weekly Food104 Magazine 2021年6月16日号

メルマガバックナンバー

このマガジンは王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社
有限会社清晃(せいこう)が提供しております。
http://www.sayko.co.jp/

発行人の王利彰はその他に

2011年4月より2015年3月まで関西国際大学教授に就任して新しく発足する人間
科学部経営学科のフードビジネスを担当していました。

2004年4月から2009年まで立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の教授
を務め、F&Bマーケティング、サービス・マーケティングなどを教えてお
りました。

立教大学観光学部、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科観光文化
コース、韓国のSejong大学大学院フランチャイズ学科、女子栄養大学・短期大
学、会津大学・短期大学、等でも非常勤講師をしておりました。

 2012年9月に脳梗塞で倒れ、重い嚥下障害を患っており、その顛末と嚥下対策
を月刊厨房に1年間記事投稿したのでご参考ください。
http://sayko.co.jp/article/cyubou/index.html

● 世界・日本各地の食情報
● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース

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● 世界・日本各地の食情報

1)食の宝庫九州から上田さんです

【久原本家のチャレンジ】
博多の焼き鳥屋に行くと、まず山盛りのキャベツがでてきます。付き出しの代わりで食べ放題。焼き鳥を頼むと、盛られたキャベツの上にサーブされます。
このキャベツは、七味唐辛子で食べる人もいますが、大半はタレと称するポン酢かドレッシング。酸味の効いたタレです。焼き鳥屋独自の調合がある様です。
これを福岡県民の食卓に拡大したのが『久原の旨タレ』です。
ザク切りにしたキャベツに掛けたら、もうお店の味です。
このタレを作っているのが久原本家。福岡久山町で創業120年になる醤油メーカーです。醤油タレでは、各種メーカーの小袋商品のOEM製造を行ってきましたが規模としては小さいものでした。
ところで福岡の特産品として名の通っている『辛子明太子』がありますが、同社は1990年に、辛子明太子製造業に進出。他社にない、昆布出汁に漬け込んだ明太子を開発。『椒房庵』のブランドで人気を集めています。ここから調味料メーカーとして伸びが大きくなり、福岡市近郊久山町の山奥に建てたレストラン『茅乃舎』が大繁盛。『茅乃舎』ブランドの、出汁、調味料は人気を集め。駅、空港から、現在は六本木ヒルズに直営店を構えています。
醤油メーカーから、辛子明太子製造、醤油からタレ、飲食店経営、菓子製造、出汁、スープ製造と醤油製造、発酵技術から派生した製品を上手くマーケティングして業績を拡大しています。
久原本家グループ
https://www.kubarahonke.com/

最近、久原ブランドでTVコマーシャルを見かけるのが、お店の味をご家庭でというキット商品です。
コロナ禍で時短営業、酒類の提供禁止という最近の状況で、家庭で居酒屋の味を楽しめる、しかも簡単にというキットです。

そういえば、居酒屋に行くと注文する定番商品ばかり。
材料を準備して調味料と合わせるだけというのは人気を集めそうです。
これが人気になって普及してしまったとき、コロナ禍が落ち着いて居酒屋にお客さんは戻るのでしょうか?

博多発 めんたいポテトサラダキット(じゃがいも2個を準備)
https://www.kubara.co.jp/products/archives/149

博多発 和風だし香る山芋鉄板キット(すりおろし長芋、卵を準備)
https://www.kubara.co.jp/products/archives/148

ゆず果汁と甘麹たれ トマトサラダキット(冷やしたトマト2個を準備)
https://www.kubara.co.jp/products/archives/153

風味豊かな黒胡麻山椒 もやしサラダキット(ゆでもやし一袋を準備)
https://www.kubara.co.jp/products/archives/84

豆乳シーザー風 レタスサラダキット(レタス半玉を準備)
https://www.kubara.co.jp/products/archives/83

キャベツのごまたれ
https://www.kubara.co.jp/products/archives/10

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野      
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

2)FBプロデューサー日記 172回目

日仏トップシェフが集うカウンタービストロ「Chez Shimizu」
フランストップシェフの友人が多いシェフといえば、清水シェフ。
フランス料理文化センターの講師から、ブルーノート東京のエグゼクティブシェフへ、2018年60歳の新たなステージとして、奥沢にビストロを構え今年6月6日に3周年を迎えられました。

カウンターで清水シェフが好きな料理を作って、その日に仕入れた食材でコース料理を食べるスタイルです。私たちは好き嫌いがないので、おしゃべりしながら、ゆっくり美味しい料理を頂きました。

とても勉強熱心な清水シェフ、カウンターの前には料理関係の本がたくさんあります。古典フレンチを熟知しているのですが、出てくるお皿は新しい解釈で古典料理を再構築した斬新な料理ばかり。香り、味、そして目て楽しむことができ、驚くほど美味しくてパーフェクト。かしこまらずに、美味しいものを食べるなら、絶対にオススメのお店。前菜、メイン、デザート、コーヒーで6000円台とお手頃価格です。
料理関係の方々なら、カウンターに並んでいるシェフの集めた本棚を見ていただければ、その人となりがお分かりになると思います。有名シェフのサインもさりげなく飾られていて、幅広い人脈が伝わってきます。
今回、aperitifで頂いたゴルゴンゾーラのクネルが絶品で、とても美味しかったです。香りはゴルゴンゾーラなのに、食感は生クリーム。ふわっとした口溶けに喜びのため息が出てしまうほど。「ゴルコンゾーラチーズはタカナシで作っているから大したことないんだよ」(大量生産の日本で手に入りやすいチーズという意味です)とおっしゃっていましたが、メレンゲを加えて、フワッとした食感を作る職人技に感動しました。
ごく普通に手に入る素材を使われているのに、この美味しさ。調理方法について、幅広い知識と経験の成せる技を実感できます。

お店のInstagramを見ていると、日仏、フレンチシェフやホテルシェフといった玄人が数多く通われているようです。昨年秋は、パリでミシュラン三つ星を獲得したレストランケイの小林圭シェフ(清水シェフの愛弟子の一人)が映った写真がInstagramにありました。
日仏で活躍している教え子や、トップシェフが訪ねてくれるこの場所で楽しそうに料理を作る清水シェフの顔を見ていたら、こちらも元気になりました。

<メニュー>

ゴルゴンゾーラのクネル、オリーブオイル、メレンゲ、クリームフェッテ
鰆の炙り、アメーラトマト、ハーブのヴィネグレット ミョウガと大根のピクルス、ボウフウ(長命草)

カスレのテリーヌ ブルグール(bourgours)カレー風味、グリビッシュソース(gribiche)
イサキのセジー 新玉葱のクーリー山椒の風味 カポナータ 小松菜

