weekly Food104 Magazine 2023年5月3日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しています。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えていました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、会津大学・短期大学等でも非常勤講師の経験があります。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策は「月刊厨房」で1年間記事を連載しました。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【森の中の牧場 パインテールファーム】

昨今の農業分野の歪みについてあれこれ考えています。

牛乳の消費量が落ちたことや、ウクライナ情勢の緊迫化や円安でアメリカからの飼料が高騰して、北海道の酪農家が困っているというニュースが流れています。

緑豊かな北海道の大地で、のんびり草を食む乳牛、酪農ってそんな感じじゃなかったのかな。

そんなことを考えていたのは、長崎県島原半島の中央部、雲仙市の山の中の牧場でピザが焼けるまで、のんびり外を眺めていたときです。

住所で言えば、長崎県雲仙市小浜町。

古い小学校の校舎を移築して作った牛舎では、ホルスタインやジャージーなどの乳牛が30頭ほど飼われていて、毎朝搾った牛乳から、チーズやヨーグルトを生産しています。

フレッシュなチーズは「育てるチーズ」と銘打って、そのまま食べても、また冷蔵庫で3週間くらい熟成させて味の深みを楽しんでも良いというスタイル。もちろん最初から熟成させたハードなチーズもあり。ドライフルーツの甘味だけで作ったデザートチーズなど。添加物などをいれずに手作りしています。

ネットショッピングやクール宅配便が出来たから成り立つ、また情報をWebで配信できるようになったことで辺鄙な場所での生産でも流通させられるという時代になっていると言えます。

また週末には、農場の一部に作ったカフェで、チーズや、チーズをふんだんに使ったピザなどを食べることが出来ます。

家族と数名のスタッフで成り立つ規模を追わず、美味しいものを作ることに特化することで人気店になるのでしょう。

パインテールファーム

https://www.instagram.com/pinetailfarm/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 262回目

東京都の生産者支援

「フードビジネスプロデューサー石川さんの本業は何ですか?」

と聞かれ、答えに困るほど多種多様な仕事をしています。

この1年、最も時間をかけていているのが、東京都の生産者支援です。

具体的にどのように生産者の支援をしているのかはお話ができないのですが、採用してくださった企業の事や、新聞や冊子で記事になっているものをご紹介します。

公益財団法人東京都農林水産振興財団チャレンジ農業支援センター販路開拓ナビゲータとして2021年から活動しています。今年3年目、生産者さんのご要望をお聞きして、最適な形で販路を開拓、顔の見える消費者と繋いで美味しさを食べる人へ伝え、東京の農業への理解促進をサポートしています。

ホテル、飲食店、スーパー等への販路開拓が多いのですが、観光農園をしている生産者や、学校給食へ販売している人、最近は豊洲の仲卸さんや、JR東日本企画など、様々な地域のプレイヤーと相談しながら、地産地消、エシカル消費にニーズに答えて、都心部への販路を広げています。

https://www.tokyo-aff.or.jp/site/challenge/

東京産の食材を食べられるレストランはまだまだ少ないのですが、積極的に援農をしてくださっているのは、

ハイアットリージェンシー東京

広報担当の方が自ら農園に来て、InstagramやTwitterで紹介しています。

ハイアットリージェンシー東京

Instagram

https://www.instagram.com/reel/CqU6iSBtSO1/

Twitter

東武ホテルレバント東京 は江戸東京野菜「小松菜」を積極的に使っています。

https://www.tobuhotel.co.jp/levant/plan/53624

国立『Casa di Camino』では、オーナーの川上シェフとイタリア料理協会所属の落合シェフ、小関シェフ、谷口シェフが豪華なパーティを開催。

東京西洋野菜研究会の野菜を使い、シェフ達の腕で美味しいサラダになりました。

Casa di Camino 川上春樹シェフ(国立駅徒歩5分)

https://www.camino11.com/

昨年秋に行われた「東京味わいフェスタ」プロジェクトは、好評だったので、今年も開催に向けて準備がスタートしています。東京のトップシェフが、東京都で活躍するこだわりの生産者を訪ねる生産者ツアーや、マッチング会で出会った東京産食材を使い、生産者の想いを料理にして伝えていただく予定です。

東京味わいフェスタ2022

https://tasteoftokyo-ajifes.jp/special.html

地方でお話しすると、東京に畑があるの?と言われることもありますが、東京の農地は300年以上続いているので、土がふかふかで、微生物も多く、とても良いと感じます。

落ち葉や、都内酪農家から購入する堆肥を使って土作りが行われていて、美しい里山の景観や生物の多様性を育むシステムが作られています。

住宅街の中にある畑も多く、農薬使用は最低限です。

若い生産者や、大卒の生産者が多く、東京都GAP、東京エコ認証制度で生産管理もしっかりとしています。

東京都におけるGAPの推進

認証生産者のリストは下記のURLから調べることができますので、ご近所の生産者をチェックしてみてください。

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/nourin/shoku/anzen/gap/gapryuutsuusha/

