weekly Food104 Magazine 2008年11月5日号

メルマガバックナンバー

● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報
● 米穀情報
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック

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莫莫居 鶯 今週のおすすめ

先日、飯能を訪問し、地元飯能市の振興を考えている有志の方々との交流をし
てきました。埼玉県飯能市は池袋から西武池袋線特急で50分ちょっとで到着し
ます。江戸時代は幕府直轄の天領で、材木や織物で栄えていました。その当時
の地元の裕福な名士の方は、美味しいお酒や、料理を食べていたはずです。現
在では、材木も織物も廃れてしまいましたが、昔の美味しいお酒や料理は残っ
ているはずです。そこで、編集長の王は1日をかけて飯能の町を歩いたのです。

その結果、飯能市内に地酒を丁寧に醸造している酒蔵を発見したのです。名栗
川と成木川の合流する地に立つ『五十嵐酒造』です。思わず、お酒を購入して
しまいました。創業は明治30年、新潟出身の杜氏だった初代久蔵がこの地に惚
れ込み、蔵を開き、そして世に送り出したのが軽く切れの良い「天覧山」です。
天覧山は、山麓にある能仁寺に愛宕権現を祀っていたので、もとは愛宕山と呼
ばれていました。それが時代を下り、徳川五代将軍綱吉の病気平癒のお礼に、
生母桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納したので、羅漢山と呼ばれるようになった
のです。

そして、1883年(明治16年)に、山麓で行なわれた帝国陸軍大演習を明治天皇
がこの山頂から統監したことにより、天覧山と呼ばれるようになったのです。
山というより小高い丘といった趣です。
http://www.snw.co.jp/~iga_s/index.html
でも、その名前が素晴らしいですね。

莫莫居鶯のスタッフは早速試飲に赴き、お酒を作っている造り手にお会いして
きました。若い女性の吉野さんと言う方です。女性が作っているから、繊細な
味がだせるようですね。吉野さんはお酒を造る時に「温度管理には特に気をつ
けています」とおっしゃっていました。適度な温度でゆっくり、じっくり寝か
せているから優しい日本酒ができるんでしょうね。今では、日本酒鑑評会で何
度も金賞を受賞しているそうです。

そこで、莫莫居 鶯では、「天覧山 本醸造」と「天覧山 無濾過原酒」 の
2種類を入荷致しました。どちらも数量限定になりますが、是非、飯能のお酒
をお楽しみください。

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)

東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
地図http://www.bakubakukyo.com/shop.html
TEL 03-3987-0085 FAX 03-3987-8377
ホームページ  http://www.bakubakukyo.com/
メールアドレス info@bakubakukyo.com
営業時間 年中無休(年末年始以外)
ランチ 月~日 11:30~15:00
ディナー 月~土 17:30~24:00
日・祝 17:30~23:30
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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■ 東京 恵比寿に京おでんの「京都 まろまろ」がオープン

渋谷区に2店舗のおでんダイニングを展開するアルスンダイニンググループ株
式会社は、新たに恵比寿駅近くに京おでんを提供するダイニング「京都 まろ
まろ」をオープン店しました。

自慢の「金の京おでん」は、たっぷりの昆布と丸鶏・うるめ・宗田・鯖節とグ
ジの焼きアラからとった透き通る黄金色の「だし」を、岩塩・白しょうゆで上
品に仕上げたもの。さらにおでんを楽しんでいただくために、オリジナルの五
種の薬味をご用意しました。さまざまな薬味をつけて味わうことで、お好みの
食べ方をみつけることができます。

○京都 まろまろ 五種の薬味
トマト胡椒(トマトでつくった柚子胡椒)
鞍馬山椒バター(鞍馬の実山椒の佃煮を練り込んだバター)
丹後しそ海苔(丹後の岩海苔のしそ風味の佃煮)
金山寺柚子チーズ味噌
(柚子皮とナチュラルチーズを漬け込んだ金山寺もろ味噌)
フルーツ味噌(月替わりの旬のフルーツで仕込んだ甘味噌)

その他にも、白と黒の二つの京味噌おでんや市場直送の旬魚のお造り、京和牛
や京地鶏の炭火焼き、自家製の湯豆腐も自慢です。

○店舗データ
住所:東京都渋谷区恵比寿1-6-1 グリーンハウス高橋1F
交通:JR/東京メトロ恵比寿駅 西口改札を右に出て徒歩1分
電話:03-3445-7794
営業時間:ランチ  平日のみ 11:30~15:00
ディナー 月~土  18:00~翌4:00
日・祝       17:00~24:00

○URL: http://www.maro-maro.jp/

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● 日本外食ニュース ———————————————-■□