シュークルート 紫芋 大根 マスタード&アリッサ

ガトーショコラ コーヒー&マスカルポーネのブランマンジェ りんごと生姜のソルベ

「Chez Shimizu(シェ・シミズ)」
158-0083
東京都世田谷区奥沢3-36-11 キャッスル奥沢1F
03-6421-8233
LUNCH 11:30—14:00(L.O)DINNER 18:00—21:00(L.O)
月曜日定休日、他月2回不定休
http://chez-shimizu.jp/
奥沢駅から徒歩3分程度

【プロフィール】

石川史子 Ishikawa Fumiko (旧姓 戸田)
food field creative
facebook  https://www.facebook.com/ffcnippon/
HPとblog  http://ffcnippon.com/

 東京都生まれ。立教女学院中学・高校を経て立教大学理学部化学科を卒業後、東京ガスに入社。最初の基礎技術研究所で材料の研究、次の商品技術開発部では給湯器がメインでしたが、炊飯器やピピッとコンロの技術評価も担当しました。その後、家庭用燃料電池の商品化に向けたプロジェクトのメンバーに加わり、2003年頃からは、技術戦略、営業戦略、プロモーション、営業を経験。2010年、業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」のオープンと同時に異動し、最適厨房研究会の運営等に携わりました。「厨BO!SHIODOME」には稼働するガス調理機器があるので、お客様へのプレゼンや、レストランショーなどの際に有名なシェフの方にお手伝いいただき、厨房設計を支援できる私はフランス料理界のシェフにかわいがられるようになりました。

 2015年秋に東京ガスを退職し、現在はフリーランスのコンサルタントとして、活動をしています。リケジョとしての能力と、仕事を通じた調理機器メーカー、フランス料理界、居住地の埼玉県の農業と触れ合い、現在の厨房業界や農業、料理業界のPRに幅広く取り組んでいます。また、立教学院評議員として、ホッピーミーナさんこと石渡美奈社長や、日比谷松本楼の小坂文乃社長他、校友会の皆さんと活動しております。幅広い視点で食の光景をご紹介します。

 社内結婚した夫が浦和レッズの熱烈なサポーターのため、浦和で家族と暮らしています。趣味は野菜作りで、ご指導いただいている同世代の農家さんとの交流を楽しんでいます。

その他
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 ラム肉PR大使「ラムバサダー」
全日本司厨士協会 埼玉県本部 広報企画部長
全日本司厨士協会 東京地方本部 協賛会員
フランス料理文化センター アミテイエグルマンド 会員
ホテル&ホスピタリテイビジネス衛生管理実践研究会所属
立教学院諸生徒礼拝堂ハンドベルクワイア OBOG会会長
立教大学観光クラブ、校友会企画委員
立教学院評議員
深沢アート研究所 マネージャー

3)南イタリアプーリア便り イトリアの谷の食卓から 第248回

今週月曜日からプーリアもホワイトゾーンです。レストランの室内サービスも解禁、夜間外出制限もなくなりました。夏のヴァカンスシーズンへ向けて日常が帰って来ている感じがします。昨年の夏以上の賑わいが予想されます。
プーリアはブーツの形をしたイタリア半島の最南東、細長いヒールの部分で西側にはイオニア海、東側にはアドリア海と二つの海に囲まれた地形で細長いサレント半島を形成しています。その形が似ていることから”
イタリアのカリフォルニア”と言う人もいます。サンフランシスコに住んでいたこともある私、個人的にはそう言われてもピンと来ないのですが、カリフォルニアも実はアメリカ随一の農業生産地ですのであながち間違いでもないと言えます。プーリアでお馴染みのカルチョッフィ(アーティチョーク)の広大な畑をカリフォルニアでも見た事を思い出しました。

プーリアには800kmの長い海岸線があり、ビーチリゾートとしての賑わいが観光の目玉です。そんなプーリアで、今若者を中心に人気急上昇中なのが、ハワイ料理、ポケ(ポキとも言う)です。流石に、我が地元のチステルニーノにはまだありませんが、学生の多いレッチェやバーリなどには専門店もあり、レストランのメニューにものるようになってきています。今年はLidoリドと呼ばれるイタリア版海の家の人気メニューになりそうです。ポケは食べやすい大きさに切ったマグロやサーモン、タコ、エビなどの魚介類とアボカドやマンゴなどの南国フルーツや海藻、豆腐、枝豆、野菜類などなんでも自由に組み合わせてごま油や醤油、マヨネーズなどと和えたもの。魚介だけではなくチキンなど肉類が入ったものもあります。お米の上に載せるとポケ丼(ポケボウル)になります。日本でも専門店などがあるようですね。

もちろんプーリアだけではなくイタリア各地でスシの次に流行って来ています。元々ウニ、イカ、タコ、イワシなどを生食する習慣のあるプーリアでは、スシ人気は定着してきていますが、人気は若者中心で中国人経営のカジュアルなタイプのお店しかありません。ネタもマグロ、サーモン、エビ、止まりで、日本人には満足いくものではありません。それに比べるとポケは魚介以外にも野菜や果物、ナッツ類、マヨネーズやイタリア人好みの味の濃いめのソース類など自由に組み合わせることもでき、楽しそうです。スシ屋に行く気はしませんが、私でも人気のポケリア(イタリア語の造語=ポケ屋の意味)には行ってみたい気がします。インスタ映えもバッチリです。ポイントはサラダ感覚の手軽さと味の分かりやすさかも知れません。スシより敷居が低い感じもするのかもと思います。和食特有の出汁の薄味の味付けがメリハリがなかったり魚臭かったりすると感じて苦手と言う話も聞くことがあるので、そう言う人にはポケは受け入れやすいと思います。ヘルシーな食べ物と言うイメージも強いので広い年齢層にうけるでしょう。なんでもあり、な折衷的で自由な感じも若者には好まれているのかな、とも思います。またポケボウルは丼物のさきがけとしてこれから天丼、牛丼、鰻丼などが流行って来るかも知れません。

マンマの料理が一番で味覚が保守的なのがイタリア人と言うイメージが変わって行く予兆にも思われます。

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。
 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

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● 読者からのご意見・要望・質問・情報 コーナー

 読者の皆様のご意見・要望・質問・情報・欄を作成しました。皆様のご意見・要望をぜひお送りください。匿名で掲載させていただきますので忌憚のないご意見をお聞かせください。また皆様が見聞き体験した外食・食材情報もお知らせください。
 このFOOD104を支えてくださっている組織にFSPROと言う食の世界の専門家の方が500名ほどいらっしゃいます。皆様のご質問・疑問に答えられるようになっておりますので,ご遠慮なくご質問などをお寄せください。ちょっと時間はかかりますが回答させていただきます。

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● 食ビジネスニュースリリース ————————————■□

