外食ニュースクリップ「JR博多シティのレストラン街 『くうてん』」(商業界 月刊コンビニ2012年3月号)

2011年3月12日に鹿児島から新大阪まで直通の新幹線が完成。それに伴い、JR九州は博多駅を全面的に改築し、阪急百貨店と東急ハンズを誘致してJR博多シティを開業した。この1月末に来場者が5000万人を突破するという好調ぶりだ。新幹線を利用して遠方から来場する客に混じって、韓国や中国の観光客も目立つ。原発の問題で東日本を避けて西日本に来る海外の方が増えているようだ。
9階と10階には植栽を植えたり、天井に吹き抜けを作り太陽光を入れたりと自然な雰囲気のレストラン街「くうてん」を設けた。九州地場のレストランが多いのが特徴だ。
出汁で有名な椒房庵の定食屋。(出汁で有名)、ブッフェレストランの新業態「ワインスタイル ぶどうの樹」、博多一風堂、うまや(JR九州経営の焼鳥屋)
遊食豚彩 いちにいさん(鹿児島黒豚の名店)、菅乃屋(熊本の馬刺)、等の九州の有名店が入っている。
博多らしいのは、磯貝という居酒屋で修行した方が経営している居酒屋「トクトクTOCTOC」だ。昼はランチ営業で1000円前後の定食だが、1500円の刺身定食8点盛りは鮪の赤身、中トロ、大トロ、が一切れずつ、カンパチ、ヒラメ、胡麻鯖、いくら、イカ、等の活きの良い魚ばかりだ。夜はこれらの魚中心の居酒屋になる。駅ビルにこれだけの鮮度の居酒屋を揃えるとはさすが博多だ。

王利彰(おう・としあき)

昭和22年東京都生まれ。立教大学法学部卒業後、(株)レストラン西武(現・西洋フードシステム)を経て、日本マクドナルド入社。SV、米国駐在、機器開発、海外運営、事業開発の各統括責任者を経て独立。外食チェーン企業の指導のかたわら立教大学、女子栄養大学の非常勤講師も務めた。 有限会社 清晃(せいこう) 代表取締役

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