■ タリーズ、女性集客へ紅茶充実、伊藤園から茶葉を調達―新ブランド投入
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.tullys.co.jp/menu/tea_beverages/
http://tullys-cup.jp/

タリーズコーヒージャパン茶系飲料メニューを拡充する。茶系専用の新たなブ
ランドを設けて品ぞろえを増やしたほか、客が好みの濃度に調整できる提供方
法に改めた。新設したブランドは「ティーズティー」。紅茶飲料「アールグレ
イ」と「ダージリン」(ともにホットのみ)の2種類の販売を始めた。

■ 九州の外食、脱「郊外型」 ロイヤル西日本、康正産業など社食やホテル内
出店 2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081022c6c2201k22.html
http://ameblo.jp/cc9/entry-10155087655.html

ロイヤル西日本や康正産業はビジネスホテルや大学など集客が見込める立地に
出店、ジョイフルは都心型のモデル店を開発した。新たな収益源への布石を打
つ。

■ ニットク―ハイボール用サーバー、爽快炭酸 どの店舗でも(食を支える)
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.nittoku-inc.jp/

サントリーがウイスキーの復権に向けて、「角瓶」をハイボールにして提供す
るサーバーを開発、飲食店に無償レンタルし始めた。炭酸を強めにして爽快
(そうかい)感を高め、ウイスキーが苦手の人にも飲みやすくした。サーバー
の開発でサントリーを支えたのは生ビール用サーバーの製造などを手掛けるニ
ットク(東京都小平市)だ。

■ 複合店開発の新会社、ドトール・日レスが設立
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=3087&NewsItemID=
20081029NRS0088&type=2
http://www.dnh.co.jp/ir/pdf/press_081027.pdf

ドトール・日レスホールディングスは、カフェとレストランを組み合わせた複
合店舗の開発などを手がける新会社を12月に設立する。新会社の名称は「D&N
カフェレストラン」。

■ ハウス食品マーケティング本部ブランドプランナー南泉希氏(フーズWho)
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://nikkei.goo.ne.jp/perfect/basic_282.html
http://housefoods.jp/new_products/index_0809_01.html

ハウス食品は9月にレンジ調理食品「コレガリゾット」を全国発売した。こだ
わったのはコメに芯をほどよく残す「アルデンテ」の味。開発を手がけたマー
ケティング本部レトルト・低温食品部のブランドプランナー、南泉希(いずき
31)さん。

■ ワンダーテーブル、ローストチキン専門店を開業
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.wondertable.com/app/whatsnew/open_history

ワンダーテーブルは新業態のローストチキン専門店の運営を始める。 店名は
「ローストチキンハウス」で、1号店を10月末に東京・丸の内に開業した。

■ イートアンド、ポリオワクチンを途上国に
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.eat-and.jp/news/news2008/2008_10_29.html

イートアンドは11月、ペットボトルのフタを集めてリサイクル業者に売却し、
売却益で発展途上国にポリオワクチンを送る運動を始める。

■ 味よし食品、富山の鱒寿司、高速で拡販
2008/10/29 日経MJ(流通新聞)
http://www.ajiyoshi-s.co.jp/contents.html

米飯加工業の味よし食品は富山名産の主力商品、鱒寿司を、高速道路のサービ
スエリアやパーキングエリアで拡販する。

■ フォンテラCEOフェリエ氏に聞く(日経フォーラム世界経営者会議)
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://blog.goo.ne.jp/tike_hiko2000/e/b878c12f76082ffe341a408045cfe885
http://alic.lin.go.jp/annual/2005/fore/nz.html
http://nzdaisuki.com/news/news.php?id=3881
http://www.jetro.go.jp/world/oceania/nz/biznews/47d495bf43f6b

ニュージーランドのオークランドに本社を置き、乳製品の輸出企業としては最
大手のフォンテラ。売上高は約1兆1,000億円で、輸出先は140カ国・地域にの
ぼる。「世界経営者会議」のために来日したアンドリュー・フェリエ最高経営
責任者に世界戦略や食の安全への取り組みなどを聞いた。

■ ハウス食品、ブログの香辛料レシピ、本に
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080306/295589/

ハウス食品は料理関連のブログサイト「レシピブログ」で募集した香辛料に関
するレシピを書籍化した。

■ 庄屋フード、和食店など拡大
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081027c6c2702127.html
http://www.sho-ya.co.jp/library.html

庄屋フードシステムはうどん店や和食店の店舗を拡大する。うどん店は「那か
むら」で、総菜の天ぷらも味わえるのが特徴。和食店は「ナチュラルキッチン
百菜」で、無農薬の食材などを使った定食が売り物。

■ グルメ杵屋社長日村千尋氏―うどんの次はアジア料理(味かげん)
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
https://job.mynavi.jp/09/pc/search/corp83709/outline.html
http://www.gourmet-kineya.co.jp/service/index05.html

