weekly Food104 Magazine 2009年10月7日号

メルマガバックナンバー

● 新店オープン情報
● 日本外食ニュース
● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報
● 米穀情報
● 食ビジネスニュースリリース
● 王利彰のレストランチェック

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莫莫居 鶯(ばくばくきょうぐいす)

実家に帰省中、親戚の田んぼの稲刈りが終わったので、さっそく新米を味わっ
た 莫莫居 鶯の石井がお知らせいたします。

今回のテーマは秋田の地酒『高清水』です。

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豊かな大地に恵まれた、秋田のお米。高清水は秋田の良質なお米と名水、そし
て人の和を基調に、酒質への熱いこだわりをこめています。

当店では「高清水」3種類お飲みいただけます。

「高清水 キモト特別純米酒」
秋田県産のお米を丁寧に磨き、手間ひまを惜しまず生?(キモト)造りで醸し
た逸品。香りは上品でやわらか、まろやかなコクとふくらみのある旨さがお楽
しみいただけます。

「しみずの舞 純米吟醸酒」
45%まで磨き上げたお米の上品な旨味と、ふくよかな香りが際立つ純米吟醸酒。
程よい酸味が全体を引き締め、飲み口がやわらかです。

「高清水 ひやおろし山廃仕込み」
秋に収穫した大粒で良質のお米を使い、伝統の「山廃仕込み」で丁寧に醸した
「秋季」限定品。昔ながらの幅のある味わい深さ、濃醇で、まろやかな風味で
す。

手頃に飲めるぐい飲みを用意して、お楽しみいただけるようにもなっています。
ぜひお試しください。
お友達と大勢の飲み会でも、まったり飲みでも、もちろんお一人様でも、さま
ざまなシーンでも最高のおもてなしができるようがんばっていきます。

莫莫居鶯では皆さんのご来店をお待ちしております。

担当 :店長 藤代(ふじしろ)

ほっこり和食 莫莫居 鶯 (ばくばくきょ うぐいす)
東京都豊島区西池袋1-18-1 五光ビルB1
電話  :03-3987-0085
メール :info@bakubakukyo.com
地図  :http://www.bakubakukyo.com/shop.html
営業時間:年中無休(年末年始以外)
ランチ  月~日 11:30~15:00
ディナー 月~土 17:30~24:00
日・祝 17:30~23:30

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● 新店オープン情報 ———————————————-■□

■ フォーク1本で気軽にイタリアン BALLONDOR(バロンドール)オープン

ワイワイガヤガヤ楽しめる小皿イタリアンの店、BALLONDOR(バロンドール)
が9/6にオープンしました。「バロンドール」は、『日常の中にあるお気に入
りのお店』がコンセプト。 毎日でも来れるような、肩ひじの張らないイタリ
アンを目指します。「気のおけない仲間とフォークでイタリアンを。」 そん
な想いから、全品フォーク1本で食べて頂けるようなメニューを考えました。

フレンチやスペイン料理のテイストも入ったメニューは、 「冷たい小皿」、
「暖かい小皿」を中心に構成されています。 定番の料理から、バロンドール
オリジナルの小皿料理まで、 お好きなものをチョイスして楽しんで下さい。

○メニュー例
自家製 鴨の生ハム
自家製ミートボール~完熟トマトのデミソース~
牛肉と切り昆布のサラダ
スモークチキンのシーザースサラダ
ホタテのウニソース焼き
バラエティーチキンのグリル
タスマニアサーモンのグリル
エビと野菜のスパイシーフリット
ズワイ蟹と九条ネギのカラスミスパゲッティー
バロンドール カルボナーラ
極上ペスカトーレ(ロッソ・ビアンコ・ヴェルデ)

○店舗データ
住所:東京都中央区日本橋人形町1-4-13
アクセス:東京メトロ日比谷線 人形町駅A5番出口徒歩1分
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅8番出口徒歩4分
TEL:03-6206-2164
営業日・営業時間平日:11:30~14:30 17:00~23:00
土日祝 17:00~23:00
定休日:なし
広さ・席数:29坪・45席
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● 日本外食ニュース ———————————————-■□
9月29日から10月6日

■ 北欧イケア 和をまとう 家具小売り大手 デザインで魅了 商品企画のプロ
が採点 2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.shopbiz.jp/ac/news/42849.html

日本にある5軒の店舗に、年間2,020万人を集めるスウェーデン発の家具専門店
「イケア」。組み立て式の商品、セルフサービスの売り場と、日本ではなじみ
の薄いスタイルを貫きながらも多くの顧客を引き付ける。世界最大の家具小売
りチェーンだからできる大量生産を背景に、デザインを重視した家具やインテ
リアを安く提供するのが特徴だ。世界共通商品をうたう半面、日本の消費者に
あわせた細やかな店作りにも気配りしている。

■ ららぽーと 埼玉・三郷に開業 親子で遊べるSC 疑似通貨で知育 釣り遊び
体験も 2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8801&NewsItemID=
20090930NRS0031&type=2
http://www.lalaport-shinmisato.com/news/index.html

三井不動産が手掛ける10番目の郊外型大型商業施設、ららぽーと新三郷(埼玉
県三郷市)が開業した。注目はターゲットの異なる3つのアミューズメント施
設。幼児からシニアまで幅広い層が楽しめる施設に仕上げ、いずれも休日は行
列ができる人気のスポットだ。巨大ショッピングセンター(SC)がひしめく埼
玉県南で、「時間消費型」施設を備えることで独自性を発揮しつつある。

トーマスのテーマパーク 疑似通貨で知育
吉本興業の水族館 釣り遊び体験も
ラウンドワンの複合型施設

■ 子どもお断りのホテル――料理・サービス磨き抜く(HowTo商い)
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites/index.html
http://www.miyakohotels.ne.jp/baysuites/index.html#concept_a

料金を安くして集客しようと考えるサービス業が多い中、あえて顧客層を絞り
込み、独自に磨き抜かれた価値にふさわしい料金で提供する企業もある。その
代表例が志摩観光ホテルベイスイートだ。既存の志摩観光ホテルをクラシック
と位置づけ、昨年10月に新たに誕生したベイスイートは、50室全てが100平方
メートル以上のスイートルーム仕様のリゾートホテルだ。主要顧客層を大人に
設定しているため、11歳以下の子供は宿泊できず、レストラン利用も宿泊者に
限定されている。

■ うどん、しなやかで粘りも(食の新選組)
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.nisshin.com/company/release/details/090914_343734.html

様々なうどんメニューに対応できる業務用うどん用粉「真麺許皆伝(しんめん
きょかいでん)」。
16年間販売してきた「麺許皆伝」を改良し、食感、味わいのすべてに向上を図
った。しなやかで粘りのある「たおやかな食感」が特徴。生麺、ゆで麺、冷凍
麺、乾麺など様々な形態のうどんに適し、合わせる食材を引き立てる。内食、
中食、外食など幅広い業態で利用できる。

今年3月に発売した従来品に、ナポリピザ専用の小麦粉「ルスティカ」もある。
冷めても硬くなりにくいのが特徴という。

■ 沖縄豚に「プレミアム」 柿安本店 まず主要6店で 飼料に泡盛かす 飼育長く
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2294&NewsItemID=
20090930NRS0097&type=2
http://www.kakiyasuhonten.co.jp/taste/deli04.html

