外食ニュースクリップ「JR山手線の駅も個性的なお店が池袋駅構内のカレー屋Camp」(商業界 月刊コンビニ2011年4月号)

駅構内を通過する人は東京駅で新幹線を利用する人と違い、急いでいるので、提供する食事は簡単な立ち食い蕎麦やカレーライス、コンビニのニューズデーなどが多かった。
しかし、JR東日本は東京駅のグランスタだけでなく、山手線駅全体の個性化に取り組んでいる。池袋駅構内に日本レストランエンタプライズ(NRE・元日本食堂)がスパイスと言う店名で、600円から800円程度のリーズナブルな価格帯のカレーを販売していた。その店舗を昨年8月に代々木にあるカレーハウスのCampと提携してCamp Expressと言う店名で新装オープンした。
改装したCamp Expressは名前の通りキャンプ場で食べるカレーがテーマで、従業員の制服や店内内装はサファリスタイル、メニュー名もキャンプ風。料理のキャッチフレーズは「野菜を食べるカレーcamp express池袋店」だ。店内はキャンプで食べるカレーライスの雰囲気が一杯だ。注文すると、目の前の厨房で1人分ずつ生野菜から炒めてカレーのルーに混ぜて調理する。
一番人気はという質問をしたら「一日分の野菜カレー」990円を薦められ、トッピングに鶏手羽煮込み150円を追加注文。野菜が350g以上入っているボリュームたっぷりの料理だ。カレーを入れる容器も鋳鉄の鍋を使い野菜が山盛りになっており、スプーンは小型キャンプで食べるような雰囲気を演出している。
価格帯は最低で890円、一番高いのはバーべキューカレーで1390円とカレー専門店並みの価格帯だ。以前のスパイスの時には男性中心だったが、Campになってから価格が高いにも関わらず女性客が増え、訪問時は半々だった。以前は空いている時間が多かったが改装後は満席状態が続いている。駅構内のレストランも個性的なお店に変身を始めているのだ。
http://www.nre.co.jp/news/obj/file/000/038/100805-1419_pdf.pdf
http://ikebukuro.areablog.jp/blog/1000002163/p10288178c.html

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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