2005.06.01号
■ 蘇生したサンフランシスコの「フェリービル」

1935年にベイブリッジが開通するまで、40年間にわたって対岸のオークランド
やラークスパー、サウサリトとの行き来はフェリーに全て頼っていました。
しかしベイブリッジの華々しい完成で交通手段はモータリゼーション全盛の時
代を迎え、フェリーは廃れてしまいましたがサンフランシスコ・ベイエリアの
人々は常にフェリーを懐かしんでいます。

シンボルマークである時計塔は、12世紀のスペイン・セビリヤにあるものをモ
デルにして建造して以来100年間時を刻み続けています。本数を減らしたフェ
リーサービスは現存するものの、ビル自体の老化は防ぎようもなかったのです。

21世紀初頭に入り官民1体でこのフェリービルを再開発し、2003年には埠頭を
食文化のメッカに蘇生させました。一歩ビルの中に足を踏み入れると出て行く
のが惜しくて半日は捕まってしまいます。

入居している魅力のある店の一例をあげますと、
「テイラース・リフレシャー」
ナパバレーの北、セントヘレナで1949年から営業するハンバーガーの老舗。
フイッシュ・チップス、タコス、スープもおいしくてよく売れています。

「スランテッド・ドアー」
ベトナム高級料理 
バーに座ってカクテルやビールなどを楽しむのもいいです。

「ファマース・ガーデン」
全て有機農産物のみ提供しています。

「フェリー・プラザ・シーフード」
鮮魚を購入し、店内でクラムチャウダーなどを楽しんで帰るお客様が多いです
ね。

「ホグ・アイランド・オイスター・カンパニー」
止まり木に腰掛けて味合うハーフシェルとシャブリはこたえられないですね。

「ピーツ・コヒー」
対岸バークレーの1号店と比べると、この新しい店はピーツの歴史の変遷と進
化を見るようです。今年は創業来39周年にあたります。

「ストーンハウス・カリフォルニア・オリーブオイル」
産地直送のバージン・オリーブオイルの全てがあります。

「カペイ・オーガニック・フルーツ&ベジェタブル」
商品の陳列の美しさとその履歴を詳しく説明した内容が親切です。

サンフランシスコ・ベイエリアを訪れたら必見の場所であり、半日はおろか
終日をさくつもりで計画してください。
http://sanfrancisco.about.com/cs/familyactivities/a/ferrybldg.htm
http://sanfrancisco.citysearch.com/roundup/40207/sanfrancisco/.html#g1

○筆者撮影のアルバム
http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=9181&key=1601066&m=0
http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=9181&key=1601079&m=0