柿安本店は10月10日、自社運営の精肉店で、沖縄県の養豚場と共同開発した高
級豚肉の販売を始める。ブランド豚「あぐー」の飼育日数を従来より長く設定
したうえ、飼料に泡盛の搾りかすを利用することで、うまみ成分を増やした。

■ グローバルユニット、バーガー冷凍具材通販、パティに長野産和牛
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080811c3b1103n11.html
http://tfh.flat-head.com/modules/topic/index.php?page=article&storyid=22

【長野】カジュアル衣料販売などを手掛けるグローバルユニット(長野県千曲
市、小林昌良社長)は10月中旬、自社レストランで扱うハンバーガーの通信販
売を始める。地元産の牛肉やパンを使い、グリルがなくても簡単に調理できる
のが特徴。他社の通販バーガーは「価格の割に質は高くない」(小林社長)と
みて、こだわりの味で県外の顧客を開拓する。通販を始めるのは米国風レスト
ラン「グーギーズ カフェ」で提供するグーギーズバーガー。

■ コロワイド東日本、低価格居酒屋40店体制、業態転換中心、年内にも
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.colowide.co.jp/brand/brand.php?brand_no=17

居酒屋チェーンのコロワイド東日本(神奈川県横浜市、五十嵐茂樹社長)は低
価格居酒屋「うまいもん酒場 えこひいき」の出店に弾みをつける。不振店か
らの転換を進め、年内に最大40店と、現在よりも4割弱増やす。景気が回復し
ても低価格店の市場規模は拡大するとみて、主力居酒屋「甘太郎」に次ぐ成長
の柱に育てる考えだ。

■ アルミ缶ワイン、山陽新幹線でも販売、モンデ酒造、納入先拡大
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090924c3b2405324.html
http://www.mondewine.co.jp/
http://maru-toku.jugem.jp/?eid=132

【甲府】ワイン製造のモンデ酒造(山梨県笛吹市、飯島達成社長)はアルミ缶
入りワインの拡販に乗り出す。東日本旅客鉄道(JR東日本)に続き、このほど
西日本旅客鉄道(JR西日本)への納入も開始。28日に山陽新幹線の車内で売り
出した。月間4,000本程度の売り上げを目指す。モンデ酒造は今後、山梨県産
ブドウ100%の安心感や販売・飲用時の利便性を訴え、鉄道会社への売り込みを
強化する。

■ 業務用ベルギービール、アサヒが営業攻勢、取扱店5割増1,200へ
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.asahibeer.co.jp/news/2008/0528_2.html
http://www.konishi.be/beer_portfolio/

アサヒビールは飲食店向けの業務用「ベルギービール」の拡販に本腰を入れる。
ビアホールなどに営業攻勢をかけ、取扱店数を来年末までに現在比5割増の約
1,200店にする。ベルギービールは価格が国産の2倍近くするが、果実風味など
独特の味わいが若い女性の支持を集めていることから、景気悪化で振るわない
業務用ビールの起爆剤にしたい考えだ。

■ カフェラテなど、モスが100円に、あすから13日まで
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/09/30/064/?rt=na
http://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_090928_1.pdf

「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは、10月1日から全店でコー
ヒーとカフェラテを100円で提供すると発表した。同13日までの期間限定。10
月1日の「コーヒーの日」に合わせて販促を始める。

■ スタバ、あすから、カップ持参で飲料50円引き
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.j-cast.com/mono/2009/09/29050276.html
http://www.starbucks.co.jp/goods/bmc.html

スターバックスコーヒージャパンは10月1日、店にマグカップやタンブラーを
持参した客を対象に、飲料を50円割り引くサービスを始める。11月3日までの
期間限定で、全店で実施する。

■ フードディスカバリー――野菜ソムリエ認定レストラン(食を支える)
2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://www.efagri.co.jp/
http://fooddiscovery.jp/

「安全な野菜」に対する消費者の関心は高まる一方だ。最近は家庭菜園ブーム
が巻き起こり、野菜を売り物にする飲食店も増えた。こうした店に旬の食材情
報を提供し、新メニュー開発を支援するサービスが、フードディスカバリー
(東京・渋谷、福井栄治社長)の「野菜ソムリエ認定レストラン」。店の知名
度向上にも一役買っている。

■ サントリーフーズ市場開発部小西司氏 モスへ飲料納入、悲願達成
(フーズWho) 2009/09/30 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=8153&NewsItemID=
20090930NRS0100&type=2
http://news.livedoor.com/article/detail/4380755/

モスフードサービスのハンバーガー店が扱う清涼飲料が4月から順次、コカ・
コーラグループからサントリー食品の商品に切り替わった。有力チェーンのモ
ス攻略という長年の悲願を果たしたのはサントリーフーズ市場開発部の若手営
業担当者、小西司さん(27)。営業マンの鉄則である「粘り腰」に加え、持ち
前の「スピード感」が、歴代担当者が跳ね返されたコカの厚い壁を崩した。

■ 外食支える黒子役、厨房機器職人技に迫る、肉塊をプレス、高速カット
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
https://sv49.wadax.ne.jp/~food-eng-jp/?action_user_viewtop=1&r=g3PE4m
WEMw57
http://www.foodmach.co.jp/index_j.html

経費削減や省力化に追われる外食産業。店頭オペレーションや食材調達だけで
なく、厨房(ちゅうぼう)及びセントラルキッチン(集中調理施設)の調理作
業も高効率を求められる。業者の要望に応じながら、日々進化を続ける日本の
厨房機器。決して派手さはないが、細部に目を凝らす専業メーカーの創意工夫
が、飲食店のコストダウンを可能にし、時には人気メニューも生み出している。
ワタナベフーマック(名古屋市)の豚ロース用定貫スライサー「ステルス」は
外食や食肉関連企業のセントラルキッチン向け豚肉切断機。生(冷蔵)豚肉を
カットする能力は、1分間で140枚に達する。

■ 外食支える黒子役 ハンバーグ チーズ「包む」 550万食量産 業界に広がる
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.rheon.com/index_j.htm
http://www.rheon.com/ir/pdf/tanshin_21_3m090514.pdf

熱々のハンバーグを2つに切り分けると、中からチェダーチーズがとろりと溶
け出す。すかいらーく「ガスト」の「チーズINハンバーグ」は、2008年12月
の発売後、10カ月で550万食を売り上げた人気商品。これもレオン自動機の包
あん機「火星人」なしには量産できなかった。

■ 外食支える黒子役――5,000億円市場成長株は、電化製品、出荷数の3割
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.jfea.or.jp/

社団法人日本厨房工業会のまとめによると、2007年度の厨房機器の市場規模は
4,964億円。前の年度に比べて4%縮小した。ただ、05年度と比べると約1割高い
水準になる。その中で着実に成長しているのが電化製品。厨房大手のマルゼン
と共同開発し、今年7月に発売したIH中華レンジは80万円弱。従来品の6割程度
だ。

■ 平和堂、モール型百貨店、中国・株洲に開業
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.heiwado.jp/release/20090928.pdf