6月10日〜16日

■アルコール提供の比重が大きい居酒屋ほど回復が遅れ
外食株、酒類提供で明暗
居酒屋3%前後安 牛丼は小幅安
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72836320R10C21A6EN8000

■コロナ要因での倒産が半数
1~5月の飲食業倒産は270件 業種別、都道府県別では?
東京商工リサーチが発表した「飲食業の倒産動向調査」(1月から5月)によると飲食業の倒産(負債1000万円以上)件数は270件だった。倒産数自体は2020年から減少した一方、新型コロナウイルス関連の倒産割合が高い水準にあることが分かった。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/08/news149.html

■SHIBUYA109の目の前にスシローがオープン
「スシロー」は、6月10日(木)に、東京・渋谷駅から徒歩1分の場所に「スシロー渋谷駅前店」をオープンする。
https://www.crank-in.net/trend/gourmet/90354/1

■同じグループの居酒屋を特定子会社に
株式会社小僧寿しが、同じ傘下で「とり鉄」など居酒屋を展開する株式会社 Tlanseair トランセアの100%株式を取得し特定子会社とする。
小僧寿しは、持ち帰り寿し店「小僧寿し」「茶月」や、フードデリバリー店「デリズ」を全国で325店舗を展開し、コロナ禍のテイクアウト・デリバリー人気に乗っている。「とり鉄」「とりでん」ブランドをテイクアウト・デリバリーで提供すると共に、同ブランドのフランチャイズ61店舗を新たなフランチャイジーとして活用できることができる。
https://www.foodrink.co.jp/news/2021/06/1575530.php

■今回の実証実験では、店舗(キッチンカー)→配達員がドローン離陸地までデリバリー→ドローン配送→受け取りというデリバリーフローで行われた。ドローンスタッフの分人件費はかかるが、空の交通整備ができるようになれば、特別時だけでなく一般化も期待できる。【K】
日本初、医療従事者への温かいランチのオンデマンドドローン配送サービスの実証実験を神奈川県横須賀市で実施
株式会社出前館
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000029254.html

■フルーツ大福が1位なのは意外。しかしLINEリサーチの「これから流行りそうなもの」でもトップであったとの結果が出ていたので、これからさらに話題になっていくかも。【K】
おやつ以上食事未満の軽食1位「フルーツ大福」2位「マリトッツォ」!腹七分目程度におなかにたまるメニューが人気 コロナ禍で「0.7食」がトレンドの兆し
株式会社リクルート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003083.000001594.html

■おやつ以上食事未満の軽食2位のマリトッツォ!SARAH内では口コミが3月から急増したとあって、SNSでのバズりがうかがえる。 【K】
【SARAHの外食トレンドニュース6月号】スイーツ界で話題沸騰中の「マリトッツォ」を徹底解剖!人気の秘密は見た目ではない!実は「ふわふわ」パンがポイント!
株式会社SARAH
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000012648.html

■果物をふんだんに使ったかき氷が沢山。かき氷だけどひとつでしっかりお腹いっぱいになれそう。【K】
毎年恒例「大人のかき氷」、今年は「TRIP」をテーマに開催 世界の国や街をイメージした限定メニューを8店舗で展開
表参道ヒルズ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000072321.html

■カレーパンがブームですね!
【茨城県初上陸】ホリエモン発案!各地で大行列!北海道発の話題のエンタメパン屋が茨城第1号となる「小麦の奴隷 笠間店」を6月17日AM9:00国道50号線沿いにグランドオープン!サロンコミュニティから堀江氏の声かけによって生まれた「エンタメパン屋」。1号店はロケットの町で有名になった北海道大樹町、人口5,400人程度の小さな田舎町で誕生しました。開業3ヶ月間でザックザクカレーパン1万食の販売を達成し、カレーパングランプリ2020では金賞を受賞。
エスダムスメディアJAPAN株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000062684.html

■ピザは窯で焼き立てを食べるのが最高においしいですよね!
「食べログ ピザ 百名店 2021」を発表 -食べログユーザーから高い評価を集めたピザの名店TOP100-
 株式会社カカクコムが運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ ピザ 百名店2021」を新たに発表しました。
株式会社カカクコム
https://award.tabelog.com/hyakumeiten/pizza

■「磯丸水産食堂」リーズナブルなお値段で定食が楽しめそうです。
海の幸・ごはん処 【磯丸水産食堂】 3店舗リニュアルオープン♪  
池袋芸術劇場前店・吉祥寺北口店・上大岡店が新鮮な刺身定食、海鮮丼をはじめ、種類豊富な焼き魚定食など多種多様なメニューを提供するお店海の幸・ごはん処 『磯丸水産食堂』に生まれ変わります。
SFPホールディングス株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000013133.html

■国が特定の地域の商品を地域ブランドとして保護する「GI=地理的表示制度」に佐賀県としては初めて
地理的表示「GI佐賀」マーク募集中!
佐賀県産の清酒が、地理的表示「佐賀」(GI佐賀)として、指定を受けました。つきましては、「GI佐賀」マークのデザインを公募させていただきます。
佐賀県酒造組合 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000081264.html

■厨房機器のタイジ、「日本ならでは」で91カ国・地域に
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC071LZ0X00C21A6000000

■ライチの実の真珠のような美しい白を存分に生かしたタルトケーキ。ウェディングドレスくらいきれい。【K】
国内生産わずか1%の国産ライチ!宮崎県新富町産「生ライチ」を使用したケーキが登場
株式会社ファイブフォックス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000633.000014225.html

■社長と一対一で食事をしながら話せる機会がもらえたらうれしいが、新入社員だったら絶対に緊張して全然食べられないし味もわからなそう…
記事の中の「Q1.あなたが、お勤め先の社長としてみたいことについて教えてください。…」という質問の自由回答の中に、「ディズニーシーに行く」があり、もし行けたら社長とどう過ごすのかとても気になった【K】
21年4月ベンチャー企業入社の新入社員に聞いた!会社の社長に連れて行ってもらいたい飲食店1位は「寿司屋」
有限会社レインボープロダクツ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000076764.html

■確かに母の日に比べて父の日はなおざりにしがち。商品名、父たちの共感もそうだが、子供たち世代にはちょっと「おじさん構文」っぽいところがささりそう。【K】
ピザハットが“父の日どうする問題”を解決!「日本一長い名前のセット」6/20限定発売
日本ピザハット株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000031164.html

■もりかわ(赤坂)へ行ってみたい!どなたか連れて行っていただけないかしら。
食通が選ぶ「いつか行ってほしい日本料理名店」4軒〈日本料理 百名店 2021〉
今食べるべき店がわかる「食べログ 日本料理 百名店 2021」が決定! 伝説の番組「料理の鉄人」のブレーンも務めた食通 川井潤さんに、日本料理の特徴やたしなみ方、「いつか行ってほしい」という4軒を教えてもらいました。
https://magazine.tabelog.com/articles/153509/2

