フードビジネス最新情報 weekly Food104 Magazine 2017年11月8日号

メルマガバックナンバー

● 莫莫居鶯のお知らせ
● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 莫莫居鶯のお知らせ

皆さん今晩は!

当店では今週から冬のお鍋コースが始まりました。10年以上前からお
客様に親しんでいただいている常夜鍋・チャンコ味噌鍋をベースにした鍋
をメインにしたコースをご用意いたしましたので 忘年会やママ会など是
非ご利用ください。

お薦め料理
●丸雛鶏の半身揚げ」
久々の登場になってしまいましたがボリューム満点のお酒にも相性抜群
なスパイシーな味付けと、身の柔らかい雛鶏を豪快に調理した一品です。
半身を特製のスパイスに二日間漬け込み身が固くならない様に低温で焼
き、最後に油でカリカリに揚げ、鶏の色々な部位が少量ずつですが味わえ
ます。是非賞味ください!!

●鰈縁側の三升漬け
私も今回知ったのですが、北海道の郷土料理で昔から地元の酒呑みに愛
されてる シンプルかつ繊細なお料理です。醤油味なのですが麹の甘さと
唐辛子の辛味のみで味付けされています。この時期だけの商品です是非ご
賞味ください。

では、今週のおすすめのお酒(焼酎)をご紹介させて頂きます。「薩摩
茶屋」です。

「村尾」でお馴染みの、焼酎造りの天才「村尾 寿彦」氏が醸す、村尾
酒造のレギュラー芋焼酎です。「村尾」と「薩摩茶屋」違いは米麹の違い
です。黒麹仕込・カメ壷貯蔵の柔らかな芋の甘味が感じられる、キレの良
いバランスの取れた芋焼酎です。(25度)

一升瓶のラベルには長閑な山村の佇まいが描かれていてなんだかほっと
する風情です。萌え始めた春の緑。峠の茶屋の暖簾が白い。どこか郷愁を
感じさせます。

生で飲んでみると、芋の甘みとコクが引き立ちきめ細かい爽やかな味わ
いで、全く嫌味がありません。生でもグングン飲めそうです。ロックで飲
んでみても爽やかな甘味が残るのです。もちろん飲み易さは増すし、十分
楽しめるのです。お湯割りにすると、適度の甘さ、ふくよかさ、コク、キ
レ及び後味等々
非常にバランスの取れた旨さで、飲めば飲むほどその味わい深さが増して
きます。旨い! これはかなり秀逸と言わざるを得ません。

実は村尾はすでに「幻の酒」化してしまい、この薩摩茶屋までなかなか
手に入らぬ時期がありました。弊店では手頃なお値段(税込み590円)で
提供しておりますので、是非、ご来店お飲みくださいませ!

●莫莫居 鶯の昼飲みのご案内
莫莫居 鶯では只今昼飲みを推進しています!キリンのハートランド生
ビールは勿論、おつまみなどもご注文頂けます。平日はランチ等で込み
合っていますが、土日はゆっくりお酒を楽しめる空間になっていると思い
ます。ご利用に際してはなんなりと従業員にお声をおかけください。

美味しい丹精込めた手造り作りの料理でお待ちしております。

料理長 川島

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
HP   :http://www.bakubakukyo.com/
facebook:https://www.facebook.com/bakubakukyouguisu?fref=ts
担当  :侯(こう)
営業時間:ランチ  月~日   11:30~15:00
ディナー 月~日・祝 17:30~24:00

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● 世界・日本各地の食情報

1)美食をつくる仕事を支援 フードビジネスコンサルタント 石川史子

私が石川さんと知り合ったのは、石川さんの前職・東京ガス時代に厨房
機器のPRや、フランス料理文化センターの運営支援を仕事としていた際
に、私が会長をしていた最適厨房研究会のお手伝いをしていただいて以来
です。立教卒業の女性というと、文学部が有名ですが、石川さんは理学部
化学科という理科系(リケジョ)です。立教大学の理学部というと一般的
な知名度は低いのですが、かなり以前から原子力研究所と原子炉を持って
いたので教育界では有名です(現在は廃炉)。ちなみに付属の高校から進
学する場合でも、高校の成績は進学できる学部を左右し、理学部はハード
ルが高いのです。また、立教女学院中学時代からの同級生が柴田書店カ
フェ・スイーツなどの編集長・浅井裕子さんです。