平和堂は9月下旬、中国湖南省の株洲市中心部に同社初のショッピングモール
型百貨店を開業した。中国では3店目。高層マンションやオフィス棟が連なる
施設の1~3階に売り場面積4万3,000平方メートルを賃借契約で設けた。開業1
年で約40億円の売上高を見込んでいるという。

■ コメも積もれば金になる!? ファミレス各社 新炊飯器に触手 コスト減へ
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.tanico.co.jp/products/new_products/micro/

日本の多くの飲食店にとって、なくてはならないのがコメ。使う量が多いゆえ
に、コストも無視できない。とりわけ炊きムラの根絶は外食業者にとって大き
な課題だ。タニコー(東京・品川)の「業務用マイクロ波炊飯器」は先進技術
の採用でこの厚い壁をクリア。ファミリーレストランなどから注文が相次いで
いる。

■ 不振店テコ入れへ新会社、ヴィアHD、企画・教育など一任
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.via-hd.co.jp/via/company/saiseiproject.php
http://www.atpress.ne.jp/view/11937

居酒屋チェーンのヴィア・ホールディングス(HD)はグループ各社が運営する
低収益店舗のテコ入れに本腰を入れる。再生事業を担う子会社をこのほど設立。
再生のためのコンセプト立案から人材教育までを一貫して任せる。再生専門の
子会社は「再生プロジェクト」(東京・文京)。すかいらーくで業態開発に長
く携わってきた尾曲辰朗氏を社長に据えた。再生プロジェクトの一環として、
このほど京都市の阪急電鉄「河原町駅」近くにある外食店「NINJA KYOTO」を
出店した。

■ リンガーハット ちゃんぽんに地域価格 国産野菜使用で、9~22%値上げ
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091001k0000m020088000c.html

リンガーハットは10月1日までに、全店で「長崎ちゃんぽん」など主力商品を
値上げした。これまで全国一律価格だったが、今回はコストの違いを反映し地
域価格を導入。上昇幅は「長崎ちゃんぽん」(450円)の場合9~22%の差があ
る。野菜を全面的に国産に切り替えたことによる原価率の上昇に対応した。

■ 「びっくりドンキー」のアレフ 省エネ支援に参入、1号案件は水関連企業
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090929c3c2900t29.html

【札幌】ハンバーグ店「びっくりドンキー」などを展開する外食大手のアレフ
(札幌市、庄司昭夫社長)は省エネ支援事業に乗り出した。自社の食材工場や
店舗で蓄積した省エネ・二酸化炭素(CO2)削減のノウハウを生かす。第1弾と
してミネラルウオーター製造の黒松内銘水(後志管内黒松内町)による、排気
熱を利用したヒートポンプ装置の導入に協力する。

■ 献立にポテチを、カルビー、ABCと提案、女性の購買を促進
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.calbee.co.jp/
http://www.abc-cooking.co.jp/

カルビーはABCクッキングスタジオ(東京・千代田)と共同で10月、ポテトチ
ップを食材に使ったレシピの提案を始める。堅い食感の「堅あげポテト」を使
った献立10品目をABCの教室で紹介。食品スーパーの店頭でも献立をPRし、女
性の購買を促す。

■ 家族亭、動画サイト使い販促、飲食風景客が投稿、20代の来店増見込む
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://kazokutei.co.jp/shop/curry.html

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=TpNTAYxRlng
http://www.youtube.com/watch?v=au-fsks3Aag

うどん・そば店を運営する家族亭は10月1日、動画投稿サイト「ユーチューブ」
を利用したカレーうどんの販売促進活動を始めた。店で「ジャワ風カレーうど
ん」を食べている様子を映した動画を投稿してもらい、1カ月間で最も閲覧数
が多かった客に無料食事券を贈る。手薄だった20代の来店客を増やす狙い。

■ サントリー食品 アズキ風味のペプシ 20日発売、和風第2弾、480万本限定
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/01/034/?rt=na
http://www.suntory.co.jp/news/2009/10568.html

サントリー食品は10月20日、アズキ風味のコーラ飲料「ペプシあずき」を発売
する。「ペプシコーラ」をベースに、香料の配合を工夫してアズキの風味を付
けた。サントリーは毎年、ペプシコーラの季節限定商品を販売している。今年
のテーマは「和」で、夏商戦のシソ風味に続く第2弾となる。

■ モスの携帯会員、300万人へ販促策、抽選で菓子や金券
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_090928_2.pdf

「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは携帯会員登録キャンペーン
を始める。登録後、10月14日から11月16日の期間に応募すると抽選で限定の菓
子や金券が当たる。同社の携帯会員は現在200万人で、中期的に300万人を目指
している。

■ ヒガシマル、しょうゆ成分入り健康茶、「中性脂肪が低下」
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.asahi.com/food/news/TKY200910010245.html
http://www.higashimaru.co.jp/mame/index.html

【神戸】ヒガシマル醤油(兵庫県たつの市、浅井昌信社長)は、しょうゆの成
分を生かした健康茶「減脂豆茶」を通信販売で発売した。同社と兵庫県立大、
武庫川女子大の共同研究で、しょうゆに含まれる天然成分のSPS(しょうゆ多
糖類)に中性脂肪低下の効果があることを確認し、SPSを含むお茶を開発した。
ダイエット中の人などを対象に販売する。

■ 第2位株主から社外取締役2人、すかいらーくが受け入れ
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.skylark.co.jp/company/news/pdf/2009/090930.pdf

すかいらーくは第2位株主の中央三井キャピタルから社外取締役2人を9月30日
付で迎えたと発表した。

■ 日本マクドナルド、今月もコーヒー無料
2009/10/02 日経MJ(流通新聞)
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2009/promotion/promo0929.html

日本マクドナルドはコーヒーを無料で提供する販促キャンペーンを10月も全国
の店舗で実施する。

■ イトキン、装飾造花強化、法人向けネット受注開始
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.itokinfun.co.jp/

アパレル大手のイトキンは子会社のイトキンファン(東京・渋谷)を通じ、造
花で空間装飾するアートフラワー事業を強化する。イトキンファンのサイトを
独立させ、ホテルやレストラン、オフィスビル運営業者など法人向けのインタ
ーネット受注を始めた。従来型の営業では手が回らなかった取引先を開拓する
狙いだ。

■ 「博多デイトス」、61店新規出店、JR九州、23日改装終了
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/hakata/news/redevelop/20090408/20090408
_0001.shtml
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a
7d0030d2e6/cb01778df831cc56492576410057eb20/$FILE/%E5%8D%9A%E5%A4%9A%
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88%97%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85.pdf
http://www.deitos.co.jp/hakata/

【福岡】九州旅客鉄道(JR九州)は23日に改装を終えて営業再開するJR博多駅
の商業施設「博多デイトス」の詳細を発表した。ファッションと飲食を中心に
改装前のテナント店の約半数を入れ替える。2011年春に駅ビルに開業する阪急
百貨店と接続し相乗効果を狙う。

■ 和食の「藍屋」もTポイント導入、CCCのデータ活用
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.ccc.co.jp/company/news/2009/20091001_001970.html

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が発行する「Tポイント」の導
入業態に10月から、すかいらーくの和風レストラン「藍屋」が加わった。CCC
とすかいらーくは提携関係を強化、Tポイントの会員データベースを活用した
マーケティングや販促施策を推進していく。