「アジア料理の業態を主力のうどん・そば業態に次ぐ収益の柱に育てていきた
い」と話すのはグルメ杵屋の日村千尋社長。

■ マクドナルド、都内50店生ごみリサイクル開始
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/108858936.html
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2008/company/20081028.html

日本マクドナルドは11月1日から、東京23区にある50店を対象に食品廃棄物の
リサイクルを始める。

■ ハークスレイ、30%カロリーオフ弁当、のり弁など3種
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/108865416.html

ハークスレイは大阪府などの一部店舗で、従来に比べ3割程度カロリーを抑え
た弁当の販売を始めた。

■ イタリア料理パワーアップ、和食店に参入
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081023c6b2302x23.html

パワーアップは和食店に参入する。1号店を11月20日に東京建物の大型ショッ
ピングセンター「SMARK」(群馬県伊勢崎市)内に開業する。

■ 家庭ハンバーグ、「煮込み派」台頭、ハインツ調査、焼き加減に手を焼く
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20081028/1020407/

家庭のハンバーグは「焼く」から「煮込む」に。

■ ハイデイ日高、新工場建設先送り 埼玉に計画の食品加工施設 積極出店は
継続 2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://www.hiday.co.jp/ir/index7.html

ハイデイ日高は2009年2月期中の稼働を予定していたギョーザなどの加工工場
の建設を先送りする。

■ ワタミ 情報誌とコラボ 雑誌掲載の流行料理開発 別冊企画 とじ込み・配布
2008/10/31 日経MJ(流通新聞)
http://www.watami.co.jp/ir/press.html
http://www.kxm.co.jp/info_1.html

居酒屋大手のワタミは角川クロスメディアが発行する情報誌「東京ウォーカー」
と組んで販促する。情報誌が過去に掲載した流行料理をセットにした宴会用の
メニューをワタミ専用に開発する。

■ 低価格米、引っ張りだこ、外食が大量注文、卸値上昇―定番化スーパーも
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://cameashi.net/SHOP/AA0570001-114SP.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%95%E3%81%8A%E3%81%A8%E3%
82%81

千葉産ふさおとめ 青森産つがるロマン
2008年産の新米商戦で低価格銘柄の需要が一段と高まっている。景気の減速で
コスト削減をめざす外食産業などが旺盛な調達意欲を示している。だが大量の
注文に応じきれない低価格米の産地も目立つ。主力銘柄米との価格差が縮まる
ケースも出ている。

■ 愛媛・宇和島、クロマグロ養殖、ヨンキュウが参入―10年秋出荷目指す
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081030c6b3003n30.html
http://www.yonkyu.co.jp/main.htm

ヨンキュウはクロマグロの養殖事業に参入する。

■ 開発物語 三重県熊野市すぎもと農園 「かわいい青みかん」(食材最前鮮)
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.o-mikan.com/
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin9/article.php?storyid=325

廃棄する青ミカンを副産物として有効利用する道を模索し、青ミカンの皮に含
まれるヘスピリジンという物質がアトピー、花粉症の緩和や血中コレステロー
ルの分解に有効なことを突き止め、青ミカンのジュース「かわいい青みかん」
を2005年10月に発売。

■ 包んでおいしい“大豆ペーパー”、インペックス発売
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.rakuten.co.jp/plazastyle/532483/532624/1876010/

インペックスジャパンはシート状の大豆食品「ソイラッパーズ」を発売する。
のり・お茶の老舗、山本山(東京・中央)の米国法人が開発した。

■ ノースプレインファーム、昆布入り生キャラメル
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=16272
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid
=7288
http://www.northplainfarm.co.jp/

ノースプレインファームは海藻を練り込んだ発酵バターを使った生キャラメル
を発売する。

■ 秋田県、英で清酒試飲会
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://blog.goo.ne.jp/toshihide_muraoka/e/9a1e5eac571415168e25ee28268
c46c2
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081020c3b2004720.html

秋田県は英ロンドンの日本大使館で現地のレストランや酒類取扱業者らを集め
て試飲会を催した。

■ 外食、メラミン検査拡大――ゼンショー、乳製品、自社機関で
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://ameblo.jp/foodwin/theme3-10006381075.html

有害物質メラミンが含まれた乳製品を使った食品が相次いで発覚している問題
で、外食各社が検査体制を強化する。

■ フジオフード、非「セルフ」の定食店展開 喫茶メニュー充実 女性客も開拓
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.fujiofood.com/search/dsp_shop.php?open=2
http://r.tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001608/dtlrvwlst/

