の品揃え。

*今回の初出店を記念し、5月25日(水)~5月29日(日)の期間中、以下のOPEN記
念キャンペーンを実施いたします。
○以下のお惣菜を全品100円にてご奉仕
【第一弾:25日(水)~27日(金)】
・明太子とホクホクポテトのサラダ 100g
・ハンバーグ特製デミグラスソース 1個
・ターキーの唐揚げ 100g
【第二弾:28日(土)・29日(日)】
・スウィートパンプキンサラダ 100g
・ロールハクサイのトマト煮込み 1個
・ターキーミートの中華風炒め 100g

○店舗データ
交通:京王線聖蹟桜ヶ丘駅「京王ストア聖蹟桜ヶ丘店」
住所:東京都多摩市関戸1-11-1
TEL:042-338-2200
営業時間:10時~23時

○参照HP: http://www.news-deli.com/hot_news/index.htm

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● 米国レストランNEWS———————————————■□

■ シカゴ郊外食の風景:ホット・サンドイッチの魅力

お腹の底からうまいなぁと思えるものって案外、単純な味だったりしますよね。
3月に日本に帰って、心から美味しいなぁと思ったものの一つは、東京駅八重
洲地下街ラーメン激戦区で食べた、中華ラーメン揚州商人のネギラーメンだっ
たのです。ホテルの高級そうな中華やフランス料理に行ったにもかかわらず、
ラーメンが一番でした。

そして今日、久々にうまいものをシカゴ郊外で発見出来たので、皆さんにご紹
介したいと思っています。これを書きながらも思い出してしまって、また食べ
たくなってしまいます。これは日本人には馴染みが少ないのですが、温かいミ
ートボール・サンドイッチなんです。初めて食べたのですが、美味しくてびっ
くりしました。ホット・ドックは皆さんよくご存知でしょうけれど、ホット・
サンドイッチと一般に呼ばれていて、パンや中身のものが温かいサンドイッチ
がアメリカ人にとっては、うまいものの一つになります。

この温かいサンドイッチは、母の味に近いほっとするものがあるのかもしれま
せん。母の味といえばグリルド・チーズ・サンドイッチといって、チーズを挟
んだ食パンの外側にバターを塗って、フライパンでこんがり焼いたものが、子
供たちの好物です。これも単純な味ですが、バターがパンにしっかりとしみ込
んでいて、チーズがとろーりと溶けて美味しいのです。デニーズなどファミリ
ー・レストランの定番メニューになっています。大人も好きで、私の夫も自分
でよく焼いています。簡単で美味しいところがいいのでしょう、インスタント
・ラーメンの乗りです。

今回、このうまいミートボール・サンドイッチを発見したのは、今シカゴ郊外
で人気のポットベリー・サンドイッチ・ワークス(Potbelly sandwich works
)です。
ポットベリーとは、だるまストーブのことで、店内の中央にこのストーブが置
いてあって、どこか知り合いのお宅の居間で食べているような、ほっとする空
間になっています。内装もダークブラウン系で統一されていて落ち着いていま
す。今日は日曜日だったこともあって、1時半過ぎでしたが満席状態でした。
席がなかなか空きそうにないので持ち帰りにしたくらいです。

店内では、生ギターを抱えたお兄さんが唄っていました。日本でも駅などで唄
っている人を多く見かけましたがあんな感じです。ただこの人は勝手に唄って
いるのではなく、お店が雇って生演奏のサービスをしているわけですが、こう
いったサービスが、最近ファスト・フードやカジュアル・ダイニングのお店で
見受けられる傾向にあります。これもスターバックスなどのカフェ文化の影響
だと思いますが、コーヒーを飲みながら詩の朗読をしたり、ギターの演奏を聴
くなどの延長線上のようです。

