weekly Food104 Magazine 2022年3月16日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しております。

https://www.food104.com/発行人の王利彰は、

その他に2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、

新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、

F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えておりました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、

韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、

会津大学・短期大学等でも非常勤講師をしておりました。

2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

**************************************************************

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【ウクライナ支援マカロン】

久留米市に友人が来て、一番に案内したいと思うレストラン「スプーン」。

このコラムでも何度か紹介しました。地元の野菜をふんだんに使ったサラダが抜群に美味しいフレンチレストランです。

ただでさえ田主丸の山の上という不利な場所にあるのに、ここ数年はコロナ禍の影響を受けて、営業時間の制限があり、厳しい経営を強いられています。

それでも、知恵と工夫で乗り切っていく姿勢には関心していました。

営業自粛がスタートして間もなく、バスクチーズケーキをはじめとした通販サイトを立ち上げ、地元の規格外の野菜を使ったスープや、同じく規格外の柿のジャムなど、付き合いのある野菜農家、果物農家を支える製品を販売してきました。

基本は井上シェフひとりで切り盛りするレストランですから、通販の規模も小さいものですが、無駄になりそうな野菜や果物が製品になっていくのは素晴らしい成果だと思います。また、これが美味しいのです。

現在はフレンチのコースを昼夜の2コースだけ提供する形で、営業再開しています。そのコースの最後、デザートの前に小菓子としてマカロンが出てきます。コースでは、竹炭のマカロンなど、季節感を盛り込んだものを出してくれます。スプーン最寄りのJR久大線田主丸駅で売っている河童のマカロンが人気ですが、それも井上シェフ作だったりします。情報感度の高いマカロンなのです。

その井上シェフが最近はじめて人気を集めているのが、ウクライナ支援マカロン。

そのビジュアルを見たとき、おもわずやるなあと唸ってしまいました。ウクライナ国旗の色使い、麦畑の上に青空が広がるものですが、その色を使ったマカロンなのです。

井上シェフは、FacebookやInstagramを駆使して広報しているのですが、その写真を見て思わず「うまい!」とシェアしてしまいました。しかも売上げをそのまま寄付するとのこと、支援したくなりますね。

残念ながら、すぐに売り切れになってしまうところが惜しいけど、まあ気持ちは十分に伝わってきます。

思うだけでなく、動く。若いシェフの活躍を、これからも応援したいと思います。

ウクライナ支援マカロン

https://spoon1127.thebase.in/items/59889625

レストランスプーン

https://www.restaurant-spoon.com/

田主丸駅カパテリア

https://kapateria.com/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 208回目

プラントベースミート(植物肉)とは?なぜ今、注目されているのか?

FOODEX「新食材・代替食品」ゾーンは4日間、多くの人で賑わい、食のオピニオンリーダー達が一斉にプラントベースフードを使い始めようと動いていることを感じました。

プラントベースフードとは、全て植物由来原料から作られた食品、 またその殆ど大部分が植物由来原料から作られた食品であり、 畜肉及びそのエキス類、また魚介及びそのエキス類を含有するものは含みませんが、鉱物、添加物、乳・卵を含む場合もあります。

ここ、誤解されている人が多いですよね?

つまり、「プラントベースフード=ヴィーガンフード」ではありません。

「動物をできるだけ摂らない」ことにフォーカスして作った食品をヴィーガンフードといいますが、プラントベースフードは植物をより積極的に摂っていこうというコンセプトに基づいて作った食品のことを指しています。

もっと詳しく学びたい方は、グリーンカルチャー金田社長の記事をご覧ください。

植物性の原料を使用して作られたプラントベースミートはテレビなどで「代替肉」とも呼ばれていますが、あえて私は「代替肉」という言葉を使わず、「植物肉」「プラントベースミート」と呼びたいと思います。

ラムバサダーでもある私は肉料理が大好きです。

代替肉と呼んでしまうと、肉の代わりというイメージを持たれてしまうことが残念で、肉料理が大好きな人に食べて欲しい新しい種類の肉が「植物肉」「プラントベースミート」なのです。

そして、プラントベースミートはベジタリアン、ヴィーガンのためだけにあるものでもありません。

健康意識が高まってきたことをきっかけに広がり、環境や社会が抱えるさまざまな課題解決につながるひとつの解決策として、取り組もうとしている人が増えてきているのです。

また、ヨーロッパの旅行業界ではサステナブルな取り組みをしていない事業者とは取引しないという姿勢が顕著で、ビジネスの土俵に立つために欠かせなくなっています。

サスティナブルツーリズムの推進が日本政府観光局から報告されています。

https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/20210622.pdf

地球温暖化対策推進法に基づく政府の地球温暖化対策計画では、 日本は2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。