フジオフードシステムは顧客から店員が注文をとり、配膳もする定食店運営を
11月から始める。店名は「さち福や」。

■ ネスレ、ギフト販売、井村屋と共同でチョコ菓子販促
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/109063375.html

ネスレは井村屋製菓と組んで新商品の販促を展開する。両社で開発したチョコ
レート菓子を、井村屋の和菓子と詰め合わせて歳暮向けギフトとして販売する。

■ サトレストラン、昼食時間帯用、スピード料理
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/menu/sato/slm01.html

サトレストランシステムズは主力業態「和食さと」で、昼食時間に提供時間を
短縮した「スピードメニュー」を導入した。

■ ほっかほっか亭総本部、九州に直営店、プレナス牙城に攻勢
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20081031-OYS1T00243.htm
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080408-1924218/news/20080930-
OYS1T00237.htm?from=nwlb

ほっかほっか亭総本部は九州地区で初の直営店となる「ほっかほっか亭長丘店」
(福岡市)を開業した。

■ マクドナルド、コカ・コーラと共同販促、セット購入で特製グラス
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://news.r-jinzai.net/article/109063020.html

日本マクドナルドは日本コカ・コーラと組んで販促活動を始める。ハンバーガ
ーのセットの購入者にコカ・コーラの特製のグラスを配布する。

■ 増える老舗外食の破たん―「のれん」頼みは限界に(ふーど記)
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p081002.html

外食業界で破綻する企業が急増している。この数年間で、老舗企業の破綻例が
目立って増えている。老舗の破綻は、外食企業にとって「のれん」ばかりに頼
っていてはもはや生き残れないという厳しい現実を象徴している。

■ 家族亭、海外出店拡大へ、社内語学研修
2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.kazokutei.co.jp/ir/cp_200809.pdf

家族亭は社員を対象に英語と中国語の社内研修を始めた。同社は年内にそば・
うどん店をフランチャイズチェーン(FC)形式でシンガポールへの出店を予定
している。他のアジア諸国への出店も検討しており、海外事業を拡大するため
に社員の外国語の会話能力向上を目指している。

■ スシロー、ユニゾン傘下へ 業容拡大へ資本政策評価―矢三圭史社長インタ
ビュー 2008/11/03 日経MJ(流通新聞)
http://www.yoshihide.jp/2007/08/post-415.html
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2781&NewsItemID=
20080926NRS0108&type=2

回転ずし大手のあきんどスシローは投資ファンド、ユニゾン・キャピタルによ
るTOB(株式公開買い付け)に賛同、11月中旬にはTOBは成立する見込みになっ
た。

● 海外レストランNEWS 米国レストラン情報 ————————■□
ラスベガス発― カズコ・デイビスの米国サウスウエスト食事情

■ オバマが街にやってきた!

土曜日の早朝、外が騒がしいなと思いながらも無視して眠りこけていました。
またうちの前の高校でフットボールの試合でもしているのかなぁと思っていま
したが、後で夫が言うには、そのフットボールフィールドにオバマ氏が演説に
来ていたと言うではありませんか。

前日の新聞でラスベガス郊外HEDESON(ヘンダーソン)にオバマが来ると書い
てはあったのですが、こんな目の前に来てくれるとはケネディ大統領やキング
牧師のようにスピーチが上手いと定評がある彼の話し振りを生で聴けるチャン
スをおめおめと逃してしまいました。

演説上手なオバマ氏のスローガンは「チェンジ」と「イエス・ウィ・キャン」
それに対抗して海軍出身のマケイン氏の方は、「私は国の為に奉仕していきた
い!」というお国が第一と言う「カントリー・ファースト」です。ケネディ大
統領が「国に何かをしてもらうのではなく、君たちは国に対して何が出来るの
か!」と言って若者を喚起したように、オバマ氏は「世の中を変えよう!」、
と言っています、キング牧師が「私には夢がある!それは黒人と白人の差別の
無い世の中がいつかくること!」と叫んだように、オバマ氏は「黒人や白人で
分けるのではなくて、アメリカ合衆国そのものを皆でつくろう!」と力説して
います。

フットボールのルールと選挙に関しては無知な私でも今回の大統領選挙は大変
興味深いです。実は私は永住権は持っていますが、まだ市民権を取っていない
ので、選挙は出来ないんです。また市民権を持っていても、アメリカ国内で生
まれた人でなければ大統領にはなれません。そこで、父親がケ二ア人、母親が
白人であるオバマ氏は実はケニア生まれではないかと、まことしやかな噂も流
れたり、オバマ氏が長年師と仰ぐ宗教家が反米思想を持ったラディカルな人物
であるなど、黒人であるがゆえに色々囁かれています。国を変えようとした、
ケネディ大統領やキング牧師が凶弾に倒れたように、オバマ氏の暗殺計画を考
えているグループもあるとも聞いていますので、国を変えるということは命が
けです。