サンドイッチの話に戻りますが、このミートボール・サンドイッチは、ほんと
単純な作りで、かりっと温かいフランスパンに、ただトマトソースのかかった
ミートボールがゴロゴロとはさまっているだけなんですが、トマトソースが甘
くもなく、酸っぱくもなく丁度いい味なのがポイントですね。普通こちらのミ
ートソースもトマトソースも酸っぱくて食べられないのですが、ミートボール
自体もいい挽肉を使っているようで固さが程よく、なんとも心温まるサンドイ
ッチでした。

シカゴは5月にも関わらず、昼間でも15度ということもあって肌寒くて、温か
いものを口にしたかったことも美味しく感じたもうひとつの理由です。普通こ
の時期5月半ばは、25度くらいなんですが、今年は陽気が変で花を植えていい
ものかちょっと迷ってしまう程の寒さで困ったものです。

このポットベリーのサンドイッチの値段は、どれも$3.79とファスト・フード
としてはやや高目ではありますが、高品質のサンドイッチを各種揃えています。
スモークハムやターキーハム、ローストビーフ、ベジタリアン、ペパロニなど
入ったイタリアンというサンドイッチもビネガー味のドレッシングがかかって
いて人気です。一番の美味しさの理由は、パンが焼きたてだということでしょ
う。

また、このホット・サンドイッチを売りにして最近出始めているのが、まだ食
べていないのですが、クイズノス(Quiznos)やトーゴーズ(Togos)といった
ファスト・フード店です。特にこのトーゴーズはダンキン・ドーナッツとバン
スキンロビンス(31アイスクリーム)と三位一体となった強力な店舗展開をし
ているので、伸びるのではないかと思ます。このダンキンドーナッツの三つ巴
店舗は24時間営業でシカゴ地域にただ今38店舗展開中です。なかなか24時間開
いている店がないので夜更かしの人には便利だと思います。また最近ではタコ
ベルやウェンディーズでも深夜1時、2時頃までドライブスルーは開いている店
舗が郊外でも増えて来ました。

一時すごい勢いだったクリスーピー・クリーム・ドーナッツも、スーパーマー
ケットに置いてしまったのが悪かったようで、どうもブランド名が落ちてしま
ったようです。(シカゴ郊外ではジュエル・オスコーというスーパーにまだ置
いてあります。)スーパーのショーケースに置いてあると、クリスピー・クリ
ームが売りにしていたホット・ドーナッツというイメージから、そこらへんの
普通のドーナッツという感じになってしまって、どうも作りたてということで
はダンキン・ドーナッツに軍配が上がりそうです。ホット・サンドイッチとい
いホット・ドーナッツといい、温かいものは温かいうちにいただきたいもので
すね。

次回はファミリー・レストランのクラッカーバレルに久々に行ってみたいと思
っています。日本と違ってこちらのファミレスの利用のされ方はちょっと違っ
ています。そこらへんをレポート致します。
http://www.potbelly,com
http://www.togos,com
http://www.quiznos,com

(イリノイ州シカゴ在住 カズコ・デイビス)

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● 食ビジネス関連企業ニュースリリース —————————-■□

■ ラーメン評論家であり自称「日本一ラーメンを食べた男」大崎裕史が
「株式会社ラーメンデータバンク」を設立。

情報誌を始め、各種マスコミに頻繁に登場してきた大崎裕史が、これまで在籍
していた広告代理店・株式会社飛竜企画のバックアップの元、株式会社ラーメ
ンデータバンク(代表取締役 大崎裕史・東京都目黒区)を2005年4月6日に設立
した。

「食べ手・作り手のニーズを解決する情報産業及び代理業」としてラーメン界
のステイタスとポジションアップを目指してゆく。

これまでラーメンサイト「東京のラーメン屋さん」(都内のラーメン店2800軒
登録)、同「RamenBank」(全国のラーメン店約14,000軒登録)を運営・管理
し、またオールアバウトでラーメンガイドを務め、多くのラーメン店主やその
関連する業界・業種の方々と話す機会があった。