■ 「健康」追い風豆乳人気再び?「豆乳の日」PR多彩 業界 肉料理で共同販促
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.tounyu.jp/

豆乳の需要を伸ばそうと豆乳業界が本腰を入れ始めた。健康志向を追い風に、
紅茶やイチゴなどの風味で飲みやすくした豆乳飲料などがけん引役となって豆
乳人気は再燃の兆しが出てきた。12日に制定した「豆乳の日」に合わせたPR活
動も多彩になっている。日本豆乳協会(東京・千代田)は9月29日、設立30周
年の記者発表会を開いた。

■ JA全農あきた、減農薬米を増産、13年にコメ栽培の7割に
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090925c3b2504k25.html
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1227083499671/files/eco2.pdf
http://www.ak.zennoh.or.jp/20090415maireta.pdf

【秋田】全国農業協同組合連合会秋田県本部(JA全農あきた)は減農薬米「あ
きたecoらいす」の生産・販売を拡大する。今年は全体の水稲作付面積の0.3%
に当たる230ヘクタールで栽培したが、2013年までに栽培面積を全体の70%まで
広げ、同県産の標準米に育てる計画。生産農家の農薬などの費用を減らすとと
もに、環境配慮型商品への需要を開拓する。

■ 日本酒・ワインの品質向上、北海道「酒チェン」道半ば――北洋銀まとめ
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://210.133.102.233/company/report.html

「酒チェン」は道半ば。北洋銀行はこのほど北海道産の日本酒やワインの消費
や製造実態に関するリポートをまとめた。それによると、道産酒米を使った日
本酒や道産ワインの品質は向上しているが、道内で酒類の市場が縮小傾向にあ
る中、消費は伸びず、道産酒のイメージを変える「酒チェン」にはまだ課題が
多いと指摘している。

■ 最高の神戸牛、65頭が競う、JA全農兵庫、月末に共進会
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.zennoh-hyogo.com/index2.html

【神戸】全国農業協同組合連合会兵庫県本部(JA全農兵庫)は、10月29日に兵
庫県篠山市で「兵庫県畜産共進会」を開く。兵庫県内の畜産農家が育てた黒毛
和牛を出品し、小売店などが銘柄牛として知られる「神戸ビーフ」の年間最高
品を競う。

■ 兵庫県漁連、魚ファンクラブ、全国に会員1,700人
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.seat-sakana.net/seatclub.htm

【神戸】兵庫県漁業協同組合連合会(明石市)が7月20日に発足させた魚のフ
ァンクラブの会員が、10月初め時点で約1,700人に達した。

■ ブランドを育てる――秋田・大館市比内町「とんぶり」(食材最前鮮)
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/doc/tonburi?Open
Document
http://www.aishite-akita.com/shopping/ja-akita.htm

プチプチした食感を楽しめることから「畑のキャビア」「陸のかずのこ」と呼
ばれるとんぶり。掃除で使うほうきの原料「ほうき草」の実で、強壮強精、利
尿効果がある漢方薬でもある。秋田県大館市比内町は国内で生産量、生産額と
もに約8割のシェアを持ち、江戸時代から広く栽培されてきた。担い手の高齢
化で後継者不足などに悩まされるが、健康食品として生き残りに懸命だ。

■ 「日高屋」に持ち帰り窓口 ハイデイ日高 既存店も改装、売上高の2割目標
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.hiday.co.jp/

ハイデイ日高はラーメン店「日高屋」で持ち帰り事業を強化する。現在、売上
高のうち持ち帰り比率は1%にとどまるが、今期中に5%まで高め、中期的には20
%程度を目指す。9月中旬に開店した2店に持ち帰り専用窓口を設置したところ
利用が好調なことから、今後の新店には基本的に導入することにした。客数減
で既存店売上高の前年割れが続くなか、持ち帰り事業の強化で収益の底上げを
図る。専用窓口を設けて9月中旬にオープンした「瑞江駅前店」(東京・江戸
川)と北松戸店(千葉県松戸市)では、開店4日間の売上高に占める持ち帰り
比率が7~8%になった。

■ ワタミやデニーズ、社会貢献メニュー導入、売り上げ寄付・CO2相殺
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)

外食各社が社会貢献や環境配慮をうたったメニューを相次いで投入する。セブ
ン&アイ・フードシステムズは「デニーズ」で料金の一部を発展途上国の子ど
もの給食に寄付するキャンペーンを実施。ワタミは二酸化炭素(CO2)の排出
枠が付いた「カーボンオフセット」のカクテルを通常メニューに入れた。メニ
ューを通じた企業の社会的貢献(CSR)は今後も広がりそうだ。

シダックスも東京都渋谷区にあるレストラン「東京メインダイニング」で、今
月16日の1日限定でTFTの活動に参加。ワタミは「和民」「坐・和民」などグル
ープ約420店で9月下旬、カーボンオフセット付きカクテル2種類(各523円)の
販売を開始。

■ CO中毒再発防止、モス、従業員教育強化、各店ごとにチェック項目
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.mos.co.jp/company/ir/library/release/

モスフードサービスは7月に福岡県内の2店舗で発生した一酸化炭素(CO)中毒
事故をうけ、従業員教育の強化に乗り出す。換気の重要性を示すDVDを新規従
業員の教育に使用するほか、機器使用時の動作を確認するチェック項目を各店
ごとに設ける。従業員教育が再発防止に欠かせないとみて徹底を図る。

■ ファンデリー、おせち、食事制限中でも、低たんぱく品など2種宅配
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.fundely.co.jp/

医療食宅配サービスのファンデリー(東京・北、阿部公祐社長)は、食事制限
が必要な人を対象としたおせち料理を発売する。「私のおせち(ヘルシー」
(9,000円)と「私のおせち(たんぱく調整)」(8,000円)の2種類。それぞ
れの購入者は、栄養士による電話での食事相談サービスも受けられる。

■ ヤスブンが日本酒、ミネラル濃縮液、育成酒米で醸造
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://ameblo.jp/s-buyer-com/entry-10357586432.html

ヤスブン | 業務スーパー・酒専門店運営(福井・富山・石川)

【福井】酒類量販店を手がけるヤスブン(福井市、末定清剛社長)は、地元の
農家や酒蔵などと組み、県内で育てた酒米を用いた日本酒を発売した。塩水湖
から抽出したミネラルの濃縮液を使って育てた酒米を利用したのが特徴。通常
の酒米に比べ、ミネラルが豊富に含まれうまみが増しているという。商品名は
「大地からの手紙」。

■ カレー鍋、共同販促、ハウス・雪印、2,000店にPOP
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=2810&NewsItemID=
20090925NSS0115&type=2

ハウス食品は雪印乳業と組み、カレー鍋つゆを拡販する。鍋を食べ終わった後
にチーズを混ぜてリゾット風にして食べる方法をテレビCMで訴求するほか、全
国の小売店約2,000店舗で共同販促を展開する。

■ キャドバリーとウェザーマップ、のど乾燥の予報サイト
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://blogs.weathermap.co.jp/pr/

