weekly Food104 Magazine 2022年1月26日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社

有限会社清晃(せいこう)が提供しております。

https://www.sayko.co.jp/

発行人の王利彰はその他に

2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任し、新しく発足した人間科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授を務め、F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えておりました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化コース、韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大学、会津大学・短期大学等でも非常勤講師をしておりました。

 2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。

https://www.sayko.co.jp/food104/post-2203/

● 世界・日本各地の食情報

● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

● 食ビジネスニュースリリース

● 王利彰のレストランチェック

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【梅の花創業、梅野会長逝去】

梅の花創業者、会長の梅野重俊氏が2022年1月20日に急性骨髄性白血病のためにお亡くなりになりました。71歳でした。

下記は、2019年12月にこのコラムで紹介した際の記事です。この記事を書いたのは、梅野社長が社長を退任し会長に就任された時期です。アイデアとセンスで全国展開し、一代で上場を果たすレストランチェーンを築いた傑物であったと思います。

豆腐と湯葉の店「梅の花」として知られる梅の花グループは、久留米市に本社を置く東証2部上場企業です。梅の花77店舗、その他28店舗、古市庵127店舗、その他テイクアウト56店舗と全国展開しています。

創業者の梅野重敏現会長が始めた、かに料理専門店「かにしげ」からスタートしました。蟹料理は一杯食べるとどうしても高額になるので、お造り、グラタン、コロッケ、鍋と様々なコース料理にすることで、リーズナブルだけど満足できるみせとして評判になりました。その後、代名詞となっている湯葉と豆腐の店「梅の花」がヘルシー、おしゃれ、リーズナブルという点で女性客を掴み一気に出店していきました。店舗のしつらえや食器のこだわり、おもてなしはチェーン店とは思えないレベルです。

出店攻勢を支えたのは、セントラルキッチンの存在で、店舗では揚げる、蒸す、焼くといった最終の仕上げだけで調理を済ませることが出来る体制を取ったこと、更に電化厨房にしたことで、高層階のビルにテナントとして入ることが出来たのです。1994年には関西、1997年には関東へ進出しています。

1997年に株式の店頭公開、2002年に東証2部上場を果たします。その後も着々と店舗数を広げ、沖縄を除く全都道府県に出店しています。

また、持ち帰り寿司の「古市庵」や「すし半」「さくら水産」などを吸収合併して事業の拡大を行ってきました。

梅の花

http://www.umenohana.co.jp/

さて、会長逝去の記事が出た翌日には、有価証券報告書虚偽で梅の花に課徴金300万円の納付命令を決定したと金融庁が発表した旨の新聞記事が出ました。

金融庁によると、同社は不適切な会計処理をし、2016年9月期の有価証券報告書で、約7600万円の純損失を約9700万円の純利益と記載していたとのことです。

梅野会長逝去の翌日に、このような記事が出たことを近所に住む身としては少々心配しております。

同社のホームページはまだ会長逝去の報告もなく、代表者として掲載されたままです。

上場企業としては、いささかお粗末な状況ではあります。

西日本新聞

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/864600/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター

上田和久 facebookは

https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野     

 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。

 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。

 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。

 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記201回目

ジェイアール東日本企画 大武みなみさん インタビュー

1月某日、観光外食女性活躍推進研究会のインタビュー報告です。

川村学園女子大学 生活創造学部 観光文化学科3年 岡島美波さんと一緒に初めてのリアル・インタビューをしてきました。3人で、感染対策をしながらの会食。偶然ですが、二人とも「みなみさん」住んでいるエリアも近いなど、共通点が多くて話が盛り上がりました!

伺ったお店は大武みなみさんの事務所(恵比寿)から徒歩圏内にあるイタリアン「羊飼いの食卓Tiscali」でオーストラリア産ラムチョップと、東京都産の野菜(石川持ち込み)のコラボディナーコース(特別オーダー)です。

東京都のお野菜は、生食できるカブ「もものすけ」、ちぢみほうれん草、カラフルニンジン(バーニャカウダ)など、ラム肉に合うものをセレクト。東京郊外の産地から恵比寿へ、石川が電車に乗って手荷物で運びました(笑)最近は、こんな感じで東京都の西から東へ、野菜を運びながら、都心部のレストランへ提案活動をしています。

近谷シェフは東京都の野菜など、食材をお届けしたら、早速楽しそうに料理を作ってくれました。ラムと野菜たちのパーフェクトな組み合わせで、美食家の大武さん、岡島さんも大喜びです。

