外食ニュースクリップ「サブウエイ」(商業界 月刊コンビニ2011年6月号)

世界最大手のファスト・フード サブウエイ

リーマンショックや東日本大震災の影響で不振状態の外食だが、急速に店舗展開している外食業がある。筆者は平日には3つの大学の学生食堂でランチを食べることが多い。学生食堂は低価格だが、カツ丼やカレーライス、ラーメン、等のボリュームたっぷりだが油っぽい料理が多いので辟易とすることがある。また、選択肢が少なくランチ時には客席が足りないと言う欠点があるが、時間をずらすとうっかりすると営業が終了して食べ損なってしまう。
しかし、数年前より大学の学生食堂に変化が出てきている。その1つがコンビニの登場だ。コンビニの弁当やサンドイッチ、サラダ、などは待たずに買えるし、営業時間が長いので便利だ。そして昨年には杏林大学八王子キャンパスに、今年は立教大学新座キャンパスにサンドイッチのサブウエイが進出した。健康的な野菜をたっぷり入れたサンドイッチを食べると体に良いような感じがするし、何より営業時間が長いので食べ損なうことがないので助かる。
サブウェイは今年の3月に、ハンバーガーチェーンのマクドナルドを抜き、世界で最も店舗数が多いファストフードチェーンになっている。日本ではしばらく低迷していると思ったが、昨年10月に200店舗を超え、今年3月には242店舗と急成長している。その原動力の一つが競合の少ない大学などへの進出のようだ。米国の大学を見学してみても必ずサブウエイがあり、学生に人気がある。米国では1万人に1店舗の店舗展開をしており、コンビニに最も近い商圏人口で成り立つ外食企業となっている。

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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