キャドバリー・ジャパン(東京・品川、井上ゆかり社長)は気象情報サービス
のウェザーマップ(東京・港)と共同で、のどの乾燥予報を提供する。キャド
バリーののどあめ「キシリクリスタル」シリーズのホームページで、全国9都
市の乾燥レベルを数字とイラストで表示。情報提供に合わせてキャンデーの認
知度向上と販売増を狙う。

■ 「どんと」都内3店、オホーツクの幸、期間限定で提供
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.sumitomo-rd.co.jp/news/files/0910_0001/restaurant_20091001.pdf

泉レストラン(東京・新宿)は都内の和食店「どんと」の日比谷、新橋、新宿
の3店で、北海道各地の海の幸を使った「オホーツク祭り」を始めた。10月31
日までの開催。

■ クリスピードーナツ、池袋の東武百に初のデパ地下店
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=232107&lindID=5

ドーナツ店を展開するクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(東京・渋
谷、山本恵司社長)は22日、百貨店に初出店する。東武百貨店(東京・豊島)
の地下1階で、国内11店目。

■ ゴハン 秋葉原駅前店(ワタミ) 女性客7割の居酒屋(新拠点味力を探る)
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://r.gnavi.co.jp/a043736/

男性の利用が大半であるパブ・居酒屋で、利用客の7割を女性が占める店があ
る。ワタミが9月に開業した、東京・千代田の「ゴハン 秋葉原駅前店」だ。
盛りつけを少なくするといったメニューの工夫だけでなく、パーティーやデー
トなど用途に応じて利用できる内装が好評。早くも常連客を獲得している。

■ 中沢フーズ、コクのあるクリーム(新商品ファイル)
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://www.nakazawa.co.jp/05page/se01_clotted.asp

中沢フーズ(東京・港、中沢康浩社長) 小容量のクロテッドクリーム「中沢
クロテッド」を発売した。

■ 明星食品、平打ちめんでもっちり(新商品ファイル)
2009/10/05 日経MJ(流通新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000001-maibz-ind
http://www.myojofoods.co.jp/news/pdf/20090925_01.pdf

明星食品 食べ応えのある平打ちめんを使用したカップめん「明星 ラーメン
の底力平打ち麺と濃厚しお」を5日に発売する。

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● 海外レストランNEWS 韓国レストラン情報 ————————■□

■ 韓国「2008年 外食マーケット まとめ その27 居酒屋 」

(17) 株式会社イウォン「トゥダリ」
創業(設立):1988年4月1日
加盟事業開始:1987年4月1日
売上高:48億6,380万ウォン(2008年度)
当期純利益:2,773万ウォン(2008年度)
ブランド:3つ
店舗数:1,914 店(加盟1,914、直営0)
従業員数:19人(3役員)(2008年12月31日現在)
所在地:インチョン市ヨンス区チョンハク洞500-5
ホームページ:www.tudari.co.kr
最初登録日:2008年7月29日/最終修正日:2009年5月15日

串焼きは、韓国人にもなじみがある食べ物として人気がある。韓国語では「コ
ッチグイ」と呼ばれるが、主にチキンを使う「タッ・コッチ」がポピュラーで
ある。20年前には、焼酎と一緒に食べる屋台定番のおつまみとして人気があっ
たが、ちょっと非衛生的なイメージも強かった。しかし、お洒落な内外装とマ
ニュアル化された商品・サービスを武器にするチェーン企業の登場によってコ
ッチグイ専門酒場と言う新しい業態が定着するようになった。

そのなかでも、1987年7月に1号店(インチョン)を出店したトゥダリは、同業界
ではパイオニア的な存在である。新しいコンセプトの「コッチグイ」を売り物
とする酒場業態は、消費者だけではなく、起業を希望する人々から高い支持を
得ていた。というのは低資本かつ夫婦が生計型で起業できるビジネスモデルに
特徴があるからだ。順調に出店を伸ばしたトゥダリは、創業から約20年経った
今は、全国に約1,800店をフランチャイズチェーン展開している。さらに、
1995年に、中国に進出を果たしている。他にも、串焼きを売り物とする酒場は
同社の新しいブランドの「カン」をはじめ、「コチマダン」、「ランデビュー」
などがある。

それでは、トゥダリの情報公開書を紹介しよう。
次の表は、「トゥダリ」の最近3年間の財務状況を表した表である。2008年の
売上高は、対比前年に比べて-13.2%減の48億6,380万ウォンとなった。当期純
利益は、対比前年-5812.1%という急激な減少の2,773万ウォンとなった。

「トゥダリ」の最近3年間の財務状況(単位:千ウォン)

年度 総資産 総資本 総負債 売上高
増加率 営業利益 増加率 当期純利益 増加率
2008 12,118,973 3,596,636 8,522,337 4,863,798
-13.2% 124,619 -48.7% 2,773 -98.3%
2007 11,892,543 3,993,682 7,898,861 5,504,720
3.6% 242,688 287.5% 163,943 73.5%
2006 11,253,292 4,129,918 7,123,374 5,304,000
– 84,385 – 94,507 –

出所:トゥダリの情報公開書より筆者作成(最終登録日:2009年5月15日)。

次の表は、トゥダリの最近3年間の加盟店数を時系列でまとめたものである。
年末の加盟店数は、やや減少傾向であり、2006年1,914店、2007年1,902店、
2008年1,914 店となる。

「トゥダリ」の最近3年間加盟店数推移(単位:店)

年度 年初 新規開店 契約終了 契約解約
名義変更 年末 増減 直営店 加盟店 店舗(計)
2,008 1,902 96 84 0
237 1,914 12 0 1,914 1,914
2,007 1,904 110 112 0
277 1,902 -2 0 1,902 1,902
2,006 1,915 125 136 0
271 1,904 -11 0 1,904 1,904

出所:トゥダリの情報公開書より筆者作成(最終登録日:2009年5月15日)。

トゥダリ以外にも2つブランドを保有しており、系列会社のブランド2つを合わ
せると、4つとなる。

ブランド名 業種/業態 情報公開 加盟店/直営店数
2006年末  2007年末  2008年末
1 カン 一般飲食 登録 69/0 50/0 40/0
2 ラクエン 一般飲食 登録 1/0 7/0 8/0
*ナムガネ・ソアックチュオタン 一般飲食 登録 - 105/0 120/0
*ハンモドゥム・スンデクック 一般飲食 登録 - - 58/0

注:*は、特殊関係人(系列会社)である。

以下では、トゥダリの情報公開書を紹介する。
2008年末の加盟店(1,914店)の地域別平均売上高は87,737千ウォンである。地
域別の内訳を見ると、加盟店の平均売上高が一番高いのは、ウルサンで120,651
千ウォン、デグが103,586千ウォンである。次に加盟店が集中しているのは、
キョンギで329店、ソウルが229店、キョンサンナムドが193店で、全国に分散
している。

(1)加盟店事業者の負担事項(営業開始以前):合計24,300千ウォン。その内訳
は、加盟金3,300千ウォン、保証金1,000千ウォン、最初必要商品費用500千ウ
ォン、その他費用19,500千ウォン。
(2)総設備投資費用:合計20,650千ウォン~21,050千ウォン(30m2)。
1.内・外装:18,500千ウォン
2.設備(冷蔵庫):600~700千ウォン
3.水道・ガス施設:120~140千ウォン
4.その他費用