岡島さんは初めてラム肉を食べたそうですが、とても柔らかく、脂身まで美味しかったと好評。やっぱり、羊焼きの名人、近谷シェフはレベルが違います!ラムバサダーのお店も良いのですが、恵比寿で美味しいラム肉を食べたいときは、ティスカリが一番です。

シメは七草粥ならぬ期間限定の七香草リゾット。ハーブの香りに癒され、翌日もスッキリでした。

大武みなみさん

株式会社ジェイアール東日本企画 デジタル本部jeki-X 次長インタビューについて

以下の原稿はインターンシップ生の岡島美波さんが書きました。

大武さんは、品川〜田町間に新しくできた「高輪ゲートウェイ駅」で日本の優れた技術、文化、伝統、食などを世界に発信していくとともに、国際交流や地方創生にも繋がる拠点となるような場づくりを目指し、「エリア価値向上プロジェクト」の立ち上げメンバーとして、エリアマネジメントに従事されていました。

東京MICEの中心地になり、そこで働く外国人の超富裕層が暮らす街が完成するそうです。都市計画について、詳しくは下記をご覧ください。

都市再生特別地区都市計画(品川区北周辺地区)

東日本旅客鉄道株式会社

https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180923.pdf

大武さんのインタビューの中で特に「ハンディキャップを持っている人も持っていない人も色々チャレンジできる世の中を作りたい」というお話が印象的でした。

昨年開催された「東京2020オリンピック ・パラリンピック」ではたくさんのパラアスリートの方々がご活躍され、手に汗を握りながら応援したのを覚えています。パラリンピックはメダルを取ることが目的ではなく、様々な障がいのあるアスリートの方々が創意工夫を凝らし、能力や個性を発揮できる機会として与えられている場です。大武みなみさんは「健常者であってもある程度の年齢になればみんな身体が思うように動かず、みんな障がい者になる。ハンディキャップを背負った人も持っていない人もみんなにとって居心地の良い空間を創造していきたい」とおっしゃっていました。パラリンピックによって注目された「多様性」や「共生社会」というキーワードを通じて、より「誰もが利用しやすい場づくり」にしていかなければならないことを再認識しました。

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)

food field creative

facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/

HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。

 社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。

その他

MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」

全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長

全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員

フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員

ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属

立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長

立教大学観光クラブ、校友会企画委員

立教学院評議員

深沢アート研究所 マネージャー

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第274回

このところ気温が低い日が続き、朝などは緑の田園に降りた霜が太陽の光でキラキラ輝く様子がきれいです。

寒い日はしっかりお腹が温まるソースたっぷりのパスタが良いでしょう。イタリアの家庭料理の定番、パスタ エ ファジョーリを作りました。ファジョーリとは豆という意味。豆と言っても種類が色々ありますが、一般的には日本で金時豆、うずら豆と呼ばれる豆の事です。イタリアでは白い種類のものがよく使われます。ちなみにドジョウインゲン(サヤインゲン)はファジョリーニと言います。ファジョリーニが旬の夏にはスパゲッティと一緒にトマトソースで食べるのが定番です。

パスタ エ ファジョーリは、ソフリットと呼ばれるニンジン、玉ねぎ、セロリのみじん切りをよく炒めたものをベースに茹でた豆の形が崩れるまで煮て、パスタと合えて食べます。パスタは短いマカロニとか肘の形をしたゴミティとか小さめのショートタイプを使います。インゲン豆ソースのパスタと言ってもあまりピンとこないかもしれませんが、「パスタ入り豆のスープ」と言えばイメージしていただけるかと思います。豆はフードプロセッサーにかけてポタージュ状にする人もいれば、形が残るぐらいが好みの人もいます。ちょうどつぶあん派とこしあん派がいるようなものですね。イタリア各地で食べられている料理ですが、それぞれの家庭の味がありトマトピューレを入れたりベーコンやなどを入れる家もあるようです。リコッタチーズを発酵させたリコッタフォルテという沖縄の豆腐窯を思わせるプーリア独特の調味料がありますが、これを入れても美味しいです。生のエクストラヴァージンオリーヴオイルを最後に回しかけすることによって風味が格別になります。

パスタ エ ファジョーリは、イタリアの郷土料理の基本となっている「貧者の台所(Cucina Povera)」を代表する手軽な材料で栄養価も高く一品でバランスのとれた健康的な料理です。

