外食ニュースクリップ「MOSDO モスド」(商業界 月刊コンビニ2012年8月号)

ミスタードーナツはスターバックスやクリスピードーナツに対抗するために、グルメタイプ・コーヒーを強化したアンド・ナンドを7店舗ほど展開していたが、いつの間にか全店閉鎖してしまった。なかなか落ち着いたお店と商品力で良かったのに残念だ。
それに代わる業態として、モスバーガーと提携しMOSDOという実験店を3箇所展開している。最新のお店が恵比寿駅前に開店した。一軒家の屋上には太陽光発電を備えたエコビルだ。
1号店はモスバーガーのハンバーガーとミスタードーナツのドーナツが食べられるお店だったが、既存店との競合を恐れたためか、3号店ではモスバーガーが開発担当したサンドイッチとミスタードーナツが開発担当したデザートの独自の商品組合せになっている。
サンドイッチはホットとコールドの2種類で、ホットはグリル野菜とハンバーグ450円やゴロゴロ野菜(ラタトウユ)とチキン390円、等4種類。コールドは、野菜山盛りBLT450円、パストラミビーフ390円等で全てのサンドイッチにたっぷりとした野菜を入れている。
カウンター下の目立つショーケースで存在感があるのが、モスドの花束サンドL780円、S390円だ。トルティアに野菜をたっぷり盛りつけた野菜サラダで、付け合わせのドレッシングにも工夫を凝らしている。見るだけでも楽しいサラダで、女性に大人気だ。
デザートは、厚焼きホットケーキ280円、モスドのいちご大福220円、いちごあずき220円、いちごチョコ220円、等6種類だ。
女性向けの商品開発担当者には必見の実験店だろう。

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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