東京ガス在籍時代は、営業は勿論、ガス機器の開発業務なども経験して
います。業務用ガス機器に詳しく、厨房設計を支援できるのでフランス料
理界のシェフにかわいがられています。

東京ガスというと、ガスを売るだけの会社と思われますが、実はガスを
使う家庭・業務用の機器を開発していした。ガス機器は、ガス燃焼がうま
くいかないと、危険な一酸化炭素を大量に発生して危険ですし、高温のガ
ス機器は火災を引き起こさない安全管理も重要です。そのため調理機器製
造の企業の開発したガス機器の安全性の検証や、新型ガス機器の燃焼効率
の向上試験を行っていました。筆者がマクドナルド在籍時代は、クラム
シェルグリルの遠赤外線バーナーやパルスフライヤーの爆発燃焼機器の開
発をお願いしていました。千住に立派な研究所を設けて開発しています。
また、フランス料理文化センターや東京ガス業務用厨房ショールーム「厨
BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので新製品開発の際には
ずいぶんお世話になりました。

筆者の調理機器開発の経験
http://sayko.co.jp/food104/mac1.html

石川さんはリケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、
フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農
業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。これからその幅広い視点で
いろいろな食の光景を見せていただきます。

以下石川さんの5回目です。

<脇屋友詞シェフの厨房作り>

華やかなモダンチャイニーズ 脇屋シェフのお料理は、とても食べやす
く、接待や大事なお食事会での利用で最適です。2011年トゥーランドット
臥龍居(赤坂、六本木駅から徒歩6分)の厨房を、前職でタニコーさんと
一緒に厨房作りをお手伝いさせて頂きました。

中国料理といえば、タニコーさんの本格型中華レンジが1番人気です。
タニコー中華レンジHP
http://www.tanico.co.jp/…/2017…/all_products_201710_P042.pdf

シェフが3人並んで料理しやすいレイアウトに配置された大きな中華レン
ジは、エアーブロー機構のターボバーナ最大 46.5kW(40,000kcal/h) で
す。
ちなみに、家庭用は高火力とアピールしていても、4.65kW(4000kcal/h)
ですから、その約10倍!!!

素人が使うと、一瞬で食材が焦げますが、この火力が無いと、美味しい
炒め物や、煮込みはできません。中華鍋はとても重く、脚で火力を調節し
ながら、鍋を回すダイナミックな調理姿は、思わずうっとり。1分程度で
熱々の料理が完成します。

調理時間は短いとはいえ、厨房は蒸したり、揚げたり、加熱の工程が多
く、とても暑いので、できれば涼しく快適にしたいと、空調はガスヒート
ポンプ(GHP)、換気はHaltonキャプチャージェット等が使われていま
す。もう6年になりますが、今でも快適にお使いいただいています。 一緒
に仕事をさせて頂き、優しく頼り甲斐のあるお人柄で周りをグイグイ巻き
込み、ご自身で厨房図面を書きながら、使い勝手が改善できるポイント、
これから作る新しい料理のアイデア、そのために必要な機器、スタッフの
作業動線などを細かく指示してくださる方でした。

厨房を作っていると、実際に作られる料理を食べてみたいと思うもの
で、向学のため、6年くらいかけて自腹で脇屋シェフのお料理を頂きまし
た。私の一押しメニューは、11月末までの上海蟹。

上海蟹と秋の味覚コース ¥10,000
トゥーランドット臥龍居HP
http://www.wakiya.co.jp/upload/shanghaicrab_2017.pdf

脇屋シェフはお忙しい方ですが、お店にお邪魔すると、いつも笑顔で迎
えてくださいます。この時期しか食べられない上海蟹を11月にぜひ!