東京都エコ農産物認証制度

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/norin/syoku/econosanbutu/econosanbutu.htm

そして昨年度からスタートしている「東京お米サロン」は今年、援農チームが頑張っています。

東京では数少ないお米農家を支援しながら、地域と共生し、将来に向けて美しい景観を守っていく活動を推進しています。

地元企業のFSXさんが昨年に続いてスポンサーになり、従業員の皆さまが応援をしてくださっています。おかげで、東京で絶滅の危機にある田んぼの景色が1ヶ所復活しました!

ゴールデンウィークは青空に泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、「籾振り」(お米の種まき)お弁当、柏餅を一緒に食べました。みんなで楽しく作業をしていると、心身ともにリフレッシュできます。

ご興味のある方は、お気軽にご連絡くださいね。一緒に農業を体験しましょう!

東京お米サロン

https://www.facebook.com/tokyoricesalon

松坂健さん〈3回忌〉Memorial Meeting

2021年10月8日に逝去された松坂健さんの3回忌にあたり、

以下の概要にて「偲ぶ会」が開催されます。

多彩な顔と広い人脈をもつ故人の想い出を語り合う会です。ご連絡先の登録をお願いいたします。

開催日時 2023年10月7日(土曜) 12:00-14:00 (受付開始11:30)

開催場所 帝国ホテル 東京 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1

     「富士の間」(予定)   ※最寄り駅 JR・有楽町/地下鉄・日比谷

会 費  1万円

正式な「開催のご連絡」は、後日、郵送&メールにて皆様にお送りいたします。

お問い合わせ先   小山 正(おやま ただし) matsuzaka.memorial.meeting@gmail.com

ご登録は下記のGoogleフォームにお願いします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSePhxrqdMnZt_m-35LxYEI4kWtCDsjg2SJq9ixKUCCaQc26XA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&fbclid=IwAR1S_OksJA6P-O6iO5xgvV4o9_Il2JWhWwaMOsxT9D-fx9g5nEA5nd8sje0

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

株式会社FOOD FIELD CREATIVE

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」開業を担当、王先生と最適厨房研究会などでご一緒させていただきました。

お客様へのプレゼンや、HCJなどの展示会では、有名なシェフの方にご出演いただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを早期退職制度で円満退職し、現在はフリーランスのフードビジネスプロデューサーとして8年目、おかげさまで活動の幅を広げています。リケジョとしての能力を活かし、厨房機器メーカー、フランス料理界、東京都や北海道、福島県などの生産者支援や、オーガニック農業の推進、観光、料理、厨房業界のPRに幅広く取り組んでいます。

2大学、1専門学校でインターン生の指導や、産学連携プロジェクト、講義をしています。

LINKED CITY (産業DX・観光DX・人材DX)

東京都農林水産振興財団 チャレンジ農業支援センター販路開拓ナビゲータ

農林水産省 国産有機農産物等バリューチェーン構築推進事業 構成員

観光庁 インバウンドの地方誘客のための専門家(食と農)

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミティエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会 幹事

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ理事、校友会企画委員

調理技術教育学会 会員

一般社団法人 日本商環境デザイン協会 正会員

深沢アート研究所 マネージャー

東京お米サロン

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第328回

イタリアは4月25日の解放記念日の祝日から5月1日のメイデーまで日本より一足先に春の連休が終わりました。プーリアでも最低気温が連日10-13度で雨模様のお天気でしたが、街には観光客が溢れていました。夏の観光シーズン到来を感じさせる賑わいです。

とは言え、我が家では5月だというのにまだ夜は暖炉に火を入れる寒さ。初夏の野菜のそら豆やグリーンピースを食べながら暖炉に火を焚べるという経験は初めてです。

例年は6月頃に咲くオリーヴの花も今年はすでに蕾が膨らんでいますが、急なこの寒さにびっくりしていることでしょう。天候不順は家庭菜園及び果樹園には致命的。今年の収穫はどうなることやら、です。

プーリアのチステルニーノ郊外の田園の真ん中に移り住んで16年めになりますが、この期間で私が実感している食、農、観光に関わる当地での変化についていくつか書きます。

まず、日本食ブーム。もともと食に関して保守的なイタリア人ですが、日本食は着実に浸透してきている感じがします。

中国人経営の食べ放題スシ屋がタケノコのように出店ラッシュだったのは5、6年前からコロナ禍前ぐらいでした。今ではその多くは閉店し、価格帯が高めの居酒屋風だったり、創作和食の店が目立つようになりました。