NHK「篤姫」で若い武士達が命を懸けて「開国」を成し遂げたように、日本に
もパラダイムシフトの波は押し寄せています。チョンマゲ頭を切り落としたよ
うな覚悟が必要な時は来ているのかも知れません。アメリカも中国寄りになっ
てきているようで、今までの様に日本だけ見てはいないようですから、この大
統領選挙後は日本も外交関係の正念場でしょう。「国家の利益を守る」って具
体的にどういうことなのかと考えさせられます。

さて、なぜオバマ氏がこの土曜日ラスベガスにわざわざ来たかと言いますと、
ネバダ州はロスまで運転して3時間半と民主党支持層が多いカリフォルニアに
近いにも関わらず意外と保守派で、共和党支持者が多いんですね。だから民主
党のオバマ氏としてはどうしてもこの時期押さえておきたい地域だったのでし
ょう。でもだんだんと共和党が劣勢になってきて危機を感じたのか、選挙の前
日の月曜日、夕方マケイン氏もぎりぎりでやはりラスベガス郊外ヘンダーソン
に遊説にやって来ました。

お隣の州のユタ州やここネバダ州はモルモン教など宗教色が濃い地域で、堕胎
などには敏感ですから、堕胎を禁止することを支持している共和党に票を入れ
る人が多いのです。飲む、打つ、買うが揃った「罪深き街」と言われているこ
のベガスの意外な面です。街の経済を牛耳っているのは、実は銀行業や弁護士
医者をしているモルモン教の人達で、この街では宗教を持っている70%はモル
モン教徒と言われています。彼らはお酒もカフェインもギャンブルも勿論、堕
胎も禁止されていて、とても教育水準が高く、ですから経済力もある訳です。

先日も日米協会という全米に支部があるアメリカ人と日本人のビジネスパーソ
ンの交流を目的とした会のランチに出席したのですが、日本語がとっても上手
な弁護士さんや色々な職種のアメリカ人男性と名刺を交換してきました。皆、
やはりモルモン教の伝道で日本に2年間行っていたそうです。TVに出ていたタ
レントのケント・デリカットさんやケント・ギルバードさんみたいな感じでほ
んと皆さん日本語が上手で驚きました。「雨降って地固まる」とか「背後霊」
なんて言葉も交えて冗談を言い合っていました。

パーティーでは政治の話と宗教の話は口論になるから、してはいけませんとマ
ナーの本には書いてありますが、この国ではこの話抜きには語れません。大統
領選挙はお祭り騒ぎで、政治家も一般の人に語りかけるように話すので、皆演
説には耳を傾けてくれるようです。口下手なことが美徳な国に育った私達には
難問ですが、日本のことを外国に分かってもらえるように、そろそろ口を開か
ないといけないようですね。こう考えていくと日本を代表する顔が福田さんか
ら麻生首相にバトンタッチされた理由がなんとなく分かってきます。

(ネバダ州ラスベガス在住 カズコ・デイビス)

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● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報 ————————■□

■ 韓国外食情報 その70 最終回 国民的な間食「トッポキ」

最もポピュラーな間食のトッポキは、日本でもよく知られている。以前紹介し
たスンデと同じく粉食店や路上屋台の定番メニューとして、住宅街はもちろん
オフィス街、繁華街など、何処でも目にすることができる。韓国人に最も親し
まれているトッポキは、そもそもチャプチェ(春雨炒め)から由来したもので、
王様が食べる宮廷料理だった。「餅を炒める」という作り方から料理名が定着
したもので、野菜と肉がメインとなる春雨の代わりにガレトック(細長い棒状
のもち)をカットして牛肉とナムル、きのこなどの野菜をたっぷり入れて醤油
と胡麻油で味付けをして炒めるものだった。

しかし、昔のトッポキと今の甘辛いトッポキとは作り方も味付けもかなりちが
う。そのきっかけとなったのは、1970年代にコチュジャンをいれて甘辛く炒め
た鍋スタイルの即席トッポキの登場からだといわれる。ソウルの「シンダンド
ン(新堂洞)にあるトッポッキタウンがその牽引役となった。ここでは毎年9
月か10月に地域住民を中心に「トッポキ祭り」が開かれ、無料トッポキ試食コ
ーナーやトッポキ調理大会、喉自慢など多彩なイベントで盛り上がる。ちなみ
に即席トッポキとは、底が深いフライパンにトッポキ、シコシコ太麺、ゆで卵
餃子、おでん、など具を山盛りして甘辛いコチュジャンソースをたっぷり入れ
て煮込んで食べるもの。価格は2人前で約8,000ウォンほどだ。