月日を重ねるに連れ「ラーメン界には解決すべき問題がたくさんある」と思う
ようになった。人材採用、社員教育及び研修、物件情報、業者情報、食材情報
など、整備すべき課題がいくつも存在していた。これらの諸問題につまずき、
おいしいラーメンの提供が損なわれてしまうことに気が付いたのだ。

「ラーメンを愛するすべての人のために」というテーマを掲げ、食べる側にも
作る側にも有益な情報を流通させることが急務と考えている。

○株式会社ラーメンデータバンクHP: http://www.ramendatabank.co.jp/

■ リサイクル物件をリーズナブルにリースします

株式会社テンポリノベーションは、『炭火焼肉酒家 牛角』等を展開する㈱レ
ックス・ホールディングス(旧レインズインターナショナル)のグループ会社
として2005年4月20日に立ち上がりました。

従来の店舗施工事業によるノウハウを活かし、さらに中古店舗を抱えてお悩み
のオーナー様と、新規事業立上を検討しているオーナー様の掛け橋となるべく
、撤退から新規開店までに発生する様々なコスト削減に目をつけました。撤退
店舗の買取を行う事で、資源のリサイクルと店舗撤退時期の短縮による経営赤
字を最小限に留める事が出来、新規事業主の一日も早くいい物件で事業展開を
したいと言う想いは、従来の内装を活かしつつ、リサイクル資材で希望にかな
う内装を施し、低コスト且つ短期間での開業を実現可能にしました。

中古店舗を抱え、撤退を検討しているオーナー様から店舗を買い取り、新規出
店用に店舗資材をリサイクルして廃棄物を削減。新たに出店をご検討のオーナ
ー様にリーズナブルな価格でリサイクル物件をリース致します

○株式会社テンポリノベーション
所在地:東京都港区六本木1-8-7 アーク八木ヒルズ
電話:03-5544-2222
URL:http://www.tenpo-r.co.jp/ (作成準備中につき、6月初旬公開予定)
初年度の売上目標:14億4800万円
初年度の経常利益目標:2億7000万円
出店数目標:180件

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● 須賀田三之介のFresh Infos from USA—————————–■□

■ パブリックス・サボール1号店がフロリダに開店

フロリダ州レークランドに本社を置く優良スーパーマッケト・チエーン、(3月
3日号F104参照)「パブリックス」がヒスパニック系人口を主対象とした店舗
の1号店を4月21日朝8時に開店しました。開店を待って行列していた顧客が開
店と同時に一斉に入店し大賑わいでした。

店舗名は「パブリックス・サボール」(Publix Sabor)、場所はオーランド近郊
のキシミーです。キシミーのヒスパニック人口は42%に達していて消費者の中
には英語が分からない人々も多いのです。従ってこの店では当然ですが店長以
下全員がスペイン語・英語を解するバイリンガルで固め、店内ポップもすべて
両語で表示していて親切です。

商品は、これまでのパブリックス既存店では品揃えの少なかった中南米食品を
充分に棚割りし顧客のニーズを満たしています。特にフレッシュ・フルーツが
好まれますので種類を豊富に平台で美しく陳列しているのが印象的です。

全商品の低価格路線をつらぬいていますが、例えば青果物ではグアバが450グ
ラム4ドル、パパヤが1個59セントなどで安さを強調しています。競合他社のプ
ラザ・ヒガンテやトマトエキスプレスなどでは現在パパヤは1個99セントで売
られています。

サービスデリでは、一番の売筋商品であるロースト・ポークを全面に打ち出し
ています。中南米特有の惣菜ものもたくさん並び食欲をそそります。またサル
サ類も豊富で良く売れツーゴーで持ち帰られています。同店で初めて導入した
インストアー・カフェは人気が高く、ラテン音楽が流れるなか顧客はカフェ・
コンレチェなどをケーキと一緒に楽しんでいる風景がみられます。