スーパーマーケットの魚売り場にもパック入りのスシが並んでいます。日本食材コーナーも拡張を続けています。インスタント麺も増えています。購買層は40歳代が分岐点です。それ以上年齢が上がるいまだに手にも取らない人が多いようです。

イタリア随一の農業生産地であるプーリアですが、加工品工場などは多くありません。その中でワイナリーの数はこの15年で目にみえて増えています。もともとワインの原料であるブドウ液をバルクで北部イタリアやフランスに売る商売が一般的でプーリアで初めてボトリングされたワインの歴史は第二次世界大戦後からでした。

それがここに来て主に国外輸出用にワインを作るワイナリーが増えました。イタリア国内でのワインの消費量は減っていますが、日本以外のアジア市場にはまだ開拓の余地がありそうです。醸造技術やマーケティングの部分で出遅れたプーリアですが、ポテンシャルの高いブドウ生産地であることは変わりないので、今後も目が離せないと思います。

ワインツーリズムにも関心が高まっており、設備投資の補助金を利用してテイスティングルームを増築したり、ワインリゾートと銘打った宿泊施設を作ったりということも増えて来ました。

ただプーリア人だけに限らずイタリア人気質とも言えると思いますが、個人主義が強く、観光業を街を上げて盛り上げるとかみんなで協力して何かをするといったことがなかなか成立しないので、観光客目線で見ると不便だったり、チグハグ感があったりという点は否めません。

ただ一番多い北ヨーロッパからの観光客も自分達で情報を選び能動的にバカンスを楽しむスタイルの個人旅行者なので、そこまで至れり尽くせりのおもてなしを期待していないとも言えるでしょう。ある意味「南イタリアらしさ」を求めて来る人々の期待を裏切らないとも言えると思います。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと、日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をし、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので、ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

4月27日-5月3日

■スープストックの運命を変えたカレーライスを食べてみた「スープストックは女の吉野家じゃない!」

ガジェット通信

https://getnews.jp/archives/3403813

■食べ放題で「1番コスパがいい/割に合わない」メニューは?焼肉よりもお得な“意外なネタ”

■〈ノーマ閉店に思う〉札幌『ル・ミュゼ・イデア』石井誠さんが考える「これからの働き方」

飲食ドットコム

https://www.inshokuten.com/foodist/article/6942/

■外食チェーン/48社・58業態で複数回の値上げを実施

流通ニュース

■イオン/いなげやを子会社化、関東で1兆円のスーパー連合へ

流通ニュース

■牛丼3社/3月既存店すき家13.4%増、吉野家7.4%増、松屋11.4%増

流通ニュース

■すかいらーく/東京都江東区に飲茶食べ放題「桃菜」3号店

流通ニュース

■串カツ田中/直営全店舗にオペレーション管理アプリ導入

流通ニュース

■コロワイドと協業「大戸屋」オリジナル商品を「Oisix おうちレストラン」で販売 オイシックス・ラ・大地

農業協同組合新聞

https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2023/04/230426-66327.php

■すし銚子丸・三鷹店 GW中の店内営業を休止 人手不足が原因 テイクアウト営業のみ

TBS NEWS DIG

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/455369

■パソナが「屋外型リゾートレストラン」オープン 社員が移り住む「淡路島」で

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/25/news087.html

■牛丼店にファミレスも…飲食チェーンの“新戦略” 女性客狙いのメニューや居心地良い店作り ミニサイズ展開も

日テレニュース

https://news.ntv.co.jp/category/economy/964797b6934443ecaae0e17ab4db2ca6

■早くも人気、山下公園の新名所 足湯に飲食、BBQも

カナロコ

https://www.kanaloco.jp/special/kikaku/minato/article-984733.html

■霜降りの松坂牛肉寿司も登場! 家族で楽しめる「肉祭 2023」が5/3から神奈川県・等々力緑地で開催

マイナビ子育て

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/27487

■行楽、外食のお供に和牛を 各社がGW向け新メニュー投入

日本農業新聞

https://www.agrinews.co.jp/economy/index/152360

■平日のランチ、働く男女はどんな「食べ方」をしているのか

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/28/news008.html

■導入進む配膳ロボット、最も抵抗感がないのは「シニア世代」 なぜ?

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/28/news062.html

■「初任給で食べたいもの」ランキング、1位は?

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/24/news047.html

■アルファクス・フード・Sは『AI配膳・案内ロボ』に期待集まり後場ストップ高

株式投資情報 総合 日本インタビュ新聞

http://media-ir.com/news/

■食べ放題「焼肉きんぐ」予約1カ月待ち なぜ人気は過熱する?