幅広い顧客層をもつトッポキは、味つけや売り方が進化しつつある。定番のト
ッポキから、チーズトッポキ、海鮮トッポキ、カレートッポキなど、具を追加
することによりバリエーションが豊富となった。また、非衛生的だったイメー
ジからチェーン化を採用したフランチャイズ企業が注目を集めている。トッポ
キというアイテムはありきたりで特徴もないように思われるが、他のアイテム
より初期投資金が少なく済むため、フランチャイズ加盟を希望する人が多い。
今月は、トッポキやティギム(天ぷら)専門フランチャイズ企業「アッタル」を
紹介しよう。

トッポキフランチャイズ・チェーン「アッタル」
学校の前には子供達を誘惑する面白い店がいっぱいある。韓国の場合、必ずと
いってもいいほど学校の前にはトッポキを売る店がある。放課後にトッポキや
スンデ、ティギムなど、食べた思い出がある。この甘辛いトッポキは最高の間
食だったのだ。しかし、トッポキやティギムはファスト・フード的に手軽く食
べられる利便性がある半面、何の規制もなく路上屋台で売られたため、非衛生
的なイメージが強かった。筆者も親と先生から常に屋台で売っている食べ物を
食べないように注意されたが、甘辛いトッポキの誘惑からいつも負けてしまっ
た。

このようなイメージを打破し、粉食も外食に位置づけようとするフランチャイ
ズ企業がトッポキとハーブ・ティギム(天ぷら)を売り物とする「アッタル」だ。
アッタルの意味は、「父はティギムを揚げて、娘はトッポキを作る」というコ
ンセプトそのものから、韓国語の頭文字をとったものだ。最初は、小さなお父
さんがティギムを売る粉食店から始まり、現在全国250店舗を展開する中堅フ
ランチャイズ企業として成長した。

アッタルの特徴は、ソフト面とハード面で既存の業態との差別化を図るために
工夫を施したところにある。まず、健康志向を意識してハーブやオーガニック
で栽培された野菜、100%植物性油を使用した。ハーブ入りのティギム、ハーブ
入りのタンスユック(酢豚)など、既存の料理にハーブを入れることが当たり人
気を得て、ウェルビーング食品として注目を集めるようになったのだ。また、
清潔感溢れる内装とユニフォームを着用することで全体の統一性を図り、既存
の粉食店のイメージからほど遠いモダンなレストランを思わせるほどだ。

メニューは、ハーブディギム2,000ウォン、トッポキ(米・小麦)2,000ウォン、
スンデ2,000ウォン、おでん1串500ウォン、BBQ焼き鳥(甘口・辛口・照り焼き)
1,500ウォン、ハーブタンスユック5,000ウォン、チリタンスユック5,500ウォ
ン、ハーブタンスユックセット(トッポキ+スンデ+ティギム+ハーブタンス
ユック)11,000ウォン、季節メニュー、など。

アッタル以外にも、ハーブ創作料理専門店「ハーブ感嘆」を開店(2004年)さ
せ、第2ブランドとして育てる。また、ウェルビーング料理と酸素で癒される
空間というコンセプトの酸素カフェ「オー・トゥ・スペース(O?TWO?SPACE)」
をオープン(2005年)した。今後も、本格的な外食企業として飛躍するために
次々と新しい業態を開発して事業拡大を図る計画だ。

「アッタル・サンドドン店」
Sangdo1-dong, Dongzzaku-gu,Seou,Korea
電話/82-16-838-6122
営業時間/平日AM11:00~PM22:30
http://www.addal.co.kr/
レート:1,000ウオン=77.54円、2008年11月4日時点のレート

長い間ご愛読ありがとうございました。ちょうど70回目の韓国外食情報を書い
た今回で、一旦連載は休止させていただきます。私は立教大学経営学部経営大
学院で、フランチャイズを研究し博士号を取得するために頑張っており、しば
らくは学業に専念をいたします。しかし、学業の傍ら、韓国外食企業の研究や
交流もしておりますので、韓国進出を計画なさる方があれば、是非ご相談くだ
さい。しばらくお休みをいただきますが、また、機会があれば執筆を連載させ
ていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

レポート 李美花
筆者略歴
韓国出身。
長安大学日本語科卒業
ソウル首都料理専門学院で和食と韓国料理の調理師資格取得。
草堂大学調理科学科にて外食経営を学び、卒業。
2004年4月に日本に留学し、立教大学ビジネスデザイン研究科(MBAコース)
入学。
2006年3月同校卒業。経営学修士。
2006年4月立教大学経営学研究科博士課程後期入学、米日韓におけるフランチ
ャイズ・システムをテーマに博士号取得を目指している。
その他、日本では「飲食店経営」執筆中、韓国では「外食経営」等に執筆し、
現在は韓国フランチャイズ雑誌Business & Franchiseに日本のフランチャイズ
企業動向を執筆中。
○筆者連絡先 mihwalee@hotmail.com