【店名】トゥーランドット臥龍居(がりゅうきょ)
http://www.wakiya.co.jp/restaurants/akasaka/

1階はアラカルト中心で、若いビジネスマンや、家族連れでも気軽に利
用でき、2階の宴会場は結婚式の二次会や、企業の宴会でご利用いただけ
ます。
1、2名の少人数から、70名程度の大人数でも使いやすいお店です。

【場所】 107-0052 東京都港区赤坂6-16-10 Y’s CROSS ROAD
【電話】 03-3568-7190
【開店日】 2011年10月1日
【経歴】
株式会社Wakiya 代表取締役 、中国料理協会 副会長。
東京都立川市のホテル総料理長時代に、TV「料理の鉄人」に出演し、鉄
人を破った料理人として注目を浴び、その後TVや雑誌等でも活躍。テレビ
朝日「食彩の王国」、NHK「きょうの料理」にも出演多数。

Facebook 画像
https://www.facebook.com/ffcnippon/

<30代農家が夢中になるヨーロッパ野菜>

採りたてのヨーロッパ野菜を食べたことありますか?フェンネル(フヌ
イユ)や、プンタレッラ、ゴルゴ(ビーツ)、カリフローレ。この季節、
さいたま市の畑ではたくさんのヨーロッパ野菜が収穫時期を迎えます。さ
いたまヨーロッパ野菜を食べた事のない方からは、「野菜なんて、どこで
も同じでしょ。わざわざヨーロッパの野菜なんて作る必要ないのに。」
「輸入品で十分美味しい」とおっしゃる方もいますが、フェンネルの白い
球根部分は、採りたては香りが爽やかで、水々しく、シャキッとした歯ご
たえが最高です。

さいたまヨーロッパ野菜研究会 HP
https://saiyoroken.jimdo.com/

きっかけは2013年、さいたま市のイタリアンレストラン「アズーリ」
オーナー北さん、新妻料理長から、ヨーロッパ野菜を地元で作って欲しい
との依頼があったからです。同じく地元さいたま市のトキタ種苗さんが協
力し、イタリアから種を仕入れて、試しに撒いてみたところ、美味しい野
菜が作れたそうです。しかし、若い農家さん達はやりたいと言いました
が、新しい品種の野菜を作ることについて、皆父親に反対されたそうで
す。

そこで1年目は試作、2年目は販売ベースに乗るか収益性の確認、そして
3年目に商品化。という着実なPDCAを行い、周囲を説得。チームワークで
長年作ってきた野菜と全く違う品種にチャレンジし、お客さまのニーズを
聞きながら生産するスタイルで、ビジネスとして確実な手応えを感じるよ
うになってきました。

ビーツやにんじんなど、私がフランスやオーストラリアで食べたヨー
ロッパ野菜より、かなり甘くて美味しい日本人好みの味になっています。
土中の栄養・水分が豊富で、太陽の恵を豊富に浴びているからかもしれま
せん。
ぜひ、新しい事にチャレンジしている若い農家さんのやる気を応援して頂
けたら嬉しいです。

Facebook 画像
https://www.facebook.com/ffcnippon/

blog
http://ffcnippon.com/

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)
food field creative
facebook https://www.facebook.com/ffcnippon/
HPとblog http://ffcnippon.com/

東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒
業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技
術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評
価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の市場導入(商品化)に向け
たプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦
略、プロモーション、営業と様々な部署を経験。2010年、業務用厨房
ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研
究会の運営等に携わりました。2015年秋に退職し、現在はフリーランスの
コンサルタントとして、活動をしています。

社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と
暮らしています。趣味はヨーロッパ野菜作り。車で15分、見沼田んぼと言
われる、田園エリアで畑を耕し、ご指導いただいている同世代の農家さん
との交流を楽しんでいます。