日経トレンディ

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00589/00028/

■日本デリバリー協会設立! ルールづくりとサプライチェーン構築目指す!

FOOD FUN!

https://foodfun.jp/archives/23261

■外食産業事業成長支援補助金の活用例「テイクアウト事業」

ザ オーナー

https://the-owner.jp/archives/13602

■2022年度CM好感度ランキング 3位「花王」、2位「日清食品」、1位は?

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/26/news127.html

■ファミリーレストラン/3月既存店すかいらーく26.6%増、サイゼリヤ17.2%増

流通ニュース

■ファミリーマート/足立CMOが語る「既存店売上19カ月連続前年超え」の舞台裏

流通ニュース

■ケンタッキーフライドチキン/1,200店舗目「ミーナ天神店」オープン

流通ニュース

■「餃子の王将」と「日高屋」がそろって復調宣言 ラーメン、ギョーザへの消費者の支持は本物か

M&A Online

https://maonline.jp/articles/ohsho_hiday20230429

■吉野家、昼なのにほぼワンオペ? 一部店舗が「人員不足で休業」貼り紙で話題

弁護士ドットコムニュース

https://www.bengo4.com/c_5/n_15972/

■吉野家が「牛丼とから揚げの店」を目指してる!? 並々ならぬやる気を見せている理由

ITmediaビジネスオンライン

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2305/02/news042.html

■マクドナルドが脱マスク 店員の任意に、ガストも

JIJI.COM

https://www.jiji.com/jc/article

■業種によっては対面の方がZOOMで何度も打ち合わせするよりも理解度が進むのは経験から明らかです。

どちらがいい悪いではなく、時と場合によってメリットデメリットがあります。

一つだけ言えるのは、人が動かなければ飲食業界は賑わうことが無いということではないでしょうか?

先日、東北からのお客様を交えて会食しましたが、そこは17:30から終電近くまで大賑わいでした。

美味しい店、特別感の有る店には既に人が戻ってきていると感じました。

社内外会議に関する企業の実態調査 アフターコロナ、社内会議は61.8%が「対面」に 社外との会議は「対面・オンライン」混在が5割超える

帝国データバンク

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p230409.html

■少々センシティブな話題です。

トランスジェンダーに対する世の中の理解は以前に比べだいぶ進んだと感じますし、私の周りでカミングアウトした人がいたとしても普通に交流しますし尊重します。

しかし、身体的な区別はある訳で、一方の女性たちが嫌がっていることを無視してまで、そちらの言い分を通すことが果たして社会通念上妥当なのかといえば違うと私は思います。

今回は会社内での事案ですが、不特定多数が利用する飲食店内のトイレの使用についてもいずれ騒動が持ち上がるかもしれません。

飲食店の皆さんはどう思われるのでしょうか。

トランスジェンダーのトイレ利用「制限」 判定見直しか

毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20230425/k00/00m/040/113000c

■Uberイーツはそもそもプラットフォーマーとしてのビジネスモデルでしたが、日本では労働組合が出来たりしてその形態を大きく変えざるをえなくなりました。

対抗する出前館も、当初自前の配達員で対応していましたが、市場規模の拡大で配達員の外注化にシフト。外注費は原価全体の8.6%→75.6%(2021年度)となりました。

これに多額の広告費がのしかかってきて赤字体質から抜け出せません。

コロナ渦で飲食店の売上維持に貢献したデリバリービジネスですが、私にはどこまで持ちこたえるのか見通しが読めません。

飲食店の利用手数料、配達代行手数料は商品代金の30%でありここの値上げは無理でしょうし、残るは配達員の品質劣化覚悟で手数料を下げるしかないのでしょうか。

「ルフィグループ」率いた渡辺優樹被告の父親を実家で直撃 母親は騒動直後から“夜逃げ”状態

日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com

■サイゼリヤ愛が強すぎる…笑ってしまいました。私も時々「サイゼリア」って呼んでいました…。

「サイゼリアじゃない」摘発続けて3年5か月 「サイゼリヤ警察」終了発表にネット衝撃…本人に聞いた決断の背景

J-CASTニュース

https://www.j-cast.com/2023/04/27460618.html?p=all

■福岡、佐賀で33店舗展開されている原野さんのお店ピザクック箱崎店がリニューアルオープンしました。

ピザクック

https://www.pizzacooc.com/

■ポートランド発のティーブランドSMITH TEAMAKERの体験型ポップアップストアが関西で初開催されます。

生涯を通してアメリカのティー文化の再興に尽力したスティーブン・スミスが2009年に創業した、ポートランド発のスペシャルティ・ティーブランド「SMITH TEAMAKER」が、阪急うめだ本店の「ワールド・ティー・フェスティバル2023」に初出店します。