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 米穀情報報 —————————————————■□
※この情報は、米穀データバンクのご協力により、「米穀市況速報」(日報)
から、一部記事を要約したものを掲載させていただいています。(月1掲載)
記事・図表の無断転載・引用を禁止します。

■ 関係業界からヒアリング(米流通システム検討会)

10月29日、農水省で第3回米流通システム検討会が開催された。トレーサビリ
ティ、原料原産地表示、流通規制の3テーマについて、業界関係者からヒアリ
ングを行った。

今回は、市川和哉・(株)大戸屋執行役員商品部長、齋藤孝喜・全国米菓副理
事長、佐藤功・全国包装米飯協会会長、米本博一・全農常務の4氏が自社や業
界における取り組み、検討課題に対する考えを報告。

全農米本常務は、今回の不正規流通事件は流通段階でのトレースができない現
行の流通の盲点を悪用したとして、「米穀を取り扱う全ての業者に対し、米の
仕入れ・加工・販売等の記帳や行政への報告を義務付ける必要がある」とした
ほか、原料原産地表示も「米加工品や外食産業での米使用も含めた全ての米商
品に原産地表示の義務付けを拡大することが必要」などの考えを示した。

齋藤全国米菓副理事長は、原料原産地表示は不安定な原料(くず米、MA米)購
入事情に影響するとの考えを示し、安定した国産加工米の供給を要請した。阿
南委員は、「義務付けや流通規制は国に要望するものではなく、事業者が実施
すべき」との意見を述べた。
(2008年10月30日)

■ 播州精米がJAS違反(兵庫)

兵庫県北播磨農政局農林振興事務所は10月24日、西脇市黒田庄町の播州精米
(株)が但馬コシを丹波産と偽って販売していたとしてJAS法に基づく改善を
指示した。

同事務所によると「不正販売の情報を受けて調査したところ明らかになった。
現在のところ把握しているのは今年8月から9月にかけて、但馬コシ約400袋を
丹波産として販売していたもので、売り先は県内や大阪の量販店、小売店など」
としている。

また鹿児島、三重県産米をブレンドしたものを、兵庫県産と偽って販売してい
たことも判明したとのこと。
(2008年10月28日)

■ 関心高い「おぼろづき」「ふっくりんこ」

ホクレンが今秋から首都圏販売を計画する「おぼろづき」「ふっくりんこ」に
興味を示す量販店、米穀小売店が多い。

とくに高級スーパーと分類される食品専門スーパーを納入先に抱える卸の関心
は高く、「一定の価格までなら許容範囲の顧客が多く、販促コストなど込みで
の販売が期待出来る。是非とも導入を検討したい。最近は新品種に対する米担
当バイヤーの柔軟な姿勢が目立ち、商談に際してもスムースに進む傾向がある」
(都内A卸)と取扱いに前向き。

また、B卸も「まっしぐら導入時の販促PRのノウハウを活かせば、北海道の新
品種も売り込める自信はある。サンプルを入手してからの話だが、納入先の米
穀店との商談で話題になっている」としている。
(2008年10月20日)

■ ストーリーのある米(コンビニ)

コンビニ各社では、10月以降もおにぎり、弁当など米飯類の新商品企画が多く
控える。なかでも地場業者、JA等の新規開拓のチャンスは、「ストーリー性の
ある米」(関係商社)。

従来から盛んな地方行政とタイアップした地元食材導入の過程から、「栽培方
法や産地の特色など米にストーリーを持たせ、より地域色を鮮明に出していく」
との考え方。採用に際しては小ロットでも可能とのことで、「基本的に栽培手
法、産地周辺の環境などで、ひとつのストーリーが語れること」(同)という。

物語はPOP、パッケージ(包装)等に活用する考えで、「日本食の基本である
米に熱心な姿勢を示す狙いもある」。多くのチェーンでは冬メニューからの投
入を検討中で、「今月中には本部に売り込む必要がある」という。また、おに
ぎりの具など米に、他の食材をセットする営業も有効とも。
(2008年10月16日)

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース —————————-■□

■ モス、価格改定と商品仕様変更のお知らせ

株式会社モスフードサービスでは、平成20年11月26日(水)より、全国のモス
バーガー店舗(一部特殊店舗を除く)の一部商品において、販売価格の改定と
商品仕様の変更を実施します。

当社では、創業以来「人間貢献・社会貢献」の経営理念のもと、常に顧客本位
の商品・サービスの提供に努めてまいりました。しかしながら、物流コストや
人件費の増加をはじめ、昨今の原材料費高騰を受け、本年3月に販売価格を改
定しましたが、その後も原材料費は高騰し、長期的にはこうした状況がしばら
く続くものと思われます。