(3)加盟金預託制度:預託制を採用しており、その預託金額は、4,300千ウォン。
その内訳は、加盟金3,300千ウォン、保証金1,000千ウォン。

(4)広告・販促費用分担事項:2008年度本部の広告費は8,384千ウォン。
(5)営業中の負担事項
ロイヤルティ:55千ウォン(VAT込み)

(6)営業活動に関する条件と制限
営業地域保護制度の有無:あり(非保護)と独占的排他的営業地域設定(×)
契約期間:契約締結日より2年間、契約更新あり1年(追加負担費用なし)。
兼業禁止義務無し。
営業時間および営業日数の制限:営業時間 午前16:00~02:00、営業日数
(3日以上の休みの場合は、事前相談が必要)
広告費負担:本部100%。
営業開始までの平均期間:45日
加盟本部の監督管理:定期的に巡回・監督・監理を行っている。定期巡回は
3~4回(年)。
教育・訓練関連事項:最初教育1日。年間必須教育1日。
1.新規教育:講義・実習(必須)、1日(9時間)、無料。
2.補修・新メニュー教育:実習、1日(3~4時間)、無料。

李美花
筆者略歴
韓国出身。
長安大学日本語科卒業
ソウル首都料理専門学院で和食と韓国料理の調理師資格取得。
草堂大学調理科学科にて外食経営を学び、卒業。
2004年4月に日本に留学し、立教大学ビジネスデザイン研究科(MBAコース)
入学。
2006年3月同校卒業。経営学修士。
2006年4月立教大学経営学研究科博士課程後期入学、
米日韓におけるフランチャイズ・システムをテーマに博士号取得を目指して
いる。
その他、日本では「飲食店経営」執筆した。韓国では「外食経営」等に執筆し
現在は韓国フランチャイズ雑誌Business & Franchiseに日本のフランチャイズ
企業動向を執筆中。
学業の傍ら、韓国外食企業の研究や交流もしている。韓国進出を計画なさる方
は是非ご相談ください。
筆者連絡先 mihwalee@hotmail.com

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● 米穀情報報 —————————————————■□
※この情報は、米穀データバンクのご協力により、「米穀市況速報」(日報)
から、一部記事を要約したものを掲載させていただいています。(月1掲載)
記事・図表の無断転載・引用を禁止します。

■ 認知拡大がテーマ、相次ぐチルド弁当の採用

ファミリーマート、セブンイレブンなどコンビニチェーンでは、低温で管理し
て賞味期限を延ばしたチルド弁当の導入が進んでいる。期限切れに伴う廃棄ロ
スの問題や、環境面を考慮したことが採用の理由。消費者への認知拡大がテー
マとなっている。

現状の販売経過について関係筋は、「チルド弁当の先駆けはスリーエフで、そ
の後のファミリーマートが導入したことで広まりつつある。通常は20℃前後か
ら5℃前後の低温で管理することで、消費期限が3日にまで伸ばすことが出来た。
また製造から配送、販売に至るまで低温で管理することから、生野菜や海鮮物
等の活用が可能になった。ご飯に使用する米はそれぞれのチェーン毎に、従来
からの採用銘柄を当てているようだ。ただ、実際の販売は“日持ちがしすぎて
逆に不安だ”と、敬遠する消費者も少なくない。メニューの工夫とともに、安
心イメージの浸透が鍵を握る」と語る。

また、有力B卸は「一般的に認知と販売実績の拡大を前提とするが、将来性は
十分にあると見ている。メニュー特性に合う米の提案も考えたい」と意欲的。
(2009年10月2日)

■ 「新規需要米」活用の精米・包装米飯を輸出(神明)

(株)神明は9月30日、「新規需要米」を活用した海外戦略について明らかに
した。海外において日本の「ごはん」を定着させるため、精米・無菌包装米飯
を本格的に輸出すべく、(1)新規需要米枠を利用する産地農協との契約(2)
海外用パッケージ及び製品ラベルの作成(3)海外食品見本市への出展・出品
(農水省とのタイアップ)の体制が整ったとしている。各項目の概要は以下の
通り。

(1)輸出する精米・無菌包装米飯の原料は新規需要米を使用し、これらを安
定確保するために富山・みな穂農協、秋田・秋田おばこ農協と供給契約を締結。
21年産の計画数量は約330トン。

(2)海外戦略の新たな取り組みとして、欧州・中国・東南アジア向けの無菌
包装米飯のパッケージ及び製品ラベルを作成。製品は子会社の(株)ウーケの
完全無添加食品で、香りが良くおいしいごはん。精米輸出は多くの国で輸入障
壁があるのに対し、加工食品である無菌包装米飯はほとんどの国への輸出が可
能。

(3)海外の食品見本市に積極的に取り組んでおり、今年10~11月にかけてド
イツ・イギリス・中国・韓国での出品などが決まっている。
(2009年10月1日)

■ 作柄不安で採用銘柄の決定を先延ばし(外食)

低温・日照不足による出回り遅れ、作柄不安等で、外食各チェーンの21年産米
の採用決定が遅れている。「多くの納入ルートを持つが、平均して昨年に比べ
1週間から10日は先延ばしとなっている。通常なら今月の頭に決まっているチ
ェーンも、今年は作柄をしっかり見極めてからとしている」(A卸)とのこと。

最も話題となるのはボリュームの大きい道産米。それに関係するのか「東北や
北陸のB銘柄を採用しないかと、先週辺りから営業が激しくなってきている。
基本的には長年にわたり使っている道産米を、メニュー特性からも継続使用し
たい。ただ、卸、産地からも明確な作柄の情報が入らず、やや不安なことから
話(情報収集)だけは聞いている」(大手B外食チェーン)。

なお、某産地の関係者は、「はっきりしていないが、(北海道の)減収は避け
られないようだ。状況次第では新たな業務向けの需要が発生するかもしれない」
と新規の取り組みを睨んだコメントも。
(2009年9月17日)

■ スペース確保や企画物など目立つ新米販促

首都圏の量販店では、千葉・茨城など関東産新米の販売が広がっている。厳し
い消費者の節約志向から安めの売価が目立つが、一方で別売りスペースの確保
など販促の熱心な店舗を多く見かける。

先週末のチェックでも、ジャスコ都内店2カ所のエントランスに千葉ふさおと
め、ふさこがねの2銘柄で、新米専用の販売コーナーを設置。目立つように産
地をPRする幟、ポスターを掲示すると共に、大型炊飯器を配置(炊きあがりイ
メージの写真付き)して購買意欲を喚起する工夫や、イトーヨーカドー レジ
前とエントランスに、ご飯関連商品(ふりかけ、漬け物、カレールーなど)と
一緒に高知コシ・南国育ちの販売コーナーを配置するなどの試みが見られた。

背景には「今後のパンなど小麦製品の値下げに対抗する意味で、前月中に当社
の側から各納入先に提案した。また、勢いの衰えないカレー人気に加え、最近
では朝ご飯(朝に健康なご飯を食べよう)とのキャンペーンもあり、量販店側
も乗り気になっている」(同)ことがあるようだ。
(2009年9月11日)

