2004.4.14号
Vol. 25 大衆化100年、米国のハンバーガーの歴史といま(最終回)

○最近のトレンドは

ニューヨークでチェーン展開中の牛丼の吉野家は11月にニューヨーク第3店舗
目をオープンさせました。マンハッタン内のそれぞれ違う商圏に出店させてお
り、知名度を上げる意味でもこの3店舗目は重要と思います。フラッグシップ
店であるタイムズスクエアー店では、家賃や内装でも本来の吉野家とは少々違
うものでデビューしましたが、この3店舗目ではこれからの吉野家(ニューヨ
ーク)の進め方を良く考慮した店造りと感じました。席数は42席で店舗面積約
180平米とマンハッタンの街中では適当なサイズと言え、明るく清潔な店内は
良いイメージを与えるものと考えます。

この立地は46St.に面して五番街から100メートルほど西に入り、付近は日本企
業も含むビジネス街・ホテル街になっており、この時期は特にクリスマスツリ
ーなどで有名なロックフェラーセンターや、ターミナル駅であるグランドセン
トラル駅などにも近い立地です。辛口の意見を言えば、ファストフードである
以上ランチタイムでも、もっと早いサービス等が課題と思います。

最近のアメリカの食関連の動きでは、ローカーボ・ダイエットなどが騒がれて
おり、食品店でもダイエットコーナーと並んでローカーボコ?ナー等が充実し
てきています。私の廻りにもローカーボ・ダイエットをしている人が居ますが
なかなか長続きしません。これはまだ商品構成が少なく、決められた範囲のダ
イエット食では満足出来ないということかも知れません。

ところが最近の動きでは、アメリカ人の主食であるパンにもなかなか美味しい
ローカーボ商品が出て来ましたので、更なる商品開発によってはこのダイエッ
ト法がもっと普及するかも知れません。私は今のところ、流行で終わってしま
うダイエット法か普及するものかは半々の確率じゃないかと考えます。各グル
メ食品店やスーパーの商品構成が、このダイエット法によって少々変わって来
ているのが事実です。

食品総合スーパーの中で、当地では群を抜く素晴らしい店造りをしているウエ
グマンズは11月9日に最新店舗をオープンさせました。ニュージャージー州
ウッドブリッジ市の最新パワーセンターの一角にあり、隣接は当地最大のリー
ジョナルモールであるウッドブリッジS/Cで、更に付近は商業施設の集まる
激戦地でもあります。この4店目はニューヨーク商圏のウエグマンズでは、マ
ンハッタンから一番近いロケーションになりました。

最近ニューヨークの食品店やレストランが日本へ進出しています。食品店で
はディーン&デルーカが、レストランではオイスター・バーやイル・ムリーノ
、ネイサンズ・フェイマス等が進出しましたが、次回のニュースレターでは当
地の本店と比較できるような機会も考えています。アジアブームの延長で中国
、韓国、タイ、マレーシア等のレストランが流行っていて、このパワーもお伝
えしたいと思います。日本食のブームも大いに続いており、アメリカ人が率先
して枝豆や豆腐を食べるようになり、通常の食品店でも扱うようになりまし
た。この辺のビジネスも充分魅力のあるものになってきたように思います。

今回収集して書き切れなかった沢山の情報が手元にありますので、最新情報や
もっと詳しい情報が欲しい方、また写真が欲しい方は下城までお知らせ下さ
い。

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