「豊な空間と癒し」水戸屋で過ごす休日 〈ホテルニュー水戸屋〉

立教大学生インタビュー

※武蔵野美術大学 高さんのレポートです。

仙台の秋保温泉は、兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉とならぶ日本三大御湯(皇室の御料温泉)のひとつです。仙台駅からバスで約30分、名取川の上流にある温泉地で、開湯1400年の古い歴史があり、奥座敷として賑わいのある大きな温泉街です。

8月末、秋保温泉のホテルニュー水戸屋で贅沢な一日を過ごしました。今でもその余韻が残っています。

旅館内の日本庭園

「お部屋」

お部屋に入ってすぐ、思わず “広い!”と声を出してしまいました。スタンダードの一般客室なのに、自宅のような広々とした居心地のいい空間でした。とても大きなホテルで、他の部屋タイプは広々とした和洋室、特別室、半露天風呂付き客室も選択できます。若いカップルの記念日旅行から、お子様連れの家族旅行まで、幅広い年齢層に対応したお部屋がありました。

「温泉」

水戸屋には3つの大浴場と16趣の湯巡りが楽しめます。夕食前、夕食後、翌朝などの時間帯で、入浴できる大浴場が変わるので、さまざまな温泉をたっぷりと体験できました。自然を感じられる岩風呂、充実した内風呂、外気を感じられる満月風呂、そして1人ずつ楽しめる陶器風呂など、楽しくて癒される湯巡りでした。個人的には、朝の露天風呂が一番お気に入りでした。新鮮な空気を吸いながら、朝から良い気分に浸ることができました。

「お料理」

夕食は郷土の素材を盛り込んだ会席料理です。秋保温泉は海、山が近くにあります。地域の食材を使って丁寧に作られた旬の海の幸、山の幸の料理を存分に味わうことができました。特に、黒毛和牛しゃぶしゃぶや、鯛うー麺とパティシエ特製のマンゴープリンがとても美味しかったです。朝食はバイキングの形式で、和洋約30種類以上のメニューがありました。日本庭園を眺めながら、お刺身、ずんだ餅、釜飯など様々な宮城の美食をいただきました。

夕食のお品書き
バイキング式の朝食

「施設」

秋保温泉への旅がより思い出深くなるように、水戸屋では豊富な施設がありました。庭園、カフェ、美術館、売店、朝市、プール、カラオケ、卓球台などです。私が一番気に入ったのは、四季折々の表情を眺めることが出来る日本庭園です。美しく涼しげな緑と池で泳ぐ魚を眺めながら、ゆったりと自然と親しむ特別な時間を過ごしました。インターン生3人で温泉後に卓球をしたのも楽しい思い出になりました。

別館に向かう小道
浴衣で卓球

「周辺散策」

ホテルニュー水戸屋の周辺には、観光地がたくさんあります。「秋保工芸の里」で、伝統工芸の職人たちが、9つの工房で丹精こめた作品を展示しています。コマやお箸、こけしの絵付けを体験することもできます。「秋保大滝」では、川沿いに遊歩道があり、豪快な滝を間近で楽しむことができます。

ホテルニュー水戸屋は、私にたくさんの初めての体験を与えてくれました。こちらの旅館の楽しみ方はまだまだあるので、私はぜひ再訪して、様々な体験をしてみたいです。そして、コロナが終わり、家族を連れて日本の温泉旅館の文化に触れられる日を楽しみにしています。

〈ホテルニュー水戸屋〉

住所:〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師102

https://www.mitoya-group.co.jp/

関連記事

メールマガジン会員募集

食のオンラインサロン

ランキング

  1. 1

    「ダンキンドーナツ撤退が意味するもの–何が原因だったのか、そこから何を学ぶべきか」(オフィス2020 AIM)

  2. 2

    マックのマニュアル 07

  3. 3

    マクドナルド 調理機器技術50年史<前編>

アーカイブ

食のオンラインサロン

TOP