■飲食業界の18団体が都内で緊急記者会見を開き、政府に追加支援や規制緩和を要請。
緊急要請を行ったのは飲食業界の18団体で、一般社団法人食文化ルネサンスや一般社団法人日本ファインダイニング協会(JFDA)、一般社団法人日本飲食未来の会、旭酒造株式会社の代表者らが出席し、飲食業界が極めて厳しい状況になっていると主張。
これ以上の協力は厳しいとして、政府や自治体に対して、禁止措置の緩和や追加の大規模な支援を求めました。
https://johosokuhou.com/2021/06/10/47838/

■裏メニューという言葉にワクワクしちゃう私。エキストラレモンが3つも入り、ジャンボサイズのコーラレモネードは、飲み物をたくさん飲む夏にぴったり【K】
【夏限定コーラ味】レモネード専門店LEMONICAが、アプリチューモン限定の裏メニューを販売開始!暑い夏にピッタリのアメリカンサイズ LEMON-COLA&LEMONADE!
エスダムスメディアJAPAN株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000062684.html

■野菜や果物を使ったスムージーのドレッシングを、サラダにかけて食べる「スムサラ」!ブーケのような見た目とエディブルフラワーがインスタ映えしそう【K】
【 野菜を食べて生産者応援! 】可愛い!美味しいだけでなく未来へ繋がる日本初!!
スムージーで食べるブーケサラダ、「スムサラ」がオープン。
株式会社フードサプライ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000055809.html

■イタリアでは定番のパンの「チャバタ」。バターや牛乳を使用せずに作られるパンなので、普通のパンよりもヘルシーなんだとか。外パリ中モチで、食べ応えがありそう。【K】
モーニングメニュー一新!“チャバタ”を使ったバリエーション豊かなラインナップ!
ファーストキッチン株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000059385.html

■グラスの中に閉じ込められてしまったニョロニョロが再現度が高くてすごくかわいい… 中がニョロニョロの形になっているコップもついつい購入したくなってしまう。【K】
毎月11日は「ニョロニョロの日」!童話「ムーミン」をモチーフにしたムーミンカフェにて2021年6月11日(金)よりニョロニョログラスの濃厚チーズケーキが登場!
ベネリック株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000855.000022901.html

■産地と素材にこだわった極上の田舎そば「ら すとらあだ」(東京)は美味しかった【田舎そば】がおいしいおすすめ店ランキングTOP7!東京や大阪の名店が大集合
https://jouer-style.jp/19254?fbclid=IwAR1zJQBkbocOgzIxtekrTwg-2FoIigEMrhc25VxN_V95VIgD7YylzrB8zGo

■本格ハワイアンフードとゆったりとした時間を楽しもう!
日本にいながらハワイを身近に感じられる「コナズ珈琲」から夏らしい彩り豊かな“ハワイアンエスニックフード”冷製フォーなど夏の新作メニュー全5品が登場!
~6月16日(水)より「コナズ珈琲」全店舗で期間限定販売~
株式会社 トリドールホールディングス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000028440.html

■「や台ずし」をはじめとするヨシックスフーズ全店が「びずめし」加入へ
ニューノーマルの新しい社食ニーズを見込み参加決定。株式会社ヨシックスフーズが全国に展開する「や台ずし」他、グループ全国330店舗が、「びずめし」参加を決定し、随時導入いたします。
Gigi株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000045433.html

■白身魚とレモンの組み合わせは、まさに瀬戸内海という感じ
モスバーガーで、数量限定で新発売された「日本の生産地応援バーガー 真鯛カツ<愛媛県愛南町>」。
発売から2週間しかたっていないのに、人気すぎて、売りきれ店続出中! と話題です。
https://esse-online.jp/trend/301992

■モスバーガー、人気ですね!
ねとらぼ調査隊では、2021年5月8日から5月21日まで、「あなたの好きなハンバーガーチェーン店は?」というアンケートを実施
「ハンバーガーチェーン」人気ランキングTOP9! 1位は「モスバーガー」に決定!【2021年最新投票結果】
第3位:マクドナルド
第2位:バーガーキング
第1位:モスバーガー
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/223029/

■「多くの人にDIYを楽しんでほしい」という想いでオープン。豊富なインテリアやDIYアイテムがあり、お店の空間もその製品を使い従業員によって作られているので、DIY初心者はもちろん、DIY熟練者も楽しめそうだ。【K】
インテリア・D I Y・ハンバーガーが融合する新たなスタイルの店舗「友安製作所とハンバーガー」を6月25日(金)博多にオープン
株式会社友安製作所
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000081167.html

■豆乳加工品をベースにした卵代替食品が誕生。プレーンな味わいだそうだが、そのような表現ということは卵っぽい味はしないということだろうか…?【K】
原材料の大部分を植物由来で作ったスクランブルエッグ風商品。キユーピー業務用から「HOBOTAMA」(ほぼたま)新発売。プラントベースフード第一弾として発進!!
キユーピー株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000044559.html

■日本KFCの創業日は独立記念日の1970年7月4日
年に一度のお買い得な3週間!「オリジナルチキン」5ピースが今だけ1000円!
「創業記念パック」 7月6日(火)まで限定販売
日本KFCホールディングスグループの日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
https://japan.kfc.co.jp/news_release/2403

■「うつけ」のうどんは、北海道産小麦を100%使用
つけ麺スタイルの肉つけうどん店「うつけ」メニューを一新、 温・冷にくわえミニ丼ぶりまでバラエティ豊かにリニューアル
販売開始:2021年6月14日(月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000911.000018232.html

■ビール4社、業務用ビール返品を受け付け。解禁後は新鮮なビールを。
アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーのビール4社が、業務用ビールの返品を受け付けると卸に通知した。酒類販売を禁止されている飲食店を支援するため。卸経由で飲食店からの返品を受け付ける。
フードリンクニュース
https://www.foodrink.co.jp/news/2021/06/1075922.php

■米国最大手のデリバリープラットフォームDoorDashが日本上陸、仙台からサービス開始アメリカ最大手のフードデリバリーサービスのDoorDashが日本上陸を果たした。6月9日、仙台市内の複数の飲食店からサービスをスタートさせている。アメリカ以外でのサービス開始はカナダ、オーストラリアに続いて3か国目。非英語圏での展開は初となる。
https://food-stadium.com/news-flash/30495/