イタリアの家庭ではファジョーリ以外ではチェーチ(ひよこ豆)、レンティケ(レンズ豆)、ピゼッリ(エンドウ豆)などもよく食されます。同じように煮てスープとしてまたはパスタと一緒に食べるのが一般的です。豆の種類は色々ありますが、家庭での調理法はシンプルです。

大豆はイソフラボンの効能で牛乳の代わりに豆乳を飲むことを勧める医師も多く豆乳ドリンクは普及していますが、豆自体はそれほど使われてはいません。豆腐はスーパーや自然食品店には並んでいますが、一般的な食卓に日常的に並ぶまでには至っていませんし、日本の豆腐を知る者としては触手が伸びません。

元々イタリア料理には砂糖を全くと言って良いほど使わないので、日本のように豆を甘く煮る習慣はありません。

イメージ的に、イタリアでは豆類は肉類よりも安価でヘルシーなタンパク源というイメージが強いのでお菓子にするという感覚もなく餡子の入ったお饅頭や羊羹などは新鮮な驚きを持って受け止められます。イタリアでも寿司やラーメンに続いて美しい和菓子などが喜ばれる日もそう遠くはないかも知れませんね。

大橋美奈子 Facebook

https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス

minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。

 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。

https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。

 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア

http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール

http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア

大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。

 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

1月20日~1月26日 

■毎日気軽にグルメバーガーを。渋谷にブルースターバーガーの新業態が誕生 

食べログマガジン 

■大学生社長による神戸市の低価格バーガー、新規参入の策とは 

デイリー 

https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2022/01/16/0014989852.shtml

■昨年の居酒屋売上高、コロナ禍前の4分の1に 2年続けて大幅減 

朝日新聞 

https://www.asahi.com/articles/ASQ1T5K46Q1TULFA02M.html

■「これを”横丁”と呼ぶのは無理があるよ(笑)」1月11日、新規オープンした『新宿横丁』には意外な顔ぶれが集結した 

フードリンクニュース 

https://www.foodrink.co.jp/foodrinkreport/2022/01/2535554.php

■米粉を使った焼き菓子、流行っていますね! 

千葉県八千代市で、フランス料理店、洋菓子店、物販店等を経営されている株式会社ジー・ピー・アイさん。さいたま新都心のアルピーノによく似ていて、とってもおしゃれで地域で人気のお菓子屋さんのようです。 

2021ジャパン・ケーキショー東京~特別部門 国内産米粉を使った焼き菓子部門〜 

《農林水産大臣賞 受賞》 

「パタトゥ ドゥース」 発売開始 

株式会社ジー・ピー・アイ 

https://kyodonewsprwire.jp/release/202201226431

■自分で摘んだエディブルフラワーで完成するアフタヌーンティーが登場します。 

おふろcafe ハレニワの湯では、地域の生産者が育てたフラワーやハーブを、自分で摘み、オリジナルのスイーツプレートを完成させる体験型のアフタヌーンティー「食べるフラワーガーデン」の提供を1月21によりスタートします。お花畑に見立てたカートから摘み取った後の苗は、生産者に返却し、再び育ててもらうというサステナブルな仕組みを取り入れているそうです。 

エディブルフラワーを自分で摘むという珍しい体験を、アフタヌーンティーを通して行うことで、より非日常感や特別感を味わうことができそうですね。 【K】 

エディブルフラワーを摘んで彩る体験型アフタヌーンティー。おふろcafe ハレニワの湯で『食べるフラワーガーデン』を提供します 

緑に包まれたテーブルに着き、お花畑のカートからフラワーとハーブを摘み取る、屋内とは思えないような非日常なひとときを。 

株式会社温泉道場 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000405.000034897.html

■小さな公園のような憩いの場を目指したカフェベーカリーがオープンします。 

タルティーンレストラングループの経営や名店シェパニースで経験を積んだ2人が監修した天然酵母パンや、地球環境に配慮したコーヒー、こだわりの野菜を使った食事が楽しめるカフェベーカリー「Parklet(パークレット)」が、日本橋の堀留児童公園の隣、ソイル日本橋にオープンしました。「日本で本当においしいサワードウブレッドの店を作りたい」との思いで作られたパンを使ったオープンサンドイッチやスコーン、スープなどの料理を、隣接する公園の木々を眺めながら楽しむことができるよう、大きなガラス張りの窓も設置されているそうです。店と公園が繋がって見えるような中での食事は、都心にいながら、自然を感じられる癒しの空間になりそうですね。 【K】 