このような状況の中で、引き続き、管理コストの削減や効率化を積極的に進め
てまいりましたが、内部努力による吸収では賄いきれない状況となりました。
今後も商品やサービスの品質を維持するため、誠に遺憾ではありますが、やむ
を得ず以下の内容で改定・変更をします。

概要として、セット価格を20円~30円、ドリンク類、サイドオーダー類を10円
~20円値上げします。値上げ率は、売上構成比に個々の販売価格を加味した、
総売上ベースで3.5%程度となります。

また主力となるバーガー商品およびホットドッグ商品は、価格は据え置き、ハ
ンバーガーパティおよびドッグ用フランクフルトを6%程度減量する商品仕様変
更を行います。仕様変更にあたっては味のバランスに配慮し、その他の食材の
量目は変更せずに商品全体としてのボリューム感を損なわない規格としていま
す。

※ モスチキン、黒胡椒チキンの2品については、12月26日(金)からの実施と
なります。

○URL: http://www.mos.co.jp

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

■ ドイツその3 ヴァルトブルク(Wartburg)

ワイマール(Weimar)市に宿泊し、のんびりとした街の雰囲気を堪能したあと
フランクフルトに向かい、途中、ユネスコ世界遺産の古城のヴァルトブルク
(Wartburg)城を見学しました。ヴァルトブルクは11世紀にルードヴィッヒ・
デア・シュプリンガーを建てました。13世紀に伝説の歌合戦が行われるたり、
王女エリザベート(Elisabeth)(後の聖エリザベート)のパンをバラに変え
た奇跡、16世紀の宗教改革を起こしたマルチン・ルターが迫害を受け、一時的
にこの城に避難し聖書をドイツ語に翻訳したこと、等で有名です。

旧東ドイツの街の小高い山に聳え立つお城です。街を通り抜けてバスで山をあ
がり、駐車場で小型の車に乗り換えて頂上まで上がります。頂上からの360度
眺められる光景は素晴らしいですね。すでに紅葉が始まっておりました。実践
的な古城というイメージで訪問したのですが、11世紀から19世紀まで建築が行
われた実用的な城です。外観からは小さなお城なのですが、3層の城内部は広
くて、ドイツの歴史を勉強するにはぴったりです。宗教改革を行ったマーティ
ン・ルターの質素な居室がそのまま残されており、こんな環境で1年弱でドイツ
語に聖書を訳したのかと感心させられました。お城の写真に関しては図面入り
で詳細な写真入りの説明が http://www.wartburg-eisenach.de/frame_wn.htm
で、ありますのでご参考ください。

お城のある街は人口数万人の小さな街アイゼナハEisenachですが、バッハ博物
館などの有名な施設があります。旧東ドイツの街で旧弊していたものを綺麗に
整備したそうです。お城見学の後に、街を散策しランチをすることにしました。
どの街も中心には教会と市役所があり、その前には大きな広場が広がっていま
す。

その一角の古い石造りのレストランで食事をすることにしました。数百年たっ
たと思われる石造りのワインセラーのようなお店です。店内は薄暗く、照明が
ほのかにテーブルを照らしています。ロマンチックな雰囲気で、我々のような
団体客にはもったいないお店です。勿論、ビールを注文です。私は黒ビールを
注文しました。

店名 BRUNNENKELLER
料理は
・BROKKORI CREMESUPPE
(ブロッコリーのクリームスープ)
・THUERINGER MUTZENBRATEN, GEREICHT MIT BUNTEN
GEMUESE , PETERSILIENKARTOFFELN
(チューリゲン風ポークグリル、温野菜添え)
・BIRNENCREME , GARNIERT MIT SAHNE
(洋ナシのババロア 生クリーム添え)

でした。ポークグリルは煮てあるように柔らかく、付け合せのたっぷりのポテ
トが美味しかったですね。サービスはそっけないのですが、雰囲気が良くてカ
ップルの方にお勧めのお店です。また、石畳の街の商店街には色々なレストラ
ンが点在しているし、ドイツ流のホットドックのスタンドが点在しています。
音楽の好きな人にはバッハ博物館があるので堪らないでしょう。

お城の説明
http://www.wartburg-eisenach.de/frame_wn.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Wartburg_Castle
http://www.shejapan.com/whs/wartburg/wartburg.html
Eisenach市のサイト
http://www.eisenach.de/Das-Neueste.21+M52087573ab0.0.html

街の光景
http://www.germanplaces.com/germany/eisenach.html

レストラン
http://www.brunnenkeller-eisenach.de/
http://www.restaurant-kritik.de/68383/#map

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