■ピカチュウとコラボ、マックシェイクが登場
ピカチュウをイメージした「スイーツトリオ フルーチュウ」登場!
12種のピカチュウの数量限定パッケージで楽しめる、夏にピッタリのスイーツが勢ぞろい!
初登場「マックシェイク 黄桃味」
「マックフルーリー チョコバナナ味」
「ホットアップルカスタードパイ」
6月11日(金)から期間限定販売
日本マクドナルド株式会社
https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2021/0603a/

■市塚学総料理長のお料理が素敵です!
ハイアット セントリック 金沢、ハイアット ハウス 金沢「One Full Circle-街とひとつに。」をテーマに開業1周年を記念した特別宿泊プランが登場
サスティナブルや地域との繋がりをテーマにしたランチやディナーも期間限定で提供開始
ハイアット セントリック 金沢/ハイアット ハウス 金沢
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000058398.html

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● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

マックの裏側 第13回目

 故・藤田田氏は外食畑の経験がなかったが,米国と輸出入の仕事でユダヤ人との取引があり(欧米の輸出入に従事している人の多くがユダヤ系の人である。ユダヤ人は迫害され故郷を失った経験から、身につける仕事はどこの国に行っても使える技術やビジネスであった。そのため、科学技術者、弁護士、会計士、医者、等の専門職を身につけた。ビジネスでは換金性の高い、宝飾品、石油業、牛肉などの食肉業、輸出入業が多い。)、その関係で米国マクドナルド創業者の故レイ・クロック氏と知り合い、故・藤田田氏が故レイ・クロック氏に気に入られ、日本マクドナルドを合弁で創業したのだ。
http://news.infoseek.co.jp/article/keizaikai_pid_15775

 故・藤田田氏のマクドナルド成功の功績は2人の人による。1人はマクドナルドを故・藤田田氏に繋いだマイコラスというユダヤ人。もう一人が1号店を開店させた銀座三越店長の故・岡田茂氏だ

 合弁の話をつないだのが、当時故・藤田田氏の個人会社藤田商店のシカゴ支店長であった、マイコラスという人だ。マイコラスはユダヤ人で、故・藤田田氏が米軍の日本駐留軍で働いていた時に知り合ったユダヤ人の一人で、貿易商をしていた。そのマイコラスが、故・藤田田氏に貿易を教え、帰国して個人で輸出入を営んでいた。

マイコラス 情報 千里山 によると
http://senriyama-kai.la.coocan.jp/kaishi/08k/w20.htm
マクドナルド日本上陸「三分一 克美 (14回生)」

『昭和十二年頃の我が家は、玄関前の道をへだてて向かいが千里山と言う、境目の竹園町でした。千里第二小に通う往路は新田から噴水にダラダラと下がる大きな道。復路は噴水から郵便局の横を通り左折するのが近道。坂を上った左手が同級生の藤田翠君の家でランドセル背負いながら、午後は何して遊ぼうかと話しつつ、何時しか遊びの天才、翠君の家に上がり込むこともしばしばでした。

 彼の兄さんが、憧れの北野中学生の田さんでした。翠君は、終戦直後に全国に蔓延した発疹チフスに感染し夭折しました。

 時は流れて、昭和四五年十月の千里第二小の発起人会で田さんに再会、当時はマクドナルド日本進出を巡り、私が勤めていたニチメンがダイエーと組み、田さんが担ぐ三越との間で熾烈な導入争いの最中でしたが、いずれもロイヤリティの面で折り合いがつかず、最終的には田さんが単独でマクドナルドと組むことになりました。

 その際、田さんとマクドナルドの間を橋渡ししたのが、シカゴ在住で、マクドナルド幹部と私的に親しいビジネスマンのマイコラスでした。そのマイコラスはニチメンシカゴの取引先でしたが、当時は倒産して毎月借財を細々と返済中で、私がシカゴ勤務中は彼から取り立てる担当でした。

 ある日、田さんから電話あり、
 「マイコラスから聞いたけど、ニチメンになんぼ借金あんねん? 俺が全部肩代わり返済するから教えてくれ!」とのこと。

 調べると7,000ドル強だったので、その旨返事すると、「今すぐ秘書に現金持たせて全額払うぞ。これでマイコラスはニチメンから全くフリーだぜ!」と電話あり、ドル札の現金が銀座の田さんの事務所からドサッと届けられました。その頃は外国通貨の扱いが厳しい時代で、こわごわ出張者にシカゴまで現金を持たせた思い出があります。その後も何度か田さんと会食の機会がありましたが、〝1個100円のハンバーガーで売上1,000億円目指す〟と当時の常識では想像も出来ない怪気炎をあげていたのが印象的でした。

 昭和50年から55年の間、私は再度の米国勤務でNYに行き日本を留守にしましたが、帰国するとマクドナルドは田さんの夢の通り本当に売上1,000億に手の届くほどの快進撃中で、改めて先見の明に驚きました。その時既に田さんは経済界やマスコミの寵児で超多忙、会う機会がありませんでしたが、再会したのは、あらためてスタートした千里山会の席上でした。それから会うと都度「マイコラスは元気だぞ!」とか消息を伝えてくれました。田さんはマイコラスが亡くなるまで創業の功労者を役員として大切に遇しました。
 また昔話が出ると「お前のお父さんが出征した時は、お稲荷さんに行って、駅まで見送ったぞ。お稲荷さんではスルメと御神酒が出たよなー」と懐かしそうでした。あの独特の笑顔や、藤田節が聞けなくなったのは本当に淋しい思いがします。
 心からご冥福をお祈りします。

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 当時、数多くの日本企業が米国マクドナルドに提携交渉を行い、ある企業が契約寸前であった。それはダイエー創業者の故・中内功(「功」ではなく「工+刀」)氏が率いるダイエーで、故・中内功氏は日本人として初めて、米国マクドナルドのハンバーガー大学で研修を受けていたのだった。この件はダイエー系の外食事業部で良く語っていたそうだ。故・中内功氏は米国マクドナルドとの契約を故・藤田田氏にとられたことを悔しがり、独自でドムドムというハンバーガーチェーンを作りダイエー町田店にマクドナルド日本進出より早く開店した。さらに、急成長していた米国ウエンディーズ社と提携し店舗展開した。
 故レイ・クロック氏が何故大資本のダイエーとの契約を取らず、小さな企業の故・藤田田氏と提携したのかは、両者とも具体的に語ってはいない。私の伝聞した内容と推測であるが、両者に共通していたのは、故郷を失っていると言うことだ。

 故レイ・クロック氏の両親は中欧出身の米国移民であり、故・レイ・クロック氏は自伝で遊興詩人の血が流れているとしている。そして、若い頃はピアニストとして全米を歩く苦労をした。米国マクドナルドの旧本社ビル(別棟のハンバーガー大学玄関ロビー)には故レイ・クロック氏の昔のオフィスを再現して展示している。当時マクドナルドが本社を構えていた、シカゴ郊外のオークブルックは古い商業都市で保守的な街である。企業のオフィスは,管理職になると個室が与えられる。しかし、米国マクドナルドの本社には、CEOであっても個室はない。現在の西海岸のシリコンバレーのIT企業のように,パーティションで区切られてだけで、誰でも話しに行けるように50年ほど前からなっていた。

