久留米市のほぼ中心にある中央公園は、陸上競技場や体育館、野球場などの運動公園と、鳥類センターという鳥にフォーカスした動物園。流水プール。プラネタリウムがメインの青少年科学館があります。近くにはブリヂストンの創業家が寄贈した、美術館、図書館もあり文化、運動を統合した公園エリアです。
その中心になる、中央公園は、豊福知徳氏の彫刻作品である大噴水が真ん中にある大芝生広場です。
広大な公園は、他の施設と比べると人口密度は低い、よく言えば広々と気持ちの良い場所でした。
その公園をもっと有効活用しようと、久留米市で初のパークPFIを使った施設が7月2日にオープンしました。
地元福岡、久留米で、ボウリング場やアイススケート、トレーニングジム、さらに飲食店などを展開している高橋株式会社が運営しています。
公園の北側に、ガラスを多用した木造平屋建ての施設が出来ています。中にはトレーニングジム、公園ランをする人のレンタルロッカー。そしてカフェが併設されています。
カフェのメニューを監修したのが、田主丸町のレストランスプーンの井上シェフ(何度も、このコラムに登場していますね。) パニーニやスープがメニューに並んでいます。また、そして、こちらも良く話題にしてきた九州パンケーキがスイーツとして提供されます。家族連れ、子育て世代の多い公園で人気が出ると思います。
カフェは4方向が開いています。公園と一体になって活用されていくでしょう。
クルメル プレスリリース
高橋株式会社
1937年繊維業で創業。“事業創造カンパニー”をコンセプトに掲げ、「スポーツガーデン」「スポーツクラブエスタ」などスポーツ・レジャー、フィットネス、外食、不動産、農業の分野で、国内、海外の26拠点にて事業を展開。ひとつの分野にとらわれず、社内外からビジネスの種を持ち寄り、時代の変化やニーズに即した新たな事業を創っています。
プレスリリース
http://tkgroup.co.jp/news/wp-content/uploads/2022/06/20220616_pressrelease.pdf
さて、今回の事業で活用されているPark-PFI(Park-Private Finance Initiative)とは、公園に施設を設置して運営する民間事業者を公募により選定する制度です。
この制度は、公園に民間の優良な投資を誘導することで、管理者の財政負担を軽減しつつ公園の質や利便性を向上させることを目的にしています。(ウィキペディア(Wikipedia)
公募設置管理制度(Park-PFI)について 国土交通省 都市局
福岡市では、Billsがテナントとして人気を集めている『福岡市水上公園 シップスガーデン』や
海の中道海浜公園のグランピング施設である、『光と風の広場(滞在型レクリエーション拠点)』があります。