公園を拡張したようなカフェベーカリー「Parklet(パークレット)」1月20日(木)日本橋にグランドオープン 

焼きたての天然酵母パンと地球環境に配慮したコーヒーを提供 

株式会社Terrain 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000072758.html

■栗原心平プロデュースの手軽に料理がワンランクアップする3種の調味料が登場します。 

料理家の栗原心平氏が、食卓を囲んだ家族の団欒を大切にしたい全ての人に向け、「毎日の料理がより美味しく楽しくなるように」との想いを込めプロデュースした、3種の調味料が自身のオンラインサイトにて販売開始しました。コチュジャンのピリッとした辛みがアクセントの「韓国風みそだれ」、マスタードが効いた濃厚でクリーミーな「ごまマスタードドレッシング」、ごまだれとポン酢のいいとこどりをした「柑橘ごまポン酢」の3種には、それぞれの商品を使用したオリジナルレシピも公開されているそうです。3種の調味料を使った美味しそうな料理にも惹かれますが、パッケージのデザインもかわいらしくて魅力的だなと感じました。 【K】 

料理家 栗原心平プロデュース!料理がワンランクアップする調味料3種類を新発売 〜おうち時間の食卓に、自分も家族もみんな笑顔な「ごちそうさま」を〜 

「韓国風みそだれ」「ごまマスタードドレッシング」「柑橘ごまポン酢」の各調味料で、極上&手軽に仕上がる 栗原オリジナルレシピも本日公開! 

株式会社モブキャストホールディングス 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000037860.html

■奈良の伝統食「茶がゆ」を朝食の新習慣に! 

1200年以上前から、「おかいさん」として奈良で親しまれてきた「茶がゆ」は、食欲のない時でもサラサラと食べられることから、朝食にぴったりなものだそうです。しかし、近年では食べる機会が減り、一度も食べたことがない人も多くなってきている「茶がゆ」を、もう一度復活させたいとの思いから、おかゆや佃煮などがセットになった「朝の目覚め」をKii STYLE が販売します。ほうじ茶、お米、梅干しや佃煮に加え、吉野杉の茶がゆ椀やお箸もセットになっており、紀伊半島の食だけでなく、文化も全国に届けることを目指しているそうです。 

全て奈良のものがセットになっていることで、その地域に対する関心や理解がより深まりそうですね。 【K】 

奈良の伝統食「茶がゆ」の復活と普及を願って。Kii STYLEから茶がゆセット「朝の目覚め」発売。朝食の新習慣に。 

今年1月11日に誕生した紀伊半島の「食」と「木」がコラボしたライフスタイルブランドKii STYLE。ただいま送料無料キャンペーン実施中(1月31 日ご注文分まで) 

株式会社紀伊スタイル 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000092693.html

■寝る前専用のホットミルク「The Moon Milk」の卸販売がスタートします。 

インド伝統医学『アーユルヴェーダ』から生まれたムーンミルクは、ホットミルクなどにハーブやスパイスを混ぜて飲むもので、睡眠前に飲むことが推奨されています。そんなムーンミルクを混ぜるだけで簡単に作れる「The Moon Milk」は、睡眠の質を高めるアミノ酸の配合や、有機ココナッツシュガーの使用など、自然由来の素材で、健康に美味しく味わえるものになっているそうです。「寝る前」専用のこのThe Moon Milkは、ラグジュアリーなホテルや夜カフェと、相性の良い組み合わせになりそうですね。 【K】 

海外で話題のムーンミルクを提供する『The Moon Milk』が卸販売をスタート!開始を記念して卸・仕入れサイトのorosyにて下代の10%値引きキャンペーンを実施! 

The Moon Milkが卸販売を開始。ムーンミルクをもっと世の中に! 

FUN Recipe 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000060497.html

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

非常事態宣言解除と思ったらあっという間に蔓延防止など重点処置発令

 非常事態宣言解除後から3カ月で蔓延防止など重点処置発令に逆戻り。これでまた飲食店や観光業は大変ですね。でも蔓延防止など重点処置発令下でひっそりと越境して飲食リラックスしてきました。

 スタッフのお子様サービスに帯同し、東京ディズニーランド近くのヒルトン東京ベイ滞在です。ディズニーランドもヒルトンも東京がついているのでまよいだろうと出かけました。初日ランチはイクスピアリのアウトバックで肉づくし。