 故レイ・クロック氏は自由な雰囲気で明るいカリフォルニアを愛し、晩年はサンディエゴに住み、球団サンディエゴ・パドレスのオーナーをしていたくらいだ。シカゴ出身のアメリカ人とは思えない自由人だ。

 定かではないが、故・藤田田氏は、朝鮮半島系の在日ではないかという方もいる。50年程前、創業後2年目に入社した筆者にとって、朝鮮半島系在日と台湾系在日の社員が多いのが印象的だった。ある店舗建設部の朝鮮半島系社員は、好き勝手な発言をしていたが、上司も怒らない。本人に理由を聞くとにやりと笑い、「俺の親父と藤田さんは特別の関係なのだ」と言っていた。また、筆者の部下にいた朝鮮半島系在日の社員が重大な規律違反をしたので、筆者の上司に解雇するべきだと進言したら「社長に怒られる」と受理してくれず、故・藤田田氏の管轄する部署に異動させた事があった。ロッテ製菓創業者の重光武雄氏(辛格浩)は、永住権を持つ韓国籍であり、国産ハンバーガーチェーンのロッテリアを経営する。直接のライバルであるが、故・藤田田氏は仲が良かったようだ。
 故・藤田田氏及び藤田商店経営のご子息にかわいがられていた購買本部のある優秀な社員が、ロッテリアに転職しようとしたところ、何故かそれが直ぐに故・藤田田氏の知るところとなり,故・藤田田氏が激怒し、転職話が壊れたことがあるくらいだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86

 あるジャーナリストの方が取材の際に写真を撮ろうとしたら、故藤田田氏は、韓国・百済か任那の書体をバックにポーズをとり、「先祖が向こうだ」と言ったそうだ。また、故藤田田氏は東大法学部卒業でありながら、官庁や大企業に就職せず、個人企業を設立した。現在は差別が少ないが、終戦直後は差別や国籍問題で官庁や大企業には就職は難しかったのかもしれない。故・藤田田氏は御母堂のお話を良くしていたが、亡くなった父親はエンジニアであったとしか言っていなかった。それらを総合すると、故・藤田田氏は、朝鮮半島系在日か比較的に近い祖先が半島出身であったと思う方が自然だろう。筆者も台湾系の在日であり、大学を出ても就職が難しく、学歴不要の外食産業に入ったという経験を持ち、出自を問わず採用し、昇進も差別しなかった故・藤田田氏に大変感謝している。故・藤田田氏が自伝を残さず若くして亡くなったのが残念だ。

 朝鮮半島系在日か祖先が半島出身であるとすれば、故・藤田氏が故郷を失っている中途半端な気持ちを持ち、日本人を冷静に観察していた理由がわかる。故レイ・クロック氏は自分と同じ故郷を失っている気持ちを察し、共感を覚えたのではないだろうか?
  故・藤田田氏の出自に関しては、私の憶測に過ぎず、事実を確認していない事をご承知置きいただきたい。私も台湾系の在日でありそれのデメリットよりメリットの方が多かったので、故・藤田田氏の出自を憶測したのである。

 故藤田田氏の最大の功績はまず徹底した日本化とその東南アジアへの影響だろう。私が日本マクドナルドに入社したのは1号店の銀座が開店してから2年目。当時の本社は故・藤田田氏の個人企業の藤田商店の新橋の本社の片隅だった。私は故・藤田田氏は米国マクドナルドと提携するし、欧米との輸出入業もやっているので、欧米かぶれのモダンな人を連想していた。また、当時故・藤田田氏の執筆したユダヤ人ビジネス本を読んでいたので合理的で欧米かぶれの方だと思っていた。入社時に故・藤田田氏のオフィスに入った私は度肝を抜かれた。部屋には日章旗と特攻隊の零戦の大きな写真が貼ってあり、まるで右翼の事務所だった。故・藤田田氏は若い頃自動車事故でけがをしたということで、顔に傷跡が残っており、やはり腹心の側近故・高橋氏も顔に傷がある。しかも故・藤田田氏は恰幅がよく、上から下まで一分の隙もないダブルの濃い色のスーツを着用しているのに、くだけた大阪弁で丁寧に話す。筆者はガラの悪い池袋育ちで、やくざの大親分を見てきた経験があった。故・藤田田氏の雰囲気はそのやくざの親分にそっくりだった。私はとんでもない会社に入ったと後悔し始めた。

 しかし事実は違っていた。故・藤田田氏は学生時代の学友が、何人も特攻隊で亡くなったので、その思いを忘れないように写真などを飾っているのだと語っていた。故・藤田田氏は欧米との関係は取引や金儲けであり、魂は日本人だとしていた。

 この複雑な故・藤田田氏の思いは、日本マクドナルドの方針に色濃く表れていた。当初は米国色が濃かったのだが、店舗に星条旗などの米国を連想させる装飾や、販促物は厳禁だったのだ。故・藤田田氏は自分の経験からか「日本人は米国の文化にあこがれを持ってはいるが、戦争のつらい思い出は忘れておらず、本質は反米だ」としていたのだった。また、故・藤田田氏は言葉を大変大事にしており、趣味は日本語の研究というくらいであった。それが店名をMcDonald’s(マクダーナルズ)と発音させずマクドナルドとして殆どの店舗看板をカタカナのマクドナルド表記にした。キャラクターのRonald MacDonald を、日本人にはRは発音できないからドナルド・マクドナルドとした。この徹底した日本化は大成功し、子供たちはマクドナルドを日本の企業だと思うようになった。

 マクドナルドへの批判的な本は多いが、「マクドナルドはグローバルか」東アジアのファスト・フード。ジェームズ・ワトソン(編)前川啓治・竹内恵行・岡部曜子「訳」という本はマクドナルドの東南アジア(中国・北京、香港、台湾・台北、韓国・ソウル、日本)における店舗展開を人類学的な見方でリサーチし、その大きな戦略は「徹底した現地化であり、現地の人はその国のマクドナルドが自国の企業であると認識している」と述べている。

 故・藤田田氏のもう一つの大きい功績が店舗の立地であった。日本マクドナルドは故藤田田氏(藤田商店含む)と米国マクドナルドコーポレーションの50%ずつ出資と言われているが、実は当初は日本側は第一屋製パン(創業者の故細貝社長が当時経営トップ)と故藤田田氏が25%づつ出資であった。故藤田田氏は、藤田商店で電化製品の輸出や、ディオールなどのブランド品の輸入販売をしていたが、食品に関して素人であったためだ。