○株式会社米穀データバンク:民間のコメ調査会社。生産・流通・市況など
コメに関する情報の提供を行っている。
○問い合せは、ricedata@japan-rice.com
○ホームページ「日本のコメ市場」http://www.japan-rice.com/main.htm

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 食ビジネスニュースリリース —————————-■□

■ くるみを使った新作和菓子が秋の限定商品として登場
~『亀屋万年堂』にて10月9日から発売予定~

カリフォルニア くるみ協会は株式会社亀屋万年堂が同社の“秋の味覚まつり”
キャンペーンにて、カリフォルニアくるみを使った「森の詩(くるみあんのコ
コアロール)」を販売することをお知らせ致します。

このキャンペーンは『亀屋万年堂』の直営店61店舗にて、2009年10月9日(金)
から10月25日(日)までの17日間展開される予定です。

各店舗の所在地は、『亀屋万年堂』ホームページ
( http://www.navona.co.jp/shop/index.html )をご覧ください。

今回の「森の詩(くるみあんのココアロール)」(税込:136円)は昨年行わ
れた第19回全日本カリフォルニア くるみ製菓・製パンコンテストの和菓子部
門にて金賞を受賞された田崎典子氏が、くるみは健康に良い食材でありロール
ケーキに程よい食感を与えることから開発を手掛けた一品です。

大きく刻まれたカリフォルニア産くるみ入りのくるみあんを柔らかなココアス
ポンジで巻いたロールケーキは、実りの秋を十分に楽しめるお菓子です。

○『亀屋万年堂』に関する問い合わせ先:
株式会社亀屋万年堂 マーケティング部 担当者:宮澤
東京都目黒区自由が丘1-15-12 TEL:03-3723-0345(代表)

○本件に関するお問合せ:カリフォルニアくるみ協会 日本代表事務所
担当:伊藤 大輔/猪瀬 典子(管理栄養士)
TEL:03-3505-6204 FAX:03-3505-6353
URL: http://www.californiakurumi.jp/

■ アマニや高純度ニップンセラミドが登場「食品開発展2009」に出展

日本製粉(株)は、10月14日から16日の3日間、東京ビッグサイトで開催される
「食品開発展2009(Hi/S-tec)」に出展いたします。当社は、n-3系脂肪酸、
リグナン、食物せんいが豊富に含まれており、現代人にとってまさに栄養の宝
庫といえる食材「アマニ」をはじめ、機能性素材として食品や化粧品に幅広く
活用できる高純度のニップンセラミド、小麦を原料とした小麦ふすま「ブラン
エース」「小麦胚芽」、注目の成分オレアノール酸含有粉末「パミス抽出物」
(参考出展)などをご紹介します。

○「食品開発展2009(Hi/S-tec)」開催概要
開催日時:2009年10月14日(水)~16日(金)10:00~17:00
開催場所:東京ビッグサイト 東4・5・6ホール(当社ブース6ホール 3-246)
出展規模:1,000小間
来場規模:45,000人

○日本製粉(株)出展内容
出展商品
(1)アマニ:ローストアマニ粒、ローストアマニ粉末、業務用アマニ油S、
アマニリグナン
(2)セラミド:ニップンセラミドRPS、CP、RLG
(3)パミス抽出物(参考出展)
(4)小麦関連素材:ブランエース(小麦ふすま)、小麦胚芽、小麦若葉
(5)家庭用健康食品:ローストアマニ粒、ローストアマニ粉末、アマニ油、
アマニゴールド、アマニ油&EPA、高麗人参シリーズ 他

○出展者プレゼンテーション
会期中に下記内容で出展者プレゼンテーションを予定しております。(聴講無料)
日時:10月15日(木)
<前半>13:00~13:20
<後半>13:30~13:50
会  場:東5ホールD会場
タイトル:<前半>ニップンセラミド(植物性グルコシルセラミド)の皮膚保湿
効果とその応用<後半>ニップンセラミド(植物性グルコシルセラミド)の食品
機能性

日時:10月16日(金)14:00~14:20
会場:東5ホールD会場
タイトル:アマニの3つの栄養成分(α-リノレン酸、リグナン、食物繊維)と食
品機能性

「アマニ」
カナダが主な生産・輸出国のアマの種子。外見や味は、ゴマに似ていて、生活
習慣病やアレルギーの予防に効果的という研究報告があるα-リノレン酸を豊
富に含みます。また、食物繊維や抗酸化成分のリグナンなども含有されている
ことから、健康によい食物として様々な国で注目されています。
「セラミド」
脂質成分の一種であるセラミドは、皮膚の表皮を守る働きをし、水分を保持す
る保湿機能や、外部の刺激から守るバリア機能があります。植物では米、とう
もろこしなどに含まれ、当社はこれら植物由来のセラミド、およびセラミドを
使用した健康食品を取り揃えております。
「パミス抽出物」
ワイン製造過程でブドウを圧搾した後にできる「果皮、種などの混合物」のこ
とです。抗酸化作用で知られるアントシアニンをはじめとするポリフェノール
類やセラミド、オレアノール酸などの有用成分が含まれる機能性素材です。

○この件に関するお問い合わせ先:
日本製粉(株) 経営企画部 広報グループ 岩堀有津奈
TEL:03-3350-3900 FAX:03-3350-2329

本リリースの詳細は
http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200910055282
株式会社共同通信PRワイヤー

■ 『PASCO SPECIAL SELECTION (PSS)』にて好評展開中

カリフォルニア くるみ協会と敷島製パン株式会社は、同社が展開するブランド
『PASCO SPECIALSELECTION』シリーズの中で、すでに好評を得ている5種類の
パン(すべてカリフォルニア産くるみ使用)に、今秋新たに2種類を加えた合
計7種類のパンをキャンペーン対象として、2009年10月1日から11月30日までの
2ヶ月間、首都圏約400店舗のスーパーマーケットなどで2,000円の商品券が当
たる懸賞キャンペーン「カリフォルニアくるみ大収穫祭」を実施致しています。

対象の全7種類のパンには上記の応募シールが貼られています。
この9月から新発売された「フルーツライ6個入」(220円)は“食卓に新しい
おいしさをお届けする”をコンセプトに、秋の恵であるくるみのおいしさが際
立った一品です。くるみやドライフルーツの素朴な甘みとライ麦のさわやかな
酸味で、ワインやチーズとの相性も抜群です。

○『PASCO SPECIAL SELECTION』に関する問い合わせ先:敷島製パン株式会社
東京事業部 販売促進グループ 担当者:内田 基代
東京都目黒区目黒本町2-1-12  TEL:03-3711-7582

○本件に関するお問合せ:カリフォルニアくるみ協会 日本代表事務所
担当:伊藤 大輔/猪瀬 典子(管理栄養士)
TEL:03-3505-6204 FAX:03-3505-6353
URL: http://www.californiakurumi.jp/

■ 「伊勢丹イタリア展」に出展 ピッツァのヨーロッパチャンピオンも招聘

日本製粉グループは、10月6日(火)から12日(月・祝)に伊勢丹新宿店で開催さ
れる「伊勢丹イタリア展」に出展。同展に出店のピッツェリアにも協力します。
今年の「伊勢丹イタリア展」のテーマは「美食家も唸るピエモンテの美味」。
宮廷文化の栄光から生まれた食文化に加え、豊かな土壌からもたらされる食の
宝庫として人気のイタリアピエモンテ州ならではの味わいが紹介されます。