将来計画としてパブリックスは「サボール・コンセプト」を展開強化していきま
すが、このキシミーから80キロのヒアレーはヒスパニック人口が90%で「サボ
ール2号店」を近々ヒアレーに開店と白羽の矢を立てました。
http://www.publix.com/

○須賀田三之介(ロサンゼルス在住、流通コンサルタント)
Email:stansugata02@yahoo.co.jp

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

■ ファミリーレストランの新メニュー

ファミリーレストランがおしゃれになりつつあります。
私は、毎週月曜日は立教大学で1日で授業を3時間×1.5時間担当し、埼玉県新
座キャンパスから池袋キャンパスまで移動して教えております。移動のため、
昼食は学食かファミレスになります。

よく利用するのは、途中の、デニーズ、サイゼリヤ、ロイヤル、ステーキのど
ん、などです。一番利用するのが多いのがデニーズになります。その理由は、
サラダなどの野菜メニューが豊富だということです。

最近の新メニューには
ごろごろ野菜と鶏肉の田舎風カレー  890円
茹で立て 極太ホワイトアスパラガス 950円
焼き野菜の農園風サラダ~春     880円
ツナミックスサラダ         530円
炙り焼きチキンのシーザースサラダ(ランチプレート)850円
が入り、なかなかがんばっています。
何時もは、私は単品の炙り焼きチキンのシーザースサラダとツナミックスサラ
ダなどで軽くランチです。

1昨日のメニューに、かつおのたたきランチ(880円)とあり、思わず注文しま
いた。5月12日からの発売でHPのトップに誇らしげに掲載されています。
なかなか美味しかったので開発担当者にメールを入れましたら、たたきは魚メ
ニューとしては珍しくヒットメニューとなっているとのご返事をいただきまし
た。お客様からは「脂が乗っていておいしい」、「野菜と一緒でさっぱり食べ
られる」、「女性には低カロリーがうれしい」などと好評を得ているとのこと
でした。

匂いもなくさっぱりとした味の調理ポイントは、店舗で提供直前にガストーチ
で炙るなど一手間かけて人肌の温度で提供するために、香ばしさと脂の旨みを
最大限に活かすことが出来るのだそうです。ファミリーレストランのメニュー
もだいぶ工夫をしていますね。

開発の方には「鰹たたき以外にも、わさびと大根おろしを添えたサーロインス
テーキや、定番のマンゴーデザート(毎日フィリピンより空輸)、ブラックタ
ピオカを使った3種(パールミルクティー、クリーム抹茶、黒糖)のパールド
リンクもオススメです。」とお勧めをいただきました。

また、夏場には「ファイヤー魔王丼以来となる超激辛メニュー」を発表するの
で期待をして欲しいとの内緒の情報をいただきました。
デニーズ値段はファミレスでは高いほうですが、メニューの豊富さと野菜の多
さで人気があるようですね。
http://www.dennys.co.jp/dj/index.html

デニーズと異なり、伝統的な洋食のメニューをしっかり守るというイメージの
ロイヤルのメニューのイメージが大きく変わりました。なんと、オレンジペー
ジと提携して女性的なカフェ飯メニューが導入されたのです。
http://www.orangepage.net/AD/royalhost_04/index.html

コンセプトは「野菜がたーくさん食べられてうれしくて、美味しくて」です。
どうもジョナサンの平野レミのメニューへの対抗のようです。

差込のオレンジページメニューは
坦ジャー麺 1,080円
鍋焼きスープかげご飯 1,080円
豚しゃぶサラダのっけご飯 1,080円
です。

もう1つ注目したのは、シーズンサラダの導入です。最近はでニーズが温野菜
サラダなど色々なサラダを導入しているのに刺激されたのでしょう。

デリ&サラダプレート 780円
「国内産銘柄むね肉を使用したスパイシーチキンにアボガドと玉子のサラダ、
ミックスレタスのコンビネーションサラダです。」と紹介されています。
デニーズの炙り焼きチキンのシーザサラダに対抗の商品のようです。