その他
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」
全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長
全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員
フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員
ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属
立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長
立教大学観光クラブ、校友会企画委員
深沢アート研究所 マネージャー

_____________________
food field creative フードビジネスコンサルタント
石川 史子(Ishikawa Fumiko)
e-mail info@food-creative.com
web http://ffcnippon.com/

2)食の宝庫九州より上田さんです。

【与羅ん館のハンバーグランチ】

11月の連休は例年佐賀市で行われる熱気球大会に参加しています。昨年
は「ヒデシマライス」をご紹介しました。大盛り炒飯に薄焼き卵を乗せて
カレーを掛けるというカロリー重視の一品です。今年も行きました。更に
カツカレーというのが登場していて、これまた超大盛り。身体を使う大会
期間中とはいえ中々のヘビーな昼食でした。

今年は世界選手権を外れたので大会は5日間、それに10月31日が練
習日に充てられていました。練習日は平日ということ、まだまだのんびり
した雰囲気でしたので、お昼ご飯は会場の外で取りました。地元のメン
バーが一番に推すのがJA佐賀が運営している「与羅ん館」の限定ハン
バーグランチ、佐賀牛のハンバーグに、お替わり自由の御飯とみそ汁がつ
いて500円という破格の商品。限定数が50個ということで開店の11
時には行列だけで完売になります。

もともと運営はJA佐賀でしたが、スーパーマーケット事業で26店舗
展開しているAコープ佐賀に移管。焼肉やステーキのレストランを5店舗
運営しています。東京銀座や博多では「季楽(きら)」という名前で佐賀
牛をリーズナブルに提供する店として展開しています。

与羅ん館は更に焼肉店として佐賀市郊外久保田町で運営しています。J
A佐賀の物産館と併設していますので、広い駐車場はいつも車の出入りが
あり賑わっています。焼肉やステーキを食べてみたいと思いながら、ワン
コイン500円に間に合わなければ他の店に行くという体育会系の選択で
実はハンバーグ以外食べたことがありません。

鉄板に乗って出て来たハンバーグはつなぎ少な目でもふっくら、付け合
わせの野菜と、ミニサラダ、つけもの、味噌汁、そしてお替わり自由の御
飯。この御飯はもう新米が使われています。さすがJAの直営店だなと感
じて、また来年も食べに行こうと思っています。いや、近くを通ったら食
べに寄りたいと思います。

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210380349043411&set=a.3190519360235.2126668.1183389410&type=3&theater
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与羅ん館ホームページ
http://kira.saga-ja.jp/yorankan/lunch

熱気球大会画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210379484461797&set=a.2305618318262.2108243.1183389410&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210386404714799&set=pcb.10210386424835302&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210382237490621&set=pcb.10210382238050635&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210388547528368&set=pcb.10210388555368564&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210380106277342&set=pcb.10210380168598900&type=3&theater

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に
戻っています。

国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラ
クター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、
食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントと
して独立。

主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提
供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り
組みを支援している。

具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経
験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、
クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提
案を行っている。

食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、そ
れらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

3)食の本場イタリアの大橋美奈子さんから

南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第108回

今年のボジョレーヌーボー解禁日は11月16日とのことですが、イタリア
の新酒、ノヴェッロは毎年10月30日と決まっています。皆さんもうお飲み
になりましたでしょうか?ヌーボーと違いイタリアのノヴェッロは各地で
違うブドウから造られますので飲み比べも楽しいかと思います。

実は当地ではノヴェッロ解禁日を待ちわびてみんな揃って乾杯するとい
うことはまずありません。そもそも10月30日に決まったのは2012年でそ
れまでは11月6日でした。変わった理由は法律改正という役所の都合のよ
うです。

ですが、毎年11月11日の聖マルティーノの祝日が言わば秋の収穫祭のよ
うな、友達や家族と秋の恵みを分け合うフェスタでこの時がノヴェッロを
味わう機会となります。寒くなって暖炉に火を入れるようになるのもこの
頃なので、炭火で肉や栗を焼いて食べるのがメインです。