世界各地から厳選した茶葉をブレンドした奥行きのある味わいという特徴を活かし、茶葉や原料の香りを実際に楽しみながら、お気に入りのティーを発見することができる体験型のポップアップストアになっているそうです。

文字で見るだけでは想像がしづらいフレーバーを、実際に試しながら選べるのは嬉しいですね!「体験型」だからこそ、ブランドの認知度もよりアップするように感じます。 【K】

ポートランド発のティーブランド・SMITH TEAMAKERの体験型ポップアップストアが関西に上陸! 人気のシグネチャーコレクションや初の店頭販売となる「オードトゥウィスキー」の販売も

2023年5月17日(水)-22日(月)期間限定開催・阪急うめだ本店で開催される、年に一度のお茶の祭典「ワールド・ティー・フェスティバル2023」に出店

東洋べバレッジ株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000101980.html

■東京・原宿のフルーツオレ専門店「The Label Fruit」4/29 リニューアルオープン

2021年にオープンした次世代フルーツオレ専門店「The Label Fruit(ラベルフルーツ)」がリニューアルし、新メニューが追加されます。

カラフルなフルーツオレが特徴で、今回のリニューアルで計7種類に。注文はWebアプリから行い、ベース(ミルク、ソイミルク、オーツミルク)やフルーツ増量などのトッピング、甘さなどをカスタマイズすることができます。

また、「ラベルフルーツ」という名前の通り、ボトルにはラベルが貼られており、このラベルに印刷する名前や色も指定できます。

Webアプリで注文するという仕組みは京都大学の学生も取り組んでいました。味の診断やアレルギー対応もしやすいということで、様々な場面で取り入れられそうですね。【M】

東京・原宿のフルーツオレ専門店がバージョンアップ!「The Label Fruit(ラベルフルーツ)」4/29 リニューアルオープン

新商品のフルーツタルトとセット購入でお得なキャンペーンも開始

ショーケースギグ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000010347.html

■橙と黄金唐辛子を使用した「enosco 江のスコ」が湘南の老舗スーパーで販売を開始します。

爽やかで風味豊かなこだわりの橙と、特有のパンチがありながら後引きがはやい黄金唐辛子を使用した、無添加・和の万能液体辛味調味料「enosco 江のスコ」の販売が、湘南の老舗スーパーSUZUKIYAなど複数店舗で開始します。

パッケージは現代浮世絵で江の島・湘南と商品をイメージした、なつかしさと現代が融合したイラストになっており、食べても見ても楽しめる商品になっているそうです。

鮮やかなブルーのパッケージは、湘南らしい爽やかさがありますね!和洋中どんな料理にも合うという点も、お土産にぴったりですね。 【K】

湘南・江ノ島『enosco 江のスコ』ゴールデンウィークより湘南の老舗スーパーSUZUKIYAさんなど複数店舗で販売開始のご案内。

こだわりの橙(だいだい)と黄金唐辛子を使用した無添加・和の液体万能辛味調味料。ちょい足し・がっつりつけて、さまざまなご使用方法でenoscoが食卓を盛り上げます。クセになる旨さに注意!!

合同会社 eno島

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000117649.html

■老舗和菓子屋が手がける芋スイーツ専門店「芋をかし」

昨年、下北沢にオープンした「をかしなお芋 “芋をかし” 下北沢」がリニューアルし、新商品が販売開始されます。

新メニューは食べ歩きにピッタリなカップ入りクレープや、お芋のラテ「飲む焼き芋」にカヌレを乗せたものなどの新感覚スイーツ。

老舗和菓子屋「大三萬年堂HANARE」が監修していますが、和と洋をうまく融合させておしゃれで爽やかに仕上げています!【M】

お芋をディぷる!?をかしな新メニューでリニューアルオープン! 話題の大人気芋スイーツ専門店「をかしなお芋 “芋をかし” 下北沢」から初夏のおでかけにぴったりな新メニューが 2023年5月1日販売開始

It Wokashi株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000120510.html

■Z世代にフォーカスした「ネオ焼肉ふたご」が渋谷にオープン

国内外で100店舗を展開する「大阪焼肉・ホルモンふたご」が、Z世代の “ネオブーム” に注目した実験店舗「ネオ焼肉ふたご」をオープン。

ネオ居酒屋やネオ酒場に見られるネオブームは、若い女性をターゲットにした内外装やメニューで、SNSでシェアしたくなるようなオシャレさ、かわいさが特徴です。

焼肉ふたごでも、Z世代の社員チームによるリサーチや、インフルエンサーとコラボしたメニュー開発など、半年以上かけて店舗づくりをしてきました。

オープンは5月25日。SNSでどんな反響があるか楽しみですね!【M】

国内外で100店舗を展開する「大阪焼肉・ホルモンふたご」ネオブームに着目!Z世代にフォーカスした初の実験店舗「ネオ焼肉ふたご」が5月25日に渋谷にオープン決定!