かねてよりイタリア食文化の普及に力を入れてきた日本製粉グループでは、イ
タリアNo.1の「バリラ」パスタなど、各種イタリア料理食材をご紹介。さらに
ピッツァの常識を覆す創作性で人気のピエモンテ州のピッツァ職人アンドレア
・ボッシオ氏の同展への模擬店出店に協力いたします。

1.「伊勢丹イタリア展」開催概要
開催日時:10月6日(火)~12日(月・祝) 10時~20時 (最終日のみ18時終了)
開催場所:伊勢丹新宿店本館6階=催物場

2.日本製粉グループ出展商品
パスタ各種:「バリラ」「ヴォイエロ」
オリーブオイル:「カラペリ」
バルサミコ酢:「ジャコバッツィ」
チーズ:「ミレジマート」(パルミジャーノ レッジャーノ)  など

3.模擬店出店協力
ピエモンテ州で人気のピッツェリア「イル ペンシエーロ トレ」から、アンド
レア・ボッシオ氏が模擬店を出店しますが、その運営協力を当社取り組み先で
もある西新宿「スパッカナポリ」が行います。

○アンドレア・ボッシオ氏(イル ペンシエーロ トレ)
ピエモンテならではの食材をいかした創作性の高さが評判。2007年には「ピッ
ツア アクメ」がスペインのマドリッドで開かれたピッツアコンクールヨーロ
ッパ大会で優勝に輝きました。*10月6日(火)~12日(月・祝)来店予定。

○イートイン メニュー(テイクアウト可)
「ピッツア アクメ」
リコッタチーズやスピナーチ、ドライアプリコット、グラナパダーノといった
オリジナリティ溢れる素材の組み合わせに、今までの常識を覆す甘ずっぱいバ
ルサミコクリームをかけました。
「ズッキーニとトマトのピッツア」
シンプルなトマトソースベースでズッキーニの味を引き立てました。

○この件に関するお問い合わせ先:
日本製粉(株)経営企画部広報グループ 岩堀有津奈
TEL:03-3350-3900 FAX:03-3350-2329

本リリースの詳細は
http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200910055277
株式会社共同通信PRワイヤー

△▼△▼△▼△▼△▼△

● 王利彰のレストランチェック———————————–■□

■ とんかつ 勝烈庵

久しぶりに横浜のとんかつ 勝烈庵馬車道総本店にいきました。横浜というと
中華街のイメージが強いのですが、昔からの洋食やとんかつもあるのです。関
内の勝烈庵の本店は雰囲気も良いので私の大好きな店です。1階はカウンター
が中心、2階がテーブル席です。私はカウンターで料理の手順を見ながら食べ
るのが大好きで、今回もカウンター席に座りました。サラリーマン時代に関内
に事務所があり、ランチによく食べに来ていたのを思い出しました。

さて、横浜は海外からのお客様を連れていくことが多いのです。昨年も台湾の
親戚が来た時に横浜で何処にしようかと迷いました。中華街は高いし不味いの
で迷い、とんかつにしようと勝烈庵にきました。刺身よりも喜んで食べていま
した。米国からのお客様も良く目黒のとんきに連れて行くと喜びます。海外の
普通の人はまだまだ、生魚は嫌なようです。米国南部ではフライ料理が多いの
です。そのフライ料理の名物が、フライドチキンステーキです。チキンではな
くてビーフをフライドチキンの衣につけて揚げ、グレービーをかけて、マッシ
ュポテトの付け合わせで食べます。まるで、ビーフとんかつの趣ですね。米国
人にはとんかつをポークを使ったフライドチキンステーキだというとわかりや
すいようです。

さて、ここの名物、勝烈定食のカツは豚ヒレ肉をたたいて柔らかくし、薄く四
角に伸ばして、衣をつけて丁寧に揚げています。ヒレ肉を丁寧にたたいている
ので、肉の味があまりしないのです。比較的に濃い色になるまでカリッと揚げ
ています。私が勝烈庵が大好きな理由は実は、とんかつソースです。フルーツ
や野菜などをたっぷり入れたソースがたまりません。お土産で持って帰りたい
くらい美味しいのですが、生なので持ち帰りはできませんと断られます。この
ソース、市販してほしいですね。

さて、勝烈庵の勝烈定食のカツですが、最近の銘柄豚に慣れてしまうとちょっ
と物足りませんね。でも、さすが、最近は勝烈庵のメニューに三元豚や桃園豚
がのっております。

もう一つ、ここの名物が特製ヒレカツサンド1,000円です。勝烈定食よりちょ
っと小ぶりの四角いカツを、フライパンで丁寧に焼き上げた食パンに挟みます。
それにマスタードととんかつソースを丁寧に塗って出来上がり。皆さん、お土
産に必ず持って帰ります。もちろん2人前を注文しましたが、美味しそうなの
でうっかり持って帰る前に食べてしまいました。

さて、料理ですが、大勝烈定食とえびフライを注文。ボリュームがあって美味
しいですね。大勝烈定食2,100円というと高いようですが、手造りです。最近
とんかつの安いチェーン店などがありますが、輸入の豚肉に柔らかく加工(添
加物と調味料、うま味調味料を注入)していますから、柔らかくて匂いもない
のです。もちろん、食品スーパーの多くが販売しているとんかつも、輸入豚肉
の冷凍食品で加工してあります。だから安く販売できるのです。ファミレスの
とんかつも同様の加工方法です。

先日も、いくつかの大手食肉メーカーのとんかつを試食しましたが、柔らかく
て美味しいのですが、みんなインジェクション加工でした。もちろん、体に悪
いというわけではないようですが、自然の豚の味がしないのです。こんなとん
かつになれると怖いですね。たまには手造りのとんかつを食べて舌を調整する
必要があるでしょうね。

ちなみに、私の経営する莫莫居鶯のとんかつはハーブ三元豚にこだわり、一切
の加工をしないでとんかつにしています。そうすると価格の割にボリュームが
出ないので高いといわれるのです。でも、一寸歯ごたえがあるのですが、しっ
かりとした肉の味が美味しいのです。食べた後の後味が良いのです。これが、
加工をしていないとんかつなのです。

皆さんもたまにはとんかつ専門店で本物の豚肉を味わっては如何ですか?勝烈
庵には色々なメニューがありますが、私のお勧めは大勝烈定食と特製ヒレカツ
サンドです。

メニュー
勝烈定食 1,470円
ロースかつ定食 1,470円
若鳥フライ定食 1,260円
えびフライ定食 2,000円
串かつ定食 1,260円
一口かつ定食 1,350円
お好み定食 えびフライ 一口かつ 1,980円
盛り合わせ定食 若鳥くわ焼 一口かつ えびフライ 2,200円
大勝烈定食 2,100円
大ロースかつ定食 2,100円
です。

店名  勝烈庵 馬車道総本店
電話  045-681-4411
住所 横浜市中区常盤町5-58-2
HP http://www.katsuretsuan.co.jp/restaurant/
ブログ
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14000146/
http://blog.livedoor.jp/jta_tdb/archives/50344632.html

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