 ハンバーガーの店舗展開には、日持ちのしないバンズ、乳製品、冷凍品、缶詰類などの3温度帯の配送網が必要であった。大量のバンズ(ハンバーガー用の丸いパン)の製造は大きな工場を持つパン製造業でなくてはいけないが、中小企業保護のためにパン製造業の工場を新規に建設できないと言う規制があった。製パン企業は、日持ちのしないパンを、小売店に直送するトラックと運転手を自社で持っていた。また、惣菜パンなどを製造するため、惣菜などの食品加工技術を持っていた。そのため、パン工場を東京と大阪に持っている第一屋製パンも入れたわけだ。

  もう一つ第一屋製パンに頼ったのが人材だ。店舗の建設分野の人材と、店舗開発の人材を供給してもらうことになった。そこで、店舗建設部の部長として、故・西沢氏、店舗開発部長として故・大野氏を迎えた。

 日本マクドナルドに1号店というと銀座と思われている。しかし実は、幻の1号店がある。 米国マクドナルド社は郊外型が基本であった。海外はまずカナダ、次が日本だった。米国は東京郊外を主張し、神奈川県茅ヶ崎市の海岸沿いに米国デザインのドライブインのお店を開業しようとした。

 合弁会社の日本サイドの第一製パン出身の故・大野氏が店舗開発担当であった。しかし故・大野氏はレストラン店舗開発に慣れていないため、地区の出店規制を知らなかったようだ。この江ノ島を中心とする湘南海岸沿いは景観と砂浜保護が厳しく、営業してはいけない地域があった。それを知らずに建築を進め、建物は完成したのだが営業許可が下りず、困ってしまった。そこで故・藤田田氏が取引先で懇意にしている銀座三越の一等地に開店した。それが日本マクドナルド社の大躍進につながったのだ。

 1号店として三越にこだわったのも、交差点角という絶好の立地条件から。「ここしかない」と、藤田は三越まで直談判に行くが、当時藤田と掛け合った銀座店店長で後に社長となる岡田茂から、「三越の営業の邪魔にならぬよう、火曜日朝に開店できるなら出店してもらっても構わない」と無理難題を突き付けられる。当時、銀座三越は月曜日が定休日で、これは『日曜日の閉店時刻(18時)から火曜日の開店時刻(10時)までに、水周りを含め全ての作業を終わらせた上で開店させることができるなら出店を許可する』といった意味であった。

 作業できる時間は実質40時間しかなかったが、どうしても銀座三越にこだわった藤田は、都内のとある空き地で銀座三越の出店予定スペースを再現させ、作業員に何度もシミュレーションさせた。最初は60時間近くかかったが、練度が上昇すると、仕舞いには39時間足らずで作業を終わらせることに成功した。

 1号店として開店した店舗は、面積129m2と非常に小さな持ち帰り専門店で客席がなかった(後に移転)。当時の物価ではハンバーガー1個の価格がやや高額ではあったが、藤田の狙い通り、この店は大変な評判になり、日本各地に続々と店舗が作られるようになった。なお、1号店は新宿の本社内に資料として再現されている。当時のメニューは、チーズバーガー、ビッグマック、フィレオフィッシュ、マックフライなどがあった。当時銀座店店長の岡田茂と昵懇であったが、それでも通常高級化粧品店舗やファッショナブルなショーケースにする一等地を当時水商売と言われていた飲食店に貸すのは考えられない。それを実現したのは、故・藤田田氏の三越と岡田茂氏への大きな貸しであった。
 実は岡田茂氏が三越の広告宣伝部長時代に、三越が、吉祥寺に出店をしようと地権者と話し合い合意に達していたが、いろいろな社内事情でで、出店を取りやめることになった。岡田茂氏が地権者に断りを入れたが、その地権者の中に強面の暴力団がいて、話がもめにもめた。困った故・岡田茂氏が故・藤田田氏に泣きついたのだ。故・藤田田氏はその難題を見事に解決していたのだ。

 故・藤田田氏の個人会社の藤田商店が本社を構えていた新橋のビルの藤田商店が構える事務所の上下が暴力団の事務所であった。また、下北沢店の開業時には地元の暴力団から出店妨害されたことがある。担当者が、故・藤田田氏に相談すると、見事に妨害が収まった。故・藤田田氏は暴力団とのなにがしらの接点があったようだ。でも、お金を大事にする故・藤田田氏は暴力団とももめごとにお金を使うことはなかったようだ。

 故・藤田田氏は1980年代のバブル崩壊前には稼いだお金を、株の仕手戦に運用していたようで、四国にあった猟銃メーカーで米国のブローニング社に銃をOEM生産していた、ミロク製作所への仕手戦に参加していると報じられたことがある。しかし報道後、株仕手戦から手をきっぱり引き、その後、バブル期の多くの経営者が参入した、株、不動産、ゴルフ場、海外投資を一切行わず、それがバブル崩壊の影響を受けなかった理由だ。その代わり、仕手戦でお金が必要な人への金貸しをしていたようだ。仕手戦に加わる人には経済やくざが多く買った。故・藤田田氏のそのかかわりを示すのが、2015年末に閉店した元大阪本部が上階に事務所を構えた、緑地公園店の閉鎖だ。
http://suita.goguynet.jp/2015/11/28/macheiten/
http://blogos.com/article/143164/
http://news.livedoor.com/topics/detail/10798559/

 この店は私が関西の運営部長時代にグランドオープンし、その後、藤田商店が土地を手に入れ改築した物だ。最初の緑地公園店の地主は、日本土地(株)、社長は通名 木本一馬 (孫 圭鎬)であった。韓国系の金融業のいかにもやくざ風の方だった。その後、暴力団ともめて(借りた金の問題)で暴力団を恐れ、拳銃所持で自首し逮捕された。釈放後、
1991年秋に夫婦で拳銃自殺した。
 当時藤田さんは木本に金を貸していたようで、担保に取っていた土地の所有権を藤田商店系の会社に移転し、ビルを建て、大阪本部と店舗、マックスポーツを入れるという、藤田さんにとって因縁のあるお店だ。近所の千里山には実家があり、お母様が住まわれていた。

物件名     マクドナルド緑地公園ビル
所在地     大阪府吹田市江坂町5丁目14-10 
構造 (規模) — (地上: 6階建)
築年月      —- / —
坪数      150.00 坪 (495.85m2)
募集階     地上 4 階
沿線・最寄駅  「緑地公園」 駅 徒歩3分
┗ 北大阪急行線
https://b-zukan.jp/floor/osaka/66320/
マックスポーツ
http://ryokuchi.macsports.jp/access-map.html
マクドナルド大阪オフィス
https://job.rikunabi.com/2015/company/seminar/r919500089/C002/