キリスト教の聖人にまつわるお祭りと農耕作業や天候の移り変わりなど
の自然のリズムに根ざしたカレンダーとがうまく一致するように出来てい
ることを実感します。

我が家の近くにあるマルティナ・フランカという街の守護聖人はこの聖
マルティーノなので大きな露店市が立ちます。食品、家庭雑貨、衣料品、
農耕具、家具、ペット用の小動物などなどなんでも揃います。友人や親戚
が集まって食事をした後、腹ごなしに街に出て露店をひやかしながらぶら
ぶらと歩くのが恒例行事です。

ところで、我が家のオリーヴ収穫、第一弾終了し100kgほどのオイル
が出来てきました。まだあとこの2倍ぐらい収穫待ちの木があります。大
事な年中行事とはいえ重労働です。抽出されたばかりのオイルは濁りがあ
りますが、搾りたての香りと味は例年にも増して格別です。

サン マルティーノの祝日
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖マルティヌスの日

Olive 2017 今年のオイル
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1598268013553276.1073741847.100001102784712&type=1&l=7f28a74382

Tutti a tavola in Contrada San Salvatore
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.751298541583565.1073741832.100001102784712&type=1&l=82ee8281bf

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、
レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストラン
のビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した
超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業した
ビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、
主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。
母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園
で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しん
でいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信
をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報を
お届けします。

ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りが
プーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリア
という会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも
随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人の
ヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家
的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫
といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウを
はじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。
プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で
生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係に
あります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、
飲み物たちをご紹介させていただきます

我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア
料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きな
アメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご
意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌
憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食
材情報もお知らせください。
このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門
家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられる
ようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。
ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース
————————————■□
■株式会社くらコーポレーション
11月3日(金)より、くら寿司新シリーズの商品として「竹姫寿司」計5
種類を販売します。
本商品は「インスタ映え」に代表される、写真に撮りたくなる「見た目
の美しさ」や、「色々な種類のお寿司をじっくり味わいたい」など、女性
のお客様がお持ちのニーズに対応した新感覚のお寿司です。竹型の容器に
入れたことで一口ずつ、ネタとシャリの味をじっくりお楽しみいただける
のが特徴です。
人気の高い「いくら」「えびマヨ」「たら白子ジュレポン酢」「ねぎま
ぐろ」「まぐろユッケ」の計5種類を揃えました。5商品を揃えると、桜の
花びらのような見た目と、バラエティに富んだ素材の味わいをお楽しみい
ただけます。https://www.instagram.com/yuu_sakurai_/?hl=ja

【本リリースに関するメディアの皆様からのお問い合わせ先】
株式会社 くらコーポレーション 広報宣伝部
TEL:0724-93-6153  FAX:0724-93-6154

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711017437/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2017 by Kyodo News PR Wire All Right Reserved

■長崎県大阪事務所
京都ホテルオークラは、11月1日(水)~12月30日(土)の期間、館内
7つのレストラン・ベーカリーで長崎県の食材を使った料理やご当地名
物、観光スポットにちなんだ料理を提供する「長崎県フェア」を開催しま
す。
江戸時代、日本で唯一、ヨーロッパに港が開かれた長崎は、日本の
「和」、中国の「華」、オランダの「蘭」を合わせて「和・華・蘭(わ・
か・らん)文化」と称される東洋と西洋の文化が混ざり合った独自の文化
を育んできました。
2017年11月には、鎖国時代に日本とヨーロッパを結ぶ唯一の窓口であっ
た出島が、約130年ぶりに、橋で長崎のまちとつながります。2018年に創
業130周年を迎える京都ホテルオークラが、同じ130年の時を超え受け継が
れてきた長崎の“歴史”や“文化”を、シェフが創り出す料理を通じ発信
します。
長崎県産和牛はもちろん、五島列島の「クエ」など豊富な海の味覚も味
わえる全6品の「長崎和牛コース」や、世界新三大夜景の長崎市の夜景を
イメージした「アオリイカ・ブロッコリー・カリフラワー」、郷土料理・
ご当地名物など異国情緒豊かな長崎県グルメをバラエティ豊かに味わえる
「『洋』+和・華・蘭バイキング」など様々な料理をお楽しみいただけま
す。また、17階ロビー等では、国の伝統的工芸品にも指定されている波佐
見焼や「長崎くんち」をテーマにした郷土玩具の展示など、長崎県の情報
発信も行います。

