古民家を改修した宿泊施設で、景観だけでなく、港町「鞆の浦」独自の「生活」「文化」も残そうとしている「NIPPONIA鞆 港町」。宿泊施設ですが、ホテルらしいサービスやレストランはありません。ですが、それが1番の特徴になっているのです。今回はその「NIPPONIA 鞆 港町」で家守をしておられる鳥井 践様、千晴様にインタビューさせていただきました。
「NIPPONIA 鞆 港町」がある「鞆の浦」は、瀬戸内海のほぼ中央に位置する港町で、独自の文化、暮らし、そしてゆったりとした時間が流れています。その生活や文化を地域住民の方とのふれあいの中で感じてもらえるような工夫がなされています。
その1つが、食事のできる施設を用意していないということです。宿泊施設で完結するのではなく、町を歩き、住民の方が利用しているような飲食店に入ることで、その地域の日常や住民との思いがけない交流も楽しんでもらいたいという思いが込められています。
景観だけでなく、「人」や「文化」を町の魅力だと捉え、それを伝える役割を担う「NIPPONIA 鞆 港町」。町の日常も魅力だと感じてもらうことで、記憶に残り、「何度も訪れたい」、さらには「移住したい」と思ってもらう「入口」となっていきたいそうです。 リノベーションされた素敵な古民家、そして住民とのふれあいを楽しむことができる「NIPPONIA 鞆 港町」での滞在で、鞆の浦のゆったりとした時間の流れを感じてみませんか?
「NIPPONIA 鞆 港町」
住所:〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆595
電話番号:070-1458-7743