 さて、幻の1号店は30年ほど建物が放置されていた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1303L_U1A710C1000000/
http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/26208/
商品の歴史
http://news.mynavi.jp/articles/2010/02/16/macchronicle/

 ちなみにマクドナルド社が日本進出する数年前に、茅ヶ崎に当時米国マクドナルド社より大きなチェーンだった、バーガーシェフ社が不二家と提携し派手に開店したが、日本の車社会は米国ほど成熟していなくすぐに閉店した。マクドナルド社も茅ヶ崎に開店していたら、今はなかったかもしれない。
http://careerconnection.jp/biz/studycom/content_756.html
http://spysee.jp/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0/1946188/profile

 同じくハンバーガーチェーン大手のバーガーキング社にレストラン西武(現・西洋フードコンパスグループ)が提携交渉していたのだが、日本の牛肉価格などの高さから、米国サイドが断り、レストラン西武はその代わり自社のハンバーガーチェーン・コルネット
を展開し、チェーンオペレーションを学ぶため米国ダンキンドーナツと提携したのだ。(西友の優秀な課長が担当し、そのノウハウは後のファミリーマートに生かされている。
http://www.seiyofood.co.jp/company/history
http://ss-foodlabo.com/knowledge/nenshi.php?nen=2

 ちなみに関東で最初のハンバーガー・レストランは六本木の ザ・ハンバーガー・インだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/julywind727/10133901.html
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13040305/
http://r.gnavi.co.jp/j4vka8am0000/
http://roppongi.keizai.biz/headline/985/
http://e-food.jp/roppongi_blog/archives/2004/12/post_8.html
http://alao.cocolog-nifty.com/the_eye_forget/2005/12/3_71d9.html

 深夜まで営業しており、夜は洋パン(現在は死語で外人専用の娼婦の意味)のたまり場のいかがわしい店だった。

 六本木はピザの発祥のニコラスもあった。両店ともにいかがわしい人であふれていた。ちなみに日本でピザにタバスコをかけるようになったのはニコラスの影響だろう。米国では真っ赤な唐辛子粉末が一般的だ。
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13015114/
http://www.nicolas-pizzahouse.com/

 ニコラスの当時の雰囲気は本「東京アンダーワールド」を読むとわかる。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/404247103X
http://e-food.jp/roppongi_blog/archives/2004/11/post_3.html
http://www.ne.jp/asahi/rover/sfx/books/0205/b020522.htm
http://www.slownet.ne.jp/sns/area/culture/reading/issatsu/200510051807-3000000
http://allabout.co.jp/gm/gc/214830/

続く

              △▼△▼△▼△▼△▼△
● 日本外食ニュースと米国外食ニュース    ——————-■□

最新の情報は私のfacebookに掲載していますのでご覧ください。
https://www.facebook.com/toshiaki.oh

<日本外食ニュース>

柏原光太郎(カッシー)さん発行の飲食業界ニュースまとめのリンクです。

 柏原さんは、文芸春秋の編集者で1967年から続くグルメガイド『東京いい店うまい店』(私が愛用していた信頼のおけるグルメ本です)の編集長を務め、自身もグルメとして知られる有名な方です。

10月1日にスタートした「文春マルシェ」は柏原さんと食通販サイト「セコムの食」伝説のバイヤー猪口由美さんがタッグを組んでいます。「セコムの食」は残念ながらこの3月に閉業。そこで「文春マルシェ」では、これまでが猪口さんが築き上げたおいしいものの人脈に、柏原さんの有名シェフの人脈がプラスされていて、魅力たっぷりに紹介されています。

おいしいは、ニュースだ

「文春マルシェ」
https://shop.bunshun.jp/store/top.aspx

2018年1月に「日本ガストロノミー協会」を設立し会長に就任しています。
https://www.japangastronomy.com/

食べログフォロワー数5万人。
https://tabelog.com/rvwr/kotarokashiwabara/

飲食業界ニュースまとめ #441 2021/6/10
https://note.com/kassie/n/n96f6300ba857

飲食業界ニュースまとめ #442 2021/6/11
https://note.com/kassie/n/na0c07c61f244

飲食業界ニュースまとめ #443 2021/6/12
https://note.com/kassie/n/n17959c1a69b0

飲食業界ニュースまとめ #444 2021/6/13
https://note.com/kassie/n/ne0919890d54a

飲食業界ニュースまとめ #445 2021/6/14
https://note.com/kassie/n/n7a990ae5e1a8

飲食業界ニュースまとめ #446 2021/6/15
https://note.com/kassie/n/n31a1600a6b5d

飲食業界ニュースまとめ #447 2021/6/16
https://note.com/kassie/n/n834150cd78cc

みんなの経済新聞
https://minkei.net/

フードスタジアム
http://food-stadium.com/

フードリンク
http://www.foodrink.co.jp/news/

東洋経済オンライン 外食
http://toyokeizai.net/category/restaurant

フーズチャンネル
https://www.foods-ch.com/gaishoku/

Goo外食ニュース
https://news.goo.ne.jp/topstories/business/559/

サンケイBIZ
https://www.sankeibiz.jp/business/lists/service-n.htm

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/

流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/

M&A NEWS 食品・外食
https://ma-times.jp/category/manews/food

リテールテック
https://messe.nikkei.co.jp/rt/

<米国外食ニュース>

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NRN紙
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発行人:有限会社清晃 代表取締役 王利彰 
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このマガジンを発行する王利彰の率いるフードサービスコンサルタント会社有限会社清晃(せいこう)は、海外から日本に進出する外食企業、日本から海外に進出する外食企業のサポート、及び、チェーンレストラン、フランチャイズチェーン展開をする企業へのサポートを行っています。
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ご質問、ご相談はeditor@food104.comにお寄せ下さい。

実務的な仕事だけでなく、外食産業を基礎から学びたい、家業の飲食業を
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将来独立して飲食業を経営したい、将来外食企業の経営者になりたい、
と思っている方にお勧めするのは、

関西国際大学人間科学部経営学科
http://www.kuins.ac.jp/old_faculty/management.html

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科
https://business-school.rikkyo.ac.jp/

立教大学ホスピタリティ・マネジメント講座(毎年9月~12月、30回、受講料5万円)
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kanken/

大学で外食を含む観光分野をきちんと学びたいという方は
立教大学観光学部
杏林大学外国語学部観光交流文化学科
等で学ぶことをお勧めします。
https://www.rikkyo.ac.jp/undergraduate/tourism/
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/foreign/

王利彰の長年蓄積した調理機器開発のノウハウは最適厨房研究会
http://saitekiken.jp/saitekichubo/

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