坦ジャー麺セットとデリ&サラダプレートを注文しました。なかなかおしゃれ
な盛り付けです。期待して食べたのですが、肝心の麺がグチャットくっついて
いて、美味しくないのです。肉ワンタンスープは薄味の好きな私でも薄く感じ
るほどでした。デリ&サラダプレートのチキンはケイジャン風のピリ辛の味付
けですが、肉が硬くてぱさぱさです。デニーズの柔らかなチキンを予想してい
たのでがっかりです。

急激なメニューの変更に保守的なシェフの方々が追いついていないのでしょう
か?でもロイヤルのメニュー政策の急転換には目を離せません。これからどん
な面白いメニューがでるのか期待しましょう。

野菜といえば、サイゼリヤは自前の農場を売り物に野菜メニューを充実させて
います。昔から取立てサラダとしてメニュに並んでいますが、最近はそれに加
えて、青豆とベーコンの温サラダ189円、キャベツのピクルス149円、キャベツ
ときのこの具沢山ポトフ499円、等の野菜メニューを充実させています。
新メニューにはサーモンパン粉焼きセット799円があります。

早速、アスパラサラダ399円、サーモンパン粉焼きセット、キャベツのピクル
ス、キャベツときのこの具沢山ポトフを注文しました。

サイゼリヤのサラダは農場からセントラルキッチン、店舗にいたるまで低温管
理しているのが売り物で、注文後ぱりぱりの新鮮なサラダが出てきます。その
温度管理は徹底しています。

さて、サーモンパン粉焼きセットは衣もパリッとしていますが、油で揚げてい
ないのでさっぱりとした味でした。期待したキャベツときのこの具沢山ポトフ
はキャベツの量は多いのですが、付け合せのミニハンバーグの肉の匂いがくさ
くていけません。サイゼリヤは、野菜メニューの充実を図っていますが、客層
から言うと主力のハンバーグの味の向上が必要なのでしょうね。

コーヒーを注文したら、コーヒーマシンが不調で店長が老朽化でとお詫びをし
ていました。
フロアーは新人の従業員が増えて以前よりも笑顔が出ているのが印象的でした。

学校の近所にあるステーキのドンは近いので良く寄るようになりました。USビ
ーフを売り物にしていた「どん」はしばらくはメニュー開発で苦労をしていた
ようですが、最近はハンバーグの品質が上がりました。USビーフの代わりにオ
ーストラリアビーフを使っていたのですが、それだけでは不足するのかニュー
ジーランド産もあるし、最近はメキシコ産ビーフも入っています。

ステどん欲張りグリルランチ(1,067円)には、AUSSIEのスタンプとニュージ
ーランド産牛肉100%ハンバーグと両方表記されています。AUSSIEってニュージ
ーランド産も含むのでしょうか???

混乱するのはランチメニューです。もう1つよく似たメニューに、ステーキと
ハンバーグランチAUSSIE(1,029円)があるのです。写真もほとんど同じです。
ウエイトレスに聞くと、ステどん欲張りグリルランチのハンバーグは100%ビー
フなのだそうです。

そこでステどん欲張りグリルランチ(1,067円)とサラダを注文しました。
従来のハンバーグは、ナツメエッグなどの香辛料が強くあまりよい印象がなか
ったので、ニュージーランドの100%ビーフハンバーグにもあまり期待をしてお
りませんでした。ところが従来のハンバーグよりも香辛料が少ないにもかかわ
らず、肉に臭みも少ないのです。なかなかがんばっていますね。

サーロインステーキにはメキシコ産があります。次回はメキシコ産に挑戦しま
しょう。

どんはステーキのフォルクスを買収したり、メニューの充実振りを見ると、今
後要注目ですね。
http://www.steak-don.co.jp/menu/don/index.html

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