外食ニュースクリップ「ワインバー ぶーみんヴィノム」(商業界 月刊コンビニ2011年10月号)

2月に銀座からちょっと裏に入った新富町に開業して人気上昇中のワインバー・ぶーみんヴィノムと言うお店がある。ワインバーが多く開店し人気のエリアに参入したのはシェアハピネスの白根さん。東日本フードサービスで、長年、商品開発や新業態企画業務に従事していた白根さんと、モスバーガーで商品開発に従事し、直近では東南アジアのモスバーガー店舗の商品開発を行って来た飯田さんと組んで創り上げたお店だ。
飯田さんはモスバーガーに入社前は航空会社の客室乗務員として世界を飛びながら食べ歩き、インドにも2年ほど住んだ経験もあり、「空飛ぶ胃袋」と言う異名を持つ。メイン料理の豚は飯田さんお気に入り池袋の豚肉料理店「BOOMIN」を経営する栗原さんが指導する。店舗は小型だが外食プロ3人のノウハウが集結した本格的なお店だ。
飯田さんの見事な盛り付けの世界の惣菜や最高級のイベリコ豚の生ハムを前菜に、手頃な価格の美味しいワインを楽しみ、締めにボリュームたっぷりの豚料理をいただく。ワインバーと言いながらしっかりとした料理を出す意欲的な店舗だ。
外食バブルの数年前であれば、投資家がバックアップして大型の大繁盛店を作り上げていただろうが、現在の経済状況の中で自分たちの資本力とノウハウで堅実なお店を作るようになっている。その分、消費者の懐にも優しく美味しい料理とワインを楽しめるようになっているようだ。また、店舗経営の他にも新業態開発や新商品開発のコンサルティングを行う。白根さんや飯田さんの開発した新業態や料理を色々な場所で知らずに利用するようになるかもしれない。

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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