【長崎県フェアに関する報道機関の方のお問い合わせ先】
京都ホテルオークラ 経営企画部営業企画課 広報担当 松岡
TEL 075-254-2524(直通)<e-mail>m-matsuoka@kyotohotel.co.jp
【長崎県に関する報道機関の方のお問い合わせ先】
長崎県大阪事務所 担当:松下 TEL:06-6341-0012 mail:
s01230@pref.nagasaki.lg.jp
(株)電通パブリックリレーションズ 関西支社 担当:貴田、西山、鬼頭

TEL:06-6342-3371

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711027534/
株式会社共同通信PRワイヤー
TM Copyright(c)2001-2017 by Kyodo News PR Wire All Right Reserved

■主婦と生活社 新春すてきな奥さん編集部
1987年のデビュー以来、変わらぬ美貌と唯一無二の音楽センスで輝き続
ける森高千里さん。今年はデビュー30周年を迎え、90年代当時のセット
リストを再現するコンサートなどメモリアルにふさわしい精力的な活動が
目立ちました。
そんな森高さんが11月17日発売『新春すてきな奥さん』にカバーモデル
&巻頭カラーで初登場!可憐な和服姿を披露してくださいました。
http://prw.kyodonews.jp/img/201710307336-P1-mF7EL971

今回、『新春すてきな奥さん2018』のインタビューでは、改めて30周年
を振り返りながら、アーティストとしての転機、結婚後の生活、さらには
5年前からのコンサート活動の再開から現在に至るまでの経緯、子育ての
話、夫婦円満の秘訣、これからの仕事、美容術の話題まで、ありのままお
答えいただいております。

ちなみに森高千里さんのストレス発散法は、①寝る②車の運転③子ども
たちとカラオケの3つだそうです。仕事でも家庭でもつねに明るく前向き
な森高さん。輝きの秘訣はそんなところにあるのですね。
http://prw.kyodonews.jp/img/201710307336-P2-DXs5wbFg

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]主婦と生活社
[部署名]メディアプロモーション
[担当者名]玉造晶子
[TEL]03-3563-2065
[Email]shoko-tamatsukuri@mb.shufu.co.jp

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201710307336/
株式会社共同通信PRワイヤー
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■大分県豊後高田市
大分県豊後高田市がリリースする「全力すぎる 大分県豊後高田市」
Vol.30です。豊後高田市の魅力満載情報を全力でお届けします。

【Contents】
田染荘「千年のきらめき」
六郷満山開山1300年 寺院ライトアップ&特別イベント
<旬の味覚>秋の新そば解禁情報
全力発展中な豊後高田市

世界農業遺産の郷 田染荘 「千年のきらめき」
http://www.city.bungotakada.oita.jp/events/detail/275
http://www.city.bungotakada.oita.jp/news/detail/454
https://www.showanomachi.com/events/detail/153
http://prw.kyodonews.jp/img/201711067562-P4-y43s16DQ
https://www.showanomachi.com/events/detail/153

<お問い合わせ>
国東半島宇佐地域・六郷満山開山1300年誘客キャンペーン実行委員会
TEL:0978-72-5007

http://www.showanomachi.com/special/gourmet.html
http://prw.kyodonews.jp/img/201711067562-P5-u8i5J2YB
https://www.showanomachi.com/topics/detail/180
http://prw.kyodonews.jp/img/201711067562-P6-IaSQp59J