フードビジネス業界全体としても、2030年に向け、社会的に良い影響を与え、環境に配慮した活動を推進していこうという気運が高まっています。私は持続可能な日本の観光業、飲食業を推進しながら、国連の「持続可能な開発目標SDGs」への貢献を図るため「環境負荷の半減」を目標に活動をする企業の皆様を応援したいと考えています。

今週、金曜日にセミナーを開催します。

ご興味のある方は、石川(info@food-creative.com)までご連絡ください。

参加費無料です。

タイトル:最高のプラントベースミート体験

日時:3月18日(金)15:00-16:00 

場所:フクシマガリレイショールーム(浅草橋駅 徒歩10分)

〒111-0052 東京都台東区柳橋2丁目17−4 フクシマビル

<当日スケジュール>

15:00 参加者名刺交換・自己紹介


15:05 プラントベースミートについて

 山下春幸シェフ(オンライン参加)、石川史子

・日本飲食未来の会、食団連が目指す未来。

・なぜプラントベースミートを推進するのか?

15:20 プラントベースミート試食

HAL YAMASHITA TOKYO:プラントベースハンバーグ

味坊:プラントベースミート餃子、シュウマイ


15:30 セミナー「飲食店からワクワク楽しいSDGs活動を広げよう」

講師:宮澤亮 

・日本一の観光地 台東区(浅草、上野、谷中)食の多様性対応について 

・良いお客さまを獲得するために、プラントベースミートができること 

・ベジJASマーク(3月からスタート)で何が変わるのか? 

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

food field creative

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。

 社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。

その他

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ、校友会企画委員

立教学院評議員

深沢アート研究所 マネージャー

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第281回

イタリアでは、3月いっぱいで2年と2ヶ月続いた緊急事態宣言が解除され、店舗への入店や公共交通機関利用の際のグリーンパス提示や屋外でのマスク着用義務も廃止になります。

イタリア入国の際の陰性証明提示も不要です。

観光業界では北ヨーロッパやアメリアの人々に人気の観光地としてライバル関係にあるギリシャやスペインなどに遅れを取らないように4月の復活祭休暇から夏休みにかけてどれだけ観光客を獲得できるかと躍起になっています。

日本人にとってもイタリアから日本へ帰国の際には72時間以内のPCR検査での陰性証明書が必要ですが、強制隔離義務はなくなりましたので、イタリア観光旅行の敷居はぐっと下がったかと思います。

やっと「是非プーリアへいらしてください」と言えるようになりました。航空便の運航などウクライナとロシアの戦況次第という大きな不安定要素はありますが、願望も込めてあえてコロナ後のニューノーマルな行動様式に則って動き出してみませんかと言いたいと思います。

暖炉に火を入れるのもあと数週間かと思い、焚き火料理ならぬ暖炉料理で肉を焼きました。

じゃがいもはアルミ箔に包んで灰の中に放り込みます。ミニトマトはそのまま赤い炭で囲って皮に亀裂が入ったら取り出し皮を剥きます。それを網の上で焼いたパンに擦り付けオリーブオイルと塩を振って食べるのです。

揺れる炎と赤々と輝く炭、パチパチと滴る油の音や香ばしい香りも相まって特別感満載。家の中で野趣を楽しむ冬ならではの夕食です。暖炉のある生活は手間も場所も必要ですが、一度味わったらもうそれなしでは物足りなくなってしまいます。

日本の囲炉裏も同じような感じでしょうか。是非囲炉裏のある生活もしてみたいです。

薪を割ったり、灰を取ったり、煤を掃除したりという手間は、スイッチオンにすればすぐに温まる便利さとは比べものにならない程の時間と労力が必要ですが、それと同時にまた比べものにならない楽しさや美しさも感じられるのです。

大袈裟に言えば生きていることに感謝したくなるような。冬から春に向かって陽が長くなり生き物が動き出す感覚を空気中に感じています。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

             △▼△▼△▼△▼△▼△

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

3月10日-3月16日 

■マクドナルドがロシアの店舗、一時休業(3月9日) 

毎日新聞 

https://mainichi.jp/articles/20220309/k00/00m/030/323000c

■マック、スシロー…「ハンバーガー」「回転寿司」の原価率は?コスパがいいのは? 

dメニューマネー 

https://money.smt.docomo.ne.jp/column-detail/317787.html

■鳥貴族の新業態「トリキバーガー」2号店が渋谷にオープン 

Impress Watch 

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1394344.html

■1月の外食・中食売上は2019年同月比15.5%減 最新外食・中食レポート 

農業協同組合新聞 

https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2022/03/220310-57403.php

