東京都の国立市で400年、お米や季節の野菜を育てている「西野農園」の田んぼで、お米作りや農業について楽しみながら学んでいく「東京お米サロン」。
3月にキックオフし、オンラインとリアルを織り交ぜながら開催してきた本サロンの第5回目、今回のイベントは「田植え」でした!
前日はゲリラ豪雨もあり不安定な天気でしたが、当日は快晴!絶好の田植え日和でした。
まず始めに、調布市の山田屋本店の六代目、五つ星お米マイスターである秋沢毬衣さんと、西野農園の13代目である西野耕太さんから、お米や田植えの方法について教わりました。
お茶碗1杯分のご飯には約3000粒のお米が入ってること、その3000粒のお米は苗3株分であること、1か月ほど育てた苗を田植えすることなどのお話をお聞きし、ついに田んぼに入ります!
参加者は1列になり、30㎝の間隔をあけながら、後ろ向きに植えていきます。
「どれ位の深さまで植えるの?」
「そこ、植えた?」
「足跡を均してくださーい!」
など皆さんで声を掛け合い、楽しみながら、12列ほど手植えを行いました。
広い田んぼの内の、ほんの数列の手植えでも、田植えの大変さを感じることができました。
近くの小川で手足を洗い、最後に近くの城山公園で参加者同士お話をしながら昼食をいただきました。
お昼ごろまでの短い時間でのイベントでしたが、田植えの大変さを知る経験ができたというご感想や、田んぼに入り感触を楽しむ笑顔もたくさん見ることができ、とても貴重で、有意義な時間となりました。
「東京お米サロン」の次回のリアルでのイベントは、10月の「稲刈り」となっていますが、今後もオンラインにて、「ぬか床」や「江戸の出汁文化」などについても学んでいきます。
東京のお米について考えるきっかけに、ぜひ「東京お米サロン」の活動をチェックしてみてください!サロンへのご参加もお待ちしています。 【K】
※次回は7月17日(日)21:00〜
究極の朝食に向けて「ぬか床教室」(河村屋)
究極の東京の朝食を作るために、江戸時代から続く老舗漬物屋さんに習います。
初心者から、中上級者までご参加いただけるイベントです。