話題のZ世代インフルエンサー「ましましゅろん」・韓国人インフルエンサー「ちせ」ともコラボ!

株式会社FTG Company

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000019564.html

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

すかいらーくグループ新業態 飲茶テラス桃菜その2

 先週、スカイラークグループの新業態飲茶テラス桃菜2号店の報告をしました。なかなかの繁盛店ですが、これが飲茶だと思ってしまうのは困るのでちょっと補足します。

画像

https://www.facebook.com/photo?fbid=6166475900095860&set=pcb.6166479270095523

 飲茶テラス桃菜、食べ放題ですが、1皿のポーションサイズが小さく貧弱なこと、焼き物メニューや料理も少ない、しめの掛ご飯や麺が少ないことです。日本料理のマナーではもったいないと食べ残しを嫌うのですが、中国人の食事接待ではテーブルの上に一杯の料理を並べ、余るのが満足感の表明です。

 飲茶は土日に友人たちと歓談しながらのブランチです。香港や私の好きなサンフランシスコの飲茶は、平日は夕食に料理をだす大型料理店が、土日の昼にブランチとして提供します。100品目を超える点心をワゴンで次々と運んできます。

軽い点心と一緒にお茶をゆっくり飲みながら友人家族と歓談し、さらに料理を数品とって、締めに中華そばや、かけご飯を食べます。帰りに余った料理を持ち帰り、夜に軽く食べます。人気店の繁盛ぶりはすごいのです。点心が飛ぶように売れていきます。

 日本でもワゴンで運ぶ飲茶が開店しましたが成功しませんでした。ワゴンで大量に運んでも日本人はそんなに食べないので、廃棄が多くなるからです。最近日本で人気の飲茶はワゴンでなく注文で作るので無駄がなくおいしいのです。

 5年ほど前に日本に進出して現在の飲茶人気に火をつけたのが、W.D.Iが提携して日比谷ミッドタウン前のゴジラ広場に出したティム・ホウワンで、現在新宿にも出して大人気です。

ティム・ホウワン公式HP

https://timhowan.jp/

ティム・ホウワン画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=5611016062308516&set=pcb.5611017438975045

 ティム・ホー・ワン(WDI経営)の大成功を見て出店したのが、高級な二重橋スクエアービルのヤウメイ(アイエムエムフードサービス 株式会社経営)です。

アイエムエムフードサービス 株式会社はよりカジュアルな飲茶業態ダンプリングタイムを、渋谷ヒカリエに出店していますので訪問。ヤウメイの半分くらいの価格のリーズナブルな点心の店。なかなかきれいで眺めが良いお店です。

席も80席くらいあるのでゆったりと座れます。女性向けのお店ですね。ちょっとした欠点は、小籠包の皮が硬いし、ご飯ものが無いし、麺の種類が少なすぎ(汁なし麺しかありません)ということでしょうね。同行のスタッフの子供はご飯が食べたいというので、コンビニおにぎりを調達して食べさせました。

 インスタ映えのする大きな小籠包にストローを刺して汁を飲むスタイルは面白いのですが、蒸し時間が長いためか、皮がカチカチなのが残念です。普通の小さな小籠包も、食べやすくするためか、金属製の小さな皿にのせているので却って食べにくいのです。

小籠包に関しては鼎泰豊に大きく負けています。頑張れ。美味しかったのは野菜メニューですね。和えているソースが美味しいですね。

 このヒカリエの6,7階のレストラン街はほとんど入れ替わって、女性向けのお店が増えましたが、日曜日の4時に訪問時はダンプリングタイムはガラガラでした。女性向けのフルーツのお店(満席)やイタリアンのお店は人気があるのに。

ダンプリングタイム公式HP

http://immfoodservice.com/shops/dumplingtimejp/

ダンプリングタイム画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2081295885280569&set=pcb.2081296638613827&type=3&theater

シェアーした画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2447845771909753&set=pcb.2447846265243037&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2036718569752863&set=pcb.2036722129752507&type=3&theater

ティム・ホー・ワン公式HP

http://timhowan.jp/menu/

ティム・ホー・ワン画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1732660723477422&set=pcb.1732661700143991&type=3&theater