■米ヤム、ロシアでの投資とレストラン展開を一時中止 

ロイター 

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-yum-brands-idJPKBN2L51SH

■銀座ライオン、登録有形文化財に。日本最古のビヤホール。 

フードリンクニュース 

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/03/1073131.php

■味の素冷凍食品がバスケ選手とコラボ!キッチンカーで「For ATHLETE」ギョーザ販売 

味の素冷凍食品株式会社 

https://shop.ffa.ajinomoto.com/blogs/update/reishoku-times-20220308

■「森のたまご」のイセ食品が更生手続き、負債計453億円-帝国データ 

ブルームバーグ 

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-11/R8KHOVDWRGG101

■バーミヤン、飲茶食べ放題を実験中。全26種でワクワク。 

フードリンクニュース 

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/03/1190005.php

■1月の外食・中食売上は2019年同月比15.5%減 最新外食・中食レポート 

農業協同組合新聞 

https://www.jacom.or.jp/ryutsu/news/2022/03/220310-57403.php

■韓・日バーガーキング買収戦に集まった大手企業 

もっと!コリア 

https://mottokorea.com/mottoKoreaW/Business_list.do

■いきなり!ステーキ、キッチンカー事業をベンチャーに委託。 

フードリンクニュース 

https://www.foodrink.co.jp/news/2022/03/1181444.php

■中国企業273社に「米上場廃止」リスク、時価総額1.1兆ドルが危機 

フォーブスジャパン 

https://forbesjapan.com/articles/detail/46351

■焼き芋のサブスク「イモスクリプション」のライトプランがスタートします。株式会社YORAKUから、月に1~2回全国各地の農家が栽培した様々な品種の冷やした焼き芋1.5㎏が自宅に届くサービス「イモスクリプション」ライトプランが販売されます。 

食物繊維やビタミン、カリウムなど栄養たっぷりのさつまいもを、働く人の忙しい朝や、小腹が空いた時のおやつなどに取り入れてもらいたいとの思いから生まれたサービスだそうです。健康に良いさつまいもですが、毎日続けて食べることは簡単ではないので、このようなサブスクは忙しい方にもぴったりですね! 【K】 

働く人に甘い栄養補給を 焼き芋サブスク「イモスクリプション」ライトプランを開始いたします。 

株式会社YORAKU 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000091845.html

■テレビの向こう側の味を再現するディスプレイの展示が行われます。二子玉川の蔦屋家電、次世代型ショールーム「蔦屋家電+」にて、味センサーで取得した食べ物の味を、様々な溶液を噴霧・混合することで再現し、そのまま伝えることができる「味わうテレビTTTV」の展示・実演が行われます。 

辛味・渋味などの味覚に分類されないものや、お酒の味も再現することができるそうです。味覚でも楽しめるテレビが開発されていることに驚きました。「テレビの向こう側の料理を楽しみたい」が実現する日は来るのでしょうか。 【K】 

[二子玉川 蔦屋家電]3/9(水)~3/16(水)「味わうテレビ TTTV」を蔦屋家電+で展示 

2021 61st ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門 ACCブロンズ受賞 

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000964.000009848.html

■トレーラー型のウェンディーズ・ファーストキッチンがオープンします。ハンバーガーや生パスタなどが楽しめるファストフード店「ウェンディーズ・ファーストキッチン」のトレーラー型ドライブスルー店舗が、神奈川県秦野市に出店します。 

都市部への出店が中心でしたが、コロナウイルスの感染拡大によるライフスタイルの変化に伴い、郊外型ドライブスルー店舗の出店となったそうです。また、コンテナをトレーラーの上に載せた店舗にすることで、環境にも配慮した店舗展開が可能となるそうです。

ドライブスルー対応や環境に優しい店舗設営など、現状を踏まえるだけでなく、先も見据えた取り組みになっているなと感じました。コンテナでできた店内、気になります。【K】 

ウェンディーズ・ファーストキッチンが郊外の出店強化!~3月25日(金) 神奈川・秦野に直営初のドライブスルー開店~ 

環境配慮のトレーラー型店舗 今年夏オープンを宣言 

ファーストキッチン株式会社 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000059385.html

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

セゾン外食 5

 過去4回ほど使いやすいダンキンドーナツのマニュアルをご紹介いたしました。

最後のマニュアルをご紹介しましょう。

 「17.職場生活の基礎知識と防火・食品衛生ハンドブック」です。このマニュアルは当時外食業界で3位くらいの大きな外食企業としてのレストラン西武のノウハウです。

17.防火・食品衛生ハンドブック

職場生活の基礎知識

<目次>

第1章    職場生活ということ

①時間に縛られる

②人間関係が難しい

③責任という圧力がかかる

第2章    期待される社員像

1.期待される社員の条件

(1)健康であること

(2)協調性があること

(3)積極的であること

2.ビジネス意識を持とう

(1)原価意識

(2)顧客意識

(3)合理的意識

(4)規律意識

(5)改善意識

(6)サービス精神

第3章    人間関係

1.人間と人間との関係

2.コミュニケーション(意志疎通)

