外食ニュースクリップ「低価格とは一線を画すカジュアルレストラン ブロンコビリー」(商業界 月刊コンビニ2010年12月号)

ロイヤル撤退跡地にブロンコビリーと言うハンバーグレストランが開業した。入り口正面の冷蔵ショーケースには美味しそうなステーキ肉が陳列してあり、その後ろにはオープンキッチンが広がっている。
キッチンでは分厚い木の蓋をした大釜で魚沼産のコシヒカリを、蒸気を吹き上げて炊いている。中央の炭焼きグリルでは、ハンバーグや、ステーキがジュージューと音を立てながら焼きあげられている。客席に案内される途中には目立つように10数種類の新鮮な野菜とフルーツなどを盛り付けたサラダバーとカラフルなドリンクバーがある。
期待感に胸を膨らませて白と赤のチェックのテーブルクロスをかけたテーブルに着く。注文をとる従業員はしゃがんで顧客と同じ目線になるようにする。
メニューはハンバーグとステーキだ。ハンバーグランチ170gはサラダバー、大かまどご飯、スープがついて税込1050円。サーロインステーキは160gで大かまどご飯とスープがついて1155円、それにサラダバーがつくと+360円だ。ステーキは最大640g3339円まである。
熱々の鉄板に乗せた俵状のハンバーグがジュージューと音を立てて運ばれてくる。それを従業員が目の前でカットし、まだ赤い肉の面を熱々の鉄板につけて火を通しソースをかけ、蒸気と香りを振りまく。
訪問したのは日曜日のランチであった。客席には家族連れ、特に祖父夫婦、若夫婦、子供の3世代が目立つ、家族団欒の場となっている。ファミリーレストランと言うより、カジュアルレストランと呼んでよい楽しい業態だ。

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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