ヤウメイ公式HP

YAUMAY

点心専門店”YAUMAY”二重橋スクエアに出店。

ヤウメイ画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2008044082605750&set=pcb.2008044755939016&type=3&theater

その人気につれられて開業したのが、台湾飲茶のフージンツリー コレド室町店です。

https://fujintree.jp/location/

 上記の飲茶の4店は飲茶に絞った店で、あまり料理はありません。ヤウメイは北京ダックなどの少ない料理を出していますが。

実はこんな業態は、本場香港や、サンフランシスコ(ダンプリングタイムはサンフランシスコにあるようですが、中華料理になじみない白人向けのお店でしょう)やニューヨークの中華街や、日本の横浜・神戸の中華街にもありません。中華料理の調理師と飲茶を作る点心師は技術が異なるのです。調理師と点心師を雇っているお店は、大きな店になります。

 今回は私の大好きな飲茶の店を紹介しましょう。

1)一番好きなのはサンフランシスコの空港そばのHong Kong Flower Lounge Restaurant (香港香滿樓海鮮酒家 )です。東京を日曜日に出て現地時間の日曜日昼前に到着し、すぐに飲茶を楽しんで時差を調整します。3層の大型店でミシュラン一つ星です。

情報HP

https://sf.eater.com/2023/1/3/23537319/hong-kong-flower-lounge-millbrae-restaurant-closed

ユーザー評価

https://ameblo.jp/fromfl/entry-12473754179.html

2)日本では横浜中華街の菜香が一番ですね。

 本格的な飲茶レストランは横浜中華街の菜香です。腸粉は今一歩ですが、料理が豊富です。

鼎泰豊は豊富な具材の小籠包と小皿料理に、チャーハンや麺を楽しめます。鼎泰豊は高島屋の外食子会社が運営しているので、店舗数が全国の20店舗ほどと多くお勧めです(グループの香港飲茶の糖朝も美味しいです)。

点心は小籠包が中心で、あとは、焼きと蒸し餃子、シュウマイ、大根餅、春巻きと少ないのですが、前菜に蒸し鶏、クラゲ、腸詰め、揚げ物、野菜炒め、などがあります。〆には粽、豊富な麺、名物の炒飯と充実しています。

菜香公式HP

トップページ

菜香画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1958453240898168&set=pcb.1958453954231430&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1836438536432973&set=pcb.1836439299766230&type=3&theater

3)日本で2番目が麻布十番の富麗華

 中国飯店六本木店、三田店、市ヶ谷店、等の高級店を東京都内に展開している、創立40年の歴史をもつ中国飯店グループの旗艦店です。

六本木エリアで長年運営しているので芸能人などのファンが多いですね。内装も立派ですし、広東料理もおいしいですよ。夜はかなり高額ですので私はランチ利用です。高額なお店ですがこのコロナ下、個室があるので良いですね。一階では安い飲茶のコースを食べれるのですが、私のおすすめは6,000円の北京ダックコースです。

中国飯店グループの旗艦店。開業後20年くらい経つけれど健在です。ここは、1階が一般席、2階以上が個室です。個室は6,000円以上のコースです。6,000円の北京ダックコースがおすすめで問題ありません。

公式HP

https://www.chuugokuhanten.com/store/fureika.html

画像

https://www.facebook.com/photo?fbid=3345579385518873&set=pcb.3345580865518725
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5436276563115801&set=pcb.5436277849782339

4)鼎泰豊

 20年前からあるのが台湾から来た鼎泰豊ディンタイフォンです。高島屋が経営し、百貨店を中心に20店舗近くを展開しています。海外からの店は最初はよいのですがだんだん現地化するのですが、鼎泰豊は本部の指導がきちんとして料理の味を維持しています。

台湾の本店で食べるべきものは、小籠包、パラっと炒めるチャーハン、そして烏骨鶏のスープです。

私は本店のこのスープが好きですが、日本のスープは1号店の新宿高島屋の最初はよかったのですが、多店舗展開につれ、セントラルキッチンでの調理移行のためか塩分が強くなりました。注文しても塩分は落とせませんでしたが、数年後塩分が下がり本店並みになりました。でも烏骨鶏だけは無理ですが。

鼎泰豊公式HP

http://d.rt-c.co.jp/

鼎泰豊画像

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1671553416254820&set=pcb.1671553529588142&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo/?fbid=6094470797296371&set=pcb.6094472200629564

5)リップスティック

 そしてちょっと小さいですが、蒲田のリップスティックです。

オーナーシェフの欧さんは香港で料理と飲茶の技術を習得しているのです。私が飲茶で評価するのは、腸紛(海老やチャーシューを無米粉の皮で包み蒸したもの)です。海老クレープとも呼ばれます。