3.よい人間関係

4.賞賛や感謝の意

5.自己の尊厳

第4章    会社の機構

1.役割の分担

2.就業規則と服務規律

第5章    職場のエチケット

1.エチケットは職場の潤滑油

(1)出勤

(2)勤務中

(3)備品・用品の扱い方

(4)社内通路

(5)退社

(6)挨拶

2.身だしなみに気をつける

(1)職場にふさわしい身なり

(2)エチケットにかなったきちんとした身なり

(3)清潔第一

3.言葉づかいを覚える

(1)職場における会話の要領

(2)来客の応対を上手に

(3)電話の上手なかけ方・受け方

第6章    よい仕事

1.命令の受け方

2.報告の受け方

3.整理整頓の仕方

4.昼休みの過ごし方

5.健康を守る

6.その他の心がけ

*おわりに

食品生活の知識

<目次>

*まえがき

1.ことばの認識

2.食品衛生法と営業許可

3.食中毒について

(1)食中毒とは

(2)食中毒の種類

(3)食中毒発生の時期

(4)原因食品

(5)細菌性食中毒の主なもの

(6)自然毒による食中毒

(7)化学物質による食中毒

4.食中毒の予防について

(1)細菌性食中毒の予防

(2)化学性食中毒の予防

(3)調理場の衛生12章

5.細菌について

(1)細菌の形

(2)細菌の大きさ

(3)細菌の増殖

(4)細菌の毒力

6.主な食中毒の発生例

7.食品及び調理器具・食器具などの殺菌と消毒

8.食品の保存温度の安全と危険

[附]経口伝染病

*おわりに

防火管理の手引き

<目次>

はじめに

火災原因の1位はたばこです

火災を予防・鎮圧するために

表1 火災予防管理組織編成表

表2 自営消防組織編成表

別記 火災予防などの心得

社会に巣立つ人々へ

◆いま火災が起きたら

◆いま地震が起きたら

◆「生活行動」から見た防火の心得

◆「職場での工夫」から見た防火の心得

◆消火器の種類と使いみち

◆救急車の活動

知っていますか こんな制度があるのを

以上

              △▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #714 2022/3/10

https://note.com/kassie/n/n49b8bd1fa533

飲食業界ニュースまとめ #715 2022/3/11

https://note.com/kassie/n/n91651af145c9

飲食業界ニュースまとめ #716 2022/3/12

https://note.com/kassie/n/n02d0cd5de6c9

飲食業界ニュースまとめ #717 2022/3/13

https://note.com/kassie/n/n75336a724227

飲食業界ニュースまとめ #718 2022/3/14

https://note.com/kassie/n/n9a238fb872f6

飲食業界ニュースまとめ #719 2022/3/15

https://note.com/kassie/n/nfaa1c1f744fa

飲食業界ニュースまとめ #720 2022/3/16

https://note.com/kassie/n/nf8a92982f337

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

Goo外食ニュース

https://news.goo.ne.jp/topstories/business/559/

サンケイBIZ

https://www.sankeibiz.jp/business/lists/service-n.htm

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

https://www.qsrmagazine.com/

NRN紙

http://www.nrn.com/

     △▼△▼△▼△▼△▼△

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

週刊Food104は食関連ビジネス向け情報のネット配信メールマガジンです。

週刊Food104への情報のご提供、記事に関するご意見等は、

editor@food104.com 宛にお願い致します。

新製品情報、新店情報、イベント情報、各種キャンペーン、ビジネス情報など

お知らせ下さい。

配信の一時停止、取止めは editor@food104.com 宛に配信お申込み時のお名

前、メールアドレス、会社名を記入、配信一時停止、または取止めの旨記して

お送りください。「週刊Food104」へのご依頼であることを明記して下さい。

https://www.sayko.co.jp/food104/

週刊Food104 Weekly Food104 Magazine

米国外食情報、トピックス、国内外アグリ情報、食関連ビジネス企業プレスリ

リース、王利彰のレストランチェック等、最新の食情報をお送りするだけで

なく、食関連のあらゆる悩みの解決をいたします。

Food104マガジンスタッフ

発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子

————————————

このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。

日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。

有限会社清晃(せいこう)業務内容

王利彰 経歴

ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を

企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、

将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、

と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

————————————————– 週刊Food104 —–

関連記事

メールマガジン会員募集

食のオンラインサロン

ランキング

  1. 1

    「ダンキンドーナツ撤退が意味するもの–何が原因だったのか、そこから何を学ぶべきか」(オフィス2020 AIM)

  2. 2

    マックのマニュアル 07

  3. 3

    マクドナルド 調理機器技術50年史<前編>

アーカイブ

食のオンラインサロン

TOP