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]大分県豊後高田市
[部署名]企画情報課
[担当者名]小野
[TEL]0978-25-6393
[Email]kikaku@city.bungotakada.lg.jp

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■タキイ種苗株式会社
出資する農業法人Tファームいしい(Tファーム:徳島県石井町、代表取
締役:菊地義和)は、高度環境制御型ハウスを利用した次世代型農業への
取組みの一環として、徳島県でトマトの実証栽培を2017年3月から開始
し、この11月に本格出荷を始めます。
http://prw.kyodonews.jp/img/201711027539-P3-nMat1cFw
http://prw.kyodonews.jp/img/201711027539-P4-lWD4ogaK
http://prw.kyodonews.jp/img/201711027539-P5-GOut30QP

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名]タキイ種苗株式会社
[部署名]広報出版部
[担当者名]藤谷、荒木
[TEL]075-365-0123(代)
[FAX] 075-365-5788
[Email]藤谷:fujiya@takii.co.jp 、荒木:kyoko-araki@takii.co.jp

本リリースの詳細は https://prw.kyodonews.jp/prs/release/201711027539/
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● 王利彰のレストランチェック———————————–
■□

スエヒロ館

恒例の箱根湯治の途中に、小田原のスエヒロ館でランチです。私は脳梗
塞の後遺症で体が硬直するので時々湯治に行きます。いろいろな温泉に行
きたいのですが、和風の旅館は障害が多く使えません。また車に2時間以
上乗って遠乗りするのが嫌なので、いつも箱根か、小田原、熱海です。交
通の便でこの3地区は便利なのです。最近は同行してくれるスタッフの長
女が小学校に入ったので平日はいけず、土日や連休だけです。土日や連休
は道が渋滞しがちですが、この3地区は、東名と小田原厚木道路、西湘バ
イパスを使い分ければ、渋滞を避けられるので便利です。幹線の東名のバ
イパスには環状線の圏央道で厚木まで行けます。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/service/chargedroad_drivin.html
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/

また、途中の小田原には鰻や魚の美味しい店や、フレンチ・洋食の名店
があり助かります。何時もは地元の魚料理店が多いのですが、今回は、ハ
ンバーグとステーキのスエヒロ館にしました。親会社のあみやき亭がカン
ブリア宮殿に取り上げられ、美味しそうだったので寄ったのです。小田原
厚木有料道路小田原東インターからすぐの便利な場所です。スエヒロは複
数の企業がスエヒロ名で暖簾分け経営している老舗です。スエヒロ館はス
エヒロレストランシステム経営です。

スエヒロはもともと高級なステーキやしゃぶしゃぶなどが有名ですが、
スエヒロ・レストラン・システムはファミリーレストラン的なチェーン展
開をしていましたが経営不振に陥り、日本ハムなど複数の企業買収を経
て、最終的に名古屋地盤の上場企業あみやき亭の傘下に入っています。あ
みやき亭は創業20年ほどの企業で、主力業態はあみやき亭という焼肉業態
です。強みは国産牛を安価に提供できる、自社のセントラルキッチンで
す。関東ではなじみありませんが、6年ほど前から、スエヒロ、アクトな
どのレストラン企業を買収し進出しています。

メニューはハンバーグとステーキですが、安い料理は輸入牛、高いス
テーキなどは国産牛です。輸入牛肉は硬いのですが、国産牛のステーキは
柔らかく、ファミリーレストランチェーンとは別格です。価格帯は通常の
ファミレスより大きいのですが、品質を考えると高く評価できます。

スエヒロ系列情報HP
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%92%E3%83%AD

画像
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1498409563569207&set=pcb.1498410076902489&type=3&theater

あみやき亭HP
http://www.amiyakitei.co.jp/

スエヒロ館HP
http://www.suehiro-net.com/index.html
http://www.suehiro-net.com/company/index.html

アクトHP
https://www.shop-act.com/index.html
△▼△▼△▼△▼△▼△

● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-
■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。
https://www.facebook.com/toshiaki.oh

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