この腸粉を注文してすぐ出す店は作り置きです。リップスティックは注文後丁寧に作るので30分ほどかかります。また欧さんでないと形が崩れてしまいます。

ここで私が注文するのは、海老腸紛と蒸した海老餃子(ハーカオ)、蟹味噌の鱶鰭スープ、シンガポールビーフン、マンゴープリンです。ランチ時には美味しい定食を安価に楽しめます。コース料理でも4,000円台からあり、1万円も出せば最高の料理が出ます。

公式HP

https://www.lipstick-kamata.com/

リップスティック画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=6065390110204440&set=pcb.6065390896871028
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2059768197433338&set=pcb.2059769424099882&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1816963585047135&set=pcb.1816964051713755&type=3&theater

最新の特選3店をご紹介しましょう

1)池袋江記

 ミニ中華街は池袋北口に多かったけれど、最近は西口の繁華街のロマンス通りに進出しています。ここは香港の海鮮鍋でコラーゲンたっぷりで美容に良いとの触れ込みです。売り物は花膠『はなにかわ』という大型の淡水魚の胃袋を乾燥させたものの鍋です。コラーゲンがフカヒレの2倍も含まれているとのこと。4,800円(税込)トッピングのえびすり身が香りよく美味しかったですね。

 海底楼よりスープにコクがあって美味しいですね。私の大好物の海老腸粉などの点心も焼豚などの焼き物も豊富でよいですね。皮付きの豚肉のローストが最高でした。焼き物では香港式ローストダックや豚の丸焼きもあります。

池袋ミニ中華街の江記。あまりおいしくて2週連続訪問です。香港鍋が売り物ですが、点心も美味しいし、大型の中国窯を備えており、鴨、鳥、豚の、焼き物が美味しいのです。子豚の丸焼きもあります。私の好物は皮付き豚のローストと鴨の焼物、蝦腸粉。

https://www.hotpepper.jp/strJ003473061/

画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=6175005565909560&set=pcb.6175007149242735
https://www.hotpepper.jp/strJ003473061/

2)上野の飲茶 粤港美食

上野・湯島界隈に香港料理や飲茶、点心の店が増えていますね。粤港美食 は神保町に2店、上野に1店あります。

https://www.cantondishes.com/
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13261074/
https://etsukoubisyokuueno.owst.jp/?lad_media=lis_yahoo&yclid=YSS.1001277015.EAIaIQobChMInfqpk-Sh_gIVTqaWCh3vBQgDEAAYAyAAEgL3ivD_BwE&dspn=iHTq0yz5OJa8PHaIk_JxncRTwht9SAfXf2wq2KVRvVCTp-QE67au18c7EE_dYRLSRy9UTNRZiAbm0Dxtn0qe6P_vQbvBrzMu-CEoyJb2Hus

画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=5773085092768278&set=pcb.5773087529434701
https://www.facebook.com/photo/?fbid=6132693166807467&set=pcb.6132695600140557

3)代々木の香港飲茶 点心厨房。

 シェフが変わったようで普通の味わいでした。メニューが少ないですね。飲茶は点心を楽しんだ後、肉料理や麺やかけご飯を楽しむのですがちょっと少ないかな?でも、もう3店にもなっています。

https://akr1659060178.owst.jp/
https://forbesjapan.com/articles/detail/43960
https://gourmetpress.net/200993/

画像

https://www.facebook.com/photo/?fbid=5237254143018045&set=pcb.5237255956351197

以上

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者として活躍され、2023年3月末で定年退職。1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながら閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #1127 2023/4/27

飲食業界ニュースまとめ #1128 2023/4/28

https://note.com/kassie/n/ne89dbaa2ddee

飲食業界ニュースまとめ #1129 2023/4/29

https://note.com/kassie/n/ne5b2c5235e48

飲食業界ニュースまとめ #1130 2023/4/30

https://note.com/kassie/n/nfcb77bdb460c

飲食業界ニュースまとめ #1131 2023/5/1

https://note.com/kassie/n/na7d280eac440

飲食業界ニュースまとめ #1132 2023/5/2

https://note.com/kassie/n/n64bd1f89994c

飲食業界ニュースまとめ #1133 2023/5/3

https://note.com/kassie/n/n9b6f8ed67a6e

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

日本食糧新聞社

https://info.nissyoku.co.jp/

プロの視点(日本食糧新聞社)

https://news.nissyoku.co.jp/column

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

日本能率協会展示会(FOODEX、HCJ他)

https://www.jma.or.jp/website/exhibition.html

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

NRN紙

http://www.nrn.com/

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発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子、金子佐和美

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と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

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