 困ったのは5人では食事をできないと言われたこと。でも店舗につくと同席できました。非常事態宣言下で外食していないストレスから、子供たちは肉もりもりです。Tボーンステーキ、ベイビーバックリブ、ハンバーガーと私はクラフトビールをいただきました。蔓延防止など重点処置発令下でもイクスピアリのレストランは大盛況でした。

 チェックインしたヒルトン東京ベイも、非常事態宣言よりも人が多かったですね。2日目にスタッフと子供たちがディズニーに行っている間、私はラウンジでのんびり。晩御飯はホテルの中華王朝で食事。人数制限があるので、子供たちは部屋で待たせ、お土産をテイクアウトしました。中華料理はテイクアウトできるので便利です。以前は中華でも食べ残しを持って帰れなかったのですが、このコロナ渦でどこでも食べ残しを持って帰れるようになったのは良いことですね。

 3日目にチェックアウトし、ランチは銀座の寿司美登里で食べようと思ったのですが、一応蔓延防止等重点処置発令に敬意を払い、寿司を持ち帰りにしました。

 さて1月に入り何を食べていたかを見てみると

1)1月3日から3泊で箱根強羅のハイアットリージェンシー。1日めは途中の地ビールとブッフェ、2日目は強羅ブルアリーで地ビールと肉、3日目はホテルで寿司懐石。

帰りは横浜中華街で飲茶。

2)1月13日は自粛して、高田の馬場の日向のとんかつ持ち帰り。

3)1月15日はスタッフの子供の誕生日でパークハイアットのニューヨークグリルでブランチ。

4)1月20日は吉祥寺のラッキーロッキーチキン

 と肉料理(ハンバーガーを含む)、寿司、中華、と料理がしっかりして食べ応えのある料理が多いですね。このコロナ渦三重に閉じこもるとちょっと不安でたっぷりとおいしい料理を食べたくなります。先月行ったPeter Lugerが、予約が取れない大盛況もその理由です。2001年の911事件で家に閉じこもった際に流行したのが、クリスピークリームの甘ったるいドーナツだったのです。

 なお、この中で私が最も気に入ったのがラッキーロッキーチキンのフィンガーチキンです。柔らかくてあっさりしたフィンガーチキンとサラダ、ベルギー産のフレンチフライ、スパイシークラフトコーラ、の組み合わせが最高でした。

 以上の画像は王利彰のfacebookをご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

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● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。

https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」

https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。

食べログフォロワー数5万人。

https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #665 2022/1/20

https://note.com/kassie/n/n4a3acdfee6a0

飲食業界ニュースまとめ #666 2022/1/21

https://note.com/kassie/n/nf5a23ed3bdc6

飲食業界ニュースまとめ #667 2022/1/22

https://note.com/kassie/n/n09695e4442aa

飲食業界ニュースまとめ #668 2022/1/23

https://note.com/kassie/n/n55ca539b38a9

飲食業界ニュースまとめ #669 2022/1/24

https://note.com/kassie/n/nc8912bb10568

飲食業界ニュースまとめ #670 2022/1/25

https://note.com/kassie/n/n4f60a0ac35d0

飲食業界ニュースまとめ #671 2022/1/26

https://note.com/kassie/n/n0e748db43684

みんなの経済新聞

https://minkei.net/

フードスタジアム

http://food-stadium.com/

フードリンク

http://www.foodrink.co.jp/news/

東洋経済オンライン 外食

http://toyokeizai.net/category/restaurant

フーズチャンネル

https://www.foods-ch.com/gaishoku/

Goo外食ニュース

https://news.goo.ne.jp/topstories/business/559/

サンケイBIZ

https://www.sankeibiz.jp/business/lists/service-n.htm

日本経済新聞

https://www.nikkei.com/

流通ニュース

https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食

https://ma-times.jp/category/manews/food

リテールテック

https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

QSR マガジン

NRN紙

http://www.nrn.com/

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Food104マガジンスタッフ

発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰

編集:石川史子

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このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。

日本の外食企業では、大手ファスト・フードの殆ど、大手居酒屋、大手ファミリーレストラン、大手ホテル旅館、大手食品メーカー、大手食品卸売業、サービス業等へのコンサルティングを行っています。

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ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を

企業にしたい、家業の飲食業を継承したい、外食産業に将来就職したい、

将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、

と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科

http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科

https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)

http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は

立教大学観光学部

杏林大学外国語学部観光交流文化学科

等で学ぶことをお勧めします。

https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会

http://saitekiken.jp/saitekichubo/

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