Apple Watch Series 8 ULTRA

レストランチェック

 毎年、9月から10月は貧乏になります。かじりかけのリンゴ(アップル)から、iPhoneなどが販売されるからです。好奇心が強い私は、思わず買ってしまいます。

80年代に米国に2年ほど駐在時に、アップル本社が見えるクパティーノ市に住んでいて馴染みのあるブランドです。でも私は帰国後ウインドウズ・パソコンで馴染み。アップル製品にはなじみが少なかったのです。

それが変わったのが10年前に病に倒れ、言語障害になり、スマホやタブレットが必需品になったのです。

 最初はiPhone5からスタートし、iPad、アップルウオッチと増えていきました。

今回はApple Watch Series 8 ULTRAとiPhone 14 pro max、にしました。Apple WatchはiPhoneと同じく5から買い始めました。Apple Watchは5から時計になったからです。時計とは常時表示しなくてはいけないからです。

 アップルは新製品を未成熟の時から平気で出して、5年ほどかけて熟成させるのです。

Apple Watchは今では必需品です。理由はiPhoneが重くなり常時携帯できずカバンに入れ、音や振動に気が付かず、大事な電話に出れなくなったからです。

14 pro maxはなんと249gもあるのです。常時持って歩くには180gまでですね。また、face idとなったのですが、コロナ禍のマスクで認証ができなくなったのですが、Apple Watchをしていれば認証できるようになったからでもあります。

 Apple Watchは便利ですが一つ欠点があります。小型のため、電池が持たないのです。

一応18時間持つといいますが、1日使うにはちょっと心細いのです。そのため、Apple Watch Series 7まで2台を使っていました。古いウォッチを夜用に使い、新しいのを昼用とちょっと贅沢な使い方です。それを解決したのが、Apple Watch Series 8 ULTRAで30時間持ちます。夕方食事と風呂の間に充電すれば1日持ちます。7シリーズまで毎年バッテリー持ちを改善しています。

バッテリーの消耗は何もしていなければ、昼で1時間3%、夜で1時間2%消耗ですが、ULTRAは昼2%、夜1.2%の消費と格段に向上です。

ただ音楽聞いたり、スポーツ計測時にはもっと消費します。

 Apple Watchは2015年に発売されたのですが、当初アップルは迷いがありました。スイスの高級機械式時計を意識したのです。

そこで発売前にバーバリーの幹部をスカウトし、ファッショナブルなデザイン、機能、包装、などを研究・模索しました。そのため当初のモデルには、ゴールドやセラミックという素材を使った100万円台の製品を作りました。

しかしやがて、健康管理、運動管理(アスリート向けさまざまなワークアウト機能を備え)の分野にスイッチしていきます。今では脈拍、血中酸素濃度、心拍機能、体温をチェックできるようになりました。

現在の情報では、血糖値と血圧計測を計測できるように研究開発中です。また、Apple Watch Series 8から、車運転中の衝突時の緊急速報ができるようになるなど、ファッショナブルな時計から、健康や安全を守る必需品に変化をしています。

 今回のApple Watch Series 8 ULTRAはよくできていますが、素材にチタンを使ったため13万円もします。Apple Watch Series 7まではステンレス製で8万円くらいですから、ちょっと高いですね。

おすすめはApple Watch Series 8のセルラー・ステンレス製ですね。安いアルミボディは、風防ガラスが硬いサファイヤクリスタル出なくちょっと傷つきやすいし、アルミボディがちょっとざらついていて、色が良くないのです。

 画面はいろいろ選べるのですが、私はコンプリケーションが8つ選べる画面を2つ用意しています。(コンプリケーションとは日本語で「複雑」という意味だが、時計関連の用語としては、「時計の中に高度な技術が込められている時計」のことをさす)。

ULTRAの新しい機能として、側面にアクションスイッチというボタンを用意しています。私はマクドナルド時代、機器開発を趣味にしていたので、ストップウオッチ付きのクロノグラフを使っていました。

アップルウオッチにもストップウオッチ機能があるのですが、画面を選び、ストップウオッチ機能を選択し、計測開始と3ステップ室用と面倒くさいのです。側面にアクションスイッチにストップウオッチ機能を割り当てると、ワンアクションで計測開始できます。

 アップルのすごいのは、自慢げに機能を喧伝しないことです。ちょっとしたことですが、コロナ禍で便利なのは手洗い時間20秒表示です。7までは手洗い時間が20秒経過すると画面表示で教えてくれるのですが、手洗い中画面見にくいのです。

ULTRAでは20秒経過すると振動して教えてくれます。こんな些細な進化も着実にしています。

Apple Watch 歴代比較

 電池持ちが間違っていますが。

発表会の様子

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2209/10/news046.html

製品比較

電池持ち

 Apple Watch Ultraのバッテリー容量、Series 8より72%大きく、最大60時間のスタミナを実現

丈夫さ

健康

 トレッキング

https://www.techno-edge.net/article/2022/09/09/267.html

運動

 ダイビング

https://japan.cnet.com/article/35193874/
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40862

使い方

https://ascii.jp/elem/000/004/106/4106271/

製品情報

https://ascii.jp/elem/000/004/104/4104903/
https://dime.jp/genre/1461387/
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1439524.html
https://gigazine.net/news/20220922-apple-watch-ultra-media-review/

公式HP

https://www.apple.com/jp/shop/buy-watch/apple-watch-ultra?afid=p238%7Cj93YldPV-dc_mtid_2092567642642&cid=wwa-jp-kwyh-watch–WatchFamily–

以上

王利彰(おう・としあき)

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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